その他模型雑記

横浜AFVの会2026(3)

●4月5日、横浜西口で開催された「横浜AFVの会2026」参加レポートの3本目。

今回は、自分でも意外なほど作品写真をたくさん撮ってきていたので、レポートが3分割になってしまった。とはいえ、「あれ? そういえば入賞作のはずのアレを撮ってないな」など、相変わらず網羅性はない。どうも済みません。

●というわけで残りの写真、ジオラマ作品その他。

Img20260405114714 Img20260405114652

ジオラマ作品のなかでもひときわ目を惹いたもの。ジオラマ部門の入賞作でもあったはず。秋のたっぷり積もった落葉と、その色に溶け込んだ迷彩の車輛、および親衛隊の迷彩服の兵士たち。この写真には写っていないが、作品の隣には、ジオラマを制作するにあたっての着色構想スケッチも添えられていた。

Img20260405131736 Img20260405112836 Img20260405112913 Img20260405112922 Img20260405112645 Img20260405114720

雪の中のクラッシュT-55~T-72のジオラマも、たしか部門受賞作だったと記憶。

次の2枚は72ながら大掛かりなジオラマで、エレファントを牽引する複数の18tハーフ(さすがにこのテーマを35で作るのは……同時に完成品を輸送したり保管したりするのは大変そう)。

続く2枚もミニスケールだからこその大物車輛と建物の組合せと、「戦術解説」ジオラマ。前者の機関車はホビーボス?

Img20260405112350 Img20260405113001 Img20260405114609 Img20260405114740 Img20260405131604 Img20260405131512 Img20260405114456 Img20260405131709Img20260405114504 Img20260405132621 Img20260405131647 Img20260405114549 Img20260405114532 Img20260405114731 Img20260405112811 Img20260405112748

以上、ざっと、ww2もの。シュビムワーゲンはタミヤ新作のワイドタイヤ?

Img20260405112848 Img20260405132701 Img20260405132718

以上、戦後~現用もの。

Img20260405113025 Img20260405131539

フィギュアはきっちり写真を撮っておらず、フォルダの中にはこのビネットと一緒の連作写真だけだった。

最後の1枚は大スケール、Faller社のランツ・ブルドッグ。1:22.5という、一般のプラモデルではなじみのないスケールは、鉄道模型の「2番ゲージ」というものらしい。

●そういえば、横浜AFVの会って、不良在庫キットの交換会があったなあ、と、当日朝にいきなり思い出し、とりあえず、すぐに発掘できたキット数点(タミヤ35のM8自走砲とか、mirage72のT-26ベースの自走砲とか)を袋に詰めて持って行く。

その後、交換でタミヤ35のSd.Kfz.7/1 20mm四連装自走砲、オメガKの「グラード」自走ロケット砲(懐かしい!)と、トランペッターのアエロサンNKL-6を頂いた。

前2者はどう考えても私は今後作りそうにないので、Sd.Kfz.7/1は「じゃんけん大会」に供出、「グラード」は、「(たぶん)ウクライナ軍も今でも使ってるから、ウクライナ軍仕様で作るのもいいんじゃない?」などと適当なことを言って、ケン太さんに押し付ける。その後ネットで検索してみたら、ウクライナ軍では独自の改良型とか後継車両とかも作っているらしいが、旧型のBM-21も使っている様子。嘘吐きにならずによかった。

そんなわけで、唯一手元に残って持って帰ってきたのが、トランペッターのNKL-6。

同社からはアエロサンが何種類か出ていて、大戦中に作られた装甲武装タイプのNKL-26のキットは、私も以前に自分で購入して持っている。

中国メーカーらしく、贅沢に各所にスライド型を使用。ボディも床面を除き一発抜き。

Img20260410134419 Img20260410134507

資料としてはタンコグラードから「AEROSAN - Soviet Aero-Sleighs of World War Two」がある。ソ連製アエロサンの全体を概観したものなので、1車種ごとに関してはそう詳しくはないが、そこそこ助かる。

キットレビューに関しては、ミカンセーキさんが発売当時に書かれているので、そちらにお任せ(→「冬はアエロサン」)。ロシアソースのNKL-6解説ページへのリンクもあって重宝。

なお、私は会場でこのキットを手にして、「フィンランド軍鹵獲仕様とかないかなあ」というスケベ心交じりもあって貰ってきたのだが、NKL-26あたりと違って、(ボディの流麗な感じで新しいもののように思ってしまうが)戦前の民間型らしく、少なくともタンコグラード本やざっと見たネットソースの中では、フィンランド鹵獲仕様は見つからなかった。

また、NKL-6にはNKL-6Sという救急車仕様もあるが、これは窓の形状、ハッチパネル、内装などに差異あり。改良型にNKL-16-37、さらにはそれのフィンランド鹵獲コピー型のMR-42/MR-42Sというのもあるが、そこまで行くとさらにいろいろ差異がありそうで手は出しづらい。素直にNKL-6として作った方がよさそう。

……と思ったら、YouTubeに、こんな空恐ろしい製作記事動画が上がっていた。

 

エンジン丸ごと自作してるし! とんでもねえ!

| | コメント (2)

横浜AFVの会2026(2)

●4月5日日曜日に横浜西口で開催された「横浜AFVの会2026」レポートの続き。

主催者側の発表によれば、今回の参加者は70余名。複数の作品を出品されている方も多いので、作品数は100点を超えているのではないかと思う。

●前回掲載できなかった作品群をランダムで。まずは単品の作品、第二次大戦までのものから。

Img20260405111513 Img20260405111604

1:72の80cm列車砲(80-cm-Kanone (E))。72でもとにかくデカい。作者ご自身のコメントでも「移動が大変」とあった。

Img20260405112124 Img20260405112627 Img20260405112220 Img20260405112204 Img20260405112051  

東京AFVの会でも拝見した12tハーフの88mm「バンカーバスター」自走砲。この方の作品は付属の小物も含めて全部「開く部分は開く」という、おいそれと真似できない工作。牽引型の88mmFLaK 2門も同じ方の作品?

Img20260405114000 Img20260405111751 Img20260405111657 Img20260405113758 Img20260405111109 Img20260405111056 Img20260405111913 Img20260405111859 Img20260405111713 Img20260405111648 Img20260405113856 Img20260405113907 Img20260405111850 Img20260405132157

以上、とりあえずww2ドイツ物をずらりと。割と最近発売された50mmPaK38は、後出のジオラマ仕立ても含めて2、3作品出品されていた。

Img20260405113146 Img20260405113706 Img20260405113155 Img20260405113841 Img20260405113922 Img20260405114300 Img20260405114022 Img20260405132537 Img20260405113946 Img20260405112559 Img20260405112508 Img20260405111802 Img20260405111634

ww2~朝鮮戦争くらいまでの米英物、他あれやこれや(現用物まで一緒に写ってしまったもの含め)。SU-122はなぜ天井が外れているのかは不明。八九式は、アバディーンで野ざらしになっていた時期の再現。単品部門で入賞していたはず。最後のT型フォードはRPMのキットである由。「SAS仕様」としているのはフィクション?

●戦後~現用物単品作品。

Img20260405113913 Img20260405113832 Img20260405132355 Img20260405112538 Img20260405132248 Img20260405132239 Img20260405132214 Img20260405114129Img20260405113935 Img20260405132642 Img20260405114229

メルカバのあとのデジタル迷彩の自走砲は中国軍の83式自走榴弾砲(トランペッター35)。普段ほとんど意識していないがトランペッターは時刻中国現用物を結構出していて、たまにこうして展示会などで見ると新鮮。お次の自走砲はもっとレアアイテムで、スウェーデンものだったっけなあ。お高いガレージキットらしい。

●あともう一回、ジオラマ作品写真等をまとめてUP予定。

| | コメント (0)

横浜AFVの会2026(1)

●4月5日日曜日、横浜西口のかながわ県民センターで開催された横浜AFVの会に行く。

昨年は6月末の開催だったが、今年は割と早め。

私自身は11時前くらいに着(開場は10時)。なんとか間に合った新作のビッカース6t、昨年の東京AFVの会にも出したLV-38(38(t))、土台だけ新作のソクウ(Sokół 1000/CWS M111)+サイドカーを展示。

Img20260405114801

今回は珍しく自作品を並べた様子(だけ)を撮ってあった。

事前に「行くよ~」などの書き込みもなかったケン太さん、ミカンセーキさんとも無事邂逅し、なんだかんだ駄弁りながらヨドバシ地階で中華の昼食。参加表明のあっためがーぬさんの姿がなく「きっと直前に落として部品を折ったとかで遅れてるんだ」等々ケン太さんが推察していたが、まさにその通りの理由で、昼食中に到着していた。

●会場で撮った作品写真を。いつも通り適当に撮っているので、例によって網羅性は無し。まずは(これまたいつも通り)友人知人の作品から。

ミカンセーキさんは、昨年東京AFVの会に出展のIII突に添えて、「III号戦車系列後期型起動輪バリエーション」を展示。

Img20260405110707 Img20260405110817

後期型起動輪のバリエーションなんて、「ハブカバー付き」「ハブカバー無し」の別くらいしか認識していなかったのだが、カバーの取付がボルトか、ネジかとか、メーカーの鋳造印とか、ボルト形状とか、なんだかんだで色々あるらしい。

III号戦車の足回りについては、ミカンセーキさんは須田林戦車工廠さんと組んであれこれ3Dパーツ展開しているので、その成果というところ。ちなみにこの「標本」は、わざわざ昆虫標本用の虫ピンを取り寄せて(ラベル部分に)使っている。そんな「見せ方の凝りよう」がいかにもミカンセーキさんらしい。単品部門で銀賞?を受賞していたが、そもそもこれは単品なのか(笑)。むしろ唯一無二の「標本部門」?

