いきもの

台風一過のあれやこれや

●季節労働の地図本の制作にいっぱいいっぱいになってしまい(と言うほどには真面目に仕事していないが)、当「かばぶ」の更新もだいぶご無沙汰に。そんな折にやたら強力な台風がやってきたりもして、hn-nhさんから「そっちは大丈夫だったの?(大意)」というお言葉も頂いたりしたので、近況報告やらなにやら。

とりあえず最初に書いておくと、我が家自体は木の葉が吹き溜まったくらいで、特に大きな被害はなかった。私自身は(兄が職場の研修で不在になるというので)川崎の実家の母のところに泊りがけで出かけていたので、家がどれくらい揺さぶられたかもよく判っていない。

なお、実家は東急・田園都市線沿線にあるが、割と午前中早めにもう動き出していた。昼に横浜経由で帰ってきたが、JR横須賀線は「いつ動くかもわからん」状態な一方で、京浜急行はその数日前(木曜日)に神奈川新町の踏切で大事故があったにもかかわらず、土曜日には復旧しており、台風後の月曜午後も(逗子線への直通こそなかったものの)割と普通に走っていて、そちらを使って問題なく帰宅できた。京急偉大なり。

●我が家の近所の山の下を通る神奈川県道311号(すいどうみち)には、逗子市と鎌倉市の境界となる3連×上下線の6本のトンネル群がある。ひっくるめて「小坪トンネル」と呼ばれたりする、全国的にはお化けトンネルとして有名な場所だが、うち、下り線(鎌倉→逗子方向)の2本(名越隧道、小坪隧道)は明治時代に地元有志が出資して浦賀道に初めて開削したトンネルとして土木遺産にも指定されていたりする。詳しくはこちら

が、その小坪隧道(6つのトンネルのうち、下り線の最も逗子側)の逗子側ポータルの上方の崖が台風で崩れ、現在(9月14日)もなお不通で、解除の見通しも立っていない。

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2枚目は小坪隧道の鎌倉側から覗きこんで撮ったもの。倒木が道路を塞いでいる。4枚目は山の上の住宅地からトンネル上の斜面を見下ろして撮ったもの。かなりざっくり崩れている。単に道路を塞いだ倒木を除けばいいというものではなく、3枚目の写真にも少し写っているように、トンネル上方にも倒木がまだ重なって引っかかっていたりして、下手をすると再び崩落しかねない状況であるらしい。

逗子から鎌倉へは普通に通れるが(1枚目の写真の左側・新小坪隧道が上り線)、鎌倉から逗子へは、大きく迂回していく必要がある。

●ほかにも近所で「あ、あそこの崖も崩れてる!」なんてところがちらほら。

もともと逗子・鎌倉はちょっとした平地を取り巻いて細かい谷戸が多数あり、しかも山すそは切り立っていて、地層は柔らかく、もういかにも崩れて下さいと言わんばかりの地形(そしてその通りよく崩れる)。特に鎌倉では、谷戸の奥が倒木で小範囲に停電したり通行不能になったりという箇所がかなり多数あるようだ。

だからこそ、(前回書いたように)「どんどん崖はコンクリで固めてしまえ」的方向になってしまうのも当然なのだが、それはそれでまた、遮られることなく周囲に風雨が当たるようになる、ということでもある。

●崖崩れまで行かなくても、平地でも山でも、あちこちで木がへし折られていて、今回の台風がどれだけ凶悪だったかがわかる。

10日火曜日、名越切通を少し歩いてみたが、山道に折れた枝が敷き詰められたような状態。

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さらに鎌倉側に降りる手前の西平場には、立派なヤマザクラ(オオシマザクラかな?)があって、毎春見事な花を楽しませてくれていたのだが、平場に面して風がダイレクトに当たったのか、根元近くからぼっきり折られてしまっていた。

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2枚目、折れた幹を見ると、縦に割けたようになっていて、単純に折れるというより、ねじ切られるように折られたらしい。ついでに、在りし日の姿を一枚。惜しいなあ。

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●hn-nhさんから、「台風の風雨に紛れてミツバチの巣を採ろうとしなかったか」(大意)と聞かれたのだが……惜しい!

実は台風が来る前に、下から物干し竿でつついて半分ほど回収してました(笑)。というわけで、スズメバチの上前をはねたニホンミツバチの巣がこちら。

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採ったこの巣自体にハチミツは残っていなかったものの、木にくっついた根元部分にわずかに残っていた分があったようで、物干し竿でつついた時にぼたぼたと少し垂れて来た。もったいない~。

「蜜蠟でできた巣」というと、なんとなくずっしりとしているのではという先入観があったのだが、実際にはハニカム部分は極薄で、おそらく、大きさあたりの重さは紙でできたアシナガバチの巣とそれほど変わりはないのではと思う。

これだけ採ったら、耐熱ガラスのカップ一杯分くらいの蜜蠟が作れるんじゃないか……などと皮算用していたのだが、実際には、熱湯で融かしてペーパータオルで濾して冷まして固めたら、大さじ2杯分くらいにしかならなかった(ペーパータオルのなかでゴミと一緒に固まった分も多かったかも)。

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濾す際に失敗したので、まだ若干ゴミ混じり。ろうそくでも作ろうと思っていたのだが、これじゃカップ入りろうそくは無理だなあ。

●先月収穫したヒメクルミは、バケツの中で果肉を腐らせたり、じゃぶじゃぶ洗ったりを繰り返して、おおよそ核果だけの状態に。いくつか試しで割ってみたが、なかなかよろしい感じ。

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さらに、昨年初めて食って美味かったカヤの実も多少収穫して来た。現在重曹の溶液に漬けてアク抜き中。

