いきもの

土偶

●投稿する前に日付が変わってしまいそうだが、とりあえず、これを書いている今は7月7日、七夕。

もっとも、こんな梅雨のさなかに織姫だ彦星だと言っても見えやしないので、七夕で何か行事をするなら旧暦にすべきな気がする。いやまあ、個人的には旧暦にも多分何もしないけれど。

●6月末(24日~26日)、ドイツ人Pと一緒に、兄の暮らす長野・安曇野に行く。

兄の転居以来、安曇野に行くのはこれで都合4度目だが(過去はPと2回、かみさんと1回)、過去3回はずっと好天に恵まれたのに対して、今回はずっと曇天~雨天。すぐ西側にそびえる有明山もまともに見えなかった。

初日だけはなんとか降られずに済んだので、到着後に昼飯で美味しい蕎麦をすすった後、安曇野の東に連なる低山のひとつ、長峰山に登る。一昨年末に初めて安曇野に行った際にも同じ3人で登った山だが、今回は別ルート。

何しろ兄の暮らす町内(北安曇郡池田町)の、まさに人の生活圏の中でさえ連日のようにクマ出没アラートが出るご時勢で、おっかなびっくり、3人とも熊鈴を下げてちりんちりん鳴らしながら歩く(私はPから予備のものを借りた)。

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2枚目写真は長峰山頂上のパラグライダー離陸所(っていうのか?)からの北アルプス方面の眺め。一昨年末と違って、前山がすでに雲を被っていてちょっと残念。

ちなみにこの長峰山山頂、我々のように山道をえっちら登らなくても、車道が通っていて車で来ることもできるのだが、山頂に着いたら、「バスで来たんだよ~」という幼稚園児の一群が走り回っていた。……日常的にクマの出る山に遠足に来ていいんですか?

3枚目写真は帰りに見かけたアカシジミ。美麗種が多いことで名高い樹上性シジミチョウ、ゼフィルス(ミドリシジミ族)のひとつ。もっとも、日本に25種が生息するとされるゼフィルスのなかでは比較的一般種で、実は逗子近辺の低山でも、ミズイロオナガシジミとともに稀に見かけることができるようだ。

ただし、逗子近辺で私が写真に収めることが出来ているゼフィルスはミズイロオナガシジミだけで、アカシジミをはっきりとした姿で撮ったのは今回が初めて。翅がボロボロでちょっと色も褪せた感じなのが残念。

●二日目は降ったり止んだりの天気のなか、兄の車に乗って諏訪大社に行く。諏訪大社上社本宮から神長官守矢資料館を経て前宮、その後茅野市尖石縄文考古館に行って「縄文のビーナス」「仮面の女神」の2つの国宝土偶と対面。多数の土器群にも圧倒される。

さらに、後半はかなり駆け足になりつつも、諏訪大社下社秋宮・春宮と、4社すべて回る。

茅野市尖石縄文考古館で、ガチャガチャを引いた(ターリンインターナショナル、「歴史ミュージアム 埴輪と土偶+土器&青銅器」)。

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ラインナップのなかには、同博物館所蔵の「縄文のビーナス」も含まれていたのだが、“当たった”のは「みみずく土偶」。他のものもちょっと欲しくなった。都内とか横浜とかで、どこかに置いていないかな。

諏訪大社そのものも充分によかった(特に上社本宮)のだが、最もインパクトがあったのは、下社春宮のすぐ近くにあるこれ。

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「万治の石仏」と呼ばれる石仏で、巨石にレリーフで胴体が彫られた上に、まさに「とってつけたように」別体で頭が載っている。全体的に見て、なんだかアフリカ彫刻のような迫力がある。wikipediaにも記事があり、伝承のほか、邪魔な人間(私とP)もいなければ、正面以外からの写真も出ているので、ぜひ見て欲しい。

このバランス、どうもどこかで見たことがあるような。……と、しばらく考えたのだが、特に斜め後ろからのスタイル、アルケット・ミーネンロイマーに似てるわ。いや、仏様を兵器に例えちゃいかんかもしれないけれど。

あるいは、ムーミンのミイの頭にも似ているかも。

ちなみにこの「万治の石仏」、正面で手を合わせ、「よろずおさまりますように」と念じた後、時計回りに三周して、その後また「よろずおさめました」と念じると御利益があるんだとか何とか。私も三周したが、心の中で「念じる」のではなく口に出して言ったのはダメだったか?

なお、「万治の石仏」の通称は、胴体に建立年と思われる「万治三年」の年号がきざまれているため。今更気づいたのだが、前述の「よろずおさまりますように/よろずおさめました」は、「よろず(万)おさめる(治)」のこじ付け的なものなのかも。

●6月30日、用事があって東大。久しぶりに都内に出る。

構内にカッコいいマンホール蓋があった。

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2枚目写真は東大と本郷三丁目交差点の間にあるNIKKI cafeの「クリームチーズ入りプレッツェル」。。甘めのクリームチーズが中全体に詰まっていて、写真でも判るように表面も生地もラウゲン(ザルツ)ブレーツェルとはまったくの別物。まあ、美味しいか美味しくないかといえば、それなりに美味しいけれど。

帰り、秋葉原のBOOK OFFで、読みたかったけれど近所では見かけなかった「ダンジョンの中のひと」6巻・7巻を見つけてウハウハで購入。うーん。やっぱりたまには都会に出ないといかんね。

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びわ

ちょっと前に書いた、我が家の前に生えているビワの木。

すっかり実が色づいて食べごろになった。

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上写真は先月末(5月30日)で、この頃はまだ「うーん、まだちょっと早い?」くらいの感じ。この頃から毎日1つ2つ食べて、だんだん甘くなっていくのを確かめ、ここ数日は毎日数個ずつ食べている。

ゾウムシに食われていたり、擦れて傷んだりしているものも多く、またそもそも(摘果もしなかったので)かなり小ぶりだが、十分に美味しい。

なお、二枚目写真に写っている数個の実は、傷も食い痕もなく綺麗でとても美味しそうだが、これは木の上の方にあって手が届かなかった。「くっ。きっと酸っぱいに違いない」と、お約束なセリフを吐きそうになったが、数日したら、どこの誰がどう工夫したのか、収穫されて無くなっていた(高枝切りばさみかな?)。

●ほか、ここ半月ほどの身の回りの季節の便り。

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1枚目:時季的には店仕舞い間近のコマルハナバチ。この写真自体5月19日の撮影で、もうここ最近は全然見ないかも。ただ、活動の最盛期であるはずの5月初めあたりでも、以前と比べて目撃頻度が下がっているようで心配。トラマルハナバチもめっきり見掛けなくなった気がする。

2枚目は名称不明の小さなハナバチ(コハナバチだかヒメハナバチだか)。3枚目はハキリバチ特有、腹の下に花粉を盛って運ぶムナカタハキリバチ。

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1枚目:名越切通で見かけたアオオサムシ。素早いので、なかなか綺麗に全身を写せない。2枚目は、割とそのへんによくいる……らしいのだが見かける機会は意外に少ないナナフシ(ナナフシモドキ)の幼虫。

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1枚目:先週の台風6号通過後に、我が家の玄関先でお亡くなりになっていたコクワガタ。死骸だが、とりあえず今年初のクワガタ。

2枚目:ハナカミキリ? カミキリモドキ? この体型のコウチュウは、素人ではなかなか正体にたどり着けなかったりする。(6/11追記。どうやら、割とよく見るアオカミキリモドキの、「たまたま体色が黒っぽいバージョン」らしい。そんなに色の変異幅が大きい虫だったのか?)

3枚目は浄明寺の谷戸で撮ったカワトンボ。カワトンボの普通種としては、ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボというそっくりさん2種がいて、素人目にはほとんど区別がつかないのだが、神奈川県立「生命の星・地球博物館」サイトで閲覧できる神奈川県立博物館研究報告(自然科学)第39号掲載の神奈川県を中心としたカワトンボ属の分布」(苅部治紀・守屋博文・林文男)によれば、柏尾川からこちら、三浦半島に分布しているのはアサヒナカワトンボであるとのこと。

一応、わずかながら外形的差異もあるとのことで、そのへん、比較表がこのページにも載っていたりするが、少なくとも、生きてその辺を飛んでいるものを見て「あ、〇〇だ」と判別するのは無理そう。

それはそれとして、ピント合わせ等はスマホの自動にまるっきりお任せだが、たまたま具合よく行くと、カワトンボの翅脈や脚のトゲ(毛?)の一本一本まで綺麗に写る。今のスマホってスゲーな、と思う(格安なアンドロイド機なのに!)。

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花の類も少しだけ。1枚目、イワタバコ。今年はうかうかしている間に、盛りを見逃してしまった。写真は5月末(31日)、なんとか咲き残っていたものを撮った。

2枚目はハンゲショウ(半夏生)この辺りでは、なぜか浄明寺の報国寺~旧華頂宮邸の谷戸でだけ普通に生えているのを見る(探せば他でも生えているのだと思うが)。花は地味だが、花の近くの葉が白く変わって目立つ。上のカミキリモドキ?がいたのもハンゲショウの葉の上。

●5月末、この辺一帯の海に赤潮発生。5月29日時点の、小坪漁港の様子が以下。

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この赤潮の原因プランクトンが夜光虫だったらしく、夜になると波打ち際が光って綺麗だというので、江の島あたりの海岸は結構混雑したらしい。

というわけで、私もこの写真を撮った次の日の晩に小坪漁港まで散歩してみたのだが、これっぽっちも光っていなかった。あれ?1日違いで赤潮収まっちゃった?

