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2026年4月

ビッカース6t戦車(19) 完成披露

●先日の横浜AFVの会にも出品した、CAMs(戰甲模型) 1:35、「ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)」の、とりあえずの完成披露。

今改めて遡って調べてみたら、このキットが発売されたのは2017年。scalematesには、この中国軍の指揮戦車仕様の発売年は2018年と書かれているが、当かばぶでは2017年12月にポーランド軍仕様と一緒にキットレビュー記事を書いている。

というわけで、私が購入したのは発売直後、その後からちまちまいじり始め、翌年春には組立を完了して塗装に入ったのだが、塗り分けが面倒になって長らく休止。結局、一応の完成に漕ぎつけるまでに10年近く掛かってしまった。

……まあ、作りかけで10年以上放置しているストックは他にもごろごろあるので、「何をいまさら」ではあるのだが。

●横浜AFVの会に持って行った梱包状態のままだったのを荷ほどきして、改めて各方向から撮影した。

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●不満点、というか、単純にキット選択の問題なのだが、この中国民国陸軍・指揮戦車仕様は(少なくともこの塗装の状態では)何一つマーキングが記入されておらず、そのままではどこで使われた戦車なのかまるで判らない。

一応、キットには小さな青天白日マークのデカールが含まれているが、これが書かれている状態の場合、どうやら迷彩塗装には黒線がないらしく、(個人的に)塗装そのものの魅力に欠ける(また、その状態の実車写真を見たことがないので、さらに手を出しづらい)。

実は砲塔後ろに無線機用のバッスルが付いていない通常型の場合は、砲塔左側面に「虎」と書かれていて、いきなり東洋感マシマシで格好いい(当然ながら、通常型のキットにはそのデカールも含まれている)。あとからそれに気づいて、「ああ、通常型のほうを買うんだった!」と思った(さすがにこの塗装のビッカース6tを2輌も作る気力は……)。

以前に作ったビッカース水陸両用戦車も、私が作った初期型はフロート側面に小さく車輛番号が入るのみだが、後期型の場合は、やはり砲塔左面に「龍」と書かれていて、これまた格好いい。うーむ。

戦車本体で判って貰うことができないのであれば、ベースを付けてプレートに明記するか、ベース自体に所属を“匂わせる”何かを配置するのが望ましい。今回はベースまで手が回らなかったが、いずれ気が向いたら、何かしら考えたい(←と言ってやった試しはほとんどないが)。

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横浜AFVの会2026(3)

●4月5日、横浜西口で開催された「横浜AFVの会2026」参加レポートの3本目。

今回は、自分でも意外なほど作品写真をたくさん撮ってきていたので、レポートが3分割になってしまった。とはいえ、「あれ? そういえば入賞作のはずのアレを撮ってないな」など、相変わらず網羅性はない。どうも済みません。

●というわけで残りの写真、ジオラマ作品その他。

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ジオラマ作品のなかでもひときわ目を惹いたもの。ジオラマ部門の入賞作でもあったはず。秋のたっぷり積もった落葉と、その色に溶け込んだ迷彩の車輛、および親衛隊の迷彩服の兵士たち。この写真には写っていないが、作品の隣には、ジオラマを制作するにあたっての着色構想スケッチも添えられていた。

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雪の中のクラッシュT-55~T-72のジオラマも、たしか部門受賞作だったと記憶。

次の2枚は72ながら大掛かりなジオラマで、エレファントを牽引する複数の18tハーフ(さすがにこのテーマを35で作るのは……同時に完成品を輸送したり保管したりするのは大変そう)。

続く2枚もミニスケールだからこその大物車輛と建物の組合せと、「戦術解説」ジオラマ。前者の機関車はホビーボス?

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以上、ざっと、ww2もの。シュビムワーゲンはタミヤ新作のワイドタイヤ?