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●遡って、更新をサボっていた間の行動記録を少々。

8月26日。逗子市民プラザの映画上映会で「ボヘミアン・ラプソディ」をやるというので(しかも900円で観られるというので)、今更ながらいそいそと観に行く。

私自身は、もともとクイーンはあまり“ピンと来ない”感じで、現役バリバリで活躍していた時代にはまともに聞いたことがなく、誰もが知っているヒット曲に関して「ああ、これってクイーンだな」と判る程度。むしろ、昨年映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしたことで、なんとなく知っている曲が増えた(というよりも、「あ、この曲ってクイーンだったんだ」というのが若干わかるようになった)。しかし、この映画を楽しむには、むしろそれくらいの距離感がちょうどよかったかな、というのが見終わっての感想。

ただ、映画として大傑作かどうかというとちょっと首を傾げる感じ。なんというか、バラエティ番組でよくやる、著名人とか過去の偉人の振り返り再現ドラマの「良く出来た版」という感じで、したがって、物語も登場人物の人間性も単純化され、程よく美化されて、逆に、「これって、ものすごくコアなクイーンのファンが見たら、むしろかなり物足りないんじゃ……」と思った。

映画であってそっくりショーではないので、あまり「そっくり度」を云々しても仕方ないのかもしれないが、登場するクイーンの4人のメンバーのうち、主人公であるフレディ・マーキュリーが一番似ていない気がした。本物よりかなり線が細い感じがしたのだが、後から写真を見比べると体のマッチョぶりはあまり差がなく、どうも顔の下半分のボリュームの違いから来ているのではないかと思う。ロジャー・テイラーが一番似ている気がしたかなあ。ジョン・ディーコンは髪の長い時代はそうでもなく、髪を短くしてからがすごく似ている気がした。もちろん、熱烈なクイーンのファンとは言い難い私の勝手な印象。主人公かそうでないかで、登場する時間も映り方も違うし、というのもあるかもしれない。なお、以上はあくまで顔かたちの問題で、特にステージ上のしぐさやディテール(例えばシーンごとの使用楽器、小物の配置など)はものすごくこだわって再現されているように感じた。

●8月28日。都内で仕事。霞が関の某官庁で資料閲覧・コピーさせてもらい、その後、夕方に神保町で会議だったので、桜田門から皇居前広場を抜けて神保町方面へ歩く。

途中、大手門前まで来た時に、案内板を見ていたら、入り口のおじさんに「どうですか」だったか「まだ入れますよ」だったか、とにかく声を掛けられた。

「竹橋方面に抜けられます?」「(その手前の)平川門から出られますよ」

そういえば、皇居のこちら側も普段から入れる場所なのに一度も入ったことがなかった、これもいい機会かもしれない――と思って、いそいそと入る。この時、午後5時半ちょっと前。閉門時間は6時で、どんなにゆっくり歩いても時間は十分。同心番所とか、百人番所とか、まだこんな建物が残ってたんだなあ、などと物珍しく眺めながら歩き、平川門に向かう長い直線道路に差し掛かったところで、横道から若い警官が出て来て、「もうこの先の平川門は閉めますから、大手門に戻って下さい」と追い返された。

「いや、通り抜けられるって聞いたから来たんですよ」と言っても聞く耳持たず。「そもそもここは、大手門と平川門、どっちが近いんです?」と訊ねると、「平川門のほうが近いですね」と言う。じゃあ平川門に行かせてくれよ、と思うのだが「ほら、もう皆さん引き返してきていますから」と言う。

しぶしぶ大手門まで戻り、受付で顛末を話すとむしろ驚かれて、「すみません」と謝られ、しかも「これからでも、平川門に向かわれますか?」とまで言われたのだが(それはそれでびっくりだ)、「いや、もういいです」とぶっきらぼうに答えて大手門を出た(むしろ大手門受付の対応は親切だったので、八つ当たり的返答をしてしまったのは申し訳ない)。

なお、大手門まで引き返し、お堀の外側を回って平川門外に到着した時には、まだ本来の閉門時間である6時になっていなかった。……皇宮警察許すまじ。

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ニホンミツバチ

●11日、鎌倉浪花家で今年初めての氷宇治金時。ひと夏に一度は食べたい品。

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器が平たい上に山盛りになっているので、こぼさずに食べるのはなかなか難しいのだが、今回はなんとかひとかけもこぼさず食べ切ることができた。ややこしい手順など考えず、素直に上から食べていくのが良策。なお。小豆餡は上、中、下の三カ所に入っている。

●近所の、山の上の住宅地から谷戸に降りる階段道の改修工事が始まり、道幅の半分を潰して保護壁が張られていた。

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ここは、数年前に道の下手の曲がり角の上で斜面が崩れ、その後応急処置のみで放置されていたのだが、どうやら(この際、ということで)階段道に沿った斜面全体をコンクリートの擁壁に変えることになったのではないかと思われる(斜面の藪が刈り込まれ、保護壁が作られている様子から見て)。

確かに防災上はそれが手っ取り早いのかもしれないが、実は階段道の上の方の斜面は、初夏にはヤマユリが咲いてキイチゴ(モミジイチゴ)が実り、初冬にはトリカブトが可憐な花を咲かせる、ちょっとした楽しみがある場所でもあった。もちろん、場合によっては人命にも関わる防災措置と、自然保護というにもおこがましい道端の植生の保全と、どちらが大事なんだと言われれば前者であるのは間違いないが、一方で、「崖面は何でもかんでもコンクリートで固めればOK」的な手法以外に、何か手はないものなのかと、こういう工事を見るたびにモヤモヤする。

●17日。市内某所にクルミ(ヒメクルミ)の実を拾いに行く。

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昨年、FBの逗子市内の知人Tさんに場所を教えて貰ったもの。ただ、昨年は木の下が草刈りされていて拾い放題だったが、今年は草ぼうぼうでガサガサかき分けながら拾うことになった。とりあえずある程度の数は拾えたので、現在周りの果肉を腐らせ中。

●近所のMさんの奥さんが干してある傘を飛ばされ、急斜面の途中に引っかかっていたのを回収。そのついでに、道からは見えづらい、木の幹の陰に大きなニホンミツバチの巣があるのを発見した。縦の長さは少なく見積もっても30cmはありそう。

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クリーム色の長い円盤が縦に連なっている様子に、最初は「縦向きに生えたサルノコシカケ?(そんなんあるのか?)」と思ったのだが、よくよく見直してミツバチの巣であることに気付いた。

