スロヴァク・プラガ(4)
●先日の横浜AFVの会をきっかけに、「“放り出していた模型を何とかしよう”欲」が出てきていじっている模型その1。
トライスターのPz.Kpfw.38(t) ausf.E/Fで作っている、スロバキア陸軍のLT-38。
製作の過去記事についてはこちら。一応、この記事の表題は第4回としているが、同じ「スロヴァク・プラガ」(第1回)の表題記事が2回あったり、スロヴァク・プラガの名前を付けていない半端な進捗報告が挟まったりしているので、回数はいい加減。
改めて記事を見直すと、製作は少なくとも2012年には始めていて(とはいえ、最初の記事には「トライスターの1:35、Pz.Kpfw.38(t) E/F型を久しぶりに引っ張り出してきていじっている」と書いているので、もっと前に作り始めている可能性がある)、その後しばし中断、2016年にほぼ塗装も済ませて、また放り出してあったもの。
その後のいい加減な管理で起動輪片方と、繋ぎ終えてあった(と思う)キットの履帯が行方不明に。そのためさらに再開から遠ざかっていたのだが、ふとタミヤのマーダーIIIの足回りをジャンク市で買ってあったのを思い出し、履帯は思い切ってモデルカステン製を奢ることにして、今度こそ完成させるべく、製作を再開した。
●というわけで、現状。
今回の製作再開でいじっているのは、流用したタミヤの起動輪(片側のみ)とカステンの履帯だけなので、砲塔もひっくるめて本体は、2016年当時からほぼ何も変わっていない(ただし、2016年4月時点で塗っていなかった砲塔機銃が、2020年の記事では塗ってあるので、その間のいつかにちょっとだけいじっているらしい)。唯一、車間表示灯の基部が折れかけていたので瞬着で補修した……退化してんじゃん。
おおよそ、マーキングもウェザリングもOVMなどの細部塗装も終えている(主砲の砲口、塗ってないな……)。
スロバキア陸軍のLT-38の概略と仕様については、過去記事2回でまとめている。
そこでも書いているように、製作しているV-3131号車は、ドイツから供与された中古の38(t)戦車、かつその中でも最終便の1944年6月受領のなかの1両ということになる。
細部に関してキットから変更したのは、
- 右フェンダー上前後に取り付けられたスロバキア陸軍のナンバープレート。
- 右フェンダー後部に載せられた、ランドセル型のブロートーチ収納ケース。
- 車体後面のスモークキャンドル収納箱を除去。
- 車体前部ののテックライトをG型仕様の位置に。
程度。
工作自体はもう10年も前に終わっているので仕方がないのだが、その後、尾藤満さんの38(t)シリーズの製作記事(サイト「パンツァーメモ」に掲載)で、キットではフェンダー両側先端近くの車幅灯基部が省略されていること、E/F型ではターレットリングガードの後端(エンジンルームに掛かる部分)が切り欠かれているのが標準であることなどを知った。今のところはスルー。これから製作する人はぜひ尾藤さんの記事を参考に。
●今回新たに工作した履帯と起動輪について。
カステンの履帯は可動式のSK-30。連結ピンのヘッドとエンドでは形状差があるはずと思うのだが、このセットでは両側共通。もちろんそこを修正する、なんて面倒なことはやらない。
ピンの差し込みに関しては、ちょっと噛み合わせで引っかかるというか、スッと一発で奥まで入らないことがあって、やや面倒。また、説明書では「片側で95~96枚が標準です」と書かれているが、(少なくとも私の作例では)93枚でぴったりだった。
尾藤さんの38(t)製作記を見ても、実車では93枚が標準で、カステンのキットの説明書の枚数は、おそらくイタレリのキット(古いほう?)に合わせたものらしいとのこと。
現在は両側分繋ぎ終えて、ベース塗装としてVallejo「304 Track Primer」を塗ってある。Vallejoは水性塗料の特性上?割とボテっとした感じで塗っていかないとプラ地に乗りづらい印象で、カステンの可動履帯に塗ったら連結部分が固まって大変なことになるのでは?と少し心配したが、さほど固着せずに済んだ。
この後、少し錆色とか土色とかをさして、さらに擦れた銀ブラシなど施す予定。