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以上、戦後~現用もの。

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フィギュアはきっちり写真を撮っておらず、フォルダの中にはこのビネットと一緒の連作写真だけだった。

最後の1枚は大スケール、Faller社のランツ・ブルドッグ。1:22.5という、一般のプラモデルではなじみのないスケールは、鉄道模型の「2番ゲージ」というものらしい。

●そういえば、横浜AFVの会って、不良在庫キットの交換会があったなあ、と、当日朝にいきなり思い出し、とりあえず、すぐに発掘できたキット数点(タミヤ35のM8自走砲とか、mirage72のT-26ベースの自走砲とか)を袋に詰めて持って行く。

その後、交換でタミヤ35のSd.Kfz.7/1 20mm四連装自走砲、オメガKの「グラード」自走ロケット砲(懐かしい!)と、トランペッターのアエロサンNKL-6を頂いた。

前2者はどう考えても私は今後作りそうにないので、Sd.Kfz.7/1は「じゃんけん大会」に供出、「グラード」は、「(たぶん)ウクライナ軍も今でも使ってるから、ウクライナ軍仕様で作るのもいいんじゃない?」などと適当なことを言って、ケン太さんに押し付ける。その後ネットで検索してみたら、ウクライナ軍では独自の改良型とか後継車両とかも作っているらしいが、旧型のBM-21も使っている様子。嘘吐きにならずによかった。

そんなわけで、唯一手元に残って持って帰ってきたのが、トランペッターのNKL-6。

同社からはアエロサンが何種類か出ていて、大戦中に作られた装甲武装タイプのNKL-26のキットは、私も以前に自分で購入して持っている。

中国メーカーらしく、贅沢に各所にスライド型を使用。ボディも床面を除き一発抜き。

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資料としてはタンコグラードから「AEROSAN - Soviet Aero-Sleighs of World War Two」がある。ソ連製アエロサンの全体を概観したものなので、1車種ごとに関してはそう詳しくはないが、そこそこ助かる。

キットレビューに関しては、ミカンセーキさんが発売当時に書かれているので、そちらにお任せ(→「冬はアエロサン」)。ロシアソースのNKL-6解説ページへのリンクもあって重宝。

なお、私は会場でこのキットを手にして、「フィンランド軍鹵獲仕様とかないかなあ」というスケベ心交じりもあって貰ってきたのだが、NKL-26あたりと違って、(ボディの流麗な感じで新しいもののように思ってしまうが)戦前の民間型らしく、少なくともタンコグラード本やざっと見たネットソースの中では、フィンランド鹵獲仕様は見つからなかった。

また、NKL-6にはNKL-6Sという救急車仕様もあるが、これは窓の形状、ハッチパネル、内装などに差異あり。改良型にNKL-16-37、さらにはそれのフィンランド鹵獲コピー型のMR-42/MR-42Sというのもあるが、そこまで行くとさらにいろいろ差異がありそうで手は出しづらい。素直にNKL-6として作った方がよさそう。

……と思ったら、YouTubeに、こんな空恐ろしい製作記事動画が上がっていた。

 

エンジン丸ごと自作してるし! とんでもねえ!

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横浜AFVの会2026(2)

●4月5日日曜日に横浜西口で開催された「横浜AFVの会2026」レポートの続き。

主催者側の発表によれば、今回の参加者は70余名。複数の作品を出品されている方も多いので、作品数は100点を超えているのではないかと思う。

●前回掲載できなかった作品群をランダムで。まずは単品の作品、第二次大戦までのものから。

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1:72の80cm列車砲(80-cm-Kanone (E))。72でもとにかくデカい。作者ご自身のコメントでも「移動が大変」とあった。

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東京AFVの会でも拝見した12tハーフの88mm「バンカーバスター」自走砲。この方の作品は付属の小物も含めて全部「開く部分は開く」という、おいそれと真似できない工作。牽引型の88mmFLaK 2門も同じ方の作品?

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以上、とりあえずww2ドイツ物をずらりと。割と最近発売された50mmPaK38は、後出のジオラマ仕立ても含めて2、3作品出品されていた。

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ww2~朝鮮戦争くらいまでの米英物、他あれやこれや(現用物まで一緒に写ってしまったもの含め)。SU-122はなぜ天井が外れているのかは不明。八九式は、アバディーンで野ざらしになっていた時期の再現。単品部門で入賞していたはず。最後のT型フォードはRPMのキットである由。「SAS仕様」としているのはフィクション?