もちろん、本来なら働きバチにびっしり覆われているはずなのだが、この巣はスズメバチ(オオスズメバチ?)に襲われて壊滅し丸裸。襲われてまだ間もないらしく、スズメバチが10匹程度、頻繁に出入りしていた。上右の写真にもスズメバチが写っている。

何年か前にも、大切岸上の峠道沿いの木のうろにニホンミツバチが営巣しているのに気付いたことがあるのだが、その巣もしばらくしてキイロスズメバチに襲われていた。ニホンミツバチは蜂球でスズメバチを蒸し殺すという対抗手段を持っているのだが、この様子を見ると、防衛成功率は決して高くはないようだ。ミツバチ頑張れ!(泣)。なお、特にこの巣に関しては隙間でも何でもなく、完全に露出した開放巣だったので、さらに防衛は困難だったはず。

襲われて間もないとすると、今回収すれはハチミツを採れるかもしれない(しかもニホンミツバチの百花蜜!)などとも思ったのだが、急斜面であるためハシゴなどはかけづらく、しかもまだ頻繁にスズメバチが来ていることを考えると、余計な手出しはしないほうがよさそう。

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小坪高角砲台補遺(その3)

20190619_165040 ●歯医者のあと、散歩がてら披露山公園へ。

砲台跡が藪に占領されているのと、猿に占領されているのと、どちらが観察しやすいかと言えば、当然ながら後者。ただし、これからの暑い季節、猿の檻は風向きによってはかなり臭い。

披露山公園の小坪高角砲台に関しては、これまでにもしつこく取り上げているので、いまさら付け加えることなどあまりないのだが、重箱の隅的事柄を少々。

なお、右は、いつもとちょっと趣向を変えて、展望台から見下ろした猿舎砲座。ここの展望台に上がる人は江の島や富士山を見るのが普通で、わざわざ猿舎を見下ろしたい人はあまりいなさそう。とはいっても桜の枝に遮られるので、大した景色ではない。

●待機所?退避壕?……だったと思しき小部屋上について。

現在は四角い檻を付けて、おそらく猿の一時隔離場所(普段は出入り自由)として使っている場所だが、ここは本来、砲台山(武山)などと同様、一段外側に窪んでいたことは、「逗子フォト」に掲載された猿舎への改修前の写真で判る。

これについて、改めてじっくりと写真を撮ってみた。1、2枚目は同じ写真で、2枚目は後付けと思われるコンクリートの外周をなぞってみたもの。

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新たに設けられたコンクリートの天井は、よく見ると、内側は他と合わせた円弧ではなく、一直線になっている。また、3枚目、4枚目写真に見るように、この天井部分は本来のすり鉢状構造とコンクリートの質がちょっと違っていて、その継ぎ目が確認できる。

●改修前の写真で確認できる、一二糎七高角砲の台座を据えるための穴は、現在、檻の中心を支える柱の基礎兼水飲み場となっているが、改めて見てみると、もともとの穴より一回り小さい、円筒形の構造を中心に据え付けて、周りは単純に土か砂で埋めてあるようだ。

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また、すり鉢状の内壁のうち、特に西側の一部は、この砲座のコンクリートを打設した際の型枠材の跡が確認できる(写真は金網のせいで不明瞭だが)。

●話は変わってここ最近見かけたいきものなど。

日曜日はものすごい風で波も荒く、そのため、何か珍しいものでも打ち上げられているかもしれないというスケベ心で、月曜日、材木座海岸を歩く。残念なことに特に拾い物などなかったが、下のような、半透明の房を見つけた。

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えーっと。これは……タコのタマゴか何かかな? と思ったのだが、どうやらアオリイカのタマゴであるらしい。

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上1枚目は火曜日に名越切通で見たクロアゲハ。逗子では黒いアゲハは数種類いて、意外にぱっと見で判別しづらい時があるのだが、これに関しては、

  • 目立つ白い紋などがない(あればモンキアゲハやナガサキアゲハ)
  • 胴体の横に赤い模様がない(あればジャコウアゲハ)
  • 短めだが後翅にちゃんとシッポがある(なければナガサキアゲハ)
  • 全体が構造色で光っていない(構造色できらめいていればカラスアゲハ)

などからクロアゲハと同定。これも温暖化の影響なのか、少なくとも最近近所で見かける「黒いアゲハ」は、モンキアゲハが多数派のような気がする。

2枚目は披露山の山道で咲いていた、これまで見たことがない花。特に頂部の葉の付き方がトウダイグサ科っぽいなあ、と思ったがハズレ。花の黒い模様が手掛かりになった。アストロメリア(ユリズイセン)の一種で、アストロメリア・プルセラという花であるらしい。オレンジ色のユリズイセンはたまにどこかの庭からこぼれ出て野生化したものを見掛けることがあるが、この赤くて細長いものは初めて見た。もちろんこれも(南米原産の)外来植物。

3枚目も意外に種名調べに手間取った。キリンソウ。浪子不動の近くで。4枚目は逗子の砂浜に漂着した浮き玉に付いていたエボシガイ。

●久木川に掛かる人道橋。

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以前から、「実はこの橋は、逗子独立運動が激しかった頃に派遣されてきた国連PKO部隊の人道的支援によって架けられたものだ」というウソ話のネタを考えているのだが、そもそも逗子住民以外には(というか、ほとんどの逗子市民にとっても)「逗子独立運動って何なのヨ」と言われそうなので、誰にも語られることなく終わること必至。

ちなみに、逗子銀座商店街に近い亀井児童公園には、本当に「逗子独立運動発祥の地」という記念碑が立っている。

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なお、知る人ぞ知る「逗子独立運動」は、ある種、小坪高角砲台同様の「軍事遺構」のドラマのようなもので、それはそれとして語り継ぐべきだろうと思う。7月1日は「逗子独立記念日」。同日、市役所の会議室で「令和元年度逗子独立記念講演会」がある。

