ガリバタ
●12月17日水曜日。義兄弟分であるドイツ人Pの妹一家が来日し、鎌倉案内をして欲しいというので、朝、北鎌倉駅で待ち合せ。
P一族の鎌倉案内をするのは、1年前?くらいの姪っ子、先々月の兄夫婦に続いて3回目。そして来年か再来年には弟夫婦が来るはずで、その時にも鎌倉案内をするよう予約済み。
今回のメンバーは、PとPの妹夫婦、その子どもたち3人と、息子の彼女(アメリカ人?)。そして私の計8人。「迷子が出ないように旗でも持って行けば?」とかみさんに言われる。ドイツ国旗でも持って行けと……。
今回は円覚寺を振り出しに、建長寺門前でけんちん汁を食べ(これは姪っ子が来た時から定番)、円応寺で閻魔様と地獄の十王に謁見(鎌倉のお寺の中でも私のお気に入りなのでここも定番)。
巨福呂坂を越えて鶴岡八幡宮へ。参道で焼き銀杏を食べる(とても観光客っぽい)。
その後、鎌倉駅から江ノ電に乗って長谷の大仏へ。午後は早めに切り上げて「田谷の洞窟」を見に行こうという計画もあったのだが、どうも時間的に厳しそうだったので諦め、長谷大谷戸を歩いて佐助稲荷、銭洗弁財天とハシゴ。
兄夫婦を案内した際には浄智寺、英勝寺、寿福寺など、結構シブめのところを回った(そして大仏にも銭洗弁天にも行かなかった)のに比べると、今回は定番度高し。
最後は大船で「ちょっと高級な居酒屋」で夕食を食べた。
ちなみに、当然ながら私はドイツ語は話せず、英語もお粗末なもの。人数が多かったので、「通訳」のPには頑張ってもらった。あちら一家は、息子彼女が英語民なので、会話はドイツ語半分英語半分くらいの感じ。
●夕食の居酒屋のコース料理の一品で、「ガリバタポテト」というのが出てきた。
皆さん、「ガリバタ」味といったら、どんなものを想像しますかね? 私ゃ、「ガーリックバター」以外のものは思い付かなかったが、そこでは、
フライドポテト(間にたっぷりバター)に、刻んだガリ(甘酢しょうが)載せ
が出てきた。
ドイツ人一行に「日本では、ポテトをこんなふうにして食べるのか」と言われ、「ふむ。これでまた一つ日本に詳しくなった」みたいな顔をされたが、違うからね! オレも初めて遭遇したからね!
まあ、別に不味くはなかったけど。
●鎌倉を歩き回る過程で、P妹旦那が、マンホール蓋マニアであることが判明。これまで撮りためたというマンホール蓋写真をあれこれ見せてもらった。こちらからも、近隣のマンホール蓋写真や、「日本にはこんなものがあるんだヨ」と、マンホールカードの写真を見せたりしたが、彼の写真コレクションは、
「コレはミュンヘンの……こっちがバイエルン州の。これはリスボンで、こっちはフィレンツェ……」
という具合に、コレクションのスケールが違った。例えばミュンヘンの蓋のデザインは市章?で、バイエルン州のものは真ん中あたりが州旗の斜めチェッカーという感じ。あちらのマンホール蓋もそれぞれ「ご当地柄」になっていて格好良かった。なお、ミュンヘンはバイエルンの首都なので、そのあたり切り分けがどうなっているのかは不明。市内と周辺で違うのか、あるいは混在しているのか。
そんなこんなで、散策の途中で鎌倉市内のマンホール蓋の写真も撮っていたが、鎌倉市の場合は(せっかく観光地なのに)いわゆるJIS模様とかハチノス模様とか味気ないものがメインだったのは(紹介する側として)ちょっと残念。
ちなみに、つい先日、仕事先の忘年会で、某航測会社のお偉いさん(かつ、ポケモンgoフレンド)のSさんがマンホールカード・コレクターであることも判明。しばしその話で盛り上がった。意外に世の中にマンホール蓋マニアが潜伏していると知った。
●「1日、案内してくれたお礼に」と、いろいろとお土産を貰った。