●戦後~現用物単品作品。

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メルカバのあとのデジタル迷彩の自走砲は中国軍の83式自走榴弾砲(トランペッター35)。普段ほとんど意識していないがトランペッターは時刻中国現用物を結構出していて、たまにこうして展示会などで見ると新鮮。お次の自走砲はもっとレアアイテムで、スウェーデンものだったっけなあ。お高いガレージキットらしい。

●あともう一回、ジオラマ作品写真等をまとめてUP予定。

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横浜AFVの会2026(1)

●4月5日日曜日、横浜西口のかながわ県民センターで開催された横浜AFVの会に行く。

昨年は6月末の開催だったが、今年は割と早め。

私自身は11時前くらいに着(開場は10時)。なんとか間に合った新作のビッカース6t、昨年の東京AFVの会にも出したLV-38(38(t))、土台だけ新作のソクウ(Sokół 1000/CWS M111)+サイドカーを展示。

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今回は珍しく自作品を並べた様子(だけ)を撮ってあった。

事前に「行くよ~」などの書き込みもなかったケン太さん、ミカンセーキさんとも無事邂逅し、なんだかんだ駄弁りながらヨドバシ地階で中華の昼食。参加表明のあっためがーぬさんの姿がなく「きっと直前に落として部品を折ったとかで遅れてるんだ」等々ケン太さんが推察していたが、まさにその通りの理由で、昼食中に到着していた。

●会場で撮った作品写真を。いつも通り適当に撮っているので、例によって網羅性は無し。まずは(これまたいつも通り)友人知人の作品から。

ミカンセーキさんは、昨年東京AFVの会に出展のIII突に添えて、「III号戦車系列後期型起動輪バリエーション」を展示。

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後期型起動輪のバリエーションなんて、「ハブカバー付き」「ハブカバー無し」の別くらいしか認識していなかったのだが、カバーの取付がボルトか、ネジかとか、メーカーの鋳造印とか、ボルト形状とか、なんだかんだで色々あるらしい。

III号戦車の足回りについては、ミカンセーキさんは須田林戦車工廠さんと組んであれこれ3Dパーツ展開しているので、その成果というところ。ちなみにこの「標本」は、わざわざ昆虫標本用の虫ピンを取り寄せて(ラベル部分に)使っている。そんな「見せ方の凝りよう」がいかにもミカンセーキさんらしい。単品部門で銀賞?を受賞していたが、そもそもこれは単品なのか(笑)。むしろ唯一無二の「標本部門」?

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めがーぬさんの(東京AFVの会でも出展された)ダイヤモンドTと、本来それに載せるはずだった(新作の)チャーチル。1:72。ダイヤモンドT側のトレーラーの内側幅の寸法がおかしく、「作ってみたら載らなかった」という悲しいパターン。チャーチルはドラゴン。

3枚目はケン太さんが最近よく作る、ドイツ計画戦車シリーズのE-25。以前出品していたE-10の続き、的な。トラペのキットは構想段階の戦車ながらあれこれ妄想で「量産仕様」の感じにしているが、やはりハードなウェザリングをするよりも、こういう「工場から出てきたばっかり」に仕上げるのが似合っている気がする。

MGSの野田君のOT-810は東京AFVの会にも出品していたものだが、今回は「フタを開けた」状態も見せてもらった。

kakudouさんは、ドイツ初期(ポーランド戦時)4輪装甲車シリーズ。

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相変わらず緻密で丁寧な工作なのに多作。ホルヒ系では、他にSd.Kfz.260~261もあるが、「あれは中身が判らないよねえ」などと会場で話す。キットも72とか48はあっても(ICM?)、35キットは出ていないんだっけ。今調べてみたら、FC Model Trendから、35で上部のネットだけは出ているらしい。