●同様のヨタ話として、鳩サブレ―ほどではないものの鎌倉土産としてそれなりに有名かつ親しまれているお菓子「かまくらカスター」は、「第7騎兵隊を率いてインディアン諸部族連合を奇襲、返り討ちに遭って惨敗したカスター将軍が失意のうちに太平洋を渡り、明治期の日本で作ったお菓子が元」というのがある。しかし、その話をしたところ、息子の嫁に「へぇ~、そうだったんですかぁ~」と素で返されてしまった。不発。

●先月末、逗子海岸に面する披露山下の崖が崩落。先述の砲台訪問から浪子不動方面に降りたので、その崖崩れ現場を(今頃になって)見た。

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すでに1か月近く経っているのだが、崩れた土砂(岩)は片付けられておらず、破壊されたネットやフェンスもそのまま。大々的に崩れるとこんなにひどい有り様になるのだなあ、という状態が維持されている。

逗子鎌倉の山の地質は柔らかく、一方で山すそは急斜面や削られた崖面が多いので、頻繁に崖崩れが発生する。そのため、コンクリートで覆う防災工事も多いのだが、これはこれで見た目が無粋なだけでなく、表面の植生が失われることによるデメリットも大きい。もうちょっと何とかならんのか……。

●ついにコレが届いた。先週、横浜VOLKSに引き取りに行った。一度箱を開いて、中をチラ見して、「うあー、うわー」と言ってそのまま箱を閉じただけ。いや、うん、なかなか素敵なキットという気はします。

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三浦アルプス

●ここ最近の三浦アルプス(集中)山歩きに関しては、前回の記事でひとまとめで書いてしまうつもりだったのだが、だらだら長くなって砲台話だけで終わってしまったので、残りのあれやこれや。

先月からの三浦アルプス行は以下の5回。梅雨が来てしまうと足元がグズグズになるし、藪も深くなるのでこのルートはまたしばらくおあずけかな……。

●1回目:三浦アルプス南尾根ルート初挑戦。葉山・風早橋からスタート。葉山教会の横から山道に入り、仙元山を皮切りに東京湾側まで歩く……つもりが、2、3ピークを過ぎたあたりで転機が急変、雷雨に見舞われる(この日、5月4日は天気が変わりやすく雷雨の怖れありの予報が出ていたのに甘く見ていた)早々に断念して実教寺-葉山消防署方面に下山。

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上左は仙元山山頂近く。他の多くのアザミが秋に咲くのに対して、初夏に咲くノアザミとコアオハナムグリ。上右は仙元山山頂からの眺望で正面がたぶん森戸海岸。遠景に江の島。

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「葉12」標識ピーク手前のキツイ階段。京浜急行の「三浦アルプストレッキングガイド」によれば約250段で、この頃にはざっと一雨来た後で足元がすでに濡れている。写真は途中で一息ついて「来し方行く末」を撮ったもの。もちろん、階段があるだけまだマシ。三浦アルプスの山道は、ロープ頼りの急斜面もかなり多い。

●2回目:逗子、沼間の山の上の住宅地「グリーンヒル」までバスに乗り、その奥から山に登って北尾根へ。馬頭観音、「二子山山系自然保護協議会/二子山山系主要分岐図」の標識FK3を経由して、乳頭山手前から田浦梅林に降りる。

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このルートを歩いたのは、昨年、クサイチゴをつまみ食いして味を占めていたため。今年は家まで持ち帰った(上左写真)。上右写真は田浦梅林から降りたあと、京浜急行をくぐる小ガード。スケルトンでなんとなくスリリング。

●3回目:三浦アルプス南尾根ルートにリベンジ。初回同様、葉山・風早橋からスタート。仙元山、観音塚、大桜、茅塚下を経由して乳頭山へ。その少し先から田浦小学校裏手方面に降りる。1時過ぎスタートで、人里に降りたのが6時半くらいだったので時間的にはだいぶキツキツ。本来なら昼食を山の上で食べるスケジュールで行くべきルートかも。

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上写真左は「観音塚」の名の元である石仏。向かって右・三面八臂の馬頭観音像の横には寛政年間の建立年が彫られている。右は観音塚と乳頭山のちょうど中間にあるD14ポイント「大桜」。

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途中で見かけた植物あれこれ。1枚目はナルコユリ。鎌倉周辺の山だと、生え方も花の形も似たホウチャクソウはたくさん見るが、ナルコユリはめったに見かけない。大きめの緑色がかった花を2つ(時に1つ、3つのことも)付けるホウチャクソウと違って、小さめの白い花を列状に咲かせる。これまでてっきり近縁の植物なのかと思っていたのだが、改めて調べたら科からして違っていた。

2枚目は以前にも書いたことがある、万葉集にも登場するキモンヒヨドリバナ。3枚目はサイハイラン。4枚目は山菜のミズ。いつも採っている場所のほかに生えているのを初めて見た。

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上写真左はキアシドクガ。ドクガ科ではあっても幼虫~成虫一貫して無毒だとか。半透明に近い白い翅が美しく、ついじっくり撮影。この数回の山歩きで、木の梢に白い蝶/蛾が群れているのを何度か見たが、正体はこれだと思う。右は渡りをするチョウ、アサギマダラ。急斜面の梢にいて、これ以上近寄って撮れなかった。美しい後翅のえんじ色もこの写真ではほとんどわからず残念。なお、このあとしばらく歩いた先の山道で、肉食昆虫にやられたか、アサギマダラの前翅・後翅1枚ずつが落ちているのを見つけた。

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山道で立ち止まってポケモンgo仲間とLINEしていて、そのまま流れでARスナップを撮っていたら、山道の脇でガサゴソ音がして、いきなり目の前にハクビシン(たぶん)が現れた。こちらもしばらく立ち止まっていてほとんど物音を立てずにいたから、相手もかなり油断していたものとみえて、距離はおそらく2メートルほど。お互い驚いて数秒見合ってしまった。上写真はその時のポケモンgoのARスナップ。とっさに普通のカメラに切り替える頭が働かなかったのが大いにマヌケ。「ゴローニャ」の向こう側にハクビシン(?)がちょっとだけ見える。

