« ビッカース6t戦車(16) 塗装再開 | トップページ | 野島掩体壕 »

骨折り損

●肩を骨折し、手術して入院する羽目になった。

原因は転倒。市内を歩いていて、足首くらいの浅い草藪を抜けて、40~50cmの段差下の路面に降りようとしたら、見えないところを丈夫なつる草が横切っていて、足を取られた。ちょうど両手に荷物を下げていたこともあって身体をかばいきれず、段差の分も加わって激しく肩(と頭)から路面にたたきつけられた。

(もっとも、一昨年、山道で足を滑らせて転倒した時のように、手を付いていたらいたで、また手首か腕を骨折する羽目になっていたかもしれない)

軽く脳震盪も起こしていたようで、しばらくは身動きもつらかったが、何とか帰宅。

肩は、「腕の角度によっては痛い」程度だったので、最初は「打ち身?」くらいに思っていたのだが、洗面所で鏡に映してみると、腕を動かすのに合わせて、肩の上に不自然に骨が飛び出して突起ができる。「ああ、これは話に聞く脱臼ってヤツだ!」と思って、翌日朝イチで市内の整形外科へ。

この時点では「たぶん、ゴキッと肩を入れて貰ったら楽になるんだろうな、でも脱臼した関節を入れるって、痛いんだっけ……」などとまだまだ呑気に思っていたが、レントゲンを撮ってみると、

「肩甲骨の先、もろにポッキリ折れていて、しかもかなりズレています。これは手術すべきですね」

……。何なの、この坂道転げ落ち感。いや、物理的に転げ落ちたのも確かなんだけれど。

紹介状を書いてもらい、この界隈ではおそらく一番大きな総合病院である、大船の「湘南鎌倉総合病院」へとハシゴ。即断で手術決定。翌朝改めて来院し、そのまま入院することになった。

●急に割り込みで手術をすることになったので、「朝一番に来てもらって待機してもらうけれど、いつ手術できるかはわからない」と言われていたのだが、意外に早く、昼前くらいにスタート。

……という辺りからは、全身麻酔のために何の意識もなく、半分朦朧としつつ気付いた時には、病室で酸素マスクを着けて寝かされていた。

正式な傷病名は「左鎖骨遠位端骨折」(=左の鎖骨の端っこが折れてまっせ)。

切開して金具を介してくっつけてという手術で、術後のレントゲンで見ると、ボルトが4、5本植わっている模様。今後も「金具は入れっぱなしが基本」だそうだ(リュックサック等を背負う時に当たって違和感があって、改めて除去する手術をする人もいるとのこと)。

●ちなみに私は人生初入院(2泊3日)。

入院した病室は何だかとてつもなく広く、余裕でベッドが6つ以上並べられそうなところ、距離を離してカーテンで囲って二人部屋。囲った固有スペース自体もかなり広かった。

手術当日の晩は、痛み止めを飲んでも左肩が「ずーん」と痛くて寝付けず、固有スペース内をずっと行ったり来たり、明け方まで歩き回っていた(明け方になってようやく1、2時間ほど眠れた)。同室の方に迷惑を掛けることなく歩き回れる余地があったのは有り難かった。

「病院の飯は美味しくない」というのが世の中で広く言われていることだが、これは「確かにそうだなあ」と思い知った。

手術当日の夕食(入院後1食目)は炊き込みご飯と、主菜に煮たサバ。「不味くはないけれど、取り立てて美味しくはない」くらいの感想だったのだが、翌日の朝食(2食目)で早々に降参した。一応、退院までの5食はすべて完食したが(寝ていても腹は減るので)、その中で最も美味しいと思ったのは、朝食についてきた丸美屋のふりかけだった。

2日目に、神保町の仕事先事務所のC社長夫妻が見舞いにやってきたが、同じくこの病院に入院経験のあるC社長が「マズイだろ? ここのメシ、マズイだろ?」と盛んに言っていたのも、ゲッソリ感に拍車をかけた(ちなみにC夫妻からは、お見舞いに「アポロチョコ・かき氷味」を頂いた。ありがとうございます)。

とにかく入院中、毎食ごとに「ジャンクなものが食べたい!」欲を掻き立てられ続けたので、退院直後、大船駅前でウェンディーズのハンバーガーを食べた。ああ。チリ美味ぇ。身体にスパイスが染み渡る気がする。

Img20250824114824

ちなみに、今回は私とちょうど入れ違いにかみさんが横浜市大病院に入院(検査入院)だったのだが、かみさん曰く、「市大病院の食事は美味かった!」そうだ。なんだかちょっと悔しい。