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シェル竹内さんの自作48 3Dプリント出力キット群と、35のマガフ。3Dプリントのあれこれには相変わらず疎いが、露光時間?の長短で、欠けたり埋まったりの匙加減が面倒、とのこと。4枚目写真はI号B型の足回りだが、スケルトンの履帯も綺麗に抜けていて綺麗な出来。自分でも3Dプリントができれば、「アレも作りたい・コレも作りたい」パーツのネタは多数あるが、自分で3D-CADをいじれる自信がない。

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むーさんの自衛隊所属・ウォーカーブルドッグ。確か本体はタミヤ製で、防盾カバーだけ他(AFVクラブとか、そのへん?)から持ってきたと聞いたような。うろ覚えで済んません。

●友人知人の作品以外で、特に気に入った/気になったものなど。

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タミヤの38(t)系の車体をベースに、上半分は砲を含めてスクラッチした、戦後スウェーデンの自走砲Pvkv II。というか、スウェーデンのStrv m/41(ライセンス生産型のLt vz.38/Pz.Kpfw.38(t))ベースの自走砲なんて、密閉戦闘室の突撃砲タイプのSav m43の存在しか知らなかった(そちらについても、「そんなのがあったなあ」くらいの認識で、今改めて名前を調べた)。

まだ作者も若い方で、なぜこのような冥府魔道へ……(と、ケン太さんも言っていた。ケン太さんが言ってもねえ)。

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おそらく完成品は初めて見た、MB modelsののルノーD2。私自身このキットは持っていて、何度か「うん、今度こそ作ろう」と思いつつ、結局手を付けられずに今なお仕舞い込んだままのもの。フランス戦車に疎い人なら、「あ、タミヤのソミュアかな?」で素通りしてしまう可能性もありそうな気もする。

レジンのガレージキットとしても確か比較的初期の製品で、キット本体の出来も「うーん、まあ、ねえ?」くらい。それ以上にとにかくメタル製の履帯パーツが難物で、連結部の彫刻が甘くてきちんと繋がらない。この作例でも、「ああ、苦労してるな……」というのが見て取れる。なお、私の持っているキットは片側の誘導輪基部が湯流れ不良で欠けていて、それを再生するのもまた面倒。作る日は来るのかどうか……。

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空物と陸物の融合作品は、両方作るモデラーならいつかやってみたいテーマ。今回もいくつか出品されていたが、なかでも貨車と機体の馴染み具合が非常に素敵だったのが上作品。Bf109は35?32?(追記:はほ氏より指摘。ラベルでちらりと見えるように、メッサーはハセガワ製、つまり32であるらしい)

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空物と絡の絡みもう一点と、同じ作者の方の作品(連作?)をさらにひとつ。72だが細密度が高くて素敵。(追記。これもはほ氏より指摘。両作品でベースは共通感があるが、メッサーのほうは48。なお、ハセガワ72のカール臼砲は貨車吊下げ状態と自走状態(IV号弾薬補給車付き)の両方が出ているが、キットは後者。貨車は跨線橋ともども紙と木材で自作である由、ラベルに記載がある。スゴイ)

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48スケールのシャーマン・バリエーション3連作。近年は48作品の出品も増えてきたが、今回出品のなかでは、個人的に最も素敵だなあ、と思ったもの。ベースはタミヤ?

●長くなったので続きは次回。

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ビッカース6t戦車(18) 仕上げ作業中

CAMs(戰甲模型) 1:35、「ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)」、の製作記の続き。

●前回、迷彩塗装の黒線を入れたが、しばらくしてじっくりと全体をチェックしてみると、案の定、入れ忘れ個所がいくつかあったので追加。

その後、細部塗装に入る。

履帯はしばらく前にvallejoの「304 Track Primer」で塗ってあったので、残る細部塗装は、転輪のゴム部、起動輪・誘導輪・最後尾鋼製転輪の外周、数個だけのOVM、排気マフラー程度。