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そして2回目の山歩きでも通ったクサイチゴ収穫ポイントでまたいくつか。ほんのちょっと工夫でビターチョコ味の「クリーム玄米ブラン」に載せて食べてみた。「チョコレート+ベリー」「あんこ+ベリー」の組み合わせは鉄板。ちなみに先月半ば、近所のM家でBBQをやった折、近くで採ったカジイチゴを持って行って、つぶあんの最中に挟んで食べた。これも美味かった。

●4回目:1回目で下山した葉山消防署から逆にスタート。南尾根に上り、観音塚経由でしばらく歩いた後に北側に下山。森戸川林道終点に出て、林道を歩いて葉山町長柄・川久保に出る。森戸川源流あたりは、20年くらい前以来。その頃は網で小さな川エビを採って、素揚げにして食べたことがあった。今でも小エビが生息しているかどうかは未確認。

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上左写真が森戸林道終点。右は、長柄・川久保からそのまま歩いて越えた葉桜団地入口の坂に生えていた野生のビワ。ちょうどいい感じのものがやっと一つ、手の届くところにあったので採ってその場で食べた。割と甘くてアタリ。

●5回目:二子山1回目。南郷中学校バス停から、南郷上ノ山公園野球場奥の山道を登って砲台道の途中に出て、二子山上ノ山山頂へ。そのまま二子山下ノ山、阿部倉山と縦走し葉山町長柄・川久保に降りる。上ノ山までは楽だが、その後は結構起伏がある。

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砲台道でハンミョウに出会えた。出会えると嬉しく、しかしなかなか接近しては写させてもらえない昆虫。左はそろーりそろりと近付き、逃げられてはまた近付きを繰り返して、ようやく撮った接写。右はアサヒナカワトンボ。これは鎌倉浄明寺の華頂宮邸の谷戸でも頻繁に見かけるもの。

●6回目:二子山2回目。南郷中学校バス停から、今回は南郷上ノ山公園トイレ横から素直に広い砲台道を歩いて二子山上ノ山山頂へ。砲台道を少し戻り、葉山-逗子境の尾根道を通って北尾根ルートへ。沼間の山の上の住宅地「アーデンヒル」へ降りる。

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この写真も砲台道にて。足元に飛んできて、また飛び立とうとしているセンチコガネ。

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大宮公園ぶた公園

●前回、東武アーバンパークライン(略してあーぱー線)で、埼玉県の大宮公園に言及したついでの話。

食事中に口の横などにご飯粒(あるいは他の食べ物の欠片)が付いてしまったのを見て、

「おべんと付けて~どこ行くの~」

と節をつけて囃すのは、日本人なら誰でもとは言わないが、(地区や年代にもよるかもしれないが)それなりに広まっている俗習なのではないかと思う。私自身の子どもの頃からの標準で言うと、この囃し言葉は上のフレーズだけで完結している。しかし、かみさんの場合は違っていて、

「おべんと付けて~どこ行くの~、大宮公園、ぶた公園」

と、続きがあるのだ。別にかみさんの創作ではなく、子供の頃からそう歌ってきた(あるいは聞かされてきた)そうだ。以来、いったいこれはどこの習慣なんだろう、(かみさんの出身地である)千葉県北西部限定なのか? あるいはかみさんの家限定なのか? などと、結構長い間、頭の片隅に引っかかっている(物心ついて以来ほぼ神奈川在住で、埼玉にほとんど縁がない私が「大宮公園」という名前を知っていたのもそれによる)。今回、改めて検索してみて、若干知見が広がった。

  • 「おべんと付けてどこ行くの」に続けて「大宮公園ぶた公園」と歌うのは、別にかみさんの実家限定ではなく、実際にそういう言葉で歌ってきたという人の例が複数ヒットした。
  • 地域的には、千葉県北西部限定ではなく、どうやら、埼玉県(南部?)で、「大宮公園ぶた公園」派がそれなりに存在しているらしい。というわけで、別に千葉県民が埼玉県を揶揄して歌っているわけではなく、むしろお膝元の大宮方面から東武野田線経由で、かみさんの実家方面に伝播した可能性のほうが高そう。
  • バリエーションとして、「大宮公園ひとまわり」というものもあるらしい(こちらも複数ヒットした)。どちらが元なのかは判らないが、子供に品のない囃し言葉を歌ってほしくなくて改変したものが別途広まったのでは、と勝手に想像。
  • 一方で、群馬・栃木あたりまでにかけて、「丸山公園ぶた公園」「花山公園ぶた公園」「前橋公園ぶた公園」「森林公園ぶた公園」などの、それぞれ近隣の公園名が入っているらしいバージョンもあることが判明。
  • さらには、「おべんと付けて~どこ行くの~、丸山公園ぶた公園、オリがないから逃げちゃった~」など、その先がある例もあるようだ(mixiの群馬関係のコミュにあったのを検索で発見)。

これらから思うに、どうやら、北関東一円に、「おべんと付けて」行く先に関し、「ぶた公園文化圏」的なものがあるようだ。

ちなみに、他地域の例として、公園関係ではない別の歌詞もいろいろあるようだ。興味深い。

●春も後半になってくると、キイチゴの仲間があちこちで実を付けはじめる。というわけで、近所の某所にて、カジイチゴを初収穫。

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まだまだ熟していない実も多く、しばらく楽しめそう。

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逗子拾い食いの会

●ここ最近のあれやこれや。

仕事が滞っていたこともあり、模型製作はすっかり開店休業状態。平成の世の間にもうひとつ完成品、というのは無理そう。

20190415_061426 ●4月中旬、ご近所のM夫妻に誘われて、かみさんと一緒に(それからM夫妻の末娘も一緒に)熱海まで一泊旅行。M夫妻はポケモンgo友達でもあり、その勧めで、(いままで「えー。やらないよー」と言っていた)うちのかみさんもついにポケモンgoをインストール。熱海の街を歩いてポケモンを捕まえたり、5人でトランプやウノやジェンガをしたり、温泉に入ったり。