●先日タマリンドジュースを飲んで以来、

「刈って束ねて穫り入れて 車に載せよ タマリンド」

という、なんだか頭の悪そうな文句が頭の中を時折ぐるぐるしている。

元ネタはシェイクスピアの「お気に召すまま」で、道化(タッチストーン)が言う、主人公(ヒロイン)を讃える詩をもじって茶化すセリフ……だったはず(当然、最後の一句はタマリンドではなく、ヒロインの名前であるロザリンド)。

「お気に召すまま」は、なんとかボンヤリと大筋は覚えているけれど、こんなふうに、「どうでもいい一句だけ覚えていて、肝心なところはもう、まるっと忘れちゃっている」ものも多い。ぢぢいだなー。

もっともこれについては、実は「本当にそんなセリフがあったっけ」と、結構自分ではあやふや。載っているとすれば、福田恒存訳(新潮文庫)だと思うのだが、何しろ読んだのはン十年も前の話だし(その後に出た白水社の小田島雄志訳の可能性も微レ存)。確かめたかったが、逗子市立図書館には新潮文庫版は置いていなかった。

ちなみに昔NHKでやった、BBCのテレビドラマ版シェイクスピア劇場の「お気に召すまま」(ヘレン・ミレン主演)もとてもよかったような記憶がある。

●模型が趣味、とはいっても、塗装に関してはおざなりな私だが、それでも、細部塗装やウェザリングで細筆はよく使う。

が、この細筆というのは、意外に高い。

フィギュアなどを塗ることはないので、それほど高品質な面相筆などは使わないにしても、細かい隙間に突っ込んでグチャグチャやったりしていると筆先を傷めることも多く、地味にコストパフォーマンスが悪い。

むしろ低品質でいいから、使い捨てにできるくらいの安い細筆はないのかね?

と思っていたら、こんなものを見つけた。

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ダイソーの「ミニネイルアートブラシ」。長さは穂先まで含めて8.5cmくらい。8本入りで100円だから、実際に使い捨て感覚で使っても惜しくない。

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食い物話

●唐突なヒマネタで食い物話。

●ハンバーガーチェーンのウェンディーズは、サイドメニューのチリ(チリコンカン)が好きという、ほぼその一点で個人的ファーストフード・ランキングの上位に来る。一時、ウェンディーズが日本から撤退して食べられなくなった時は寂しかった。

「むしろチリのほうをメインで食いたい」欲は前々から持っていたが、たまたまネット上でチリコンカンの作り方動画を見て、「欲ゲージ」がリミットを突破。今年に入ってすでに3回、自分で作ってみた。

実際にはネット上のレシピ等を遵守しているわけではなく、適当な我流で作っているのだが、結果「かなり適当に作っても美味しくできる」ことが判明。家族の評価も高い。

というわけで数日前(3回目)の調理時の写真。

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メインの材料は近所のスーパーで安かったカットトマトとミックスビーンズの紙パック(ともに390gとか、その程度)、1パックずつ。玉ねぎ1個。ニンニク大き目1片。まるでパウンドケーキを作るような(材料を1ポンドずつ使うことが名称の由来)大雑把さ。これに挽肉を、今回はたぶん250g程度使った。

ウェンディーズのチリは、もともとパテの余った牛挽肉の有効活用メニューと聞いたことがあるが、我が家では合挽肉を使用。合挽肉で充分美味い。

少量の油で挽肉にみじん切り玉ねぎを炒めたら、トマトと豆を投入。塩気は食塩とコンソメを味見しつつ適量。スパイスは炒める前の油にも輪切りの鷹の爪を少量入れているが、加えてチリパウダー、クミン、胡椒、ガラムマサラ。あとはなぜか我が家にあったケイジャンスパイス(ミックススパイス)を適当に。家族も食べるので辛さは控えめに、自分だけ食べるときにチリペッパーを追加した。あとはシュレッドチーズを載せて頂いた。ウェンディーズでチリを注文すると付いてくる、チリソースも欲しかったなー。

●この春の「季節の野山からの頂き物」は、例年通り、早春のフキノトウに始まって(フキ味噌で頂いた)、ノビル、アケビの芽、イタドリ(収穫して塩漬けだけして料理はまだ)、ツワブキと、おおよそ一通りは採った。

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写真は1枚目から、収穫したノビル(目当ての場所で、今年も結構よく育ったものが採れた)、ノビルの甘酢漬け、ノビルのチヂミ、アケビの芽のタマゴご飯。最後はツワブキ。まだ産毛の生えたままの若い葉を摘んで、茎を佃煮にした。

残念なのは、うかうかしている間にハリギリの芽の収穫時期を逃してしまったことで、今年はハリギリの芽の天ぷらを食べ損ねた。

このほか、早春にニリンソウも少量収穫して茹でて干してあるのだが、これはまだ使っていない。

●5月になると山菜的なものは種類がだいぶ少なくなってしまうが、そろそろキイチゴが実り始める。まだちょっと早いかな?と思っていたのだが、某所でクサイチゴが結構なっているのを見つけ、山歩き途中のおやつに持っていた「ホイップクリームあんぱん」にたっぷり挟んで食べた。

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フルーツ系で言うと、我が家の目の前の斜面に生えているビワの木が、今年は気が狂ったみたいにたくさんの実を付けていて、初夏に熟すのが今から楽しみ。とはいえ、「もうちょっと待ったほうが美味しいのに!」くらいで通りすがりの中学生がもいで行ったり、ゾウムシが齧って穴を開けたりするので、実際にどれだけ食べられるかは不明。

●以前にも書いたが、業務スーパーには他ではあまり見ない輸入物の食品が売られていて、時々衝動買いしてしまう。

ここ最近のネタは、「タマリンド・ジュース」と、ウクライナ産の「動物ビスケット」。

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タマリンドは、「アラビアンナイト」とか「シャーナーメ」とか、なんだかその辺で名前を目にしたことはある気がするが、長らく「謎の果物」だった。最近はジュースではないタマリンドそのものも駅前のスーパー(OKストア)で売られていたりするが、これはいったいどこをどうやって食べるんだ、みたいな怪しい見た目をしている。……と、そんな謎のタマリンドのジュース。ねっとりとしているが、味は見た目に反してあまり珍奇さはない。誰かがネット記事で「干し柿の味」と書いていたが、実際、そんなふうな「日本の田舎っぽい味」と言えるかも。

動物ビスケットは「ウクライナ版たべっ子どうぶつ」みたいな感じだが、たべっ子どうぶつよりも一つ一つがだいぶ大きく、またたべっ子どうぶつのような強いバター風味もなく、とても素朴な(しかし普通に美味しい)ビスケット。ただし中身は、絵柄のラインが薄くて、何の動物か(それ以前に上下も)判らないものが多い。

●しばらく前に、確か東逗子のヨークフーズ(スーパーマーケット)で見たパン売り場のPOP。

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ポーランドAFVマニアの心に刺さる!(ピンポイント過ぎ)

この「7TP」、どうも「ゼブンプレミアム」商品の中の「セブン・ザ・プライス」という一群を意味しているのでは、と推察されるが確証はなし。っていうか、何か説明が添えられていないと「なんじゃそりゃ?」だよね。

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ナナイロ

●「一つのことに関しての根気が持続しない」というか、「手を付けたものを最後までやり切るモチベーションを維持できない」というか、いずれにしてもモデラーとしてそれはいったいどうなんだという欠点を持っているため、我が家には、

・工作完了の手前まで来ていて止まっているネタ。(e.g. バレンタイン、SU-100、T-34-85m1943など)
・すでに工作は完了していて、あとは塗装するだけになっているネタ。(e.g. IV号戦車F型、FCM 2C、wz.29装甲車など)
・すでに塗装に入っているのに途中で何かしら面倒になって止まっているネタ。(e.g. ISU-152など)

が結構ある。

今回、横浜AFVの会に参加するにあたって、何かしら新作を出したいと思い、上記半完ネタの中から、手っ取り早く何とかなりそうなものを物色。結果、塗装途中の中華民国陸軍のヴィッカース6tを選び出した。……が、迷彩色のブラウンの塗料がどうにも見つけられず。あまり塗装しない私が使い切ったわけはないので、どこかにあるはずなんだがなあ。

そんなこんなで、結局会に間に合わせての完成は断念。ギリギリになって「そういえば、スロバキア陸軍のLT-38(38(t)戦車)のほうが、もっと完成に近かった!」と思い出したのだが、時すでに遅し。

しかしまあ、折角思い出して掘り出してみたし、横浜AFVの会で製作モチベーションも上げて貰ったし、ということで、年末に向けて新作を用意する一環として、この2つは製作を再開。復活の製作記も近々。

●葉山町長柄のパン屋、earth7716factory(アースなないろファクトリー)は、逗葉新道の川久保から森戸川源流の林道入り口方面へとだいぶ入った、えらく辺鄙な場所にある。

以前、自宅近場でプレッツェルを売っているパン屋を調べていてここに行き当たり、一度義妹に買ってきてもらったこともある。それが美味しかったので、しばらく前に自分でも(歩いて)買いに行ったのだが、その時は売り切れだった。

……ただし、店を出て少し歩いたところで、お店のおねーさんが走って追いかけてきて、「子どもたちの試食用に焼いたミニ版のサンプルがありました! せっかくなのでどうぞ」と言って、ソフトプレッツェルとハードプレッツェルのちょうど中間くらいのものを2つ、ただでくれた(下左写真)。その節はありがとうございます。

今回はそのリベンジ。

5日土曜日、前回の反省に立ち、事前に電話してプレッツェルの取り置きを頼み、昼食後に出掛ける。今回は無事に買えた。

せっかく森戸川源流域の入り口まで出掛けたので、ついでに森戸川林道を終点まで歩き、そこから、三浦アルプス南尾根ルートをまたいで上山口方面まで行くことにして、山に登る。

