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2025年7月

ビッカース6t戦車(16) 塗装再開

●スロバキア軍のLT-38(38(t)戦車)は、起動輪と履帯も取り付けて一応の完成をみたのだが、出来上がった姿をためつすがめつしている間に、ほんの少し、追加で手を入れたいところが出てきたので、完成披露はまた改めて。

というわけで、今回は「横浜AFVの会をきっかけに完成を目指してもうひと頑張りすることにした放置作品その2」。CAMs 1:35「ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)」

●「塗装開始」の副題を付けた前回記事は2018年3月。記事はグレーのサーフェサー地に迷彩の輪郭を鉛筆書きしたところで止まっているが、この記事の直後に迷彩色を塗り始めるところまで行っている。この時はタンとブラウンを塗ったあと、グリーンを半分くらいまで塗ったところで息切れ。約7年ほど放置していたことになる。

なんでそこまでやって放置するかなあ、と我ながら思わなくもないが、再開してみて改めて実感。凹凸の激しい表面を細かく筆で塗り分けていくのはそれなりに面倒 だし、筆ムラが出るので重ね塗りもしないといけない。

Img20250720015221 それ以前に、前記事は迷彩色の塗装に入る前で止まっていたので、「えーっと。これ、何色塗ってたっけ」というのがよく判らなくなっていた。

我ながらマヌケな話だが、さらに遡ると、以前に作ったビッカース水陸両用戦車の記事に使用塗料のVallejoの色名・番号が書いてあった。確か同じ色を使用したはず。

グレー地は、今回は(横着をして)サーフェサー地をそのまま生かすことにしているので、その他の3色は、

  • 70967 OLIVE GREEN オリーブグリーン
  • 70976 BUFF バフ
  • 70984 FLAT BROWN フラットブラウン

ちなみにキットの色指定はクレオスだが、その指定色ときっちり色味を合わせているわけではなく、だいぶ適当。水陸両用戦車を作った際に、一応は、ボービントンのビッカース軽戦車/ビッカース6t戦車の復元塗装の色を意識したような……気もする。使用塗料は前述のようにVallejo。有機溶剤も使わないので、希釈も筆洗いも楽。

一応、上記のうち70967オリーブグリーンと70976バフは手元にすぐ見つかって、試し塗りをしてみても、すでに塗っている色と変わりないと判明。ところが、70984フラットブラウンが見つからず、結局、横浜AFVの会の折に横浜西口ビブレのVOLKSで一色買い直すことになった。使い切ったわけはないので、どこかに使いかけの70984フラットブラウンが眠ってるんだろうなあ……。

●というようなアレコレを経て、とりあえず迷彩色を重ねた現状がこちら。

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色の配置は、当初、輪郭線を入れた段階では、上海の市街戦で日本軍が鹵獲した当時の実車写真をもとに進めていたのだが、途中でだいぶグダグダになった(特に今回再開して以降)。

もっとも、チェコスロバキア軍のOA vz.30装甲車のように、「全車同じ配色パターンになっている!」というような頭の痛いことにはなっていないようだし(同軍のLT vz.35は配色はバラバラ)、中国陸軍もこの無線装備型6t戦車は複数輸入しているので、適当で構わない(はず)。

一応、4色の配分は同じくらいになるように。また、色のパターンは(最初に鉛筆で輪郭線を入れるときに)以前のビッカース水陸両用戦車の時より、塗り分けラインが複雑に入り組んだ感じになるよう意識した。

上の写真でもよく見るとわかるが、まだ色ムラは若干残っているので、今後の作業の間に多少のタッチアップも行う予定(ある程度はウェザリングで誤魔化せないかとも思っているが)。

この後は、迷彩色の縁取りの黒線入れと細部塗装、ウェザリング。縁取りの黒線は、ビッカース水陸両用戦車の時よりさらに細くなるよう心掛けたい。

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スロヴァク・プラガ(4)

●先日の横浜AFVの会をきっかけに、「“放り出していた模型を何とかしよう”欲」が出てきていじっている模型その1。

トライスターのPz.Kpfw.38(t) ausf.E/Fで作っている、スロバキア陸軍のLT-38。

製作の過去記事についてはこちら。一応、この記事の表題は第4回としているが、同じ「スロヴァク・プラガ」(第1回)の表題記事が2回あったり、スロヴァク・プラガの名前を付けていない半端な進捗報告が挟まったりしているので、回数はいい加減。

改めて記事を見直すと、製作は少なくとも2012年には始めていて(とはいえ、最初の記事には「トライスターの1:35、Pz.Kpfw.38(t) E/F型を久しぶりに引っ張り出してきていじっている」と書いているので、もっと前に作り始めている可能性がある)、その後しばし中断、2016年にほぼ塗装も済ませて、また放り出してあったもの。