写真は宿からちょっと歩いたところにある、伊豆山神社の鳥居脇の小公園で見かけた、遊具というよりほとんど前衛芸術か、あるいは逆に歴史的遺物かのような木馬。

●4月21日。FaceBookの逗子のニュースグループ内のゲリラ的集まり、「逗子拾い食いの会交流会2019春」開催。逗子の自然の中の身近な食材をみんなで持ち寄って、それを肴に飲みましょうという会。

20190421_152358 昨年春、鎌倉の焼き鳥屋でごく少人数で逗子の山野菜を持ち寄りって飲んだが、今回はその発展形で、正式にFBで声を掛け、20人ほど集まった(午前中にはうち有志5人で桜山で尾根歩きをして若干の採集もした)。逗子市内のキッチン付き貸しスペースで数時間。

当初想定よりもずいぶん大勢集まったなー、というだけではなく、食べ物も大量かつバリエーション豊かに集まった。ここに写っているほかにも、かなりの種類の山野草をその場で天ぷらにして食べた。私はノビルの出汁醤油漬け、茹でたアケビの芽、イタドリのピリ辛メンマ風、タケノコのピリ辛、ツワブキのきゃらぶきを持って行ったほか、現地でノビルのパジョンを数枚焼いた。

・逗子市内ではないが、近場の野島(横浜市金沢区)で採れたというアサリを、和風に実山椒と、台湾風に五香粉と、2種の佃煮に仕上げて来た方がいて、ものすごく美味かった。

・天ぷらは採れたてのタケノコのものが絶品。カキの若葉も意外に美味かった。「天ぷらで食べられる」と前々から見聞きしていたユキノシタの葉は「それなり」。ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)の若い実(さや)は、「食べられるけれど好んで食べたいとは思わない」レベル。

・もともと逗子の山野菜ネタでFBを通じて数年来の付き合いのTさんは私の作り方をアレンジしたイタドリ、酢醤油漬けのノビル、自宅の庭でできたというブルーベリーで作ったジャムなどを持ってきた。ブルーベリージャムが非常に美味かった。

・地場のものではないと思うが、ヒジキ入りの一口蒸しパン、ベニバナてまり寿司の差し入れがあり、これもなかなか美味しかった。

1555547382600 ●先週半ば、朝9時過ぎ、自宅電話が鳴ったので出たら、ひどく切羽詰まった娘の声。呼ばれて行ってみると、近所の坂を歩いている途中、車が脇を猛スピードでかすめていき、今にも轢かれそうだったという。

そしてその車はというと……そのまま坂下まで行って、電柱に激突してご覧の有り様。いや、とにかく娘が引っ掛けられずに済んでよかった。運転していたおばさんも、幸い軽傷だったらしい。ブレーキが利かなかったと言っていたらしいが、どうかなあ。

●CAMsから、フィンランド軍仕様の6t戦車が発売されるらしい。これはちょっと欲しい。なお、ズベズダのT-28はとりあえず横浜のVOLKSで予約した。令和になって初めて買うキットになるかも。

●ポーランドの、IBG社の「THE WORLD AT WAR」は、基本、1:72のシリーズのはずなのだが、比較的最近出たIV号戦車B型は「1:76」と表記されている由。どうも、その前のA型で1:72よりも小さく作ってしまい、それを指摘されて、続けて出した(同じ大きさの)B型は表記のほうを改めて誤魔化したようだ(なお、A型は変わらず72で売られている模様。再生産がかかるようなら、どうなるかわからない)。なかなか小粋なアイテム&キットのシリーズなので気に入っていたんだが、ちょっとがっかり。

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かに!

●複数の仕事が滞っていて、その一方で、昨年末より義弟(といっても私よりも年上)の革鞄工房に不定期で手伝いに出かけるようになったため、まともな模型製作はご無沙汰。

ただし、いじりかけの模型とか工具とかは目の前に置きっぱなしなので、ブロンコのKV用履帯(という製品名のKV-1S/IS用履帯)をちょっと繋いでみたり、ブレゲー27の風防を切り出して削ってみたりなど、半端な模型いじりはしている(息抜き、という名目の現実逃避)。

当「かばぶ」もすっかり更新が滞ってしまっているが、生存報告としてあれやこれや。

●「Yahoo!」がブログサービスを今年末で終了してしまうのだそうだ。身近なところでは、例えばTFマンリーコさんのところとか……。あるいは、時々覗きに行く範囲では、デビグマさんvkさん戦車大好きさんのところなど。

ブログという媒体自体が、なんとなく「ひと昔前のもの」感が出てきて、大手の撤収ではYahoo!が最初なのかもしれないが、ココログもいつまで継続するものやら。そう考えると、決して他人ごとではない。

その昔、NIFTYで開いていた個人HPの「河馬之巣」も、HPサービスの終了であっちに流れこっちに流れして結局閉じることになったが、いずれ、ブログでも同じようなことになるのかもしれない。別に未来永劫残って欲しいとも思わないが、何かしら書く気があるうちになくなってしまうのは困るなあ……。

●日中に散歩に行けなかったので夜中に逗子駅前まで出かけたら、逗子銀座商店街の歩道をのそのそとカニが歩いていた(3月4日)。

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脚まで含めると手のひらに近いくらいの大きさがある。おそらくモクズガニ。この写真ではハサミ部分はあまりよく写っていないが、もしもきちんとハサミの細部写真を撮っていれば、もっさり毛が生えているはず(とはいえ、水から上がっているのでハサミに沿って撫でつけられた状態だが)。

今から20年以上前、逗子銀座商店街の裏手に住んでいた時、やはりこの日と同じように雨の日だったと思うのだが、玄関先でカニを見かけたことがある。ペットが逃げ出したとかではなく、野生のカニが(川からそこそこ離れているが)放浪してここまでやってきたのだと思う。