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南尾根に向かう、「連絡尾根」ピーク上で、買ってきたプレッツェルを一つ、おやつとして食べた(上右写真)。

ここのプレッツェルは皮の色艶、中身のもっちり感、表面にまぶした塩粒の量もほどよく、また、他の店より大きめで食べ応えもある。いつか焼きたてを食べてみたいなあ。

●三浦アルプス~二子山のハイキングコースは今までにも大分歩いているのだが、林道終点から今回歩いたルートは(途中一部を除いて)初のルート。林道終点から連絡尾根への登りは、ほとんどが胸突き・ロープ場の急登で、もうこの時点で汗だくで膝がガクガク。

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写真は1枚目が連絡尾根ピーク。2枚目が連絡尾根から南尾根への合流点。

連絡尾根のピークを過ぎたあたりで、脚のあちこちが連続で攣り始めて大いに困った。ハイキングコースとしては「目抜き通り」的な南尾根ルートと違い、そこからの枝道である今回のルートはそれほどたくさんの人が歩くコースではないようで、道筋が辿りづらく迷いかけることも数度。

最終的には新沢に降りたが、最後の最後に、少しだけ藪漕ぎする羽目になった。

●途中で出会った昆虫数種。

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1枚目:「ナナイロ」繋がりで、今季初遭遇のハンミョウ。森戸川林道で2匹ほど見かけ、写真を撮ることもできた。なかなか近寄らせてくれない虫なので、綺麗に撮れると嬉しい。

2枚目:尾根筋で撮った黒いアゲハ。前翅も後翅もシュッと細長く、「オナガアゲハ?」と思ったが、オナガアゲハなら後翅内側に目立つ赤班があるはずとのこと。ジャコウアゲハのオスらしい。ジャコウアゲハなら、胴体横の目立つ赤いラインが確認できれば一発なのだが、この時は見ることができなかった。

3枚目:さすが葉山の山の中、名越あたりでは見られないほど、ぎっしりとカナブンがたかったコナラの類の樹液。カブトムシやクワガタムシもいないかなあ、と思ったが、今回は出会えなかった。まあ、こんなに暑い日中じゃ、遭遇確率は低いか……。

4枚目:そんなカナブンに混じって、今まで見たことがないコガネムシが一匹(3枚目写真の下方にも写っている)。帰宅してから調べてみたら、アカマダラハナムグリという、やや珍しい種であるらしい。面白いのは、近年判明したことなのだが、これの幼虫は猛禽類をはじめとする大型の鳥の巣の中で育つのだという。

それはそれとして、なんだか見た目がウズラマメっぽいね……。

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鍬ノ峰

●GW中はだらだらと仕事して(いや、あまりしていないけど)、その代わりに7日~9日に休みを取って、年末に続いて、兄の住む安曇野(長野県池田町)に遊びに行く。

前回訪問から帰るときにも、すでに「次はいつにしようか?」と言っていた“兄弟分”のドイツ人Pから、「そろそろ行こう」とお誘いがあったのが発端。今回は事前に打ち合わせて、行きも帰りも、「あずさ」の座席はPの隣を予約した。

●結果論ではあるが、前後はぐずついた天気だったにもかかわらず、我々が行った3日間(特に初日と2日目)はすこぶるいい天気。「北アルプスの山並みが、こんなに綺麗に見える日は少ないよ」と兄に言われた。が、年末に行った時も、長峰山登頂時は非常に綺麗に見えたんだよな……。今のところは、大分運がいいらしい。

前回は安曇野の東に連なる標高900mクラスの低山の光城山、長峰山を歩いたが、「今回はもうちょっと高い山に登ろうぜ」と、トレッキングシューズも用意してくるよう兄に言われており、それなりの用意と心構えをして臨んだ。

さらに今回は、余裕を持って2泊。もっとも、1日たっぷり使える2日目に山に登るんだろうと(勝手に)思い込んでいたのだが、1日目も2日目もがっつり山歩きさせられた。

●1日目。

およそ11時に穂高駅着。穂高神社で兄と落ち合う。昼飯に地元安曇野産の手打ち蕎麦を食べる(穂高有明の「手打ちそば処 とみた」)。メニューが「もりそば」と「かけそば」しかない潔過ぎるお店だが、蕎麦と蕎麦湯がとても美味い。

午後、行く前から登るターゲットとして兄に伝えられていた「鍬ノ峰」(標高1623m)に登る。

事前に写真を見て「すごく傾斜がきつそうなんだけど」と少々怖気づいていたのだが、実際に登り始めてみると、その急斜面をゆったりと巻いて登る……のではなくて、事前の悪い予感そのままに、ガンガン急斜面を突き進むスパルタンな道筋。ルート横の木の幹を握って身体を引き上げるような急登もしばしば(ロープ場も複数)。ただし、ルート脇にはところどころシャクナゲが咲き始めており、なかなか綺麗だった。

wikipediaの鍬ノ峰の項の記述をみると、

日帰り登山が出来る事から北アルプス登山練習の山として登られる。

だそうだが、これが練習だったら、本番は絶対にイヤだ。いやまあ、その昔、槍ヶ岳には一度登ったけれど。

大分へこたれて、しかも兄やPには少々遅れを取ったものの登頂。この日の朝までの雲もほぼ払われて、山頂からの眺めは絶景だった。

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4枚目写真は、2日目の朝に町から撮った写真で、中央の“ふたこぶ”が鍬ノ峰。1枚目写真の頂上は、右側のちょっと大きい“こぶ”の上に当たる。

ちなみに、「鍬ノ峰」の名前の由来は、「麓から見ると農機具の平鍬の刃のような山様」だからだとwikipediaにあり、ご丁寧に平鍬の写真まで添えてあるのだが、どこが鍬なのか全然わからん。

というわけで、登りは(私にとっては)激しくハードだったが、日の高いうちに登山口まで戻り(この点ではwikipediaの記述は正しい)、温泉に入って、兄宅で鍋をつつきつつ酒を飲んで寝る。

●2日目。

前の晩の「明日はどこに行こうかあ……」という、飲みながらのいい加減な打ち合わせの中から、前日の鍬ノ峰よりやや南、標高も低めの1300m台の「雨引山」に登る。

標高は低めだし、兄の「鍬ノ峰ほどきつくなかった(と思う)」という割と適当な記憶に基づいて決めたのだが、実際には、確かに鍬ノ峰ほどではないものの、結構な急登部も、ヒヤヒヤするようなロープ場もあった。しかも、登りのルートの後半はかなり小ピークが連続していて、「や……やっと頂上か……」と思ったら次があるという、なかなか忍耐力を試される山だった。

これまたwikipediaによれば、

ふもとから山頂まで、ゆっくり登って2時間程度の「気軽に登れる里山」である。

だそうだが……冗談じゃねえ! しかも、上記記述の出典として提示されている松川村観光協会のサイトには、「最初の40分ほどは急登が続きますので」って書いてあるじゃないか!!

しかし前日に続いて、山頂からの眺めは格別だった。

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「雨引山」の名が示すように、その昔は雨乞いをする山だったそうで、頂上には麓の神社の奥社がある。1枚目、鳥居と一緒に写っているのは兄とP。2枚目は、雨引山山頂から見た、前日登頂した鍬ノ峰(前景中央)。鍬ノ峰の左奥に見える、雪を被ったピークが連なっているのは北アルプスの爺ヶ岳で、富山と長野の県境にあたる。

爺ヶ岳の最も左のピーク(南峰)の下側の、雪が溶けて黒く浮かび上がった模様は、「種をまく爺」のシルエットで「爺ヶ岳」の名前の由来になっている、ということなのだが、どう見ても爺にゃ見えない

なお、この辺の山ではここ最近でも熊との遭遇/事故が多発しており、2日間とも熊鈴を鳴らしながらの登山だった。幸い、熊とは遭遇せずに済んだが、この日の下山中にはサル2匹を見掛けた。それなりに距離もあったので、お互い警戒しながら見やる程度。

この日は朝から登ったので、昼過ぎには下山。今回の旅行で立ち寄ると決めていた「安曇野市天蚕センター」を見学した後、まだ午後、日も高いうちに温泉に浸かってから帰宅。夕食は近所の焼き肉屋に行き、大いに飲み食いする。

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写真は焼き肉屋からの帰り道に撮った北アルプスの山々と、田圃の水面に映る“逆さアルプス”。左側前景に、見難いが鍬ノ峰。中央右のピークが3つほど連なっているのが爺ヶ岳。鍬ノ峰の後ろ側は、たぶん蓮華岳とか、そのあたり。田圃はカエルが喧しかった。

●3日目。

朝起きて、池田町の街の中から見て東の山の山中にある「登波離橋(とはりばし)」に散歩に行く。

その昔(鎌倉時代中期と伝わる)、この地の殿様の妾が正妻を妬み、橋の上から突き落とそうとしたのだそうだ。何となく、よからぬ企みを察していた正妻は、妾と自分の着物の袖を十針(とはり)縫い付けており、そのため、結局は突き落とそうとした妾も、正妻と共に落ちて亡くなった由。……救いがない! それはそれとして、袖を縫い付けられて気付かない妾も相当なうっかり者だ。

もちろん、今架かっている橋は自動車も通れる近代的な橋だが、谷は両岸が迫って木々に阻まれて谷底がよく判らないほど高い。

ちなみに、この「登波離橋」の近くには、とある殿様(登波離橋の逸話とは別の殿様)に嫁いできた後妻が、自分の子ができると先妻の子を疎んじ、崖から突き落として殺したという「ままこ落とし」と呼ばれる場所もある。それだけ険しい地形が多いからと言えばそれきりだが、なぜそう突き落としたがる人ばっかりいますかね。