その後のいい加減な管理で起動輪片方と、繋ぎ終えてあった(と思う)キットの履帯が行方不明に。そのためさらに再開から遠ざかっていたのだが、ふとタミヤのマーダーIIIの足回りをジャンク市で買ってあったのを思い出し、履帯は思い切ってモデルカステン製を奢ることにして、今度こそ完成させるべく、製作を再開した。

●というわけで、現状。

今回の製作再開でいじっているのは、流用したタミヤの起動輪(片側のみ)とカステンの履帯だけなので、砲塔もひっくるめて本体は、2016年当時からほぼ何も変わっていない(ただし、2016年4月時点で塗っていなかった砲塔機銃が、2020年の記事では塗ってあるので、その間のいつかにちょっとだけいじっているらしい)。唯一、車間表示灯の基部が折れかけていたので瞬着で補修した……退化してんじゃん。

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おおよそ、マーキングもウェザリングもOVMなどの細部塗装も終えている(主砲の砲口、塗ってないな……)。

スロバキア陸軍のLT-38の概略と仕様については、過去記事2回でまとめている。

そこでも書いているように、製作しているV-3131号車は、ドイツから供与された中古の38(t)戦車、かつその中でも最終便の1944年6月受領のなかの1両ということになる。

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細部に関してキットから変更したのは、

  • 右フェンダー上前後に取り付けられたスロバキア陸軍のナンバープレート。
  • 右フェンダー後部に載せられた、ランドセル型のブロートーチ収納ケース。
  • 車体後面のスモークキャンドル収納箱を除去。
  • 車体前部ののテックライトをG型仕様の位置に。

程度。

工作自体はもう10年も前に終わっているので仕方がないのだが、その後、尾藤満さんの38(t)シリーズの製作記事(サイト「パンツァーメモ」に掲載)で、キットではフェンダー両側先端近くの車幅灯基部が省略されていること、E/F型ではターレットリングガードの後端(エンジンルームに掛かる部分)が切り欠かれているのが標準であることなどを知った。今のところはスルー。これから製作する人はぜひ尾藤さんの記事を参考に。

●今回新たに工作した履帯と起動輪について。

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カステンの履帯は可動式のSK-30。連結ピンのヘッドとエンドでは形状差があるはずと思うのだが、このセットでは両側共通。もちろんそこを修正する、なんて面倒なことはやらない。

ピンの差し込みに関しては、ちょっと噛み合わせで引っかかるというか、スッと一発で奥まで入らないことがあって、やや面倒。また、説明書では「片側で95~96枚が標準です」と書かれているが、(少なくとも私の作例では)93枚でぴったりだった。

尾藤さんの38(t)製作記を見ても、実車では93枚が標準で、カステンのキットの説明書の枚数は、おそらくイタレリのキット(古いほう?)に合わせたものらしいとのこと。

現在は両側分繋ぎ終えて、ベース塗装としてVallejo「304 Track Primer」を塗ってある。Vallejoは水性塗料の特性上?割とボテっとした感じで塗っていかないとプラ地に乗りづらい印象で、カステンの可動履帯に塗ったら連結部分が固まって大変なことになるのでは?と少し心配したが、さほど固着せずに済んだ。

この後、少し錆色とか土色とかをさして、さらに擦れた銀ブラシなど施す予定。

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行方不明のキットの起動輪片側も、そのうちどこからかひょっこり出て来そうなのだが、手っ取り早くジャンクパーツで手元にあったタミヤの起動輪で代用することにした。1枚目写真は、左2つがタミヤ、右端がトライスター。形状の統一性という点からすれば、両方とも同じメーカーのもの(この場合はタミヤのもの)にしたほうがよかったのかもしれないが、どのみち左右の起動輪を同時に見られるわけもないし、しかもパッと見で「これ、違う!」と見抜けるほどのディテールの差もないので、1つだけ使うことにした。

タミヤの起動輪は、そのままではトライスターの車台の起動輪軸に嵌らないので、双方、軸部を削ったり盛ったりで調整。当初はそれだけで行けるかと思ったが、カステンの履帯を買ってきてみると、タミヤの起動輪・誘導輪を使用する場合には、(付属の)スペーサーを使用する必要があるとのこと。というわけで、すでに内外を接着して軸部も加工してあった起動輪一つ(上写真左端のもの)は放棄。新たにもう一つ、スペーサーを挟んで作り直した。

タミヤの起動輪のままと、カステンの履帯に合わせて再工作したものとを比較したのが2枚目写真。スペーサーを組み込んだ分、軸部周りの「ヒレ」に隙間が出来ているが、どうせ完成したらまず見えないので放置。その代わり、起動輪の歯の部分に厚みがあって、カステンの履帯に対してかなりキツキツな感じだったので、裏側からヤスって薄くした。

……あとから考えると、ストック棚の片隅に、何の理由でか入手したモデルカステン製の38(t)系列用起動輪&誘導輪セットがあったような気もする。あれを使えばよかった! っていうか、今後もう使う機会はないかも!?

