シトロエンの細いタイヤ
行きは例によって、全国の駅弁が買える東京駅の「祭」で昼食を買う。姫路の「あなご重」。帰りは新大阪駅でたこ焼きを買って新幹線の中でビール。おみやげに蓬莱の豚まん。……いや、仕事に行ったんですよ?
久々に大阪モノレールに乗る。万博記念公園駅横のレールは、なんというか、遊園地のアトラクションっぽい、「何だか判らんけどスッゴイ乗物」を思わせる。
駅近くに、何やらでかいスタジアムを建設中。調べてみると、吹田市立でガンバ大阪がホームとして使う新スタジアムである由。スタジアム建設費用は募金で賄うこととし、先月、めでたく目標額の140億円を突破した。建設費用がその募金で納まるのなら、例の金食い虫の新国立競技場の18分の1(収容人数は新国立競技場の半分)。
一方、モノレールの比較的最近出来たらしい支線「彩都線」は、余計なお世話かもしれないが、(「ゆめ咲線」ほどではないにしろ)ちょっと恥ずかしい系の名前だと思う(単に路線名ではなく、このあたりのニュータウンの愛称なのだそうな)。もちろん、大阪がどうこうというのではなく、日本全国、そんなんばっかし。
行きは掛川あたりで結構激しく降っていたが、幸い、大阪でも降られず。しかし夜、帰宅した頃には激しい雨で、バスを降りて自宅までのわずかの時間で膝下あたりがびしょ濡れになった。
●ちょっと前にニイニイゼミを今年初めて聞き/見た話を書いたが、先週、ぐずついた天気のなかで、ヒグラシの初鳴きを聞いた。もっともニイニイゼミはその後もコンスタントに聞いているのだが、ヒグラシはそれ以来聞いていないので、だいぶフライングして出てきた個体だったのかもしれない。
それはそれとして、ここ数日、環境省の「いきものログ」が繋がらない。(7月10日午後、繋がったがちょっと挙動不審)
●「T-34の薄い転輪」の続き(幅が細いのが共通しているだけで、話題は全然続いてないけど)。
コウ中村さんのブログでシトロエン11CVが出てきたのをきっかけに、ひとしきり、またタイヤの話をあれこれ。その時、また別の方から、昔懐かしいプロファイル・シリーズの一冊で「トラクシオン・アヴァン」が出ているのを紹介していただいた。これに、タイヤサイズが年式別にきっちり書いてあった。曰く、タイヤはミシュランで、
11レジェール:150×400(1935)、165×400(1939)
11ノルマル:160×400(1935)、165×400あるいは185×400(1939)、185×400(1946)
なのだそうだ。
レジェールは前型の7CV以来の車体サイズのものでホイールベースは2910mm、ノルマルは拡大型で同3090mm、もっと大きいロングというのもあって、それは3270mm(数字は英語版wikipediaから)。タミヤのキットのホイールベースは35キットで約85mmで、ほぼ正確にレジェールのサイズになっている。
タミヤのシトロエン11CVのキットに関しては、48も35も、妙にタイヤ幅が分厚い気がして、以前、幅詰め工作に取り掛かったことは当ブログでも触れた。48についてはここ、35はここ。
どちらもエッチングソーでタイヤの中心でスライスしたものだが、数年前につまみ食い工作をして、そこで止まっている。いかんね。右写真は、当時載せた写真を2つくっつけてみたもの。上が48で下が35。
この工作自体は、箱絵や限られた写真から、「どうもキットパーツは分厚いな」という印象だけで適当に工作したものなのだが、工作途中でトヨタの名車館にあるタイヤサイズ(150-2.00)を見て、150をタイヤ幅(mm)と判断し、工作判断の補強材料とした。
一応、上の資料を見るとそれでよかったようで、150mm幅なら35で約4.3mm、165mm幅なら約4.7mmになる。
ちなみにシトロエンのタイヤは何社からかレジンパーツが出ているのだが、どうも個人的にはあまりピンと来るものがない。そもそもドイツ軍用のパターンのものは欲しくないし、Hussar ProductionsおよびDEFで出ているものはパターン的にはフランス民生用のようだが、Hussarはタミヤのタイヤよりも幅広らしく、DEFのものもタミヤと同程度の幅に見える。
なお、コウ中村さんは、これに関して、ノルマル以降の幅広のタイヤを履いている例があって、タミヤはそれをキット化してしまったのでは、という推論を述べている。仮に185mm幅で考えると、中村さんによれば、48キットでほぼ合致し、35キットではやや薄いらしい。
ちなみに、キットが(不十分に)表現している、中央に波型(というより三角ギザ型?)のトレッド・パターンは、これとかこれではないかと思う。
●しばらく前から、「河馬之巣」HPにはアクセスできなくなっているが、これはOCNのホームページ作成サービス、「PageON」のサービスが終了してしまったため。
最近まったく更新していないとはいえ、ないとなると若干寂しくもあるので、そのうちヒマな時に、フリースペースに再アップの予定。とはいえ、ファイル管理がいい加減なので、どれが最新のものなのかよくわからなくなっていたりする。
| 固定リンク
| コメント (11)
| トラックバック (0)
最近のコメント