この散歩の行程はほぼ舗装道路だったが、結局は山中の道だったのでそれなりに坂を上ったり下りたり。

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なお、この辺りは散歩していると、かなりの頻度で双体道祖神に出会う。wikipediaの「道祖神」の項にも、

とりわけ道祖神が多いとされる長野県安曇野市

という記述がある(ちなみに上写真の3つは、どれも、たぶん隣の池田町内のものだが)。

以前、当「かばぶ」でも、なぜか私が住む逗子市小坪には、三浦半島の他の地域にはない双体道祖神が複数存在しているという記事を書いた。小坪の双体道祖神の多くは、その昔は正月のどんど焼きのたびに火の中に放り込まれ、古くなったら作り直されていたそう。そのような行事が廃れて以来、道祖神も古いままなので、今では表面がすり減って、姿形も定かでないものも多い。

一方、安曇野で出会う双体道祖神は、割合新しい感じで綺麗に彫刻され、彩色されているものもちらほら。昨年末にもらったマンホールカードの片方も、図柄は双体道祖神だった。

なお、単純に「男女神が寄り添っている姿」で済ましてしまいそうになるが、実際には、手を取り合っているとか、酒器を捧げ持っているとか、ポーズにはバリエーションがあるらしい(安曇野市サイトの紹介ページによる)。

2枚目写真、菰を被っているのはどういう行事なのか、藁で作られた酒桶もなかなか芸が細かい。左右は庚申塔?と二十三夜塔。二十三夜塔というのは、他地域では見た覚えがないが、この地ではかなり頻繁に見かける。庚申塔と似たような感じで、月の二十三夜に集まって勢至菩薩を拝むのだそうだ。

兄宅に戻って昼食。

帰りの「あずさ」は松本発なので(ダイヤ改正により、上りの穂高停車「あずさ」は中途半端な時間になった)、兄の車で松本へ。途中、ちょっと回り道をしてもらって、穂高神社隣の「池田屋餅店」で、前回食べて感激したバクダンみたいな「おやき」を(お土産として)買って帰ろうとしたのだが、残念ながら売り切れ。ドイツ人Pも「おやきを買う」と意気込んでいたのでがっかり。

店内にたむろして駄弁っていた(おそらく近所の)小母ちゃん連に「もっと早く来なきゃダメよ~」などと言われつつ、残っていた「なすまんじゅう」を買った(Pは「麩まんじゅう」を一パック買っていた)。ほか、兄が柏餅を3つ買って車内で1つずつ食べる。これもなかなか美味かった。

松本市内では、松本城を(表からだけ)ぐるりと一回りして見たり、喫茶店でゆったりコーヒーを飲んだり。「雨が降りそうな雲行きだから」と、やや早めに駅で兄と別れる。

帰りの「あずさ」車内でPと、それぞれ酒を飲みつつ(私はビール、Pは日本酒、どちらも地酒)、あれこれ駄弁りながら帰る。切符は前回同様、「えきねっと」経由で買ったのだが、なぜか、お任せで買ったら、行きは八王子で「あずさ」に乗り換え、帰りは立川で「あずさ」を降りるという、なんだかよく判らない差がついていた。特に「そんなルートは嫌だ」というのもなかったので、その通りに乗る。10時過ぎに帰宅。

●年末に行った際に兄に頼んで配布場所に寄ってもらい、2枚のマンホールカードを貰ったのだが、それでカードの存在を知った兄が、その後半年ほどで近隣のカードをかき集めてくれていて、今回、その成果のカードを17枚も貰った(その前にも郵送で2枚貰っている)。

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結果、自分で集めた神奈川県内、東京都内のものを超えて、都道府県別では長野県がコレクション中最大枚数に。

基本、マンホールカードは下水道を管轄している自治体単位で発行されているのだが、この長野県のマンホールカード群には、複数の自治体にまたがる「流域下水道」や「農集排(農業集落排水)」のもの、さらには合併で既になくなってしまった旧自治体の図案のものを現在の自治体が出しているものも複数混じっていて、バリエーション豊か。特に最後のケースでは、そのために1市で多種のカードを出していたりする。

なお、貰った中では下段左の2枚、大町市の「ライチョウ」と、朝日村の「ヒメギフチョウ」が特にお気に入り。

●閑話。

ドイツ人Pと話していて、ドイツの地理とか企業とかの話になる。

トラックなどの大型車のメーカー(日本だと日野とかふそうとかのイメージか)で知られ、AFVモデラー的にはパンターやII号戦車の開発メーカーとしてもなじみが深いMAN社だが、「ああ、マンね」と言ったら、「マンじゃない! M、A、N(エム・アー・エヌ)! 『マン』じゃオトコでしょ! BMWだって『ベー・エム・ヴェー』で、『ブムヴ』じゃないでしょ!」と強硬に訂正された。

いやまあ、「ベンベ」とは言うけどね。

なお、MANは「Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg」(アウグスブルク・ニュルンベルク機械工業、くらいの意味か)の頭文字。ちなみにニュルンベルクはバイエルン州第2の、アウグスブルクは同州第3の規模の都市。しかしMAN社の本社は同州の州都で第1の都市であるミュンヘンだそうだ。なんでやねん。

(由来としては単純な話で、それぞれの都市にあった「アウグスブルク機械」社と「ニュルンベルク機械」社が合併したのがMAN社の元だそうだ)

とにかく、以後は「エムアーエヌ」と言うように心掛けよう。すぐ忘れそうだけど。

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詐欺まがい

Img20250428014846 ●居住する逗子市から、しばらく前に特定健康診査の案内が来たのだが、封筒の前面に書かれた文章が、なんだかすごく胡散臭い(詐欺スパムメールか詐欺wrb広告っぽい)。

「あなただけ」に傍点が振ってあったり、「無料券」とか具体的な金額とかで過剰にお得感をアピールしているところがまた……。

もちろん、きちんと逗子市の担当部署名や市役所の住所も書かれているし、そもそもこのオレンジの封筒は毎年届いてお馴染みなので、詐欺かと思って捨ててしまうようなことはまずないと思うが、それにしてもねえ。

●4月29日。今季初めてのコマルハナバチを見る。

が、慌てて写真を撮ろうとしたものの、その瞬間に飛び立って花しか写っておらす、しかもその後は生垣の向こう側に回ってしまって現れなかった。

Img20250429153007 代わりと言っては何だが、その10分か15分か前に、足元にちょろちょろ出てきたのを撮ったヒガシニホントカゲ。

同じく時々見かけるトカゲであるカナヘビ(ニホンカナヘビ)は茶色く艶消し(というよりゴツゴツ?)の体表、こちらは縞がはっきりしていて、幼体ほどシッポが青く、ウロコがぬるんとしている。

というのが一般的に言われる識別点だが、体型にも結構差があって、カナヘビはもっと胴体が細身で手足が長く“シュッとして”いるのに対し、ニホントカゲは何となく不格好。

まあ、可愛さで言えば(近所で普通によく見るトカゲの中では)ヤモリの圧勝かなあ。

ちなみに、我が家と隣家の間のブロック塀をしばしば通行するニホントカゲがいて(実際には同一個体かどうかもよくわからないが)、かみさんは勝手に「太郎君」と呼んで親しんでいる(もちろん、見かけると「あ、太郎君だ」という程度で、餌付けしたりというわけではない。野生のトカゲを餌付けできるかどうかも知らんけれども)。

さらに言えば、かみさんはその辺で柴犬を見掛けると勝手に「太郎ちゃん」と呼ぶ癖がある。「動物のお医者さん」の主人公ハムテルの友人・二階堂が“小さきもの”をすべて「チョビ」と呼ぶように、かみさんにとっては小さい生き物は基本「太郎」なのかも。

●トカゲつながりの脱線話。

マダガスカルレーザーオオトカゲについては、時々話題に出しているので、古くからの知人・友人ならご存じの方が多いと思う(ご存じない方はとりあえずリンクを参照のこと)。

これは(ニイガタハシリマイマイやイリオモテウラオモテガエル同様に)友人の青木伸也氏の妄想由来の生き物のひとつで、これがなぜマダガスカル島と高知県にのみ分布するのか、以前、nifty模型フォーラムの展示会の〆のミーティングで、同氏がウェゲナーの大陸移動説も引きつつ行った講義については、今の世であれば動画に撮ってYouTubeに投稿して永久保存したい程であった。

さて、このマダガスカルレーザーオオトカゲは額に第3の目があって、そこからレーザー光線を発射するということなのだが、実際に、トカゲの中には第3の目(光受容器官)を持つ種類がいるのだという。専門用語で頭頂眼(Parietal eye、リンクは英語版wikipedia)というのだそうな。頭頂眼は、「眼」とはいっても、大抵はヒンドゥー女性のビンディーよりも目立たない小さなポッチのようなものなのだが、ある種のトカゲでは結構目立つ。

特に、マダガスカルにだけ分布するOplurus属のトカゲ、なかでもOplurus cyclurusの頭頂眼は、まさに目と同じくらいの大きさの色模様(の中)にあって、見た目上も三つの目があるような感じ(上記、英語版wikipedia記事中の写真を参照のこと)。

なお、青木氏による解説ページ中にある、

平凡社大百科事典によると,11世紀フランスのレンヌの大司教 マルボード(Marbode)が書いた「宝石の書」に,「ドラゴンは額の中央に もう一つの目があって,そこには宝石が埋まっている」という記述があるらしい. その宝石は「カルブンクルス」と呼ばれ,これはルビーを含む赤い宝石の古称である.