Img20260405130817 Img20260405130803 Img20260405110620 Img20260405113628

めがーぬさんの(東京AFVの会でも出展された)ダイヤモンドTと、本来それに載せるはずだった(新作の)チャーチル。1:72。ダイヤモンドT側のトレーラーの内側幅の寸法がおかしく、「作ってみたら載らなかった」という悲しいパターン。チャーチルはドラゴン。

3枚目はケン太さんが最近よく作る、ドイツ計画戦車シリーズのE-25。以前出品していたE-10の続き、的な。トラペのキットは構想段階の戦車ながらあれこれ妄想で「量産仕様」の感じにしているが、やはりハードなウェザリングをするよりも、こういう「工場から出てきたばっかり」に仕上げるのが似合っている気がする。

MGSの野田君のOT-810は東京AFVの会にも出品していたものだが、今回は「フタを開けた」状態も見せてもらった。

kakudouさんは、ドイツ初期(ポーランド戦時)4輪装甲車シリーズ。

Img20260405111925 Img20260405111948 Img20260405112000 Img20260405112009 Img20260405112024 Img20260405112032

相変わらず緻密で丁寧な工作なのに多作。ホルヒ系では、他にSd.Kfz.260~261もあるが、「あれは中身が判らないよねえ」などと会場で話す。キットも72とか48はあっても(ICM?)、35キットは出ていないんだっけ。今調べてみたら、FC Model Trendから、35で上部のネットだけは出ているらしい。

Img20260405105527 Img20260405105638 Img20260405105055 Img20260405105504 Img20260405143611 Img20260405143558

シェル竹内さんの自作48 3Dプリント出力キット群と、35のマガフ。3Dプリントのあれこれには相変わらず疎いが、露光時間?の長短で、欠けたり埋まったりの匙加減が面倒、とのこと。4枚目写真はI号B型の足回りだが、スケルトンの履帯も綺麗に抜けていて綺麗な出来。自分でも3Dプリントができれば、「アレも作りたい・コレも作りたい」パーツのネタは多数あるが、自分で3D-CADをいじれる自信がない。

Img20260405111411 Img20260405111347

むーさんの自衛隊所属・ウォーカーブルドッグ。確か本体はタミヤ製で、防盾カバーだけ他(AFVクラブとか、そのへん?)から持ってきたと聞いたような。うろ覚えで済んません。

●友人知人の作品以外で、特に気に入った/気になったものなど。

Img20260405111244 Img20260405113207 Img20260405113253

タミヤの38(t)系の車体をベースに、上半分は砲を含めてスクラッチした、戦後スウェーデンの自走砲Pvkv II。というか、スウェーデンのStrv m/41(ライセンス生産型のLt vz.38/Pz.Kpfw.38(t))ベースの自走砲なんて、密閉戦闘室の突撃砲タイプのSav m43の存在しか知らなかった(そちらについても、「そんなのがあったなあ」くらいの認識で、今改めて名前を調べた)。

まだ作者も若い方で、なぜこのような冥府魔道へ……(と、ケン太さんも言っていた。ケン太さんが言ってもねえ)。

Img20260405111424 Img20260405133010 Img20260405133026

おそらく完成品は初めて見た、MB modelsののルノーD2。私自身このキットは持っていて、何度か「うん、今度こそ作ろう」と思いつつ、結局手を付けられずに今なお仕舞い込んだままのもの。フランス戦車に疎い人なら、「あ、タミヤのソミュアかな?」で素通りしてしまう可能性もありそうな気もする。

レジンのガレージキットとしても確か比較的初期の製品で、キット本体の出来も「うーん、まあ、ねえ?」くらい。それ以上にとにかくメタル製の履帯パーツが難物で、連結部の彫刻が甘くてきちんと繋がらない。この作例でも、「ああ、苦労してるな……」というのが見て取れる。なお、私の持っているキットは片側の誘導輪基部が湯流れ不良で欠けていて、それを再生するのもまた面倒。作る日は来るのかどうか……。

Img20260405113039 Img20260405110957

空物と陸物の融合作品は、両方作るモデラーならいつかやってみたいテーマ。今回もいくつか出品されていたが、なかでも貨車と機体の馴染み具合が非常に素敵だったのが上作品。Bf109は35?32?(追記:はほ氏より指摘。ラベルでちらりと見えるように、メッサーはハセガワ製、つまり32であるらしい)

Img20260405131616 Img20260405131627

空物と絡の絡みもう一点と、同じ作者の方の作品(連作?)をさらにひとつ。72だが細密度が高くて素敵。(追記。これもはほ氏より指摘。両作品でベースは共通感があるが、メッサーのほうは48。なお、ハセガワ72のカール臼砲は貨車吊下げ状態と自走状態(IV号弾薬補給車付き)の両方が出ているが、キットは後者。貨車は跨線橋ともども紙と木材で自作である由、ラベルに記載がある。スゴイ)

Img20260405113730

48スケールのシャーマン・バリエーション3連作。近年は48作品の出品も増えてきたが、今回出品のなかでは、個人的に最も素敵だなあ、と思ったもの。ベースはタミヤ?

●長くなったので続きは次回。

| | コメント (10)

東京AFVの会2025(2)

●22日土曜日に下北沢で開催された「東京AFVの会」レポートの後編。

適当に会場で流して(?)撮った作品写真集。

Img20251122112827 Img20251122110906 Img20251122145303

カール臼砲。今の時代、35で出てきたら「ドラゴンのキット?」と思うのが普通だが、昔懐かしいシュミット(バキュームフォーム)の初期型足回りのキットを組んだものである由。3枚目は、作品に添えられていた工作中の写真を撮ったもの。確かこれもガレージキット部門で入賞していた。

Img20251122142735 Img20251122111208 Img20251122142750

T-34なのだが、ドイツ製の履帯を履かせた鹵獲車輛。対戦車戦闘の教材フィルムなどにも登場していて、鹵獲T-34としてはなかなかの「有名車輛」だが、模型の作例としては初めて見たかも。実車はその後、ロシア解放軍の装備車輛として払い下げられたりしていたような。先述の教材フィルムで走っている姿を見ると、本来の履帯よりもピッチが細かいので、むしろ走行性能は高そうな感じ(接地圧は高くなっているだろうが)。

履帯はI号戦車C型とか、そのへんからの流用のはずだが、起動輪が何のものなのか得体が知れない謎形状のもの。この作例では履帯ともども3Dプリントで自作されていて、結局何の起動輪なのかと質問してみたところ、「実物はワンオフで作ったものらしい」とのことだった。

Img20251122114427 Img20251122130720 Img20251122141603

模型誌の記事等でも有名な柴田和久さんのエアフィックスのM3グラントとモンティーズ・ハンバー。昨年の東京AFVの会にもモノグラム、エアフィックスの32の作品を出展していたが、その続き、という感じ。

エアフィックスのグラントは、さすが自国装備車輛ということで、履帯ももともとグラント独特の「王の字」パターンになっているなど、再限度も高いとのこと。もっとも、そのおかげで後から発売のM3リーもその履帯のままで、いささかヌエ的仕様になっているらしい。

Img20251122133002 Img20251122111711

Sd.Kfz.251/17D。写真ではそれほどうまく伝わらないかもしれないが、何はともあれ塗装の美しさで見惚れてしまった作品。

Img20251122103058 Img20251122103119 Img20251122144431

もう一つ、塗装で驚かされたのがこれで、細かい三色迷彩のロレーヌベースのマーダーだが、迷彩色のグリーンとブラウンは、なんと色鉛筆で描き入れているそうな。3枚目ほど拡大した写真で見ると、「なるほど、色鉛筆で描いたっぽい」と感じ取れるかもしれないが、普通に肉眼で見る分には、十分綺麗なボカシ迷彩に仕上がっている。今度何かの機会に挑戦してみたい。

Img20251122111941 Img20251122111139 Img20251122112656 Img20251122112703 Img20251122103245 Img20251122103238 Img20251122130809 Img20251122130803

単品で出品されていた大戦までのソ連・フランス・日本戦車。日本戦車2つはガレージキット部門。むーさんに聞いたら、2種の日本の重戦車は、それぞれ別メーカーでガレージキット(3Dプリント?)があるのだそうだ。

Img20251122103428 Img20251122114039 Img20251122111612 Img20251122133418 Img20251122111625 Img20251122112621 Img20251122112444 Img20251122134439

ドイツ物の単品作品。ラスト3枚は、それぞれ48、56、72スケール。「リベット」さんのヘッツァーは油絵調の塗装が独特で映える。ルビコンのティーガーIIは、もともとこのメーカーのキットをきちんとチェックしたことがなく、今までインテリア付きキットがあるのを知らなかった。

Img20251122110825 Img20251122145948 Img20251122112725 Img20251122130533Img20251122134546 Img20251122130250

その他単品、大スケールものとか戦後ものとか。ズリーニIはドニェプロモデルの1:16レジンキット。2枚目シャーマンはタコムの1:16。T-55はタミヤの車体に、ミニアート?かどこかの地雷処理ローラーらしい。最後の「運搬車+攻撃ヘリ」は、向こう側のハインドは春の横浜AFVの会にも出品されていたもので、手前のAH-1付きが新作。

●ジオラマ作品等。

Img20251122130708 Img20251122130450 Img20251122114219 Img20251122114241 Img20251122114346 Img20251122112409Img20251122111032Img20251122111050Img20251122145022 Img20251122114000 Img20251122145002 Img20251122145012Img20251122112349

最初の2枚は35のチャーチル架橋戦車と規格資材を使った仮設架橋のジオラマ。作品自体よりも、「どうやってこの巨大なベースをここまで持ってきたか」の話に聞き入ってしまった。

次の2枚はルビコンの56を使ったものだったかな? とにかく、建物に圧倒される、これも大きなジオラマ。

次の試作車輛をメインに置いた2つは、車輛は72なのだがそれなりに大きさもあるので迫力があった。

パンターとI号指揮戦車が隣り合っているものは意外な組み合わせだが、これは実際に写真が残っているものの再現。

「ラジオ会館前のティーガー」は、同じ方がタイムスリップ物2作品出品されていたなかの片方で、もう一方の「ベルリンにメルカバ」がジオラマ部門で入賞されていた。

最後の1枚は「懐かし部門」で1位を受賞した中尾さんの作品で、タミヤ1:25のT-34をベースにした映画「戦略大作戦」の“なんちゃってタイガー戦車”(こういうのは、やはりティーガーではなくタイガーと言わないと)。スチレンボードに写真を張り付けた書割建物のアイデアも秀逸。

●毎回、真面目に写真を撮っていないフィギュア部門のなかから。同じ方の作品群と、そのなかの2体ほど。

Img20251122130852 Img20251122130932 Img20251122130905

●イベント終了後は、例年の如く仲間で連れ立ってサニーへ。なんとなく惹かれるものも無いではなかったが、結局買い物はせず。ケン太さんから貰ったシュトルモビクがバッグから飛び出ている状態で、これ以上キットの箱なんて入らん!状態だったためもある。

