ビッカース6t戦車(16) 塗装再開
●スロバキア軍のLT-38(38(t)戦車)は、起動輪と履帯も取り付けて一応の完成をみたのだが、出来上がった姿をためつすがめつしている間に、ほんの少し、追加で手を入れたいところが出てきたので、完成披露はまた改めて。
というわけで、今回は「横浜AFVの会をきっかけに完成を目指してもうひと頑張りすることにした放置作品その2」。CAMs 1:35の「ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)」。
●「塗装開始」の副題を付けた前回記事は2018年3月。記事はグレーのサーフェサー地に迷彩の輪郭を鉛筆書きしたところで止まっているが、この記事の直後に迷彩色を塗り始めるところまで行っている。この時はタンとブラウンを塗ったあと、グリーンを半分くらいまで塗ったところで息切れ。約7年ほど放置していたことになる。
なんでそこまでやって放置するかなあ、と我ながら思わなくもないが、再開してみて改めて実感。凹凸の激しい表面を細かく筆で塗り分けていくのはそれなりに面倒 だし、筆ムラが出るので重ね塗りもしないといけない。
それ以前に、前記事は迷彩色の塗装に入る前で止まっていたので、「えーっと。これ、何色塗ってたっけ」というのがよく判らなくなっていた。
我ながらマヌケな話だが、さらに遡ると、以前に作ったビッカース水陸両用戦車の記事に使用塗料のVallejoの色名・番号が書いてあった。確か同じ色を使用したはず。
グレー地は、今回は(横着をして)サーフェサー地をそのまま生かすことにしているので、その他の3色は、
- 70967 OLIVE GREEN オリーブグリーン
- 70976 BUFF バフ
- 70984 FLAT BROWN フラットブラウン
ちなみにキットの色指定はクレオスだが、その指定色ときっちり色味を合わせているわけではなく、だいぶ適当。水陸両用戦車を作った際に、一応は、ボービントンのビッカース軽戦車/ビッカース6t戦車の復元塗装の色を意識したような……気もする。使用塗料は前述のようにVallejo。有機溶剤も使わないので、希釈も筆洗いも楽。
一応、上記のうち70967オリーブグリーンと70976バフは手元にすぐ見つかって、試し塗りをしてみても、すでに塗っている色と変わりないと判明。ところが、70984フラットブラウンが見つからず、結局、横浜AFVの会の折に横浜西口ビブレのVOLKSで一色買い直すことになった。使い切ったわけはないので、どこかに使いかけの70984フラットブラウンが眠ってるんだろうなあ……。
●というようなアレコレを経て、とりあえず迷彩色を重ねた現状がこちら。
色の配置は、当初、輪郭線を入れた段階では、上海の市街戦で日本軍が鹵獲した当時の実車写真をもとに進めていたのだが、途中でだいぶグダグダになった(特に今回再開して以降)。
もっとも、チェコスロバキア軍のOA vz.30装甲車のように、「全車同じ配色パターンになっている!」というような頭の痛いことにはなっていないようだし(同軍のLT vz.35は配色はバラバラ)、中国陸軍もこの無線装備型6t戦車は複数輸入しているので、適当で構わない(はず)。
一応、4色の配分は同じくらいになるように。また、色のパターンは(最初に鉛筆で輪郭線を入れるときに)以前のビッカース水陸両用戦車の時より、塗り分けラインが複雑に入り組んだ感じになるよう意識した。
上の写真でもよく見るとわかるが、まだ色ムラは若干残っているので、今後の作業の間に多少のタッチアップも行う予定(ある程度はウェザリングで誤魔化せないかとも思っているが)。
この後は、迷彩色の縁取りの黒線入れと細部塗装、ウェザリング。縁取りの黒線は、ビッカース水陸両用戦車の時よりさらに細くなるよう心掛けたい。
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コメント
ファレホの筆塗りでここまでいけるんだー。
筆はどんなの使ってるの?
投稿: はほ/~ | 2025年7月20日 (日) 20時49分
>はほちん
えーと。恥ずかしいんですが、机の上に転がっていたかなり年季の入った小さい平筆です。
今軸を見てみたら、「タミヤ・モデリング・ブラシ」の「平筆NO.1」でした。
Vallejoは、水性ってこともあってか、瓶ママの割とボテっとした状態で塗るのがいいようです。
これがエナメルとかだと、「このままだと塗膜がデコボコのボテボテになるんじゃ……」と心配になるくらいの感じでも、乾くとそれなりに薄く落ち着きます。
筆塗りの場合、うすーくうすーく重ね塗りをして、という方法論をよく聞きますが、Vallejoの場合も本当はそう塗るのが正解なのかなあ。でも、薄いと、プラ面で弾かれちゃう感じなんですよね。
今回はサーフェサーで下地も作ってあるので、本当は薄塗り重ねでも行けるのかもしれませんが。
投稿: かば◎ | 2025年7月21日 (月) 14時22分
>薄いと、プラ面で弾かれちゃう感じ
ライフカラーも同様で
ビン生で塗ることが多いですね(部分的に塗膜が厚くなったり)
薄めると顔料と溶剤が分離しちゃうのも宜しくないです
う~む
やはりタミヤアクリルは扱い易いかも
投稿: めがーぬ | 2025年7月22日 (火) 01時31分
>めがーぬさん
ライフカラーは使ったことがないですが、やはり水性だと「薄いと弾かれちゃう感じ」は避けられないんでしょうか。
「アクリジョン」は一回、(出始めた時に)お試しで買って試してみましたが、これは筆ムラ出まくりで私には合わない感じでした(塗り方が悪かったのかもしれませんが)。
タミヤアクリルは、エアブラシ用には使ってましたが、筆で塗ったことはあったかな……。
投稿: かば◎ | 2025年7月22日 (火) 11時53分
ライフカラーを常用してます。専用のシンナー(無臭)で薄めれば弾かれちゃう感じはないですね。とはいえ所詮は定着のいいガッシュのようなものなので、足つけにサフは吹いて、ライフカラーを下地色でエアブラシで薄吹きして、その上に筆塗りで薄めたライフカラーを載せてく感じでしょうか。取り扱い店が少なくてMs modelsさんかホビーランドくらいなのが難です。
田宮会長の訃報を聞きました。会長の作り上げたタミヤ無くしてこの趣味は生まれなかったように思います。ご冥福を祈ります。
投稿: ミカンセーキ | 2025年7月22日 (火) 17時21分
ライフカラーの薄め液、表面張力が強いのか塗装面に乗せると
水滴みたいに丸くなってしまいます。
(タミヤアクリルの薄め液は薄く広がる)
あと
薄めたさいに分離する性質は
色によってかなり違うみたいで
手持ちの範囲だと明るめの色のほうが塗りやすい印象です。
投稿: めがーぬ | 2025年7月24日 (木) 23時47分