という話は私が見つけて氏に教えたもので、その時には青木氏は、「11世紀のフランスにオレがいる!」と喜んでいたが、今回のこれを教えたら、「また現実が一つ、オレに追い付いてきた」とか言いそうだ。

ちなみに4月23日は、ドラゴン退治で有名な聖ゲオルギウスの祝日だそうだ(宗派によっては5月6日)。

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大回り乗車

●一度サボり始めるとずるずると書かなくなってしまうもので、前回更新からはや2か月超。

とことん御無沙汰になってしまいましたが、生きてます。

(模型もちまちま作ってます)。

オチキスの発売も来月に決まったようで、その時はまた何かしら書きたいし、それに備えて、ボチボチまた“書き癖”を取り戻さねば。

Img20250217135721 ●2月中旬、公的手続きのなんやかんやで横須賀に行く用事があり、ついでに、初めて不入斗の「ターチー模型」に行ってみる。

今ではすっかり珍しくなってしまった「街の模型屋」で、以前、衣笠方面から横須賀中央までバスに乗った時に車窓から見かけて以来気になっていたお店。その時は店名も知らなかったが、みやまえさんに教えてもらった。

行った記念+街の模型屋さん応援のためにも、何か買って帰ろう……と思ったのだが、残念ながら特に食指が動くものなし。実際には、街の模型屋さんとしてはなかなかの品揃えで輸入品なども扱っているが、本当にたまたま私が“ひっかからなかった”だけ。どうも済みません。

今となってはちょっとレアな、ピットロードの「マチルダ後期型履帯」の在庫があって、結構揺れたのだが、コレ、山に埋もれて所在がわからなくなっているだけで、私、すでに持ってるんだよね……。というわけで思いとどまった。

なお、この店がある不入斗(横須賀市不入斗町)は、京急の横須賀中央駅とJRの衣笠駅のちょうど間くらい。どちらの駅からもそこそこの距離があり、両駅からバスに乗る必要があって、地元民以外にはだいぶ行きづらい場所にある。私はこの日、行きは横須賀中央から歩き、帰りは衣笠まで歩いたが、それなりに時間が掛かった。

「不入斗=いりやまず」という地名は、関東の難読地名の中でも筆頭クラスではないかと思う。由来についてはいくつか説があるらしいが、横須賀の他に都内(大田区)にも1か所(読みは「いりやまぜ」)、千葉にも複数個所(読みは「いりやまず」)あるとのこと。ただし、それらは字名で、町名としてきちんと住所に残っているのは横須賀だけのようだ。

●「大回り乗車」というのは、たぶん鉄道趣味用語なのだと思う。

JRの運賃計算には、大都市近郊区間内の場合には特例があって、ある制約の範囲内であれば、A駅からB駅まで乗車する場合、「どれだけ遠回りをしても最低運賃で利用できる」という決まりがあり、これはJRのサイト内にも明記されている。

「ある制約」は、以下のようなもの。

  • 途中経路・駅の重複や後戻りなどは不可。
  • 途中下車不可。
  • 経路がすべて同一の大都市近郊区間内で、はみ出しは不可。
  • 1営業日(始発から終電まで)で完結すること。
  • 定期券の利用は不可。

「大回り乗車」は、この特例を利用して、最短の運賃で「なるべくぐるっと遠回りをしてみる」という乗り方のこと。私自身は自己認識として鉄道趣味ではなく、「まあ多少の興味はある」レベルなのだが、この「大回り乗車」は、ちょっと一度やってみたいかな、と前々から思っていた。

というわけで、2月末。ちょうど仕事が暇だったこともあって、実際に挑戦してみることにした。

もっとも、最寄りの逗子駅は、JRのみで考えると終端が他路線に接続していない行き止まり路線(盲腸線)である横須賀線の端近くにあるので、「隣駅までの最短切符で大回り」という理想的行程は望めない。そんなわけで、以下のような計画を立てた。

  • 逗子駅から乗車し、帰りは藤沢駅で一度下車し、「大回り」を完結させる(逗子-藤沢間の運賃を払う)。
  • 始発から終電までフルに使えばもっと複雑・長距離の「大回り」が可能だが、流石に根っからの鉄っちゃんではないし、そこまで根性もないので、始発で出発するものの夕飯までには帰宅するくらいの緩い行程とする。そのため、千葉方面での、より「大回り度」が高い経路は諦める。

なお、「……というわけだから出掛けてくる」と言った際、かみさんには「そんなことをして何が面白いのか」という顔はされたものの、「馬鹿なことはやめろ」などとは言われなかった。人間が出来ている(すでに諦められている可能性はあるが)。

すでにこの時の行程(予定)表は捨ててしまったので、途中駅の乗り継ぎの時間等は判らなくなってしまったが、当然ながら、出発前に乗り継ぎの駅と時間は調べて組み立てた。当日の行程は、

▼逗子駅→東京駅(横須賀線)

▼東京駅→千葉駅→佐倉駅(総武線)

▼佐倉駅→成田駅→我孫子駅(成田線本線・成田線我孫子支線)

▼我孫子駅→友部駅(常磐線)

▼友部駅→小山駅(水戸線)

▼小山駅→新前橋駅→高崎駅(両毛線・上越線)

▼高崎駅→高麗川駅→八王子駅(八高線)

▼八王子駅→橋本駅(横浜線)

▼橋本駅→茅ヶ崎駅(相模線)

▼茅ヶ崎駅→藤沢駅(東海道線)

都道府県で言うと、

神奈川県-東京都ー千葉県ー茨城県ー栃木県ー群馬県ー埼玉県ー東京都ー神奈川県

という順に巡っていて(たぶん)、関東一都六県すべてを経由している。なお、「東京近郊区間」は関東地方だけでなく、一部、福島県、山梨県、長野県、静岡県にもはみ出している。もっとも、それら関東以外への「はみ出し」部分はループしていないので、大回り乗車に含めることは不可能。それにしても、12月に行った長野の穂高駅が「東京近郊区間」に入ってるなんて知らなかったよ……。

水戸線、両毛線、八高線、相模線には今回初めて、かつ4線とも始点~終点を全部乗った。といっても、熱烈な「乗り鉄」とかではないので、「初めてだなあ……」以外に大きな感動はなし。ただ、八高線北半分は東京近郊では今や珍しくなった非電化区間で、久しぶりにディーゼル旅客車の「ぐぉんぐぉんぐぉん……」という響きを感じて、ちょっと楽しかった。

ちなみに八高線は北側の非電化区間と南側の電化区間では列車の運行が分かれているので、高麗川駅での乗り継ぎが必須。また南側は列車運行上、高麗川は途中駅で、川越からの川越線の車輛がそのまま直通で八高線に入って八王子まで走る。その川越線も川越駅を境に東西で運行が別々だとか。ややこし。まあ、水戸線も水戸を通ってなかったりするけど。

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写真1枚目は、朝日を浴びている成田線「木下(きおろし)」駅の看板。このあたりは、第四紀更新世の成田層群の地層が広範囲に分布していて、かつては、駅南側一帯のあちこちで、住宅やら道路やらが造成中で削られた露頭に、大量の貝化石が積み重なっているのが見られた(今でも一部保存されている露頭があるようだ。千葉県教育委員会による紹介)。

中学・高校の頃、頻繁にここまで来て、貝化石を掘りまくっていたことがある。たぶん、今ではほとんどコンクリートとかアスファルトとかで覆い隠されちゃってるんだろうなあ。なお、化石とはいっても、年代も10万年前そこそこと新しいので、現在砂浜で拾う貝殻と状態がほとんど変わらず、種類的にもお馴染みのものが多い。

この頃覚えた貝類の学名もいくつかあるのだが、その後呼び方が変わってしまったりしている例もあって、あまり役に立たない。例えば木下で一番たくさん採れる貝化石はバカガイだが、私が当時覚えた学名はマクトラ・スルカタリア(Mactra Sulcataria)。しかし今はMactra Chinensisだそうだ(シノニムの問題とかで学名が変わる例は結構多い)。

写真2枚目は高崎で撮った八高線(北半分)のディーゼル車。

一応、大回り乗車の感想と今回得た知見を書いておくと、

・行く前から分かっていたことだが、途中下車などできないので、基本的には車内・車窓風景・駅しか見る物がなく、単調。ずっと座っているので「座り疲れ」する。

Img20250227113738 ・途中下車できない以上当然だが、行った先の名所・名物、美味い物などとは無縁。唯一、小山駅構内のコンビニで栃木名物(?)「レモン牛乳」関連商品の売り場を見た(買わなかったけど)。

・基本、都心から放射状に延びる各線を、円弧状に結んでいる各線を乗り継いでいくことになる。というわけで、当たり前のことなのだが、乗り継ぎ駅の多くで、「上野・東京方面」などの行き先表示を見掛け、それを見るたび、「これに乗ったらすぐ帰れるなあ」などと「大回り乗車」の趣旨台無しのことを思ったりする。

・ちょうど都合のいい時間・駅に都合よく(構内に)立ち食い蕎麦屋等々があるとは限らず、下手をすると食いはぐれる。今回は結局、昼は駅内コンビニのサンドイッチ等だった。立ち食い蕎麦屋情報等があれば、それを上手く行程に組み込むとかを考えた方がよい。

・「東京近郊区間」は、普段乗っている電車内に貼ってある路線図では周囲が若干端折られており、実際にはもうちょっと範囲が広い。

いつか、今回は行程から外した「房総半島一周」をやってみたい気もする。

●春になったので、あれこれ春の山菜を収穫したり調理したり。

Img20250303160214 Img20250326164525 Img20250322191337 Img20250326165640 Img20250328175100

1枚目。春先のフキノトウで作ったフキ味噌。収穫したフキノトウの若干は茹でて冷蔵して保存していたが、それも使って2度目のフキ味噌を作って、仕事先の花見に持って行って消費。

2枚目。今年の某平場のノビルは、やたら球根部分が大きく育っていて立派。コチュジャン和えにしたり、甘酢漬けにしたり、パジョンにしたり。

3枚目。田浦で獲ったニリンソウ(プクサキナ)。改めて汁物作りに挑戦したくて、茹でて吊るして乾燥保存中。

4枚目。初めてタネツケバナを収穫。茹でてドレッシングを掛けて食べた。……それなり?