そのケン太さんに頂いたシュトルモビクがこれ。

Img20251122223818 Img20251122223931

箱は潰して袋詰めになっているが、元が単発機とはいえそこそこの大きさがある機体なので、ボリュームがある。もともと、これはケン太さんからミカンセーキさんに進呈する予定で、単座型(Il-2)と一緒に「どちらか選んでね」と持ってきたもの。ミカンセーキさんが単座型を取ったので、余ったこちらを(ケン太さん激推しの)ルクレールの代わりに頂いた。

考えてみれば、もともとはAFVモデラーとして出発した私が、高校生の頃?初めてちゃんと塗装して作った大戦機がエアフィックスのIl-2m3シュトルモビクだったような覚えがある。その後、「実はエアフィックスのシュトルモビクは平面形が全然似ていない」こともわかったりして、1990年前後くらいに東欧メーカー製の72のシュトルモビクも買ってストックしてある。

アキュリットミニチュアズ(ハセガワ扱いで、当時はアキュレイト表記で流通していた)の48のコレは、メーカー的にもアイテム的にも発売当時結構惹かれたものの、48は大きすぎるかなーと二の足を踏んでそのままになっていたもの。ケン太さん、有難うございます。

そしてさらにミカンセーキさんに頂いたのがコレ。

Img20251124163451

多くの人に読んでいただきたい、ミカンセーキさんの記事、

での考証も反映したIII号系列のパーツ。スペーサーを噛ませた改修型の旧型起動輪と、グリースニップル付き上部転輪。加えて、フィンランド改修型のアイドラーホイル(そんなのがあるなんて気付いていなかった……)。

本当にどうも有難うございます。これらはぜひ、全て有効活用させていただきたいと思います。

●サニーの後は、鳥貴族で一杯飲んで、さらに喫茶店にハシゴしてコーヒーを飲んで解散。

皆さん、また次の機会に、無事に模型談義ができますように。

| | コメント (0)

東京AFVの会2025(1)

●昨11月22日は、年末恒例の東京AFVの会。

ここのところ、個人的には、模型関連のイベントと言えば年に2回、横浜AFVの会と東京AFVの会に参加するのが恒例化。数少ないリアルイベント参加の機会でもあり、かみさんの許可を貰って朝からいそいそと出掛ける。場所はいつもの下北沢、北沢タウンホール集会室。

なお、今回は自分自身の新作としては、トライスター35のPz.Kpfw.38(t)をスロバキア陸軍のLT-38として作ったものを持って行った(少なくとももう一作持って行こう、などと割と直前まで思っていたのだが断念)。会場で自作品の写真は撮らなかったので、これについてはまた改めて。

会場で、リアルではちょっと久しぶりの模型仲間たちと会う。青木氏は相変わらず膨らんでいた。ケン太さん、ミカンセーキさん、M.Nさん、めがーぬさん、中尾さんや野田君。古くからのnifty仲間のむーさんやシェルさん。みなさん、そこそこお元気そうで安心。

ケン太さんから、「骨折のお見舞いに」と、タミヤ35のルクレール、orアオシマ72のAAV7を贈られそうになる。特にルクレールに関して「いいキットだから。すごくいいキットだから」と強く推されるが、どう考えても絶対に作りそうにないので固辞して、代わりにアキュリットミニチュアズ48のシュトルモビク(Il-2m3)を頂く。その昔、発売された頃から気になっていたメーカー/製品だったので、こちらは喜んで。どうもありがとうございます。

青木氏は、関西AFVの会の幹事?世話役?を退いて、次の方に託すことになったそうだ。

「くくく。とうとうアオキは権力闘争に敗れて関西AFVの会を追われたか」とか「院政を敷こうと虎視眈々と狙っているのか」とか好き勝手にからかう。そんな冗談はさておき、氏はこれまで20数年間にわたって関西AFVの会を引っ張ってきた由。誠にお疲れ様でした。地域が違うので一度も参加したことはなかったが(青木氏自身は熱心に各地のAFVの会を回っているが)、1モデラーとしてこの世界を盛り立てて貰った感謝の念を込めて労いたい。いや、面と向かっては前記のようなことを言っているわけだけれど。

●会場で見た作品アレコレ。

例によって網羅性は全くなく、入賞作かどうかの別も関係なく、適当に自分が興味が持てるネタを中心に適当に撮っているだけ。

まずはミカンセーキさんのIII突G型。

Img20251122103216 Img20251122111219 Img20251122103228

ミカンセーキさんのブログで今年の夏にIII突の上部転輪が記事になっていたのだが(特にフィンランド陸軍のシュトゥルミに関連して、私も改めて気づかされたことも多々)、なるほど、コツコツこんなものを作っていたとは。

この作品は今回の東京AFVの会単品部門での入賞作品で、実車写真を元にしたもの(1枚目写真の右側、作品台座にその写真と説明がちょっと見える)。私の場合、基本は「**という車輛を作りたい」というレベルに止まっているのだが、ミカンセーキさんの模型は(ヘッツァー「フファット」の時にも強く思ったが)個別の車輛が持つ“ドラマ”まで突っ込んで再現しようとするところが、ほとほと脱帽。

小物一つ一つの質感とか、それこそ元の写真では見えていないはずの“置かれ方”の自然さも凄い。

続いては、最近48と、それ用の3Dモデリングに凝っているシェルさんの作品(とパーツ)。

Img20251122112527 Img20251122112546 Img20251122112522 Img20251122112542 Img20251122112550 Img20251122130602

3Dプリントできる人は、「作るもの」の幅と自由度がグッと上がっていいなあと思う一方で、振り返って自分ごととして考えると、なかなかCADとか扱えなさそうで、指をくわえて見ている状態。

シェルさん曰く、「積層痕が出にくくするにはちょっと傾けて造形したほうがいいと言われてそうしたけれど、傾けすぎると“抜け”が出る」とか、意外にアナログなコツも必要らしい。最後の写真はタミヤの車体にバンダイの戦闘室(だったかな?)のIII突D型。

Img20251122114116 Img20251122114143 Img20251122111319

めがーぬさんのダイヤモンドTと、ケン太さんのJS-2は、今年6月末の横浜AFVの会にも出品のもの。ただし、めがーぬさんの作品は、横浜AFVの会の際はアタマ(牽引車)だけだったのが、今回はトレーラー付き。

Img20251122110614 Img20251122110558 Img20251122111912

M.Nさんのマギルスの試作8輪装甲車(ガレージキット部門で入賞)と、青木センセのタミヤのT-34。M.Nさんのマギルスは、その昔、SUMICONで作成していたもの。青木氏のT-34は、基本、タミヤのキットをストレートに組み上げたもの。……なのだが、改めて昨年の東京医AFVの会の記事を読み返したら、昨年の東京AFVの会でも、氏は「1970年代発売のキットを、当時の工具や材料のみを使い、キットの指示を逸脱しないシバリの下に製作した」同じキットの完成品を出品している。いやまあ、このキットが好きなのは判るけれど(もっとも、氏自身は背の高い六角砲塔の、いわゆる42年型がT-34のなかでは一番好きだそうだ)。

●横浜AFVの会に続いて、今回も、尾藤満さんが3Dプリントのアフターパーツ・メーカー、「マウスモデラー」の製品プロモーション・ブースを構えていて、あれこれお話させて頂いた。

だけではなくて、尾藤さんの「パンツァーメモ」で製作記が完結したばかりのマーダーⅢ7.62cmPak36搭載型も展示されていた。

Img20251122110802 Img20251122110749 Img20251122112836 Img20251122145310

ネットの記事で見ていると、拡大写真の連続で次第に麻痺してきてしまうところがあるが、やはり実物を目にすると解像度がスゴイ。尾藤さんが仰るには、(輸送中に?)前部が破損した、とのことだったが、どこが破損しているのかよく判らなかった。

MGS時代からの付き合いの野田君の作品。「映画に登場した**」とか、ちょっと変わったところを突いてくることが多い彼だが、今回も「それを作るか―」的な。

Img20251122110653 Img20251122110736 Img20251122145325

戦争映画でSd.Kfz.251役で登場することが多い、戦後チェコで生産されたOT-810。

改めて考えると、オリジナルとは違う履帯は何を使っているのか(何かを流用しているのか)確認し忘れた。

●今回の東京AFVの会の課題は「オートバイ」だった。

やはり1:35で単体だとなかなかインパクトのある作品にするのは難しい、という判断からか、課題の出品作は少な目だったような、そんな中で目を惹いた(そして当然ながら入賞した)迫力ある連作と、単品作品をひとつ。まずは連作の方から。

Img20251122105336

Img20251122105712 Img20251122105654 Img20251122105544 Img20251122105500 Img20251122110018 Img20251122110106 Img20251122110112 Img20251122110123 Img20251122110141 Img20251122105619 Img20251122105614 Img20251122105604

ビネット仕立てにした1:35の各国軍用バイク、21作品。実は会場でこの作品群のリストが書かれたカードも頂いたのだが、帰宅途中に紛失してしまったので、台座まで写したもの以外は、どこの何というバイクなのか、私には判らないのも多かったりする。

もう一つは、大スケールのグノームローン。

Img20251122111806 Img20251122111813 Img20251122111738

1:8とかだったかな? 自ら設計して3Dプリントしたものであるらしい。

●長くなったので、その他作品については後編で。

| | コメント (12)

横浜AFVの会2025(2)

●6月29日に横浜西口・かながわ県民センターで開催された「横浜AFVの会」参加録、後半。

撮ってきた写真をとりあえず全部載せようとしたら長くなったので、前後編に分けています。前半はこちら

●前半に載せた以外の作品をランダムに。まずは単品作品の2次戦ものから。

Img20250629132810 Img20250629151055 Img20250629150931 Img20250629125321 Img20250629132952 Img20250629132202 Img20250629132848Img20250629150902 Img20250629151001 Img20250629150925 Img20250629150841

タミヤのI号戦車は2作品ほど? 出たばかりのオチキスも2作品ほど出ていたはず。

Img20250629132009 Img20250629132035 Img20250629132051 Img20250629132059

連作も多く、T-60が妙にたくさん……。

●次いで戦後~現用もの。

Img20250629132434 Img20250629151033 Img20250629142728 Img20250629142741 Img20250629133024 Img20250629132233

