ビッカース6t戦車(19) 完成披露
●先日の横浜AFVの会にも出品した、CAMs(戰甲模型) 1:35、「ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)」の、とりあえずの完成披露。
今改めて遡って調べてみたら、このキットが発売されたのは2017年。scalematesには、この中国軍の指揮戦車仕様の発売年は2018年と書かれているが、当かばぶでは2017年12月にポーランド軍仕様と一緒にキットレビュー記事を書いている。
というわけで、私が購入したのは発売直後、その後からちまちまいじり始め、翌年春には組立を完了して塗装に入ったのだが、塗り分けが面倒になって長らく休止。結局、一応の完成に漕ぎつけるまでに10年近く掛かってしまった。
……まあ、作りかけで10年以上放置しているストックは他にもごろごろあるので、「何をいまさら」ではあるのだが。
●横浜AFVの会に持って行った梱包状態のままだったのを荷ほどきして、改めて各方向から撮影した。
●不満点、というか、単純にキット選択の問題なのだが、この中国民国陸軍・指揮戦車仕様は(少なくともこの塗装の状態では)何一つマーキングが記入されておらず、そのままではどこで使われた戦車なのかまるで判らない。
一応、キットには小さな青天白日マークのデカールが含まれているが、これが書かれている状態の場合、どうやら迷彩塗装には黒線がないらしく、(個人的に)塗装そのものの魅力に欠ける(また、その状態の実車写真を見たことがないので、さらに手を出しづらい)。
実は砲塔後ろに無線機用のバッスルが付いていない通常型の場合は、砲塔左側面に「虎」と書かれていて、いきなり東洋感マシマシで格好いい(当然ながら、通常型のキットにはそのデカールも含まれている)。あとからそれに気づいて、「ああ、通常型のほうを買うんだった!」と思った(さすがにこの塗装のビッカース6tを2輌も作る気力は……)。
以前に作ったビッカース水陸両用戦車も、私が作った初期型はフロート側面に小さく車輛番号が入るのみだが、後期型の場合は、やはり砲塔左面に「龍」と書かれていて、これまた格好いい。うーむ。
戦車本体で判って貰うことができないのであれば、ベースを付けてプレートに明記するか、ベース自体に所属を“匂わせる”何かを配置するのが望ましい。今回はベースまで手が回らなかったが、いずれ気が向いたら、何かしら考えたい(←と言ってやった試しはほとんどないが)。
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コメント
おお。これが見たかったンですよ。
起動輪や誘導輪まで線付塗り分けしててめんどくさそうな。
ところで、この作品では転輪の最後尾が全金属製?
Wikiに載っているフィンランドT-26E(改修型)は一番前と一番後ろが全金属製のようです。
これは6t戦車の発達に伴って全金属製の転輪が増えてったりしたんですかね?
投稿: はほ/~ | 2026年4月14日 (火) 13時16分
>はほちん
最後尾の一つだけが全鋼製転輪というのが、ビッカース6t戦車の正規の仕様です。
パロラに野外展示されているビッケルス/T-26Eで最前部転輪も全鋼製なのは、単純に部品補給の問題とかかと。
通常、こういう全鋼製転輪が用いられるのは負荷が大きくてゴムリムの摩耗が激しすぎるからという理由が大きいと思うのですが、そんな場合、普通は最前部転輪が……ということになりそうな気が。なんで最後尾なのかはちょっと謎です。
なお、他の転輪のゴムリム部がやたら大きいのは、これまたビッカース6t戦車の特色の一つです。
ポーランド・ライセンス型の7TPや、ソ連・ライセンス型のT-26初期型では、最後尾の鋼製転輪はなく、この「ゴムリムでっかい転輪」だけが使われています。
T-26の中期以降は、ゴムリムの径方向の幅が狭くなった、独自のものに変わっています。
投稿: かば◎ | 2026年4月14日 (火) 14時32分
独特の迷彩で、会場でもかなりの存在感でした。
私もフィンランドの砲塔が左側にオフセットしたヤツを
作って並べてみたいですが
フルインテリアなのが面倒くさい・・・
投稿: めがーぬ | 2026年4月18日 (土) 23時35分
>めがーぬさん
実は私もCAMsのフィンランド仕様ビッカースは持っていて(フィンランドらしく「ビッケルス」と呼びたい感じ)、横浜AFVの会のあと、ストックの集積から掘り出して眺めているんですが、めがーぬさんと全く同じ理由で、手を付けるのをためらっています。
車内機器の塗り分けが今一つよく判らないのも、モチベーションを下げるんだよなー。
かといって、ここまでいろいろ部品が揃っていると、「中身全無視で作っちゃえ~!」という決心もなかなかつかないし。
投稿: かば◎ | 2026年4月20日 (月) 11時50分
ヴィッカース6tとは関係ないんですが、VolksにズベズダのI-16 type5の72の方がありましたよ。¥2585だったんで、クリアプロップよりはだいぶ安い。スナップキットだけど。
主翼上面とカウリング前端が二種類、デカールはソ連とスペイン内戦の二種、48にあった中華民国は無かったです。
ほかに、35でソ連の履帯に載ってる203mm砲? とかツュンダップKS800?とか。
投稿: はほ/~ | 2026年4月27日 (月) 17時04分
>はほちん
うぬぬ。それらはちょっと気になる……。
しかし、横浜のVOLKSはスケール売り場が縮小されて、品揃えがあまりよくないんですよね。
近々秋葉原まで出る用事もないしなあ。
投稿: かば◎ | 2026年4月27日 (月) 23時38分
スケール売り場の縮小は京都も大阪も同じですねぇ。五年ぐらい前にバッサリと。
神戸は一昨年はまだ充実してたけど、今はどうなのかな。
B-4 203mm榴弾砲M1931(調べた)、自走するのかと思ったけど、牽引なんですね。
投稿: はほ/~ | 2026年4月28日 (火) 15時40分
>はほちん
B-4は、以前にピットロード/トランペッター(たぶん中身は同じ?)からも出ていて、その頃から惹かれていたんですよね。
ズベズダの新製品なら、そちらのほうがやっぱり出来がいいかな……。
牽引車のヴォロシーロヴェッツ重トラクターもトラペから出ているんですが、今でも手に入るのかしらん。
投稿: かば◎ | 2026年4月28日 (火) 19時44分