ちなみにモクズガニは上海ガニとごく近縁で、美味いそうだ。

●早春の採集食い物記録。

2月、結局3度ほどフキノトウを収穫して食べた。フキ味噌、オリーブオイル漬け、天ぷらと、一通り(フキ味噌の写真は2月初めに載せたものと同じ)。

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4枚目は、オリーブオイル漬けにブルーチーズ入りのベビーチーズを散らして、さらにとろけるスライスチーズを載せてチーズトーストにしたもの。はちみつをちょっと垂らして食べるともっと美味いんじゃないか……と想像したのだけれど、はちみつがなくて試せず。

もう今ではフキノトウは伸びきってしまったが、その前に多めに収穫したものは冷凍保存してあり、そのうちまたフキ味噌を作る予定。

1枚目右側ののびるは、まだ今季1回収穫して、軽く塩漬けで食べているのみ。

このあたりの春の山菜で、個人的にはいちばん美味いと思っているアケビの芽は、まだようやく芽吹き始めた程度。本日(3月9日)でこれくらい。

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せめて20センチくらい伸びないと。

知人がヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)をおひたしにしたと聞いて、改めて試してみる。柔らかそうな芽先だけ摘んできた。見た目綺麗で、虫など付いていなさそうなものを選んだつもりが、すすいでみたらアブラムシだらけ(下の写真左でも、画面右端に1匹歩いている)。それでも根気よくゆすいで、その後さっと茹でた。昨年初めて試したときはそのままおひたしにしたが、今回はもうひと手間かけてゴマ和えに。

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……うーん、ゴマ和えの味だな。もさっとしていて、取り立ててよい風味が感じられるわけでもなく、不味くはないけれど積極的に採って食べる価値があるか微妙。って、去年も同じような感想を抱いた気がする。

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小坪高角砲台補遺(その2)

●唐突な続編。今までの関連記事は、

改めて披露山(前編)
改めて披露山(中編)
改めて披露山(後編)
砲台山
小坪高角砲台(改めて披露山)補遺
季節労働の終わりと砲台山再訪

●逗子市役所のサイトには、「逗子フォト」という素敵なミニ・アーカイブがあり、古今の逗子の写真がストックされている。確か、去年か一昨年あたりに開設されたばかりで、写真も随時追加中。

実のところ、写真のタグの設定の仕方があまりよくないのか、「こういう写真が見たい」と思った時に上手く検索で出て来なかったりして、その辺、改善の余地はあるのだが、ぜひこのまま着々と充実を目指してほしい。

さて、そんな「逗子フォト」に、どうやら最近のことらしいが、披露山の「小坪高角砲台」の、公園に改装される前の写真が掲載された。

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すでに雑草に覆われているものの、砲が撤去されたのみのプレーンな状態の砲台の状態が見られる写真として非常に貴重。ちなみに、披露山山頂に構築された3つの砲座のうちのどれなのかは、逗子フォトの説明文では明記されていないが、現・猿舎である可能性は高いように思う。

たった一枚なのが残念だが、これだけでも、いろいろと興味深い点が見て取れる。

(1).中央の砲架据付部は、現在の猿舎では小さな池+金網屋根の柱基部に改装されており、また、ほぼ同型の横須賀・砲台山では埋まって土の地面になっているが、単純にコンクリート床面に穴が開いているのではなく、がっちりと砲を固定するために、何やら凝った段差形状になっているのが判る。砲台山と同様、穴の最外周部分は、うっすら細く1、2センチの幅の段差があるようだ。

また、穴の向こうには現在も残る「何かの器具の取付基部の円環鉄パーツ」がいくつか並んでいるのがボンヤリ確認できる。

201808091250203 (2).正面の穴(階段の向かってすぐ左)は、他の壁龕と異なり、上部がアーチ状の背の高いものになっている。ここは、現在の披露山猿舎ではコンクリートで埋められ、ディテールが判らなかった部分。砲台山では他と同一形状の四角い壁龕で、披露山も当然そうだとばかり思っていた。

以前の記事で、ここがコンクリートで埋められている理由について、「どうも、壁龕の上部分が少し壊れていて、それをわざわざ手間をかけて補修するよりも、いっそ壁龕ごと埋めてしまった方が楽だったための措置という気がする」と書いたのだが、実際には、「上部が崩れた」のではなく、もともと上に長い独特の形状の穴だったことになる。

なお、「逗子フォト」には猿舎の檻の内側からこの部分を写した写真も上がっており(右写真)、それを見ると、私が以前の記事に載せた写真よりも、埋めた痕跡がより明瞭に判る。披露山の砲台では、なぜ一つだけこのような形状だったのか、大いに謎。

もしかしたら、他の(弾薬仮置き場と思われる)壁龕と違い、地下通路入り口という可能性もあるのかもしれない(また、それなら埋められた理由も想像しやすい)。方向的には他の2基の砲台跡とは(現売店の観測所跡とも)若干ずれていて、まっすぐ行くと山の斜面に出てしまいそうだが、例えば連絡用通路だったとしても、爆風がストレートに来ないように曲げて作ってあるとか。あるいは山の斜面への脱出用通路とか?

20170708_151443 (3).その隣の兵員詰所?部分に関しては、現在の猿舎では他の部分と同一円周上までコンクリートで屋根が付けられているが、もともとは、砲台山と同様、一段窪んでいたことが確認できる。こちらは上と逆に、もともと披露山の砲台がちょっと変わった形状だったのか?などとも思っていたのだが、実際には後からの改修だったわけだ。猿舎の檻を被せるにあたって、ここだけ形がいびつなのは不都合だったので新たに天井を設けたものか?

現在のこの部分を外側から見ると、右写真のようになっている。砲台の円周から一部外側にうっすらとコンクリート地がはみ出しているのが詰所部分で、このコンクリート部分が本来は窪みだったことになる。

(4).詰所入り口は、一段下に窪んでいるらしい。砲台山では崩れた土砂で埋まって確認できない部分だが、やはり窪んでいるのだろうか?