最後のT-80(かどうかよく知らない)はミニスケールだったはず。最後の写真、めがーぬさんによればMENGの1:72、T-72B3Mだそうだ。こうして写真に撮ると、35かも?と思えるほど。

●最後にジオラマ作品。

Img20250629142932 Img20250629142942 Img20250629150949 Img20250629142810 Img20250629133212 Img20250629133124 Img20250629125634 Img20250629125656

6枚目のIII突は、アルデンヌ戦における潜入・攪乱のための「グライフ作戦」に用いられた、地味に有名な「何に偽装しているのかまるで分らない偽装III突」だが、まさにその偽装作業(スカート装着)を行っていて、OD色への再塗装以前、という設定。

●前回最初に書いたように、尾藤満さんが3Dプリントによるアフターパーツ・メーカー、「マウスモデラー」の製品プロモーション用にサンプル展示ブースを構えていて、同社製品をあれこれ見せて頂いた。なお、「マウスモデラー」のサイトはこちら

展示されていたパーツは、ドイツ戦車のOVMのクランプ、ボッシュライト、工具類、パンターのグリルや履帯など多種あったが、個人的にやはり気になったのがI号戦車B型用ディテールアップパーツセット。

Img20250629133801 Img20250629133841 Img20250629133829 Img20250629134854

上はすべて、同セットをキットに装着してみたもので、1枚目がタミヤ、2枚目がTAKOM、3・4枚目がアカデミー。取り付けているディテールアップパーツセットの色がベージュとグレーの2種あるのは、サンプル版と製品版の違いで、形状等に差はない様子。

同セット、それぞれキットの取付ダボ位置が違っているので、それに合わせて、ジャッキ等は3種入っているとのこと。贅沢。

特にタミヤのキットで弱点と言えるエンジンデッキ前後のグリルが、薄くて形状のよいパーツが入っているのは嬉しい。逆に、アカデミーのキットではキットのモールド自体、そこそこ満足がいく出来なので、あえて削って交換するほどのことではないかも。しかしそれならそれで、(せっかくジャッキも3両分入っていることだし)1セット買って適材適所で複数社のキットに振り分ける、などという使い方もよさそう(←貧乏性)。

目立つのはグリルや大き目の工具類だが、個人的に「こりゃスゲー」と思うのは、前部マッドフラップの留め具。ごく小さな部品なのだが、これが意外に凝った形状・メカニズムで、エッチングパーツなどでは表現しづらい。昔、I号A型(ブレダ装備型)の製作時に図解したことがあるので、興味のある方はこのページを

私はすでに、タミヤのキットもアカデミーのキットも、(特に気になる部分は手を入れて)ほぼ組み終わってしまっているが、もしも今後「もう一両作るか~」なんてことになったら、これは確実に使いたい。

なお、「マウスモデラー」のパーツと直接関係ないが、TAKOMのI号戦車B型は初めて実物を目にした。これまでネット上で写真を見た感じ、なんとなくイマイチ感を抱いていたのだが、実際に見てみると、タミヤやアカデミーとほとんど遜色ない感じ。しかし、やはり転輪リム部のエッチングパーツ取付の際に出来てしまう隙間は厄介そう。

Img20250703172342 ●不要キットを持ち寄ってのキット交換会には、私は参加しなかったのだが、どういうわけだかそれで引き取り手のいない余りが出たとかで、最後に無料配布。「いや、無暗に在庫を増やしちゃいかんよ」などと思いつつ、どうもそのまま残ってしまいそうだった旧エッシーのマチルダIIを貰ってきてしまった。

このキットが余るなんて! すごくいいキットなのに!

このキットは、以前に「マルタの石垣迷彩」で完成させたことがある(完成時の写真はこちら。今見たら、もう10数年も前だ)。その後、この作品は素材の劣化によるものか、軟質樹脂製の履帯が途中で切れてしまったが、幸い、履帯の上半分はスカートに隠れて見えないので、切れた部分をそこに突っ込んでごまかしてある。

さらに昔、北アフリカのカウンター迷彩で1両作り(もちろん色調は古い考証)、もう1両、「マルタの石垣迷彩」で作りかけた(そしてそのまま放置してどこかに行ってしまった)ことがある。今度、またまたこれを作るとしたら、どんな仕様で作るかなあ。

●横浜AFVの会の終了後は、例によって仲間で連れ立って(まだまるっきり明るいのに)一杯飲みに行く。

なんだかんだ料理をつつきつつ模型談義。2時間で店を追い出され、その後喫茶店でコーヒーを飲んで解散。

| | コメント (6)

横浜AFVの会2025(1)

●6月29日日曜日、横浜西口のかながわ県民センターで開催された、横浜AFVの会に参加する。

2022年に「横浜AFVの会(仮)」として初開催されて以来、今のところ4回皆勤(一昨年は地域の自治会の役員会で終盤2時間くらいの参加だったが)。前回までは3月開催だったが、今年は6月。今後はこの時期になるのかな?

何かしら完全新作を持って行こうと思っていたのだが、毎度のごとく「明日やろう」を繰り返し、結局数日前になってようやく、塗りかけで放ってあったヴィッカース6t戦車(中国軍)の塗装を再スタートさせたものの、ブラウンの塗色が見つからず断念。昨年末の東京AFVの会に持って行ったロールス・ロイス装甲車の出品でお茶を濁した。

なお、前回「横浜AFVの会2024」はこちら

●今回は重なった用事などもなく、午前中から参加することができた。

東京AFVの会出品時から何の変化もないロールスロイス装甲車を展示。会場でケン太さん、ミカンセーキさん、Kakudouさん、めがーぬさん、平沼さんらと久々にお会いする。今年はどうするんだろう、と思っていた青木伸也氏は来ず。「アオキはどうした」「アオキは来ないのか」など、会場各所で非難の声あり(話を盛ってます)。

また、マウスモデラー製品のサンプル展示ブースを構えて参加されていた尾藤満さんにも初めてお会いして挨拶。マウスモデラー製品(特にI号戦車用ディテールアップパーツ)について等々、会のあいだ、あれこれとお話も伺うことができた。本当にありがとうございます。

●例によって、作品写真は友人知人の作品の他は、私自身が「ちょっと気になった」「アイテム的に好き」「なんとなく」という適当基準で撮っており、網羅性もなければ、人気作品・入賞作品の漏れも多いのでご承知置きを。

まずは、Kakudouさんの作品群。軽戦車シリーズを一揃い持って来ていて、それぞれは小さな車輛ながら、ここまで揃うと壮観。

Img20250629132502 Img20250629132529 Img20250629132542 Img20250629132551 Img20250629132639 Img20250629132645 Img20250629132651 Img20250629132709

1枚目から順に、T-27、T-37、T-38、T-40、T-50、T-60、T-70M、T-80。

T-27はロシア製?の3Dプリントキット。T-37~T-50はホビーボス。T-60以降はミニアート――で、合ってるかな。うち、T-70はミニアート初期の製品なので砲塔が左右対称になってしまっている難点があるのだが、この作品では砲塔をアフターパーツに交換。ミニアームのヤツ?

Img20250629132603 Img20250629132728

そしてKakudouさんのT-34 STZ 1942。邦人さんといい、Kakudouさんといい、私が悩んだり唸ったりしてなんとか捏ね上げたネタを、軽々と超えてくるから困る(笑)。

続けて友人知人の作品を。ミカンセーキさんの新作、ジオラマ作品。

Img20250629125718 Img20250629125540 Img20250629125726

前回の横浜AFVの会には、ミカンセーキさんは同じ「一人用可搬トーチカ」の輸送状態のものを、簡易展示ベース+ドイツ兵一人で出品していたのだが、今回はトーチカとして埋設・設置されている状態。なお、前回の輸送状態のものはRPM社のインジェクションキット、今回のジオラマのトーチカはバーリンデン・プロダクツのものである由。

前回出品のRPMのものも、トーチカ内部の解説用に隣に分解状態で置かれていた。至れり尽くせり。

今回のジオラマ、周りのひまわりは、以前ミカンセーキさんがブログで記事にしていた3Dプリント製品(FUNAZOUMODELS)のものかな。「ウクライナのおばちゃん(おねーちゃん)」は、miniartの「ソ連の村人」セットかな。いずれにしても、こういう風景をさらっと纏めるセンスは私にはないので羨ましい。

Img20250629125050 Img20250629125231

めがーぬさんの1:72のダイヤモンドTと1:35のM40。M40は昨年末の東京AFVの会にも出品していたものだが、前回未完だった後部の駐鋤の操作索を追加した由。……って、この写真には当該部分が写っていないので、前回掲示のものと変化が判らない。めがーぬさん、ごめん。

Img20250629125128 Img20250629132620

1枚目はケン太さんのフジミ72のスターリン2型。前回、未塗装状態で出品していたもの。過去記事で4方向から、いじった部分がよくわかるように撮っているので、見比べてみると面白いはず。完成状態の今回は、ソ連戦車らしい荒っぽい手書き感を出すために、砲塔番号にペンキの垂れも加えた由。

2枚目は、未塗装状態の平沼さんのwz.29装甲車。平沼さんは基本、金属は使わず素材はほぼプラのみというポリシーで製作されている。「薄い・細い」はあまり妥協しないので、事後変形とか割れとかは気になるところ。

●その他の方々の作品の写真のうち、まずは非常に気になったものから。

Img20250629125402

段ボールで製作された大スケールのI号戦車B型。スケールを見落としたが、1:16とか1:10とか?