5枚目。まさに今が旬のアケビの芽。このところ数日置きに食べている感じ。

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観音崎再訪

●東京AFVの会の帰り、京急線の駅ホームで、横須賀美術館「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」ポスターを見掛けた。

「ああ、今、こんなんやってるんだあ」と見ていて、「※11月3日無料観覧日」の文字に気付く。にゃんと! さすが文化の日!

●というわけで、翌日いそいそと出掛ける。そもそも「横須賀美術館」ってどこにあるんだっけ、と調べてみたら、観音崎のすぐ手前だった。以前観音崎を(初めて)訪ねた記事を読み返してみたら、そもそもその時も最初は横須賀美術館を目指して行った(けれど、結局入らなかった)のだった。

今回はJR横須賀駅からバスで。横須賀美術館は、海に面した緩い斜面上、観音崎の森を背景にしたガラス張りの建物。おされ。

「運慶展」は本館地下の展示。横須賀市芦名の浄楽寺蔵で、和田義盛夫妻の発願による運慶作阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)、不動明王、毘沙門天の5体。それから運慶作ではないが、関連作品として、三浦市初声町・天養院蔵の薬師三尊像(運慶よりやや早い平安中期以降の作品)、横須賀市大矢部の清雲寺蔵の観音菩薩像(おそらく南宋より渡来のもの)。

「運慶展」と銘打っていながら、運慶仏は5体、周辺作品4体の計9体だけ!? と思ってしまいそう。実際に、運慶展の展示はそこそこ広い1フロアのうちの広めの展示室1つ(運慶仏5体)と、通路の窪みのような小展示スペース2つだけ。しかし、現時点でおおよそ運慶作と認められている作品は約30、うち真作と確定しているものは19体しかなく(貰ってきたパンフレットで知った)、5/19があると思えばなかなか贅沢。

ちなみに運慶は東国武士、それも鎌倉幕府要人との関係が深かったと言われるが、古都鎌倉の域内には、伝承等で運慶作とされるものは複数あるものの、真作やその可能性が高いものはなかったはず。私の好きな北鎌倉の円応寺の閻魔様も運慶作の伝承があるが、運慶没後の製作だそうな(加えて円応寺の仏像は、閻魔様よりも十王のほうが魅力がある)。

Img20240503180858 今回展示の運慶仏5体がある浄楽寺は、今年春に大楠山に登った帰りに寄って、寺の外観だけは見たことがある(5月3日撮影)。この5体は今回の展示会でなければお目に掛かれないわけではなく、浄楽寺でも年に2日(春・秋)の御開帳があり、またそれ以外でも予約制で拝観できる由。ぜひ拝みたい!という方はどうぞ(→浄楽寺HP)。

関連作品のうちの薬師三尊像を収めた天養院は、浄楽寺同様に和田義盛ゆかりの寺院で、薬師三尊像には和田合戦の折に義盛に代わって受けたとする刀傷だとして、縦に割れ目がある(結局、和田合戦において、義盛は鎌倉市内の和田塚あたりで討ち死にするわけだが)。

もう一体の南宋由来とされる清雲寺蔵の観音菩薩像は、立膝の珍しいポーズ。「遊戯坐(ゆげざ)」というらしい。リンクは、ホノルル美術館所蔵の同様のポーズのもの。北宋時代のものとか。

なお、この企画展は横須賀美術館のほか、県立金沢文庫、鎌倉国宝館の3館連携企画となっており、開催時期がおおよそ重なる形で、金沢文庫では「特別展 運慶 女人の作善と鎌倉幕府」、鎌倉国宝館では「特別展示 鎌倉の伝運慶仏」が開かれている。

●せっかく来たので、観音崎を散歩する。

前回訪問時は小雨模様で見晴らしも良くなかったが、今回はすっきり晴天。前回はすでに時間外で入れなかった灯台にもぜひ登ろうと行ってみたら、こちらも無料だった。

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下1枚目は灯台上から北側の眺め。中央やや左に、小さくランドマークタワーも写っている。左端の山上に建っているのは海上保安庁の(旧)東京湾海上交通センター。2018年にセンター機能は横浜に移転、現在は無人の観音崎レーダー施設となっているらしい。2枚目は、その施設を足元から見上げて撮ったもの。3枚目は南側。小さな入り江向こう側の突端に、前回も写真を載せた、戦間期に作られた聴測所(対潜水艦の固定式ソナー施設)跡がある。

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下写真は富津岬と横須賀の間に、東京湾要塞の一部として明治期に作られた第一海堡と第二海堡(現実の配置に合わせて、右写真が第一、左写真が第二)。第二海堡は、上に掲示した「灯台上から北側写真」の右端近くにも写っている。富津側の第一海堡は現在立入禁止、第二海堡は整備されツアーも組まれていて、その違いを示すように、写真で見ても第二海堡のほうがシルエットが整っている。

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灯台で無料のペーパークラフトを貰った。初代と当代(三代目)の2種。ともにスケールは1:100。どうやら「あなたが選ぶ『日本の灯台50選』」というシリーズらしく、公益社団法人「燈光会」というところのサイトで、全種ダウンロードできるようだ。

「50選」と銘打っていつつも、サイトをよく見ると、キット番号は250番まである。この観音崎の灯台も、キット番号は「No.22」と「No.22-2」と枝番になっているし、リストには「番外」(海上交通センターの建物とか灯台見回船とか)もあるから、キット種類の総数はもっと多いかも。観音崎のキットは両方とも白一色だが、中には着色のもの(赤白の縞模様とか)もある。

燈光会サイトにある「作り方」によれば、OA用紙などに印刷して厚紙に張り付けて……といった工程が指示されているが、当然、最初から厚手の紙に印刷したほうが話が早い。観音崎灯台で貰ってきたものも、最初から厚手の紙に印刷されていて有り難い。

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前回見そびれた場所含め、砲台を三カ所見学。

▼まずは前回見なかった北門第二砲台。上に写真を上げた(旧)東京湾海上交通センターから、階段状に3つの砲座が並んでいる。本来は6つあったらしいが、第4~6砲座の上に東京湾海上交通センターが建っているらしい(ただし、現地の説明板には、『現在は4砲座と弾薬庫が残っています」とある)。北門第一砲台等に比べると、草むしていかにも廃墟感がある。

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1枚目:センターから緩い坂を上って最初の第三砲座。

2枚目:第三砲座と第二砲座間の横墻にある弾薬庫。ガイドを頼むとこの中にも入れるようだ(この写真を撮るちょっと前に、団体さんが出てきた)。

3枚目:第二砲座。

4枚目:第二砲座・第一砲座間の横墻にある弾薬庫。こちらはコンクリートで入口が塞がれている。

5枚目:最も高いところにある第一砲座。

6枚目:第一砲座手前に置かれた説明板。

7枚目:各砲座背後を登ってきた坂道の突き当りにある隧道。こちら側の入り口が坂の頂点で、隧道内は(こちらから見て)下り坂。私は観音崎園地から、つづら折りの坂を上って、言わば裏側から来たが、本来はこちらが砲台入口らしい。現在は柵が作られて立入禁止だが、サイト「東京湾要塞」によれば、内部にも弾薬庫等あるようだ。

前回も見た、灯台間近の北門第一砲台。

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前回も書いたように、半円形の砲座が2連になっていて、間にレンガ積みの小隧道。地下に弾薬庫があって、そこからこの小隧道内に揚弾されてくる仕組みらしい。本来は、このレンガ積みの道路に面した側に下り階段があって弾薬庫にアクセスできる構造だったらしく、3枚目の拡大写真にあるように、正面下に入り口跡の一部らしい塗り込めたアーチ頂部が確認できる。

1枚目の写真の左端に写っているが、左側砲座から灯台側(写真手前側)にも弾薬庫または兵員待機所のような入り口を塞いだ跡がある。

▼前回行かなかった北門第三砲台。

砲台アクセス用に作られたらしいレンガ積みのトンネルを抜けると、すぐ左手に弾薬庫または待機所跡らしい塗り込めた二連の洞口。突き当りに納座がある。

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砲座は第一、第二とはずいぶん異なる形状で、半円形ではなく前方左右角の丸い長方形? ここに、砲(二十八珊榴弾砲)が2門ずつ置かれていたらしい。最後の写真は、砲座の左側にあるレンガ積みの揚弾井。第一砲台のようにトンネル状ではなく、横墻正面に口を開いている。

本来はこの横墻を隔ててさらに左に2連の砲座がもう一つあったらしいのだが、現在は見晴らし台(への通路?)の整備で消失している。

▼岬を越えて、自然博物館のちょっと先、たたら浜に降りる。

美術館で貰った「美術館から出発!! 観音崎公園お楽しみマップ」には「第2次世界大戦時のトーチカ」なるものが、たたら浜駐車場の脇にあると図示されている。

パッと見渡しても判らず、駐車場のおじさんに聞いてみると、「たぶんそのへんにあったんだけれど、もう撤去されてしまったのではないか」という、なんとも頼りない返事。「なくなっちゃったのか……」と少々落胆しつつ、浦賀方面に歩きだしたら、駐車場の端の端に現存していた。