行方不明のキットの起動輪片側も、そのうちどこからかひょっこり出て来そうなのだが、手っ取り早くジャンクパーツで手元にあったタミヤの起動輪で代用することにした。1枚目写真は、左2つがタミヤ、右端がトライスター。形状の統一性という点からすれば、両方とも同じメーカーのもの(この場合はタミヤのもの)にしたほうがよかったのかもしれないが、どのみち左右の起動輪を同時に見られるわけもないし、しかもパッと見で「これ、違う!」と見抜けるほどのディテールの差もないので、1つだけ使うことにした。
タミヤの起動輪は、そのままではトライスターの車台の起動輪軸に嵌らないので、双方、軸部を削ったり盛ったりで調整。当初はそれだけで行けるかと思ったが、カステンの履帯を買ってきてみると、タミヤの起動輪・誘導輪を使用する場合には、(付属の)スペーサーを使用する必要があるとのこと。というわけで、すでに内外を接着して軸部も加工してあった起動輪一つ(上写真左端のもの)は放棄。新たにもう一つ、スペーサーを挟んで作り直した。
タミヤの起動輪のままと、カステンの履帯に合わせて再工作したものとを比較したのが2枚目写真。スペーサーを組み込んだ分、軸部周りの「ヒレ」に隙間が出来ているが、どうせ完成したらまず見えないので放置。その代わり、起動輪の歯の部分に厚みがあって、カステンの履帯に対してかなりキツキツな感じだったので、裏側からヤスって薄くした。
……あとから考えると、ストック棚の片隅に、何の理由でか入手したモデルカステン製の38(t)系列用起動輪&誘導輪セットがあったような気もする。あれを使えばよかった! っていうか、今後もう使う機会はないかも!?
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コメント
VULCANのは既に買っているのですが、昨日ボークス店頭で(どんな流通ルートなのか?)これのカチューシャタイプを見つけて即ゲットε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
今年の展示会用に作り始めましょうかね~。( ̄∇ ̄)
投稿: M.N | 2025年7月19日 (土) 16時59分
あ!(゜ロ゜;) 投稿を間違えました。
STZ-5砲兵トラクターのはなしです。(^_^;
投稿: M.N | 2025年7月19日 (土) 17時06分
>M.Nさん
うははははははは。
ズベズダのSTZ-5トラクター、私も買ったのは確かボークスです。
あそこは、輸入物に関しては独自のルートで入れているっぽいですね。
ただ、昔はMIRAGE HOBBYを代理店的に?大量に扱っていたのが、最近はなくなっちゃったのが寂しいです。
まあ、MIRAGE自体、やや元気なさげですが、最近出た、1:72のジープ(エンジン上部も再現でボンネット開可能)や、同じく1:72の「クブシュ搭乗員セット」は気になっています。
クブシュ搭乗員セット、72のクブシュを持っているミカンセーキさんに、ぜひ作って欲しいなー。
投稿: かば◎ | 2025年7月20日 (日) 11時06分
先週末にVolks京都行ったら、ズベズダが何種類か入荷してました。
前回の入荷に比べて、というかウクライナに攻め込んで以降に比べて入荷数量が多いような感じで、1,2個だったのが3,4個、新製品コーナーに積んであったし値段も下がってるような。
かば◎さんの守備範囲だと、ポリカルポフI-16type5(48)とかKV-2(72)かなぁ?
投稿: はほ/~ | 2025年7月20日 (日) 17時23分
>はほちん
えっ! I-16の5型なんて出てるの!? それ欲しい!!
48のI-16は、ホビクラ/アカデミーのはみそっかすとして、エデュアルドのtype 10は持ってるんですが、初期型は欲しかったんですよ。
うーん。近々横浜とか秋葉原とか行く用事、あったかな。
投稿: かば◎ | 2025年7月20日 (日) 17時46分
https://www.hannants.co.uk/product/ZVE4832?result-token=bq2GY
記憶が定かじゃないですけどボークスで三千円ぐらいだったような?
type5は48も72もクリアープロップから出てるけど値段が!
投稿: はほ/~ | 2025年7月20日 (日) 19時24分