「段ボールで作っている」ということを前面に持って来ていて、あえて目の細かい段ボールの断面を転輪のゴムリム表現やフェンダーの滑り止め、装甲板各部の小口(というか溶接線表現?)として活用。しかしその一方で、全体の寸法バランスや装備品類の形状や位置などの「正確さ」には手を抜いていない感じ。語彙足らずだが「すごいなコレ!」としか。

単品のスケール物として素敵だったのが下写真の作品。

Img20250629143052 Img20250629143016

Mk.V菱形戦車の超壕能力を向上させるために車体を延長したMk.V*(マーク・ファイブ・スター)。20年以上前に発売されたInterusのキットからの改造。

私が記憶している限り、InterusはこのMk.Vのキット一つ出しただけで消滅した一発屋メーカー。キット自体は片面ずつで武装が違うヘルマプロディテ(両性具有)型という、ちょっと変わった仕様。私自身中身を見たことがないのだが、エマーのMk.IVとはまたちょっと違った方向性で結構な難物キットだったはず。

そんなキットを、普通にこれだけのレベルで組み上げることだけでも大変なはずなのに、Mk.V*に改造。前述のようにキットは両性具有型なので、スポンソンの片方は自作? 車体延長部分は、エマーのMk.IVを削ってリベットを移植したとか何とか。この作品は今回、何か賞を得ていたが、それも十分に納得。

しかも作者はまだ高校生とか……。今回は彼も含め、だいぶ若い参加者が多かった様子(前記事に投稿された青木氏のコメントへの回答を兼ねて)。

ミニスケールで目立っていたのは――。

Img20250629143856

トレーラーに載せられたハインド。ミニスケールとはいっても、これだけボリューム(特に長さ)があって、アイテム的にも目を惹く部分が多いと存在感がある。

●長くなったのでその他作品は後編で。

| | コメント (6)

AIミリタリー絵描き

●facebookで、模型友のがらんどうさんが、Gemini(GoogleのAIチャットボット・サービス)に描かせてみた絵、というのを話題に上げていた。

実際に、「Focke-Wulf Fw190A-8が飛行している絵をリアルタッチで描いてください。」と言ったら出てきた絵を貼っていたのだが、背景に正体不明の飛行物体がいることを除くと、主役のフォッケは、まさしく空冷型のフォッケだ!というのが(一応、それらしいマーキング込みで)描かれている。

もちろん、私はドイツ機に関してそれほどの“エクスペルテン”ではないから、細かい点ではあれこれ差異があるのかもしれないが、がらんどうさんも「フジミやモノグラムのキットより似ている」と評しているくらいなので、やはりそれなりの出来ではあるようだ。

なお、冒頭「Geminiに描かせてみた絵」と書いたが、そんなことが可能になったのは、2023年にリリースされたGemini(当初名称はBardで24年初頭にGeminiに改称)に、昨年10月に画像生成AIである「Imagen 3」を機能として組み込んだため。というわけで、「Geminiに絵を描かせる」というよりは「Imagen 3に描かせる」と言った方がより正確かも。

「絵を描いて下さい」系のリクエストを受けると(通常は)「Imagen 3が画像を生成しています…」と表示されたのち、「はい、どうぞ」といって絵が出てくる(時々なにやら理屈をつけて断られる。後述)。

●というわけで、リリースから3か月経つので、もう「知る人は知っている」サービスだと思うが、今更ながら私もあれこれ遊んでみた。結果から言うと、「有名なものほどそれなりにきちんと描くけれど、マイナーに傾くほど絵がおかしくなってくる」というのは想像通りだとしても、その「おかしく」なり方が妙に残念方面/キモチワルイ方面に傾いている。「なんでそうなる!?」と言いたくなる結果も多々。

一応、Imagen 3に描かせた絵は商用利用とかでなければOKっぽいので、以下、いくつか例を。

▼まず、飛行機に関して「有名機はそれなりに描ける」例は以下のような感じ。

Gemini_generated_image_4dieji4dieji4die Gemini_generated_image_nyjscpnyjscpnyjs Gemini_generated_image_p49q71p49q71p49q Gemini_generated_image_5fgcri5fgcri5fgc

それぞれ以下のようなリクエスト文による。

  • 1枚目:P-51Dマスタングを描いて下さい
  • 2枚目:メッサーシュミットBf109G-10の飛行中の姿を描いて下さい
  • 3枚目:ロンドンの防空に飛び立つスピットファイアMk.Iを描いて下さい
  • 4枚目:バトル・オブ・ブリテンの際、ロンドンの防空に飛び立つホーカー・ハリケーンMk.Iを描いて下さい

1枚目のマスタングが一番似てるかな。2枚目、一応、109のG型っぽいがG-10とは言えないし、右側面に謎突起がある。3枚目、スピットなのは確かだけれど、塗装からしてもMi.Iじゃないよね。あと、煙引いてるのはなぜ? 4枚目、しっかりハリケーンらしいが、エアインテイクとラジエーターの平均値みたいなのが付いているのはちょっと。

なお、単純な機種名だけでなく、あれこれ修飾語を付けているのは、その方が絵のシーンが限定されてくるため。この修飾語の違いによって、出てくる絵が(描かれている中心の対象物の姿自体も含めて)まったく違ったものになる。また、まったく同じ文章でリクエストしても、そのたびにAIが1から生成するらしく、結果はそのたびに違う。

▼次、少々~だいぶ怪しくなってくる例。

Gemini_generated_image_4lyxse4lyxse4lyx Gemini_generated_image_wgdxrdwgdxrdwgdx

  • 1枚目:空母「赤城」の甲板上にいる零式艦上戦闘機を描いて下さい
  • 2枚目:向かい風を受けて離陸するフィーゼラー・シュトルヒ連絡機を描いて下さい

1枚目。確かに零戦らしいディテールがあちこちに見えるものの、全体としては何だか天山艦攻あたりが入ってるような雰囲気。他の人がリクエストして書かせた零戦はそれなりにまともだったという話も聞くので、これはたまたまハズレ方向に振れたものと言えるかも。実際、私が言葉を変えて何度か描かせてみた中でも、もうちょっと似ているものもあった。2枚目は、全然シュトルヒではないのだが、部分的にシュトルヒ的特徴が入っているのがむしろ不思議。リクエストには何も書いていないのに、ちゃんとドイツ空軍になっているし。

▼「やっぱりこりゃワカランよな」という機種を、言葉を変えて描かせてみた例。

Gemini_generated_image_abuev2abuev2abue Gemini_generated_image_7q3t667q3t667q3t Gemini_generated_image_gpo1u1gpo1u1gpo1 Gemini_generated_image_cmjzbcmjzbcmjzbc

  • 1枚目:モラン・ソルニエ406c1の飛行中の絵を描いてほしい
  • 2枚目:モラン・ソルニエMS406c1の離陸シーンを描いて下さい
  • 3枚目:ポーランド空軍、PZL P-11cの飛行中の姿を描いて下さい
  • 4枚目:1939年のドイツ・ポーランド戦役で、ポーランド空軍の主力だったガル翼形式の戦闘機、PZL P-11cの飛行中の姿をリアルタッチで描いてください。

1枚目、フランス空軍でさえないし。本物よりよほど高性能っぽいし。ちょっとシーフューリーっぽい? 2枚目、なぜか1枚目よりちょっと旧式機っぽくなっている。

3枚目、フェアリー・バトル的なダメダメさが漂う、似ても似つかない機体が登場。そもそもこれは空冷エンジンなのか、液冷エンジンなのか。4枚目、リクエスト中にある「ガル翼形式の」は、Imagen 3は理解できていないと判明。しかしこれまた、P-11cよりよほど強そう。

▼さらに次。「そりゃもうアカンやろ」レベルにまで到達している例。

Gemini_generated_image_nuka9xnuka9xnuka Gemini_generated_image_mulnvkmulnvkmuln

  • 1枚目:ポーランド空軍のPZL 37ウォシュ双発爆撃機を描いて下さい
  • 2枚目:空母「翔鶴」から発進する九九式艦上爆撃機を描いて下さい

1枚目、ガル翼どころか「双発」の意味も分からないこと、「プロペラブレードは回転対称に配置される」ということも押さえていないことが判明。胴体から斜めに支柱が伸びているので固定脚のはずが、なぜかナセルに脚収納部が。全体的にキメラ的キモチ悪さが横溢。機首の謎マークと濃い緑色の上面色、しかもお得意の三発機形式のせいで、イタリア空軍機に見えてしまう。

2枚目、こんな艦爆積んでたら、日本が戦争に勝っちゃってるよ。ホーカーあたりで、こんな機体あったよね?

▼言葉を変えることによって絵が変化していく例をあげてみる。

Gemini_generated_image_x3mdz2x3mdz2x3md Gemini_generated_image_of8458of8458of84 Gemini_generated_image_5xh9j5xh9j5xh9j5

  • 1枚目:ビルマ上空を飛ぶ百式司令部偵察機を描いて下さい
  • 2枚目:ビルマ上空を飛ぶ日本陸軍航空隊の百式司令部偵察機を描いて下さい
  • 3枚目:ビルマで偵察飛行を行う日本陸軍の百式司令部偵察機を描いて下さい

1枚目。百式司偵は判らないだろうなー、というのは覚悟していたが、「百式」という“日本機っぽい形式名”だけでは日本機と判断してもらえないことが判明。英国籍になっちゃったのはビルマがイギリス領だったから? それでも、一応「第二次大戦あたり」とは推測して貰えた様子。2枚目、というわけで「日本陸軍航空隊の」を足したのに、頑なに日本機にしてくれない。しかもちょっと戦後機っぽくなった。3枚目、ちょっと時間をおいて再トライしたもの。やっと日本機に。司偵じゃなくてどう見ても輸送機だけど。

▼陸物も描かせてみた。飛行機が上記のような具合だったので、IV号戦車くらいまでは行けるかなあ、と思ったのだが、「*号戦車」または「Pz.Kpfw.*」、いずれの表記でも、何号戦車をリクエストしても「なんとなくIV号戦車っぽい特徴が色濃い、映画に出てくるでっち上げドイツ戦車っぽい何か」ばかり出てきた。

Gemini_generated_image_pzbuf3pzbuf3pzbu Gemini_generated_image_cwv68pcwv68pcwv6Gemini_generated_image_v71jp0v71jp0v71j

  • 1枚目:1940年のフランス戦線のPz.Kpfw.Iの絵を描いてほしい
  • 2枚目:1940年のフランス戦線、アルデンヌ地区におけるドイツI号戦車B型の写実的な絵を描いてほしい
  • 3枚目:1942年、東部戦線におけるドイツIV号戦車を描いて下さい

一応、1枚目、2枚目に比べると、3枚目の方がよりIV号戦車っぽくなっているのが多少の救いか。なお、「タイガー戦車」「ティーガー」「パンター」「パンサー」などで描かせてみると、もうちょっと似たものが出てきたが、飛行機の有名どころに比べると、だいぶいびつ。日本のプラモデル黎明期の箱絵レベルだった。