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1枚目は海方向に向けた正面(道路/海岸線に向けてはやや斜め)。正面中央に開口部。2枚目は正面角の、表面がはがれた部分。3,4枚目は側方・後方に回っての写真。

さて、このコンクリートの構造物。GoogleMapsにも、「機関銃陣地跡」としてタグ付けされているのだが、サイト「東京湾要塞」では、「実験のための観測・監的所」ではないかと推測している。根拠は前後に鉄格子がはまっていること、正面開口部が単純に外側に向けて斜めに広がっていて(これでは跳弾が中央に集まってしまう)階段状になっていないこと、など。

言われてみれば、鉄格子はずいぶんがっちりはまっていて、後付けでないようにも見えた。また、写真では草藪に隠れてしまってよく見えないが、GoogleMapsには藪に覆われていない状態の正面写真も1枚載っていて、それを見ると、正面開口部が銃眼というには広すぎる。鉄格子が無ければ、大人がそのまま潜り込めそうなくらい広い。

なお、頂部に突き出た部分は通風孔のようにも見えるが、どうもどの面にも開口部がないようで、機能は謎。

▼その後、浦賀駅まで歩いて帰宅。

●週が明けて5日火曜日にも、法務局に用事があって横須賀へ(逗子市、葉山町は管轄が横浜地方法務局横須賀支局)。どうも最近横須賀づいている。

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写真1枚目は観音崎に行った土曜日に撮った「もがみ」型。先月に撮った時は桟橋の向こう側だったが、より姿がはっきりわかる。晴天下だと、なぜか船腹ではっきりと色が2トーンに分かれている。2枚目も同じ「もがみ」型で、火曜日に撮ったもの。船腹中央の大型ハッチを開いている。

3枚目は潜水艦桟橋で、今回は、前回よりも新型のシッポがX字のタイプ。「そうりゅう」型なのか、さらに新しい「たいげい」型なのかは、素人の私には判別不能。

Img20241026193726 ●まるで別話題。

鎌倉の小町小路(元の名前は小町大路、鎌倉の中心を南北に通る若宮大路の東側に並行する通りで、土産物屋通りで有名な新しい「小町通り」とは若宮大路を挟んで反対側にある)、蛭子神社の斜め向かいにあるセブンイレブンは、独自仕入れで、なぜか「インド菓子」を売っている。物珍しくてついつい買ってしまう。たまに「うわ。これハズレだ」と思うものもあるが、結構イケルものもある。

ビスケット/クッキー類はごく普通に美味い(たまにちょっと甘過ぎるのがある)。左下の空袋の「ムルック(Murukku)」は個人的にはハズレ。スパイシーなだけで味が何か足りない感じ。

右下の「ナブラタン・ミックス(Navratan Mix)」と左上の「オール・イン・ワン(All In One)」はそこそこ当たりな感じ。シリアル+ナッツ等々、細かいアレコレをスパイスで味着けたもの。オール・イン・ワンのほうが甘みと辛さが強かったように記憶。

上中央は食べかけで止めてあるので見づらいが、「ゴル・カチャウリ(Gol Kachauri)」。4センチほどの一口で食べるにはちょっと大きめの揚げボールの中に、甘辛い具がぎっしり詰まっている。これは味はかなり美味しいと感じたのだが、同じ会社(ハルディラム/Haldiram's)のミニサモサとか、上のムルック同様、ちょっと「揚げた油が回っちゃってる」感がマイナス点。

●さらに別話題。

ここ数か月のうち、道端でオレンジ色のハムシを見掛け、「ああ。ありきたりなウリハムシか」と思ったのだが、それにしては、クズの葉にいる(しかもクズの葉を食べているっぽい)のがおかしい。

ちょっと気になって調べてみたら、本当にごく最近、2016年に東京都目黒区で初確認されたらしい外来昆虫(中国原産)、クズクビボソハムシと判明。判って気にして見てみると、結構あっちにもこっちにも、大繁殖してクズの葉を食い荒らしている(写真は先月撮ったもので、さすがにここ最近、肌寒くなってからは見なくなった気がする)。

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クズはそのへんにいくらでも生えているので、適当に食えばよさそうなものだが、どうもこの虫、集団でまとまって食害する習性があるらしく、ほぼ無傷な葉がある隣で、ほとんど葉脈だけになった葉の上に何十匹も固まっている。……なので、「虫がたくさん」が苦手な人は卒倒しそう。

そもそも食草が、繁茂力が強く増え過ぎてしまって問題視されているクズなので、いくらでも食ってくれてOKな気もするが、とはいえ、「それはそれで問題が」となる可能性も結構ありそうな気がする。

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8月のヨモヤマ

●FCM 2Cのディテール・チェックで、それほど多くもない写真を繰り返し見ていて眼が疲れたので、一回休みでヒマ話を。

なお、「眼が疲れた」は最近本当の悩みで、モニタの文字が紗が掛かったように読みづらい時がある。糖尿病が目に来るという話もあるので、久しぶりに眼底検査を受けてみたが、結果は「異状なしです」。それはそれでほっとしたものの、要するに「老眼が進んだのでは」とのことで、中距離用にメガネをもう一つ用意したほうがいいのでは、と言われた。ああ、ぢぢぃってのは面倒だね。

Img20240601180339 ●市内を流れる田越川の護岸工事だか浚渫だかで、夏前から時々クレーン船が来ているのだが、なぜか日本陸軍機塗装。なんぞこれ……。

数か月に一回開催している「オンラインたまんちん飲み会」で皆に見せたら、(日の丸のバック以外の灰色部分も考えると)「陸軍機塗装というより空自塗装では」とのこと。いや、まあ、どっちでもいいんだけど。

先月の記事で、これまで逗子市内に4基残っていた丸ポストが、残念なことに2基撤去されてしまった話は書いたが、その記事でみやまえさんからコメントを頂いた通り、撤去されたポスト2基が、現在、逗子郵便局(本局)の横に置いてあるとのことで、別れを惜しんで写真を撮ってきた。

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奥のポストが、入口や隙間がテープで塞がれているので、たぶん「アリがわいた」との理由でしばらく利用停止になっていた池子2丁目のポストなのだと思う。根石が1つしかないが、どちらかのポストは、根石がしっかり固定されていて取れなかったかな?

この先、この2基のポストは鋳潰されてしまうのかもしれないが、そうではなくて、どこかにモニュメントとか展示物とかとして引き取られる可能性があればいいなあ。

ちなみに、この2基のポストは、8月24日現在、まだ郵便局横に保管されていた。

追記。25日夕にもまだあった

Img20240730190149 ●大船や横浜に行く機会があると、成城石井でプレッツェル(ソフトタイプ、2個入り)を買うのが定例化しつつある。それとは別に、何か見慣れない食べ物とか飲み物とかにはついついふらふらと手が出そうになるのだが、最近、実際に手を出してしまったのがコレ(といってもすでに先月末だが)。

しばらく前に流行った、いわゆるクラフトコーラの一つで、「いよしコーラ」と読むらしい。どこか田舎の町興しも兼ねたような商品なのかと思ったが、帰宅後調べてみたら新宿の下落合産だった。

で、味はというと、コーラ風のなかに高麗人参シロップの「甘い泥」風味がある。缶の横を見ると、実際に原材料のなかに高麗人参が入っているようだ。かなり好みが別れそうな味だが、私自身は、ロッテやヘテの「高麗人参ガム」が好きだったくらいなので、そこそこ気に入った。でも高いんだよな……(250ml缶入り1本約300円)。

ちなみに「高麗人参ガム」は、現地で一緒に仕事した韓国人カメラマンに「あんなマズイもんよく食うなあ……」と(韓国語で)呆れられた。そして現在はロッテもヘテも生産していないらしい。残念。

●あまりに暑いこともあって、時々マックシェイクを飲む(マックのハンバーガーは滅多に食べないが)。

さて、マックシェイクはどの味も同じ機械で出すので、いろいろ味が混じる傾向がある、というのはネットで見て知ったのだが、それにしても、「マックシェイクのチョコレート味」を頼んでも、毎度チョコレート風味がほとんど感じられないのはどうしたもんだか。

もしかして、かき氷のシロップ同様、「**味の別で色は違っても味は同じ」ということになったのか?