上の2つの瓶は、マルメロのジャムとゼリー(P妹のお手製)。日本ではまず見かけない果物で、私も海外の小説とかで名前を見たことがあるなあ、程度。ゼリーのほうは「チーズと一緒に食べてね」と言われて、「え?そんなのアリ?」と思って通訳をしてくれたPに聞き返したくらいだが、後でwikibediaで調べたら、実際にそのような食べ方が出てきた。
とはいえ、「チーズに併せて食べる」というマルメロの加工品で、イギリスでクインス・チーズ、ポルトガルでマルメラーダ、スペインでメンブリージョと呼ばれているものは、もっと固くて羊羹のような感じ。貰ったものは柔らかくプルプルのゼリー状で、これが「ドイツ風」なのかP妹レシピ独特なのかは不明。なお、ブルーチーズとかチェダーとか、ちょっと塩気の強めなチーズと一緒の方がいいらしく、実際に、買い置きしてあったブルーチーズと一緒に食べたらなかなか美味。
ちなみにジャムのほうもゼリーのほうも、味としては「リンゴジャム/ゼリー?」みたいな感じ。ジャムも、チーズトーストに塗って食べたら美味かった(チーズ抜きでも美味しいけど)。
時計回りに、次の2つの袋は、これもP妹お手製のビスケットとジンジャーブレッド・マン。ビスケットは全粒粉らしく、プチプチした食感がよかった。隣の缶詰は、P自身から貰った「なんちゃらかんちゃらブルスト」。レバーブルストもそうだが、ドイツのこの手のパテ系の缶詰はとても美味しい。……が、そのため我が家でも娘ほかに非常に人気で、うかうかしているとほんの少ししか食べられない。
下右のアルミホイルに包まれた枕状のものは、P妹旦那製のシュトレン。ドイツの自家製シュトレンは久しぶり。そして下左は、Pが事前に私の好みを喧伝していたらしく、ドイツからわざわざ持ってきた「ザルツ・ブレーツェル」(250g入り)。
●その他、ここ数か月の身近な出来事やら雑感やら。
まずは「サヨナラ・ポスト」逗子市編。
昨夏、それまで市内に4カ所あった現役丸ポストのうち、2か所が撤去(新ポストに代替)されてしまったことを報じたが(→記事)、ここ数か月の間に、残り2か所も小さな角ポストに置き換わってしまった。
写真1枚目は沼間3丁目2-1:東逗子駅先、沼間交番前。2枚目は桜山1丁目2-21:逗子~東逗子間、水道路沿い。寿し魚友横。これで逗子市内の現役丸ポストはすべて姿を消してしまったことになる。残念。両方とも、丸ポストの根石だけは新ポストの土台として再利用しているのが、ちょっとだけ嬉しいような気も。
なお、昨夏撤去された2基は今も引き続き逗子郵便局の裏手に置かれたままで、そこに新たに撤去された2基のうちの1基が加わっている。もう1基がどうなったのかは不明。(特に2基は)1年以上保管されていることを考えると、単純にスクラップにするのではなく、どこか引取り手が出るのを待っているのかも。捨てられずにどこかで余生を送って欲しい。
●今月初め、藤沢市のマンホールカードがもう1種新たに追加されたので、湘南鎌倉総合病院に肩のリハビリに行ったついでに、遊行寺近くの「藤沢市ふじさわ宿交流館」まで足を伸ばして貰ってきた。さらに先週末にも葉山町のマンホールカードの2種目がリリースされたので、そちらも早速、配布場所である南郷のHAYAMA STATIONに行って入手。
この近隣のマンホールカードの発行状況(現状)は、逗子市1種、横須賀市4種、葉山町2種、藤沢市2種、横浜市(区単位のもの含め)いろいろ、という感じ。お隣・鎌倉市が空白地帯だが、そもそも鎌倉市は(上述のように)ご当地柄のデザインマンホール蓋がない。正確には、駅前に時計台とヤマザクラ/リンドウの図案のカラー蓋が一つあったのだが(今もあるかは不明)、これは下水道のものではない可能性がある。
●ビートルズを聞き始めてン十年。「One After 909」(9時9分発の次のヤツ)が9時21分だと初めて知った。