▼そもそも転輪の数さえまともに描けないのに脱力したので、少しでも実車に近付けるよう、説明を足してみたが……。

Gemini_generated_image_w7hhwuw7hhwuw7hh Gemini_generated_image_ufd9bnufd9bnufd9

  • 1枚目:転輪が8つあるドイツIV号戦車G型を描いて下さい
  • 2枚目:ネットワーク上にある実車写真を参考に、東部戦線のIV号戦車G型の典型的な姿を描いて下さい

結果はまったく明後日の方向へ。努力はまったく報われなかったよ、サンタマリア。「転輪が8つ」は、転輪と上部転輪の合計数と解釈したのかなあ。それともダブルの転輪×4つで8つ? それとも4つの転輪×左右、で8つ? あとは、リクエストで指定しても、改めてネット情報など見てくれない(あるいは見ているにしても間違えている)ことも判った。

▼まあそりゃ判らんよな、というものを描かせてみた例。

Gemini_generated_image_kzpvpfkzpvpfkzpv Gemini_generated_image_uax9c6uax9c6uax9 Gemini_generated_image_qjacggqjacggqjac

  • 1枚目:ケッテンクラートを描いて下さい
  • 2枚目:前輪がオートバイで後部は履帯になっている小型牽引車、ケッテンクラートの絵を描いて下さい。
  • 3枚目:Kleineskettenkraftradの絵を描いて下さい

1枚目、何の説明もなく名称だけで描いてもらったもの。なんだか変な機能付きリヤカーみたいなものが出てきて笑えた。中心のハンドルは、いったい何を操作するのか……。2枚目、最低限の特徴を添えて描かせてみたもの。あー、うん、知らない人にこの説明で描かせたらこうなるかあ、的な。しかしこの車輛、曲がれるかな。3枚目、ドイツ語名称で描かせてみたらなんだかスチームパンクっぽいのが出てきた。人が乗るとこないじゃん。

▼さらに無理難題を。

Gemini_generated_image_5pz1wu5pz1wu5pz1 Gemini_generated_image_3r1d5l3r1d5l3r1d

1枚目:ワルシャワ蜂起でポーランド国内軍が使ったヘッツァーを描いて下さい。

2枚目:ワルシャワ蜂起でポーランド国内軍がドイツ軍から鹵獲して使ったヘッツァー「Chwat」を描いて下さい。

1枚目、「まさか描けないよな」とは思っていたし、実際、ヘッツァーとはかけ離れているが、ケースメート式の駆逐戦車である点をはじめ、随所に「ヘッツァーらしさ」がちらちら入り込んでいるのが、むしろ非常にびっくり。2枚目、それなら言葉を足したらもっと近づくかと思ったら、かえって遠くなった。それでも、リクエストの言葉だけで「装甲車両」と判断しているところはなかなかすごいかも。

なお、この他にも言葉を少し変えて何枚か描かせてみたが、砲身が車体の横に突き出ているキメラみたいなものも含めて、ずいぶんいろいろなchwatを見せてもらった。

ちなみに「クブシュ」も何パターンか描かせてみたが、こちらも、なぜか装軌式の軽戦車風のものではあったが、一応、装甲車両として描かれたものが出てきた。絵はなしに、Geminiに「クブシュ」について訊ねると、wikipedia等も参考にしたような(けれどあちこち間違えた)解説がずらーっと出てくる。一応、そちらでは「トラック改装の即席装甲車であること」などが書かれているので、Geminiに求めて出てくる解説と、Imagen 3が描く絵は、ほとんど連携していないないことが判る。

▼さすがアメリカ製のAIだからなのか、M4シャーマンはドイツ戦車よりよほどそれらしく描いてくれることが判った。

Gemini_generated_image_dlp4nudlp4nudlp4

リクエスト文は、「M4中戦車を描いて下さい」。「写実的に」という文言を入れなくても、よほど写実的に描かれている。マズルブレーキはちょっと変だけど。もっとも、ここに至る前に紆余曲折があって、

「M4A1シャーマン中戦車を描いて下さい」
   →申し訳ありません。安全ではない質問に対して画像を生成することはできません。

「M4A1シャーマンを描いて下さい」
   →私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。そちらについては理解できないため、すみませんがお手伝いできません。

「M4シャーマン中戦車を描いて下さい」
   →そちらは私のプログラミングデザインに含まれておらず、お手伝いできません。テキスト生成であれば、お手伝いできます。

「M4シャーマンを描いて下さい」
   →私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。そちらについては、理解して対応できる機能がないため、すみませんがお手伝いできません。

というやり取りがあった。なんだかよくわからん。とにかく「シャーマン」が付いているとダメらしい。

ちなみに、「アメリカ戦車ならいけるのかあ」と、M3軽戦車、M7プリーストなどもリクエストしてみたがダメダメだった(特にM3軽戦車は、M4中戦車をちょっといびつにしたようなのが出てきた)。

▼オマケ。「成形炸薬弾の仕組みを判り易く解説した図を描いて下さい」とリクエストして出てきた絵。

Gemini_generated_image_2h08802h08802h08

何この、ヤマトとかスターウォーズとかに出て来そうな超兵器……。

●Imagen 3によるミリタリー絵書きのまとめ。

・(ミリタリー絵に限らず)Imagen 3は、少なくとも現時点では人物絵は描けない。ただし、人の顔までしっかり描き込まれない大きさのパイロットや戦車兵レベルだと描けるようだ。

・有名な対象はそれなりにリアルに描けるが、マイナーになっていくほど怪しくなる。ある程度以上マイナーな対象は、すっかり「AIの想像の産物」になる。

・まったく「AIの想像」で描くことになった場合でも、何とな~く年代や種別(飛行機とか戦車とか)は合わせてくることが多いが、まったく別物のことも。「マッキMC202フォルゴーレの絵」を頼んだらカッコいいスポーツカーが、「フィアットG55の絵」を頼んだら1970年代風くらいの軽自動車が出てきた。

・名前による先入観(?)めいたものに引きずられることも。「フォッカー**」の絵をリクエストすると、E.IIIだろうがDr.IだろうがF.VIIB/3mだろうがD.21だろうが、似たような空冷の複葉戦闘機の絵を返してくる。ただし、「フォッカー・フレンドシップ」までいくと、ある程度それっぽいのが出てきた。

・空物よりも陸物のほうが怪しい。

・Geminiが生成する“知識”と、Imagen 3の描く絵は、(一応Geminiの機能のひとつとして組み込まれているにもかかわらず)ほぼ無関係。Geminiがある程度しっかり解説できるものも、Imagen 3は描けない場合が多い。

・国籍マークは米英日独くらいは描けるが(WW2ドイツ機の場合は、尾翼のスワスチカも記入)、その他は怪しい。

・何が引っかかるのか今一つよくわからないが、現代戦に関係するものなど?具体的な戦闘シーンを要求しているものなど?――「申し訳ありません。安全ではない質問に対して画像を生成することはできません。」と言われて描画を断られる場合がある。

・その他にも、上記のように「大規模言語モデルとして学習中なので」「プログラミングデザインに含まれていないので」「テキストベースのAIなので対応できない」などと言われて描画を断られることがある。基準はよく判らない。

・まったく同じ文章でリクエストしても、結果は毎回異なる。確証はないが、その前にどのようなリクエストをしたかも、描画の傾向に影響しているような気がする。

・単純に「***を描いて下さい」と対象名だけでリクエストすると、情景風でなく側面図風の絵や、真正面からの絵を返してくることがある。上に掲示した中にあるように情景風を返してくるほうが優勢ではあるような感じ。

・カラーの場合もあれば、モノクロの場合もある。その辺は適当?

・飛行機のプロペラブレードの位置が不均等だったり、多発機のエンジンが左右で数が違ったり、「バランスを取る」意識(?)は欠如。「右手の絵を描いて」で左手の絵を描いてきたので、左右の区別もないようだ。

・たまに三次元的にまったくおかしい配置の(各部分がエッシャーのだまし絵的に接続していたりする)絵が出てくることがある。

●ちなみに今回の記事は、「AIってバカだなあ」ということを言いたくて書いたわけではない。

今はこうでも、学習が進めばどんどん確度と精緻さが向上していって、そう遠くない日に、「カーナビって、登場したころはズレまくりで、気が付くと地図上の田んぼの真ん中を走ってたりしたんだぜー」みたいな振り返り方をすることになるんだろうなあ、と思う。

もっともそれはそれで、本物とフェイクの見分けがますます付きづらくなって困る、ということでもあるけれど。

| | コメント (4)

東京AFVの会2024

●11月2日土曜日、東京AFVの会に参加。土曜日に開催するのはちょっと変則的? 場所はいつもの下北沢、北沢タウンホール。

昨年は自分の作品無しでいささか肩身が狭かったが、今回は、RODENのロールス・ロイス装甲車をある程度のところまで何とか仕上げて持っていくことができた。ちなみにこのRODENのロールスは、2015年の東京AFVの会で、その年の課題「第一次大戦」に出そうとして塗装途中まで進めて止まっていたもの。遅刻にも程がある!