●このところ、niftyのメールボックスに、「niftyを名乗る怪しいメール」が立て続けに届く。

Nifty01

いくら何でも怪しすぎるだろ。

●模型関連で書きたいネタもそれなりに溜まっているのだが、中途半端に書きかけて止まっていたりする。まあ、そのうちに……。

|

« ビッカース6t戦車(16) 塗装再開 | トップページ | 野島掩体壕 »

かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

かば◎さん
災難でしたね。
予後が順調でありますように。
当方は家族のトイプードル二人が血のつながりもないのに同じ病気で8月中はほとんど動物病院。手術4回目で入院、退院。自分のことより心配で可哀想。
H39のレポートを見たいです。

投稿: hiranuma | 2025年8月30日 (土) 09時12分

あれま。

お大事に、としか言えませんが、養生してください?

投稿: はほ/~ | 2025年8月30日 (土) 09時13分

災難でした。退院おめでとうございます。
見えないとこの横方向のつる草とかロープはヤバいですね。
それにしても、いつも軽妙な文章で、楽しく読んでしまいます。

私のとこには使ってない銀行とか証券会社からスパムが来ますが、こないだユーチュブに感想を書いた途端それがドバッと増えました。あとウエブコミックに感想書いた時もドバっと。
そういうとこから拾われるんですかね。

投稿: みやまえ | 2025年8月30日 (土) 10時26分

みやまえさん、はほちん、hiranumaさん、お見舞いコメントありがとうございます。

退院して1週間経ちますが、左肩はずーんとした感じに痛いです。手術直後の居ても立っても居られないみたいな痛みではないのですが、今も痛み止めが手放せません。

そのために深く眠れていないせいと、そもそも痛み止めの薬自体に「飲むと眠くなる」副作用があるらしく、なんだか一日中眠いです。

投稿: かば◎ | 2025年8月31日 (日) 12時48分

お大事に!
経験者として電車に乗る時は注意してください
見える所にギプスしていると避けてくれたりしますが、鎖骨の様にパッと見て分からない骨折は容赦なくぶつかってくるので・・・

投稿: ケン太 | 2025年8月31日 (日) 21時00分

あらら。大変でしたね。お見舞い申し上げます。
にしても頭部の深刻な打撲とかじゃなかったのが不幸中の幸いでしたね。

>>ボルトが4、5本植わっている模様

ミリタリー者としてはちょっと惹かれる状況(そうか?)。

投稿: セータ☆ | 2025年9月 1日 (月) 20時35分

ケン太さん、セータ☆さん、ありがとうございます。

いや、本当にマヌケな話でお恥ずかしい。

勤め人ではなく、毎日混んだ電車に乗る必要はないので、そこまで肩をかばう必要はなさそうです。

確かにギプスもはめていないし、退院時から(逆に突っ張る感じがしたので)三角巾も使っていないので、見た目上は判らないですね。

頭もそこそこ強く打ったので、実は打ちどころが悪くて、この先、いきなりバッタリなんてことがないわけではないのかも……(肩に紛れて、検査とか思い至らなかったので)。

すでにたんこぶも消えたし触っても痛くないので大丈夫、とは思いますが。

投稿: かば◎ | 2025年9月 2日 (火) 11時42分

今知って,おやまぁという感じですが,お大事に.

投稿: 青木伸也 | 2025年9月 5日 (金) 11時05分

>青木君

いやもう、私自身「おやまぁ」でしたよ。

最初に診て貰った整形外科で「こりゃ手術だ」と言われた時には、
痛みとかじゃなくて、「そこまでの怪我だったか!」ということ自体に目まいがしました。

現在、手術してから約2週間というところですが、
手術したあとの左肩が(退院直後よりもかえって)「ずーん」とした痛みが増した感じで、
肩回りの筋肉やら筋やらも突っ張った感じがして、夜も寝づらいです。

投稿: かば◎ | 2025年9月 5日 (金) 18時44分

あらら大変でしたね
転倒には気をつけないといけませんね
しばらくは模型製作どころではないかもしれませんが、
ゆっくりと休養して快復されてください
お大事になさってください

投稿: シェル | 2025年9月10日 (水) 10時36分

ありゃま
大変でしたね
年を取ると色々あるなっていう

とりあえず
お大事に。

投稿: めがーぬ | 2025年9月16日 (火) 04時10分

>シェルさん、めがーぬさん

お見舞いコメントありがとうございます。

新しい記事にも書きましたが、手術痕……というよりも、その周辺の筋肉の鈍痛が続いていて、むしろ退院直後よりちょっとつらくなってきました。

投稿: かば◎ | 2025年9月17日 (水) 22時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ビッカース6t戦車(16) 塗装再開 | トップページ | 野島掩体壕 »