OVM(ジャッキ、クランク、履帯張度調整用バー)は、資料写真を見ると、どうも迷彩色に塗り分けられているようだったので、改めて塗り直した(メタリックグレイで塗ればいいかな、と思って塗り残してあった)。その後、工具らしく別途にハガレとかヨゴレとかを入れてみたり。

960pxvickers_mark_e_type_b_in_chinese_se ●車体前端上面には、メーカー(ビッカース・アームストロング社)による銘板が付いている。

迷彩効果から考えればそのまま塗り潰されていて然るべきな気もするが、どうもメーカー側で4色迷彩+黒線を施したうえで、後から銘板を取り付けているようで、当時の写真を見ても、銘板は車体とは明らかに別で明るく写っている(右写真は、wikimedia commons、“File:Vickers Mark E Type B in Chinese service.jp”、パブリック・ドメイン)。

キットは、銘板が車体パーツにそのままモールドされていて、私も最初はモールドを塗り分けるつもりでいたのだが、どうも塗装で綺麗に見た目よく仕上げる自信がなかったので、キットのエッチングパーツの外周部分を使って銘板を別途作って取り付けることにした。まあ、ワンポイント・オシャレみたいなもの。

キットの塗装指示では、この銘板は銅(Copper)となっているが、折角なのでエッチングの真鍮の質感をそのまま活かすことにした。今後、時間が経ってもっとくすんでくるようならそれもまた良し。

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ちょっと寸足らずになってしまったり、リベット穴がズレたりして、結局、2度ほど作り直す羽目になった。

キットのモールドの表面は(左右のリベットを除き)つんつるてんだが、それではちょっと寂しいので、針先でケガいて枠線と「何か文字が書いてある?」程度のコチャコチャを入れたうえで、スミイレしてみた。

ちなみに、フィンランド軍の「ビッケルス」に付いている銘板には、6トン戦車(6 TON TANK)という名称に加え、メーカー名、生産工場と所在地、特許番号、生産番号、生産年月と、随分テンコ盛りの内容が7行程度で書かれているのだが、この作例の「コチャコチャ」はいい加減な作業の結果、内容が2行しかない。……もうちょっと頑張るべきだった。

なお、フィンランド軍ビッケルスの銘板の車輛名は「6トン戦車」だが、中国軍ビッカースの銘板の車輛名は「Mk.E」となっている(らしい)。wikipediaの解説にその内容を書いたのは私なので、どこかの資料で写真を見たはずなのだが、どこで見たのか忘れた。……ちゃんと出典書いておけよぅ。

左右のリベットは、今ではちょっと貴重になったMaster Club製。

●というわけで、ウェザリング中の現状。

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ウェザリングは、いつもながら基本はMr.ウェザリングカラーによるウォッシング(今回はシェイドブラウンを使用)と、タミヤウェザリングマスター(主にAセットのライトサンド)による極々安直作業。もちろん全くそれだけ、というわけではなくて、一部には鉛筆粉末とかパステルとか、普通にエナメルとかVallejoの塗料とかも使っている。

前回のコメント欄で書いたように、黒線に使用した「Mr.HOBBY MARKER」の黒は、そのままではなんだかマジックインキっぽい(油膜風の、とでも言ったらいいのか)変なテカリがあるのだが、ウォッシングをしたら普通に収まってくれた。

ウォッシングの際にMr.ウェザリングカラーを綿棒で拭き取っているが、その際に剥がれたりかすれたり溶け出したりということもなかった(本来ならその辺は確認してから作業に入るべきなのだが、うっかりそのまま始めてしまった。大惨事にならずに助かった)。

っていうか、そもそもスミイレ用マーカーが、同じメーカー(GSIクレオス)のウォッシング用塗料で流れたり滲んだりしたらクレームものかも。

ちなみに以前のビッカース水陸両用戦車の塗装では、Vallejoの迷彩の上にタミヤエナメルで黒線を入れたのだが、これはウォッシングの際、強くこすると落ちてしまったような覚えがある。

●という具合で、作業も進行中。なんとか日曜日(明後日)の「横浜AFVの会」には間に合わせたい。

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