10時の開場とともにフルで参加しようと思っていたのだが、ボケてスマホの目覚ましを1時間遅く設定してしまい、11時頃に現地着。生憎の荒れた天気で、11月というのに会場内はかなり蒸し暑かった。

ケン太さん、めがーぬさん、M.Nさんらと久々の挨拶。このところブログ更新もなくちょっと気になっていたミカンセーキさん、相変わらず膨らんでいる青木センセとも無事会う。nifty時代からの付き合いのシェルさん、むーさんとも。

●というわけで、会場で見た作品あれこれ。

相変わらず、知り合いの作品+会場でなんとなく目を引かれた作品を適当に撮っているだけで、網羅性はまったくなく、また、受賞作なども撮りこぼしている。作者名等も基本、控えておらず、使用キットなどの情報も適当。「いや、この作品はここが推しなんだよ!」というところなども判っていない場合が多々あると思う。失礼な奴っちゃ。

Img20241102111248 Img20241102111157 Img20241102111057

ケン太さんのE-10(トランペッター、1:35)とBMD-2(ズベズダ、1:35)。ズベズダのBMD-2は足回りの構造が(キットとして)ヤワで大変だったとか。

Img20241102111558 Img20241102111633 Img20241102111941 Img20241102112019

めがーぬさんのT83(M40の試作車)と、M.NさんのIV号戦車改良案。

M40は基本、“戦後の車輛”というイメージだが、試作車1輌が45年に北ヨーロッパ戦線に投入されているとかで、めがーぬさんの作品はその車輛を作ったもの。とはいえ、後端の側面装甲板の張り出し部分に穴があるかどうかくらいの違いだそうな。M40のキットはタミヤもあるが、大戦参加車輛のデカールがあるAFVクラブを選択した由。

M.NさんのIV号改は、砲を含めて砲塔は丸ごと交換、車体は傾斜装甲、駆動系は流体変速機付きとしたもので、「お尻」はアバディーン(今でもあるのかな?)の流体変速機付き試験車輛の形状を模している。これはそもそもこういうキットがあるのか? どこかの改造パーツ組み込み? M.Nさん独自の魔改造? そのへん、まるっと聞き忘れた(あるいは聞いたけど忘れた)。

Img20241102111921 Img20241102111930 Img20241102112340

シェルさんのクロムウェルと、M8自走砲に75mm砲を乗せた駆逐戦車型の試作車輛。

クロムウェルはタミヤベースで、砲塔は偽装ネットがそのままモールドされた改造パーツ。砲身は金属挽き物に、砲塔に合わせて偽装ネットを追加工作したものとか。M8駆逐戦車版は、タミヤニュースの「これだけは作ろう」に載った記事をなぞったもので、「なつかし」部門に出品。「これだけは~」記事は掲載時期が古く、「砲身は筆の軸を寸法に合わせて切って、削ってテーパーを付けよう」みたいな、今読むと「うわあ……」な工作が指示されている。なお、シェルさんはそんな工作をしたわけではなく、おとなしくシャーマンのキット(だったかな)から75mm砲を持ってきたそうだ。

Img20241102112729 Img20241102112752

青木氏のT-34。右写真の「解説文」で判るように、1970年代発売のキットを、当時の工具や材料のみを使い、キットの指示を逸脱しないシバリの下に製作したものである由。であるからには、名前も「T-34/76 1942年型」と呼ばねばなるまい。説明書には「キロブ工場」って書いてあったのか……気付かなかった。

今の目で見るといろいろなタイプの特徴が入り交じっておかしなことになっているのだが、発売当時は、きちんと裏もモールドされた履帯、鋳造肌の表現、豊富なアクセサリーなど、ゾクゾクするくらい素敵なキットだった。今見ても、この角度からのスタイルが無暗に格好いい。

Img20241102112305 Img20241102112259 Img20241102113504 Img20241102112925

今年も「なつかし」部門で1位を獲った中尾さんのバンダイ1:15ティーガー。

昨年のIV号戦車もそうだったが、大昔に作ったキットを丹念にレストアしたもの。facebookでも経過を少し見ていたが、元キットの素性を潰し過ぎない範囲で、砲塔の高さを変えたり、かなり「切った貼った」してスタイルを修正。フィギュアはタミヤの1:16だそうな。3枚目写真はリモコンでのデモ走行。4枚目は本命の1:15をいじるにあたって「習作」にしたらしい1:35のティーガー2輌。

Img20241102135255 Img20241102135201 Img20241102135137

当日の受付もやっていた、MGS時代の後輩の野田君のセモベンテ。えーっと。後端のグリルが横方向なのはM40、M41、どっちだっけ。イタレリの履帯は固いし、ピッチも微妙にズレていたような気もするけれど(←これはうろ覚え)と言ったら、「ズベズダ版だったので、履帯が柔らかめでOKだった」とのこと。内部はほぼ丸ごと自作。素敵。

Img20241102152507

ミカンセーキさんの「石焼きイモ屋台」みたいな可搬トーチカは、今年春の横浜AFVの会でも見て、その時の参加記にも数方向からの写真を載せているが、今回の東京AFVの会の、もう撤収という時になって、初めて中身を見せてもらった。ストーブとかダクト類とか細かく作り込んであるのは流石。

こんな小さなトーチカに、暖房やら換気機構やらしっかり組み込んであるのが流石「おドイツ」っぽいというか。これが日本軍ならストーブどころか、寒気も「銃眼があるからいいだろう」と無視されそう、などと話す。それはそれとして、中身も組み込んだ状態を見ると、いかにも狭い。これって入れるのは一人だけ、給弾とかも銃手自身がやるんですかね。何もなければ引きニート系の人は居心地いいかもしれないが、いざ戦闘になって周りからどっかどっかん音がし始めたら、たちまち閉所恐怖症になりそうだ。

▼ほか、適当に会場でポチポチ撮ってきた写真など。

Img20241102115643 Img20241102115632 Img20241102111319

先2枚はダス・ヴェルクの1:35、VOMAG車体の8.8cm搭載重対空自走砲。比較的最近のキットでもあるし、完成品は初めて見た。でかい。

何しろ迫力があるし格好いいし、かなり惹かれるのだけれど、お高いし、たぶん買ったらそれで満足してしまいそうなので、RODENの72で我慢。っていうか、アレも作りかけで10年放置しているし、なんとかせないかん。M.Nさんはダス・ヴェルクの1:35も買ったのだそうで、キット付属の資料冊子を見せてもらった。

同じくM.Nさんとの会話のネタになったのが3枚目、大スケール、1:16のトゥラーンII。ドニェプル・モデル製のレジンキットだそうで、IIだけでなく、IやIIIも出ているそうな。M.Nさんはホビーランドに注文したものの入手できなかったとか何とか。こっちも私は値段的にも大きさ的にも手が出ない。

Img20241102115927 Img20241102120027 Img20241102132938

37mm搭載ハーフトラックと、3枚目のストライカーは、確か同じ方の作品。みやまえさんが大喜びしそうだが、全可動にこだわりのある方で、対空ハーフトラックのほうをあちこちいじっているのを見せて頂いた。車輛そのもののハッチだのパネルだのはもちろんのこと、添えてある工具箱なども開閉できる。3Dプリントで出来のいいヒンジ・パーツが出るようになってだいぶ助かる、とのこと。塗装は基本組んでからだが、塗料が回り込んで固まっていないよう、ヒンジにはグリースを指して組むそうな。

Img20241102115705 Img20241102113922 Img20241102115524

模型誌でお馴染み、柴田和久氏によるいにしえのモノグラム、エアフィックスの32AFV作品。AFVのスケールとしては廃れてしまった32だが、(柴田さんが作っているから、というのもあるかもしれないが)キットそのものの素性の良さは今でも光る感じ。

Img20241102115550 Img20241102115604 Img20241102115620 Img20241102115500

ドイツ軽戦車とその派生車輛。先の3枚は大戦初期のヨーロッパ戦線車輛の連作で、II号a型はIBGではなく、それ以前に出ていたレジンキットとのこと。I号/sIG33自走砲は、これまたドラゴンではなく、アランの砲と、車体はイタレリ?

4枚目写真はアフリカ戦線車輛の連作で、II号C型改、I号A型、マーダーIII。この方は入賞していたような。

Img20241102112102 Img20241102112121 Img20241102115207

大戦中のソ連車輛の出品は、比較的少なかったような。先2つは確か同じ方の作品で、SU-122とT-34-85(183工場)。3枚目は光を描き込んだ独特な塗装のSU-122。あとは、写真を撮りそびれたけれど、48のT-34があったtけ。

Img20241102130901 Img20241102133554Img20241102130615 Img20241102130607

先2枚はスクラッチに近い改造の105mm自走砲連作。どれがどんな車輛なのかは、私の趣味範囲から外れるのでちんぷんかんぷん。でも工作は丁寧で仕上がりも美しい。一見、そういうキットがあるように思ってしまうが、作品の前に掲示した写真で自作範囲が判る。

後の2枚は九五軽戦車改造のブルドーザー。インテリアは自作。

Img20241102113830 Img20241102113821Img20241102131152

先2枚は試作に終わったロシアの主力戦車、チョールヌイ・オリョール。アミュージングホビーの1:35。T-72系とかT-80系より車体が延長されているから? 反応装甲の形状のせい? 余計平べったく見える。

3枚目は弾道ミサイル迎撃用なんだっけな? SA-12a対空ミサイルシステム。トランペッターのキット?

Img20241102115226 Img20241102112152

M10パンターはドラゴンのキットではなく、タミヤからの改造である由。貨車に載せられているのはMk.IV?のメス型。

Img20241102130717 Img20241102130745 Img20241102130555 Img20241102115351

丸ごと3Dプリントによるスクラッチ作品が複数出ていて、ますますの3Dプリントが勢力拡大を感じる。先2枚は自衛隊の73式装甲車。2枚目写真は出力された状態の排気管カバー。他に、一体成型された転輪+履帯、重機関銃も並べて展示されていた。

3枚目はフォードの豆戦車。4枚目はかなりの大物で、スウェーデン製のFH77BW L52(アーチャー)自走砲、ウクライナ軍所属車輛。

Img20241102114321 Img20241102114250 Img20241102115433 Img20241102112222

ジオラマ作品あれこれ。先2枚は雨の表現にこだわったベトナムもの。1枚目写真、向こう側にあるM5軽戦車がまるで関係者のように映り込んでしまった。3,4枚目はこれまた3Dプリントのひまわり(ミカンセーキさんのブログ記事でも取り上げられたヤツ)を使ったクラッシュIII突。

Img20241102115255 Img20241102115312Img20241102130929 Img20241102130957

先2枚は、昭和30年くらい?の陸自の行進と街角の情景。2枚目は、正面の模型屋の店内を覗き込んでクローズアップしてみたもの。商品やら完成品展示やらが細かく作り込んである。この作品は、facebookにも作者の方の投稿があったはず。

3枚目はアフリカ戦線の新旧車輛対比。III突はアフリカ戦の中盤以前に数輌のみ使われたもの。ティーガーはもちろん、アフリカ戦の最終幕であるチュニジアに登場。

4枚目はやはりアフリカだが、イギリス側のLRDG車輛3連作を1つのベース上にまとめたもの。

Img20241102131030 Img20241102132959 Img20241102130947 Img20241102133410

雪のブルムベアは、汚れた雪と綺麗な雪の対比とか、建物とか、細部まで丁寧に作り込まれた感じ。カモネット付きのマーダーは、「偽装している」一方で、なんだか生け花風味。

3,4枚目はともに朽ちていく車輛の情景で、中東のT-55?と、占守島のチハ車。チハ車のほうは、昔、フジミの72で私もよく似た小品を作った(雪は降らせなかったが)。