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STZ-5砲兵トラクター スベズダ 1:35

●前回、再び手を付け始めた中華民国陸軍のヴィッカース6t戦車&スロバキア陸軍のLT-38について、「復活の製作記も近々」と書いたのだが、その前に一つ。

Img20250708011958 先月あたりまで、ブログ更新も長々とサボっていた間にちまちまいじっていたキットのレビュー半分製作記半分。ネタは、昨今なかなか手に入りづらいロシア・ズベズダ製のSTZ-5装軌式トラクター。

scalematesによれば、発売は2022年。おぼろげな記憶では、「発売されるよ~」のニュースがあって、「これは欲しいかも」と思ったとたんにロシアのウクライナ侵攻が始まってズベズダ製品はめっきり入手難になってしまい、そのまま諦めていたもの。先日(といっても数か月前だが)たまたま店頭で見かけて衝動買いしてしまった。まあ、心情的にはロシア製品よりウクライナ製品を応援したいところだが、実際、RODENとかICMのキットのほうをたくさん買っているので堪忍してつかあさい。

●実車は(英語版wikipediaによれば)、スターリングラード・トラクター工場において、1937年から1942年にかけ、9900輌以上が生産されたという(キットの説明書によえば9944輌)。

兄弟分であるSTZ-NATI-1TA(STZ-3)とはボンネットタイプかキャブオーバーかの違いで、足回りはおおよそ共通だが、STZ-5では若干の改修が入っている(-3では転輪がゴムリム無し、履帯のピッチがもっと大きい、など)。

東部戦線の悪路における装軌式トラクターの有用性は鹵獲したドイツ軍にも高く評価され、同様のコンセプトのシュタイヤーRSO開発の参考になった、というような話もどこかで読んだような記憶があるが、これはRSOのwikipediaの記述にもなく、実際に「参考にした」のか、「参考になったのかもしれないねえ」程度の話なのか、私には何とも言えない。

1:35のキットは過去、VULCANからも出ていて(10年以上前)、これもなかなか小粋なキットだったようだが、起動輪の歯数が違うなど至らない点もあって未入手だった。同時期、Riichからもアナウンスされたものの、こちらは結局発売されずに終わったはず。

そんなわけで、最近、(総じて仕上げがやや無機的というか画一的な感じはするものの)特にソ連物に関しては考証・ディテールに優れたキットを出しているズベズダの新キットには、ちょっと期待をしていたのだった。

●買ってきて、しばらく部品を眺めた後、早速組み始めてしまった。

パーツ枝の写真は撮っていないが、通常プラのパーツが5種6枚(主に足回りのDパーツが2枚)、透明プラパーツが1枚。プラス、小さなデカールシート。

で、キューピー3分間クッキングではないが、いきなりそこそこの形になった状態がコレ。

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後の塗装の便を考えて、大まかに部分ごとに組んで載せてあるだけ。シャーシ、キャビン(本体、前面、天井)、荷台、幌を分解できるように組んである。

ちなみにキットは、荷台の幌を完全に畳んだ状態・幌骨だけ装着した状態・幌をかぶせた状態の3択で組めるようになっている(下写真)。あとは、シャーシ前部のバンパーが長タイプ・短タイプの2択。上掲写真ではバンパーはまだ取り付けていない。

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そもそも詳細な寸法データなど手元にないし、あったとしても、ソフトスキンのキットの場合なかなか形状をいじるのは難しい。細かなディテールに関しても、特にあれこれ言うほどのところも見つけられず。そんなわけで、基本は素組みで、さっさと形にしてしまった。「どこかいじることで、『自分が作った感』を味わいたい」私としては、やや消化不良な感じ。

●以下、製作時に気になったところ、気付いたところ、いじったところなど。

装軌式のソフトスキン車輛、ということもあって、パーツ数の大半/細かなディテールの大半は、シャーシに集中している。

Img20250531173420 Img20250531173346Img20250531173618 Img20250531173557

エンジンと伝達系もそれなりに細かく出来ているが、組み上がってしまえばほぼ見えないし、手を加えるだけの資料も乏しい。後述するが、エンジン横のパネルを取り付けずに覗けるようにするなら、エンジン回りのパイピングくらいは追加したいところ。

妙に凝った構造の牽引具回りも、必要十分な出来だと思う。ウインチの作動用……なのかなあ、ギアボックスに繋がるレバーとロッドの中間部分が途切れていたので、そこだけは補った(4枚目写真、ウインチの右側に小さく写っているベージュの棒)。