大雨の時、すり鉢状の砲台に流れ込んだ水が、さらに詰所に流れ込んできたりしないのかなあ。いや、まあ、排水口くらい作ってあるか……。

(5).特に写真右手の壁龕は、周囲が枠状に出っ張っているように見える。現状の猿舎では、ここは面取りが施されている部分で、単に写真写りの問題で(エッジがこすれて白くなって)出っ張っているように見えているだけか? わざわざ後から縁を削って面取り加工した、などという可能性は低そうな気がするが……。

●週末、いきなり左足の親指が痛んで腫れあがってしまった。まさかこれが話に聞く痛風というやつか!?と焦ったのだが、痛風の場合は親指の付け根関節が腫れるはずが、私の場合は指それ自体。また、痛風なら痛み始めて1日目くらいが痛みのピークで居ても立っても居られないほどになるらしいのだが、そこまで痛いという感じにはならなかった。

どうやら、うっかりトゲか何かを刺してしまって化膿した可能性が高そう。数日して、だんだん痛みも治まってきた。

20190204_223717 ●本来ならまだまだ収穫には早いのだが、ぽつぽつとフキノトウが出始めているのを見て、フキ味噌の味を思い浮かべたとたんにどうしても食べたくなり、月曜日、今年の初収穫。早速フキ味噌を作る。

毎度、各材料の分量は行き当たりばったりだが、今回はかなり美味く出来た気がする。これをつまみに日本酒でも飲みたい感じ。

●hn-nhさんのブログ「ミカンセーキ」のコメント欄でお知り合いになった、vol de nuitさんのブログで、ワルシャワ蜂起時の国内軍の車輛のリストアップと同定で盛り上がっている(基本、3人であーでもないこーでもないと言い合っているだけだが)。記事直通のリンクはこちら

私自身、特にソフトスキンについては生半可な知識しかなく、先日の記事で紹介した資料“Pojazdy ARMII KRAJOWEJ w Powstaniu Warszawskim”まかせの部分が多かったので、いろいろと勉強になる。

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TACAMキターーーー!

●アナウンスはしばらく前にあったので発売されるのは知っていたが、とうとうメーカーのサイトで近日発売と発表された。

miniartのTACAM T-60、キターーーー!

miniartのT-60シリーズが開始された直後は、まさかここまで同社が手を伸ばしてくるとは思わす、「TACAMのためにT-60を買おうか」なんて思ったりもしたのだが……。うむ。これは何としても買おう。

骨までしゃぶりつくすようなバリエーション展開をしてくる同社のことなので、緩衝ゴム内蔵転輪にフレームアンテナ付きのTACAM T-60もそのうち出して来たりして……。

ちなみに、キットの塗装指示図3例のうち1つは連合国側に付いてからの星のマーク。そうやらキットでは「白丸に赤星」のデカールを付けてくるようだが、実際には、このマークは「白丸の星ヌキ」で、星の部分は下地の基本塗装のカーキらしい。ここ最近になってまた新説が出てきたのでなければ、だが。

●そういえばフユイチゴ(この寒い季節に熟す変なキイチゴ)の時季だなと思い、池子弾薬庫跡地と鎌倉との市境の尾根道を久々に歩く。

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真っ赤な色だけ見ると、オレンジ色のカジイチゴやモミジイチゴよりも甘そうだが、実際には、いくつか食べると額に汗がにじんでくるほど酸っぱい。一応甘みもあり、爽やかな酸っぱさなのでそれなりに美味しいが、量が採れるならむしろジャムか何かにしたほうが美味いかも。

●午後遅めに行ったので、先日の三浦富士での「山道でどんどん暗くなって大焦り」の反省に立ち、十二所果樹園までは行かずにもっと手前の光触寺に降りる。

こちらはハイキングコースから外れた踏み分け道程度のものなので、途中でちょっと迷いそうになったり、倒木に道を塞がれていて焦ったり、「横須賀軍港境域標」を再確認したり。いや、前回もちょっと迷ったんだった。あんまり経験生かせてないな……。

なお、下の写真はそれなりに明るく写っているが、これはスマホの自動修正の結果で、この時はもうすでに4時を過ぎて薄暗くなりかけていた。

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●我が家のチビ(小学3年生)が自分で作った小さなテディベア。

最近の子供はナイフも針も使えない、なんてことがよく言われるが、少なくともウチは、その辺だけは心配ない。常に何か作っているし。

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たいふういっか

●先週末は大型の台風24号の来襲。日曜日、このあたりのJRは早々と夕刻からの運休を決定し告知。風雨が激しくなる前にもう運休を決めてしまうなど、ちょっと珍しい。

かみさんは今月誕生日で、娘にX JAPANのライブチケットをプレゼントされ、幕張まで出掛けたのだが案の定公演は中止。ただ一泊して、翌日、鉄道網がボロボロになったなか、あっちこっち大回りして苦労して帰ってきた。ご愁傷様としか言いようがない。

私も川崎の実家に顔を出す予定だったのだが延期。

そして今週末もまた台風が来るそうだ(25号)。

●その台風24号。日曜の夕方までは風も弱く、雨も時々パラパラ程度で「実は大したことないんじゃね?」くらいに思っていたのだが、夜半、ものすごい風雨で、サッシのガラスがたわむほど。割れるんじゃないかとハラハラした。

台風一過の翌日。結構あちこち、ひどい状態になっていた。下は県道沿いの潰れた車庫。柱の基礎のコンクリートごと引っこ抜けているのがスゴイ。

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下は鎌倉逗子ハイランド入り口の大きな看板。四角い鉄柱が根元で折れ曲がってしまった。

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激しい風でだいぶ潮が巻き上げられたらしく、庭木から山の木々まで、かなり塩害に痛めつけられた様子。タブノキあたりは割と平気なようだが、かなりひどい有様になっているものも多い。下は近所のフヨウとアカメガシワ。

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ちなみに「たいふういっか」を「台風一家」だと思っている人の話を昔どこかで読んだ覚えがある。雨とか風とかに加えて、翌日の青空までも含めて「一家」だとか何とか。

●ほんの少し、恩恵も。近所のお寺の駐車場のぎんなん。二日掛かりで洗って干した。

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