Img20241102120726 Img20241102120736 Img20241102130654 Img20241102121144

フィギュアも数点だけ写真を撮った。先2枚はベルリン戦のビネット。3枚目はICMのウクライナ女性兵士セットをそのまま使ったビネット。偵察用の小型マルチコプター機、スマホでの自撮りなど「いかにも、今」な内容。

4枚目は、これも3Dプリントによるスクラッチ。鳥山明デザイン/無限軌道の会制作のフィギュア、「リーザ」の説明書にある座り姿のイラストの立体化。

……自分の作品、ロールス・ロイス装甲車は、会場では写真は撮り忘れた。

●午後の講演、今年は「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」の高橋さん。昼食から帰るのが遅れて、ちょっと遅刻(失礼しました)。その後の各賞の発表、じゃんけん大会の間、高橋さんとあれこれ駄弁る。

なんだかんだと濃い会合も、16時で終了。終了間際に発表された来年の課題は、「オートバイ(二輪車)」だそう。なんともニッチなテーマだなあ……。10年前の東京AFVの会に出品したポーランドのサイドカー付きオートバイ Sokół 1000/CWS M111を超えるネタのキットは、今のところストックしていない(同じ年に大賞を獲ったケン太さんの1:9のツュンダップくらいの大ネタじゃないと……)。

●何かと毎回「話のネタ」を持って来るM.Nさんからは、先述のVOMAGの資料冊子や、最近出たI号戦車の写真集に加えて、IBGの1:72・トゥラーンIIIの製作中のものも見せてもらった。

Img20241102132828 Img20241102132802 Img20241103001850

IBGのWAWや、同社生産のOEM品?FTFのキットはロコ形式のお手軽構成だが、IBG本体のシリーズで出しているものはディテール重視で、このトゥラーンも履帯の細かさなど素晴らしい。……とはいっても、エッチングのシュルツェンなどは「どうやって付けたらいい?」状態らしい。

さらに追加で、カール「チーズ味」「うすあじ」を頂いた。先日広島でチーズ味を買って食べた話を書いたが、関西人としては「カールと言えば『うすあじ』でしょ」という主張もあってのことらしい。実際、私もこれに関しては“関東人の典型”で、「カールと言えばチーズ味、次点でカレー味」。そもそも、関東では「うすあじ」ってほとんど見かけなかった気がするし、「うすあじ」自体、今まで食べたことがない。

というわけで、帰宅後に初実食。「うすあじ」と言いつつ、実際には結構、だしの味が濃厚。「チーズ味」よりも圧倒的にこっちが!とまでは言わないが、個人的にはかなり美味しいと思った。今月、大阪に行くので向こうでまた買って食べよ。M.Nさん、どうもありがとうございます。

●会終了後、皆で連れ立っていつも通りサニーへ。

ICMのFCM36にふらふらと転びかけたのだが、なんとか思い直し、代わりに?ハセガワのエッチングメッシュ(菱形)を購入。アカデミーのI号戦車のグリル用。

その後は、ケン太さん、ミカンセーキさん、めがーぬさん、青木氏に私の5人で飲んで大いに馬鹿話をする。酒の肴に、ミカンセーキさんの作りかけラム・カンガルー(ゲッコー製)も見せてもらった。ゲッコーのキットは今のところ何も持っていないが、キットのテイストとしてはブロンコ風で、ブロンコと袂を分かった人たちが作った会社なのでは、などとも。

1軒目のお店は客の入りに店側が追い付いておらず、わたわたしていたので、適当なところで2軒目にハシゴ。ケン太さんが知り合いに紹介されたという焼き鳥屋で、全てのメニューに戦国武将(および関係者)の名前が付いているというファンキーな店。

〆で喫茶店でコーヒーを飲んで、居眠りを始めたケン太さんを起こして解散。毎度、こういう展示会の終了時には「よし、次回には2つでも3つでも完成させて持っていこう!」と思うのだが、実現したためしがない。……頑張ろう。

というわけで、次は春の横浜AFVの会かな。同会世話人?のブリキヲさんに会場で話を聞いたが、開催時期は「静岡AFVの会(?)と合同展の間くらいで、あまり無理のない日程で……」くらいの感じらしい。

| | コメント (6)

横浜AFVの会2024

●3月24日日曜日、横浜AFVの会に行く。

実は地域の自治会の会合が入っていて、今年は行くことが出来ないと諦めていたのだが、朝、自治会長にラインしたら、次の日曜に延期になったとの返事。なお、今改めて去年の横浜AFVの会の記事を読んでみたら、去年も自治会の役員会と重なっていて、役員会が終わってから終わりの数時間だけ出席したのだった(自治会役員は1年度だけの仕事だが、昨年の横浜AFVの会は4月開催)。

このところ模型製作は低調だったので、当然持っていける完成作品は無し。話のタネに作りかけのクブシュの装甲ボディでも持っていこうと思ったが、ちょうど具合よく入る持ち運び用の箱がなかった。

●出す作品がないこともあって、昼食をとってからゆるゆる出かける。

現地会場で、まずはKakudouさんにお会いする。そうこうするうち、昼食に出ていたらしいケン太さん、ミカンセーキさんも戻ってきて、あれやこれやと模型話をはさみながら作品鑑賞。会えると思っていたハラT青木氏は、聞くところによると体調不良だとかで欠席(去年も欠席だった)。大丈夫かアオキ!

あとはむーさんとか野田君とか。

●相変わらず一貫性も網羅性もない、知り合いの作品+たまたまその場で気になった作品の写真集。

まずはKakudouさんのOT-34。青木氏の厳しいチェックにさらす覚悟で持ってきたらしいが、前記のように氏は病欠のために肩透かし。「3つ(?)大きなウソがあります」とか言われたのだけれど、私はよく判らなかった。一つ種明かししてもらったところでは、112工場製車輛として製作したものの、実際のこのマーキングの車輛はよく見たら112工場製ではなかったらしい。

Img20240324132116 Img20240324132220 Img20240324131916 Img20240324132233

同じくKakudouさんの英装甲車3題。Miniartのダイムラー・ディンゴ、ブロンコのハンバー・スカウトカー、ゲッコーのダイムラー装甲車。

Img20240324133650 Img20240324133948 Img20240324134005 Img20240324133905 Img20240324134821 Img20240324134815 Img20240324134802 Img20240324134745 Img20240324134809 Img20240324134755

昨年末の東京AFVの会の折(会終了後の飲み会)でも見せてもらった、ケン太さん製作中のフジミのミニスケールJS-2。リアパネル周りとか、細かくヒンジなどディテールアップされていて、未塗装のこの状態が美しい。が、年末からどこが進んでるの、これ(フェンダーとかいじってるよ!と言われた)。

Img20240324135021_burst000_cover Img20240324135006 Img20240324135032 Img20240324135046_burst001

ミカンセーキさんは、参加に向けて急遽完成させたという、ドイツ軍のモバイルトーチカ(輸送状態)。その筋(?)では有名なRPM製のインジェクションキット。M.Nさんからのもらい物? バーリンデン製のレジンキットも持っているとかで、そちらはいずれひまわり畑の中に設置された状態で作る由。

Img20240324134523 Img20240324134616 Img20240324134700

むーさんの日本陸軍の牽引車。ピットロードのメタルキット。今は同一アイテムがインジェクションで出ているとかで、「作るならそっちを」と言われる。いや、作らないけど。

Img20240324135847 Img20240324135932

野田君に、「何か作ってきたのー?」と尋ねたら、「コレですよコレ」と言われたイタレリのセモベンテ。車内はほぼスクラッチだとか。砲弾ラックの形状とか、飼料不足でとにかく苦労したらしい。ちなみに今回の横浜AFVの会、人気投票の際の予断を防ぐためか、作品カードにはエントリーナンバーは書かれているものの、作者名の欄がない。

Img20240324151846 Img20240324151903 Img20240324151939

●ほか、知り合いでない方々(たぶん)の作品。

ルノーFTはタコムの1:16。仕上げも綺麗で丁寧で、何か賞も貰っていた。作者はだいぶ若い方。しばしFT話を楽しんだ。

Img20240324145952 Img20240324145914 Img20240324145833

こちらは圧倒的迫力の1:35ドーラ。これも賞を貰っていた。キットはABS樹脂製だとか(その後、現行キットではスチロール樹脂に代わっているらしい)。いや、何樹脂だろうと普通の人には(製作スペース的にも保管スペース的にも値段的にも労力的にも)手に負えないよね?

Img20240324153858 Img20240324153844

ランチア1ZM装甲車。当然、カッパーステイトのキットなのだろうと思ったら、久しぶりに名前を聞くKMR製レジンキットだった。KMRはレジンキット草創期のメーカーで、とにかく「出来の悪いレジンの塊」キット揃いだった記憶がある。よく、今になって作り上げたなあと感心。

Img20240324140326 Img20240324140312

クロアチア軍のT-55? たしかMiniartのチェコ製車体のキット? もう一つはタミヤのAMX-13。特に何がどうということもなく、実車写真では(角度的に)あまり見ない、上面の丸型ファンが可愛かったので。戦後物の作品は当然、それなりに多数あったのだが、写真はこれしか撮っていなかった。

Img20240324140550 Img20240324140602Img20240324140424

ベルリン戦の雰囲気のソ連203mm榴弾砲ジオラマと、中国戦線のジオラマ。ジオラマ作品もそれなりにあったが、やはりあまり撮っていなかった(ミカンセーキさんのトーチカ、列車砲ドーラも一応ジオラマだけれど)。

Img20240324154031 Img20240324154109 Img20240324140803

イースタンのSU-152。一応、組作品の体のランカスターとタミヤ48の救急車。私のアルビオン装甲車も、48のハリケーン(の一部)あたりと組み合わせたい気はしているのだが、実際にそこまでやり遂げる気力が出せるかどうか。

Img20240324134845Img20240324153948

と、あれこれ見ていて、当然、人の作品の鑑賞も楽しいには楽しいんだけれど、やはり自分でも何か作品を持っていかないとイカンなあ、と思う。……いや、毎回そう思うんだけれど。

●会終了後、ミカンセーキさん、ケン太さんと飲みに行く。ケン太さんの奥さんが気に入っているとかいう店で、日本酒を飲んで焼き鳥・焼き豚ほかを食べたり。さらに喫茶店でコーヒーを飲みつつあれこれ駄弁って解散。

| | コメント (7)