ドイツ人Pの兄夫婦が来た先々月某日、北鎌倉駅で。いや、だからどうなんだって話ですが。
●はるか県北部や県中央部から、横須賀に向けて引かれている旧軍港水道(半原系統・有馬系統)は、「名越送水管路ずい道」で鎌倉・逗子市境を越え、おおよそJR横須賀線と並行して逗子市を横断、沼間のどん詰まりで「盛福寺管路ずい道」を越えて田浦(横須賀市)に抜ける(片方が「送水管路」でもう片方が「管路」なのは「?」だが、実際の隧道に掲げられてあるまま)。
さて、この道筋を人間が辿ろうとすると、名越側(鎌倉・逗子間)は、すぐ隣を県道311号線のトンネルが通っているのでいいとして、盛福寺側(逗子・横須賀間)は尾根の手前で行き止まりになってしまう。
……と、これまでは思っていたのだが、ジオテクの地図を見ると、どうも抜け道があるような。そんなわけで、改めて様子見に行ってみることにした(11月初旬)。
沼間の突き当りで、県道24号線から、脇道になっている水道路の逗子市側端に入る。緩やかな坂をちょっと上った辺りで住民の方に会ったので、この先で田浦側に抜けられるかどうか尋ねる。
その昔、送水管路隧道を歩行者が通れた時代はあったものの、現在ではまともな道はないとの返事。ただし、送水管路隧道のすぐ手前右手に沢があって、その沢床の踏み分け道のようなところを辿っていくと、尾根上のハイキングコースに出られる、という。
それならちょっと試してみようと探してみると、確かに隧道手前に踏み分け道っぽいものがある。なるほどここか、と歩き始めたはいいものの、数日前の雨のせいで沢床が泥沼のようになっていて、にっちもさっちも行かなくなってしまった。引き返すのもままならず、仕方なく沢筋を離れて、道もない急斜面をよじ登り、さらには笹薮に突入。危うく遭難しかけた。とにかく尾根に上がりさえすれば道があるのは判っていたので、それを信じて前進、なんとか抜け出すことができた。
写真は1,2枚目が「盛福寺管路ずい道」の逗子側、3,4枚目が同・田浦側。隙間から中を覗くと、そう遠くない先に反対側出口の光が見える。それなのに、越えるためにあんなに苦労するとは。最後の写真が、下山後に撮った靴の惨状。
なお、そのしばらく後に「本当に登る道はないのか」を確かめるために再訪したのだが、逗子側隧道入り口の右側ではなく左側に、だいぶ頼りないものの道を発見。途中、何かにつかまらないと登れない急斜面などあるものの、一応、泥沼にも藪にも突っ込むことなく尾根上のハイキングコースにたどり着くことができた。
●11月下旬。横須賀に行ったら、海上自衛隊の埠頭に、見慣れない(そして明らかに海自のものとは思えない)船が停泊しているのが見えた。
帰宅後調べてみたら、カナダ海軍の新鋭砕氷哨戒艦「マックス・バーネイズ」と判明。
船体横頂部に、インド女性のビンディみたいな赤い印があるのは、カナダのメイプルリーフだったのね……(小さくてよく判らなかった)。
●前回記事「ワルシャワの石畳」で、百均由来のケースについて、「その後同様のものを見掛けない」と書いたのだが、大船-北鎌倉間の大規模なダイソー(鎌倉大船店)で、同じケース(およびそのバリエーション)に再遭遇した。
逗子や鎌倉の小さな店舗のダイソーには売ってないんだよね。この機会を逃しちゃイカン、ということで、ソクウに使用したのと同形のものと横長のものの2種を購入した。
















































































































































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