横浜AFVの会2025(1)
●6月29日日曜日、横浜西口のかながわ県民センターで開催された、横浜AFVの会に参加する。
2022年に「横浜AFVの会(仮)」として初開催されて以来、今のところ4回皆勤(一昨年は地域の自治会の役員会で終盤2時間くらいの参加だったが)。前回までは3月開催だったが、今年は6月。今後はこの時期になるのかな?
何かしら完全新作を持って行こうと思っていたのだが、毎度のごとく「明日やろう」を繰り返し、結局数日前になってようやく、塗りかけで放ってあったヴィッカース6t戦車(中国軍)の塗装を再スタートさせたものの、ブラウンの塗色が見つからず断念。昨年末の東京AFVの会に持って行ったロールス・ロイス装甲車の出品でお茶を濁した。
なお、前回「横浜AFVの会2024」はこちら。
●今回は重なった用事などもなく、午前中から参加することができた。
東京AFVの会出品時から何の変化もないロールスロイス装甲車を展示。会場でケン太さん、ミカンセーキさん、Kakudouさん、めがーぬさん、平沼さんらと久々にお会いする。今年はどうするんだろう、と思っていた青木伸也氏は来ず。「アオキはどうした」「アオキは来ないのか」など、会場各所で非難の声あり(話を盛ってます)。
また、マウスモデラー製品のサンプル展示ブースを構えて参加されていた尾藤満さんにも初めてお会いして挨拶。マウスモデラー製品(特にI号戦車用ディテールアップパーツ)について等々、会のあいだ、あれこれとお話も伺うことができた。本当にありがとうございます。
●例によって、作品写真は友人知人の作品の他は、私自身が「ちょっと気になった」「アイテム的に好き」「なんとなく」という適当基準で撮っており、網羅性もなければ、人気作品・入賞作品の漏れも多いのでご承知置きを。
まずは、Kakudouさんの作品群。軽戦車シリーズを一揃い持って来ていて、それぞれは小さな車輛ながら、ここまで揃うと壮観。
1枚目から順に、T-27、T-37、T-38、T-40、T-50、T-60、T-70M、T-80。
T-27はロシア製?の3Dプリントキット。T-37~T-50はホビーボス。T-60以降はミニアート――で、合ってるかな。うち、T-70はミニアート初期の製品なので砲塔が左右対称になってしまっている難点があるのだが、この作品では砲塔をアフターパーツに交換。ミニアームのヤツ?
そしてKakudouさんのT-34 STZ 1942。邦人さんといい、Kakudouさんといい、私が悩んだり唸ったりしてなんとか捏ね上げたネタを、軽々と超えてくるから困る(笑)。
続けて友人知人の作品を。ミカンセーキさんの新作、ジオラマ作品。
前回の横浜AFVの会には、ミカンセーキさんは同じ「一人用可搬トーチカ」の輸送状態のものを、簡易展示ベース+ドイツ兵一人で出品していたのだが、今回はトーチカとして埋設・設置されている状態。なお、前回の輸送状態のものはRPM社のインジェクションキット、今回のジオラマのトーチカはバーリンデン・プロダクツのものである由。
前回出品のRPMのものも、トーチカ内部の解説用に隣に分解状態で置かれていた。至れり尽くせり。
今回のジオラマ、周りのひまわりは、以前ミカンセーキさんがブログで記事にしていた3Dプリント製品(FUNAZOUMODELS)のものかな。「ウクライナのおばちゃん(おねーちゃん)」は、miniartの「ソ連の村人」セットかな。いずれにしても、こういう風景をさらっと纏めるセンスは私にはないので羨ましい。
めがーぬさんの1:72のダイヤモンドTと1:35のM40。M40は昨年末の東京AFVの会にも出品していたものだが、前回未完だった後部の駐鋤の操作索を追加した由。……って、この写真には当該部分が写っていないので、前回掲示のものと変化が判らない。めがーぬさん、ごめん。
1枚目はケン太さんのフジミ72のスターリン2型。前回、未塗装状態で出品していたもの。過去記事で4方向から、いじった部分がよくわかるように撮っているので、見比べてみると面白いはず。完成状態の今回は、ソ連戦車らしい荒っぽい手書き感を出すために、砲塔番号にペンキの垂れも加えた由。
2枚目は、未塗装状態の平沼さんのwz.29装甲車。平沼さんは基本、金属は使わず素材はほぼプラのみというポリシーで製作されている。「薄い・細い」はあまり妥協しないので、事後変形とか割れとかは気になるところ。
●その他の方々の作品の写真のうち、まずは非常に気になったものから。
段ボールで製作された大スケールのI号戦車B型。スケールを見落としたが、1:16とか1:10とか?
