土偶
●投稿する前に日付が変わってしまいそうだが、とりあえず、これを書いている今は7月7日、七夕。
もっとも、こんな梅雨のさなかに織姫だ彦星だと言っても見えやしないので、七夕で何か行事をするなら旧暦にすべきな気がする。いやまあ、個人的には旧暦にも多分何もしないけれど。
●6月末(24日~26日)、ドイツ人Pと一緒に、兄の暮らす長野・安曇野に行く。
兄の転居以来、安曇野に行くのはこれで都合4度目だが(過去はPと2回、かみさんと1回)、過去3回はずっと好天に恵まれたのに対して、今回はずっと曇天~雨天。すぐ西側にそびえる有明山もまともに見えなかった。
初日だけはなんとか降られずに済んだので、到着後に昼飯で美味しい蕎麦をすすった後、安曇野の東に連なる低山のひとつ、長峰山に登る。一昨年末に初めて安曇野に行った際にも同じ3人で登った山だが、今回は別ルート。
何しろ兄の暮らす町内(北安曇郡池田町)の、まさに人の生活圏の中でさえ連日のようにクマ出没アラートが出るご時勢で、おっかなびっくり、3人とも熊鈴を下げてちりんちりん鳴らしながら歩く(私はPから予備のものを借りた)。
2枚目写真は長峰山頂上のパラグライダー離陸所(っていうのか?)からの北アルプス方面の眺め。一昨年末と違って、前山がすでに雲を被っていてちょっと残念。
ちなみにこの長峰山山頂、我々のように山道をえっちら登らなくても、車道が通っていて車で来ることもできるのだが、山頂に着いたら、「バスで来たんだよ~」という幼稚園児の一群が走り回っていた。……日常的にクマの出る山に遠足に来ていいんですか?
3枚目写真は帰りに見かけたアカシジミ。美麗種が多いことで名高い樹上性シジミチョウ、ゼフィルス(ミドリシジミ族)のひとつ。もっとも、日本に25種が生息するとされるゼフィルスのなかでは比較的一般種で、実は逗子近辺の低山でも、ミズイロオナガシジミとともに稀に見かけることができるようだ。
ただし、逗子近辺で私が写真に収めることが出来ているゼフィルスはミズイロオナガシジミだけで、アカシジミをはっきりとした姿で撮ったのは今回が初めて。翅がボロボロでちょっと色も褪せた感じなのが残念。
●二日目は降ったり止んだりの天気のなか、兄の車に乗って諏訪大社に行く。諏訪大社上社本宮から神長官守矢資料館を経て前宮、その後茅野市尖石縄文考古館に行って「縄文のビーナス」「仮面の女神」の2つの国宝土偶と対面。多数の土器群にも圧倒される。
さらに、後半はかなり駆け足になりつつも、諏訪大社下社秋宮・春宮と、4社すべて回る。
茅野市尖石縄文考古館で、ガチャガチャを引いた(ターリンインターナショナル、「歴史ミュージアム 埴輪と土偶+土器&青銅器」)。
ラインナップのなかには、同博物館所蔵の「縄文のビーナス」も含まれていたのだが、“当たった”のは「みみずく土偶」。他のものもちょっと欲しくなった。都内とか横浜とかで、どこかに置いていないかな。
諏訪大社そのものも充分によかった(特に上社本宮)のだが、最もインパクトがあったのは、下社春宮のすぐ近くにあるこれ。
「万治の石仏」と呼ばれる石仏で、巨石にレリーフで胴体が彫られた上に、まさに「とってつけたように」別体で頭が載っている。全体的に見て、なんだかアフリカ彫刻のような迫力がある。wikipediaにも記事があり、伝承のほか、邪魔な人間(私とP)もいなければ、正面以外からの写真も出ているので、ぜひ見て欲しい。
このバランス、どうもどこかで見たことがあるような。……と、しばらく考えたのだが、特に斜め後ろからのスタイル、アルケット・ミーネンロイマーに似てるわ。いや、仏様を兵器に例えちゃいかんかもしれないけれど。
あるいは、ムーミンのミイの頭にも似ているかも。
ちなみにこの「万治の石仏」、正面で手を合わせ、「よろずおさまりますように」と念じた後、時計回りに三周して、その後また「よろずおさめました」と念じると御利益があるんだとか何とか。私も三周したが、心の中で「念じる」のではなく口に出して言ったのはダメだったか?
なお、「万治の石仏」の通称は、胴体に建立年と思われる「万治三年」の年号がきざまれているため。今更気づいたのだが、前述の「よろずおさまりますように/よろずおさめました」は、「よろず(万)おさめる(治)」のこじ付け的なものなのかも。
●6月30日、用事があって東大。久しぶりに都内に出る。
構内にカッコいいマンホール蓋があった。
2枚目写真は東大と本郷三丁目交差点の間にあるNIKKI cafeの「クリームチーズ入りプレッツェル」。。甘めのクリームチーズが中全体に詰まっていて、写真でも判るように表面も生地もラウゲン(ザルツ)ブレーツェルとはまったくの別物。まあ、美味しいか美味しくないかといえば、それなりに美味しいけれど。
帰り、秋葉原のBOOK OFFで、読みたかったけれど近所では見かけなかった「ダンジョンの中のひと」6巻・7巻を見つけてウハウハで購入。うーん。やっぱりたまには都会に出ないといかんね。










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