●名越切通を歩いていて、目の前に不時着してきたミンミンゼミ。

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腹の両側に大荷物を抱えている。セミヤドリガの、たぶん終齢に近い幼虫2匹。そもそもセミヤドリガはヒグラシに寄生することが多いとのことだが、別に他のセミがダメということではないらしい。

地面に落ちてきたところを見ると、セミヤドリガに生命力を吸い取られて力尽きたのかとも思ったが、wikipediaを見ると、セミヤドリガが直接セミの生命を脅かすことはあまりなく、セミが生きて活動しているうちに離れて繭を作るらしい。というわけで、離れる前に宿主が行き倒れそうになっているこの状態は、セミヤドリガにとっても若干ピンチなのかも。

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シロマダラ

Img20240620211503 ●ちょっと珍しいイキモノ話題。

数日前の晩、近所のコンビニ裏の路地を通りかかったら、道の真ん中に小型のヘビがでろ~んと伸びていた。ああ、自転車かバイクにでも轢かれたのかな、かわいそうに……と思いつつも、スマホを近づけて写真を撮っていたら、突然にょろにょろ動き出して驚いた。なんだこのとろいヘビ……。

さて、この手の模様のあるヘビの場合、ずんぐりしてスタイルの悪いヤツはマムシ、シュッとスマートならアオダイショウの幼蛇、と判断するのが定石なのだが、そもそもそのいずれにしても、この写真のヘビのように模様の濃淡差は大きくない。

改めて調べてみると、どうやら、「まぼろしのヘビ」として、発見が時折ニュースネタに取り上げられることもある「シロマダラ」というヘビらしい。

なんだか、シロマダラを見たくて数年間探し求めた人の話まで出てきた。もっともその一方で、「実は小型で夜行性なので人目に付かないだけで、実は割と普通にそのへんにいる」という話もあったりして、「まぼろし」度には若干の疑問符も付く。

まあ、個人的には「滅多に見ないものを見て、ちょっと得したかな」くらいに思っておこう。

●他にも、あまり見ないようなヤツ、久しぶりに見たヤツなどとの邂逅がいくつか。

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1.アカスジカメムシ。数年ぶりに見た美麗系のカメムシ。カメムシ界のダース・モールみたいなくっきりした赤黒の配色。もっとも、これに限らず、昆虫というのは特定の環境に居ついていることが多く、このアカスジカメムシも「セリ科の植物に集まる」のだそうで、この時も、セリ科のヤブジラミで発見。探してみると、同じヤブジラミの藪に3匹、4匹と見つかった。毎年、この時季にヤブジラミを見れば、当たり前に見つかるものなのかも。

2.披露山の肩のところで遭遇。肩のところだけ赤い模様がある、やや大きめのハムシ……? それなりに特徴があるので、割とすぐに同定できるだろうと思ったのに、ウェブ上でハムシで当たっても行きつかず。しばらくして、(前胸部の形状から)「ホタルの仲間かも?」と思い直して調べたら、すぐに判明。カタモンミナミボタル、という種類だそうだ。幼虫のエサは陸棲貝類だそうな。幼虫は光る、だけでなく、最近になって、成虫もごくかすかに光ることが判ったらしい。まあ、パッと見ても判らんけどね。

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3.このへんの野山でよく見る小型のゴキブリはモリチャバネゴキブリなのだが、これは一回り大きく(といっても、家の中で見る「大きいゴキブリ」、クロゴキブリよりはだいぶ小ぶり)、しかも前胸部の色模様が全然違う。どうやら、キョウトゴキブリという、ややマイナーなゴキブリらしい。ゴキブリなんてそのへんに(大いに嫌われつつ)はびこっていて、害虫として逆に研究も進んでいるのではというイメージだが、キョウトゴキブリは、1970年になってようやく新種記載されたというマイナーぶり。しかも発見された京都では、「要注目種(絶滅危惧とまではいかないが、まあ、もしかしたら危ないかもしれないので見守ってみましょう、くらいの感じ)」として京都府レッドデータブックに載っている。それでいいのか、ゴキブリとして。

もっとも、ウェブ上にあるキョウトゴキブリの写真は、いまひとつ特徴をしっかり捉えられるものがなく、この写真が本当にキョウトゴキブリなのかどうかは、ちょっと自信がない(普通のチャバネでも、モリチャバネでもないし……という消去法の結果)。現在、環境省「いきものログ」の種名調べ支援で依頼中。

(7/4追記。環境省「いきものログ」の種名調べ支援で回答コメントを頂いた。どうやら、キョウトゴキブリではなく、同じくチャバネゴキブリ科のキスジゴキブリ、という種類らしい。キョウトゴキブリよりはもうちょっと一般的な種らしいのだが、それでも、もともとは南方系(西日本以南)のゴキブリで、関東では新参者のようだ。いずれにしても、家の中でゴソゴソしないでいてくれれば、あまりイヤではない)

4.ノコギリクワガタ♂の頭部(……だよね? 頭の後縁部がよく判らないけれど、ミヤマの赤褐色型じゃないよね?)。近年、身近にクワガタムシを見る機会はだんだん減っている感じで、せいぜい、ひと夏に一度か二度、それもコクワガタを見る程度?という感じなのだが久しぶりに(死骸とはいえ)大型の種のオスを見た。まだちゃんと、この手のものも生息しているんだなあ、と確認できた(もちろん、この個体は「ちゃんと」していないけれど)。

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5.我が町逗子で、山の際に住んでいるとしばしば屋内に侵入されての遭遇が避けられないムカデ(トビズムカデ)。これはその中でも、過去最大級で、触角から曳航肢まで含めると12cm超。かみさんの絶叫に呼ばれて、捕獲・退治した。かみさんはこれまでに数度、ムカデに噛まれて半ばトラウマと化している。

この直後、かみさんの強硬な主張により、ムカデ除けトラップ(毒エサ?)を購入して窓辺や玄関に設置。その効あってか、数日後、玄関脇でこれに近い大きさのものが1匹死んでいた(しかし、その前にもう一匹、屋内に侵入してかみさんが大騒ぎした)。

●ネットをうろうろしていて見つけたもの。

自由落下式の緊急脱出用救命艇。か……かっこコワイ!(カッコイイ+怖い)

海上の石油/ガス・プラントなどで使われるほか、損傷を受けた際に沈没までの時間が短いばら積み貨物船(バルクキャリア)の大型のものでは搭載が義務付けられているとのこと。型式によっては60m以上の高さからの落下試験などを行っている動画もあった。

●輸入食品屋などで、何やら怪しい(そしてお手頃なお値段の)食べ物を見つけると、とりあえず試してみたくなる。

というわけで、業務スーパーで見かけて、ついふらふらと買ってしまったお菓子2種。いずれもインド産(ロゴマークを見て判るように同一メーカー産)。

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まず一つ目、左は「ギー・デーツ・ハルヴァ」。

「ハルヴァ」と名の付くお菓子は南アジアから東ヨーロッパ、さらには北西アフリカ(モロッコ)まで幅広く分布していて、以前、同じく業務スーパーで、トルコ産のハルヴァは買って食べたことがある。

トルコ産のほうは、何というか、サクっと柔らかく軽めの落雁という感じで、「まあ、うん、美味しいか、不味いかといえば、美味しいかな?」くらいの感じだったが、何しろ量がタッパー一杯くらいあったので、消費し切るにはちょっと時間がかかった。(その時に当「かばぶ」に感想を書いたような気もするのだが、いつだったか忘れた)

さて、今度のインド産のハルヴァだが、こちらは一口羊羹サイズの個包装で5つ入り。名前の通り、どうやらベースはデーツ(ナツメヤシ)をギー(バターオイル)で練ったもので、中にナッツが入っている。淡いクリーム色だったトルコのハルヴァとは、とにかく見た目からしてだいぶ違う。

……で、食べてみたのだが。個人的には、「うぎゃー。ナンダコリャ」レベルで美味しくない。先にトルコのハルヴァは「柔らかく軽めの落雁」と形容したが、こちらはゆべし?羊羹? ねっちょりもっちょり、しかもいかにも「動物性のオイル」感があるうえに、ベタ甘。せっかくのナッツの食感とか香ばしさとかも台無し。消費し切れるかな、コレ(泣)。

とにかく、「ハルヴァ」と名乗っていても、その中身は産地ほかでまるっきり千差万別らしいことが、これで分かった。米原万里がどこかで「美味しいなんてもんじゃない。こんなうまいお菓子生まれて初めて」と評していた極上ハルヴァに出会う道のりは遠そうだ。ちなみに米原さんが少女時代にチェコで食べたハルヴァは、どうやらギリシャ産らしい(ネットでこのエピソードに触れている記事によれば)。

二つ目。右写真、「ソアン・パプディ」。

「ギー・デーツ・ハルヴァ」で痛い目に遭ったのに、なんで同じメーカーの菓子に手を出すかね……と、自分でもちょっと思ったのだが、「この際とことん……」的な変なやる気が出てきたので。しかし、これが実は思ったよりも美味かった。

パッケージ写真は綺麗に四角く切り分けられて、中身も一応切れ目は入っているのだが、実際には非常に脆いので、無理に綺麗に取り出そうとするより、スプーンですくって食べる方が無難。

いやいや、それよりも……これはなんて形容したらいいんだろう。

上の「ギー・デーツ・ハルヴァ」よりも、むしろこちらのほうが、トルコ産の「ハルヴァ」に近い見た目と食感なのだが、トルコ・ハルヴァよりもはるかに軽い、ちょっと未体験の食感。デニッシュとか折り込みパイ生地のように(あるいはそれ以上に)薄い薄い層が重なり、フワサクっとしていて、それが、口の中でほろっとほどけて溶ける。wikipediaに記事があるのだが、見た目は全然違うものの、これは綿あめの親戚にあたるような菓子らしい。主成分は砂糖で、飴状態にした材料をパイ皮のように伸ばして重ね伸ばして重ねを繰り返して「サクフワ」状態に仕上げるのだそうだ。

砂糖がメインのお菓子なので結構甘いのだが、カルダモンが入って、さらにトッピングにピスタチオが載っていて、若干の清涼感もある。頻繁にリピートしたくなるかといえば微妙だが、これなら、知り合いに「うん、一度食べてみるといいよ」と薦めてみてもいいと思えるレベル。

●川崎の実家を処分することになり、荷物の整理とか、仲介の不動産業者との会合とかで、久々に(数回)実家に行く。うーん、ちょっと間があったら行こうかなあ、と思っていた、「砲台に消えた子供たち」講演会の当日も、結局実家行き。

●あー。今回も模型話まで進まなかった。

ところで、前回書き忘れたが、先月下旬のホビーショーで、(かねてから噂になっていた)「タミヤからI号戦車」の会場発表はなかったそうだ。

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