「段ボールで作っている」ということを前面に持って来ていて、あえて目の細かい段ボールの断面を転輪のゴムリム表現やフェンダーの滑り止め、装甲板各部の小口(というか溶接線表現?)として活用。しかしその一方で、全体の寸法バランスや装備品類の形状や位置などの「正確さ」には手を抜いていない感じ。語彙足らずだが「すごいなコレ!」としか。
単品のスケール物として素敵だったのが下写真の作品。
Mk.V菱形戦車の超壕能力を向上させるために車体を延長したMk.V*(マーク・ファイブ・スター)。20年以上前に発売されたInterusのキットからの改造。
私が記憶している限り、InterusはこのMk.Vのキット一つ出しただけで消滅した一発屋メーカー。キット自体は片面ずつで武装が違うヘルマプロディテ(両性具有)型という、ちょっと変わった仕様。私自身中身を見たことがないのだが、エマーのMk.IVとはまたちょっと違った方向性で結構な難物キットだったはず。
そんなキットを、普通にこれだけのレベルで組み上げることだけでも大変なはずなのに、Mk.V*に改造。前述のようにキットは両性具有型なので、スポンソンの片方は自作? 車体延長部分は、エマーのMk.IVを削ってリベットを移植したとか何とか。この作品は今回、何か賞を得ていたが、それも十分に納得。
しかも作者はまだ高校生とか……。今回は彼も含め、だいぶ若い参加者が多かった様子(前記事に投稿された青木氏のコメントへの回答を兼ねて)。
ミニスケールで目立っていたのは――。
トレーラーに載せられたハインド。ミニスケールとはいっても、これだけボリューム(特に長さ)があって、アイテム的にも目を惹く部分が多いと存在感がある。
●長くなったのでその他作品は後編で。
| 固定リンク
「かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事
- 東京AFVの会2025(2)(2025.11.24)
- 東京AFVの会2025(1)(2025.11.23)
- 骨折り損(再)(2025.10.10)
- 野島掩体壕(2025.09.17)
「その他模型雑記」カテゴリの記事
- 東京AFVの会2025(2)(2025.11.24)
- 東京AFVの会2025(1)(2025.11.23)
- 横浜AFVの会2025(2)(2025.07.03)
- 横浜AFVの会2025(1)(2025.07.03)
- AIミリタリー絵描き(2025.01.19)























コメント
ふむーん,「若人が多い」と言ってもいろいろあって,「若人の数が両手の指で数えきれない」程度なのか,「会場内に若人が七で老人が三」みたいなのか.ブルーライトで目がやられて老人は会場に近づけないのか.
私は7/5(土)に東北AFVの会(盛岡市)に行ってきます.
投稿: 青木伸也 | 2025年7月 5日 (土) 00時08分
>>私は7/5(土)に東北AFVの会(盛岡市)に
ぬう。神奈川は素通りか!
会の終わりの、不要キット交換会の余りキットの配布で、
「まずは25歳以下(だったかな?)の参加者限定でじゃんけんを……」
と言っていたくらいなので、両手の指以上はいたんじゃないか、という印象です。
まあ、とはいっても平均すればじじい度が高いとは思いますが。
投稿: かば◎ | 2025年7月 5日 (土) 04時43分
かば◎さんに会え、いろいろ話すことができてよかったです。
さて、展示していたマウスモデラーのI号戦車B型パーツセットが発売になりましたが、AFVの会ではかば◎さんをはじめ多くの方に感想をいただきました。かば◎さんにはタコムのキットに組み込んで感想をいただければと妄想しています。
私はマーダーIIIシリーズの製作に着手しました。現在は7.62cmPakを搭載した車両で、その後H型2種、M型2種を作る予定ですので、時々HPにのぞきに来てください。
これから暑くなりますが、若くないのでお身体を大切にしてください。
投稿: 尾藤 満 | 2025年7月 6日 (日) 08時57分
>尾藤満さん
会場ではいろいろありがとうございました。
マウスモデラー製品の展示についてはレポート(2)にも書きましたが、facebookのグループ「AFV Scale Modeling」にも記事を書きこみました。I号戦車B型パーツセット、早速購入したという書き込みもありましたよ!
>>タコムのキットに組み込んで感想をいただければ
うーん。私はもしももう一両作ることになったら、もう一回タミヤかなあ……。素組みならアカデミーを選ぶところですが、「I号戦車B型パーツセット」があれば、タミヤの弱点を一発簡単解決できるし。
「I号戦車A型パーツセット」の予定はないのでしょうか。
投稿: かば◎ | 2025年7月 7日 (月) 13時53分
>I号戦車A型パーツセット
トライスター用に欲しいです
投稿: めがーぬ | 2025年7月16日 (水) 12時56分
>めがーぬさん
>>トライスター用に欲しいです
ですよねー。
ベースとしてみれば、今も傑作のキットだと思うのですが、
いかんせん、細部までは行き届いてない感があるんですよね。
投稿: かば◎ | 2025年7月18日 (金) 10時12分