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現存実車を見ると、履板のパターンには数種あるようだが、キットのパターンは接地面のリブがちょっと多めのタイプ。それ自体はいいが、ちょっとメリハリに欠ける印象。リブパターンがもうちょっとシンプルな、たぶん最も一般的なのではと思えるタイプの別売の金属連結履帯がMasterClubから出ているが、個人的にはそこまで張り込む気にはならないなあ……。いずれにしても、MasterClub製品自体が現在は入手しづらい。

なお、キットの履帯は部分連結式だが、途中に挟む一コマのパーツ(D29)は一つ減らしてちょうどいい長さだった。

転輪は、饅頭型の穴が開いているが、この車輛の特徴として一つだけトンガリ頭で大きい点もちゃんと表現されている(VULCANのキットでは表現されていなかった)。セータ☆さんが以前書いていたが、これはどうもハブ軸部分にあるグリースポイントへのアクセス用らしい。キットの転輪は内側と外側で穴の位置を揃えるようなダボの類は何もないが、実車では揃っているのか、ズレていて構わないものなのか、ネット上の現存実車写真を見てもいまいち確認できない。

誘導輪は実車写真ではもうちょっと大きいように見えるものもあるのだが、これも私には確認手段なし。

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キャブオーバー形式のため、キャビンのど真ん中にエンジンボンネットがある。エンジンボンネットのサイドパネルは別部品(左右共通でD35)だが、どうやら実車では中央から2分割されているようなのに、キットパーツは表面に筋彫りも入っていない(しかし裏側には分割溝がある。謎)。中央から2枚に切り分けた(写真2枚目)。

そのまま両側閉めてもよかったのだが、前述のように、エンジンがそれなりに細かく出来ているので、助手席側のサイドパネルは取り付けず、最終的にはドアも開いた状態で作って覗き込めるようにしようかと構想中。もちろん、そのためには、エンジンのこちら側の側面にはパイピング等、若干のディテールアップが必要になる。

現存実車のwalkaround写真を見ると、運転席の下にはバッテリーボックスが置かれているようだが、キットにはパーツが含まれていない。ただ、戦時中の写真でキャビン内を覗き込んだような写真は手元にはないので、当時の実車で本当にここにバッテリーボックスがあったか、確証はない。まあ、組み上げて、こちら側のドアも閉めてしまえばほぼ見えくなる部分ではあるが、おざなりな追加工作で席下に箱を追加した。

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ラジエーターグリル左右側面上下の溝には、縦方向のボルト頭を追加(たぶんグリル枠の固定用)。上下溝の間の側面には横方向のボルト頭を2つ追加したが、このボルト頭は戦時中の写真では(この部分が鮮明にわかる写真が無くて)存在をはっきり確認できず。現存実車では、ボルトが付いているもの、付いていないもの、ボルト穴だけが確認できるものなどあり、そもそも標準仕様として付いていたのかどうかも、実はよく判らなかった。もしかしたら余計な工作だったかも。

フロントウィンドウは(写真では取り付けていないが)内側枠を含めて透明部品で別パーツとなっており、一応開状態でも組めるのだが、本来は枠左右に付いている、角度を決めて固定するストッパー機構はまるっと省略されている。できれば追加したいところ(フロントウィンドウを開けるなら特に)。

キャビン後ろには、燃料タンクとオイルタンクと水タンク?、右側にはエアフィルター、その上に消火器?が装着されている。燃料タンク等を固定しているベルトがベタにモールドされているのが表現としてイマイチ感があるものの、組み上げるとキャビンと荷台に挟まれて、どのみち頂部しか見えない。

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荷台は側面の折り畳み椅子を出した状態・畳んだ状態を選ぶことができる(上写真は取付前)。

前述のように、幌/幌骨を完全に畳んだ状態、幌骨のみ付けた状態、幌を展開した状態の3種から選ぶことができる。上の荷台内部の写真で、前面に3つ並んで付けられているのが畳んだ状態の幌骨。

その手前の長持のような箱は椅子を兼ねた物入で、畳んだ幌本体もこの中に収納されるらしい。

広げた幌は5パーツを貼り合わせるものだが、皺もそれなりに実感があり、組み立てた幌がすっぽり荷台にはまる。上記の「幌の3状態」の選択のうち、うるさいことを言わなければ、組んで塗ったあとで、幌付きと幌/幌骨を畳んだ状態を気分で切り替えて楽しむなどということも可能。

ただし実際には、この車輛の幌は裾部にぐるりと布テープが取り回されており、布テープ前端は側面アオリ板前端の金具に止め、幌側面と後面とは下端で布テープが連続している。展開状態でそれらを追加再現しようとすると、幌は固定したほうがよいことになる。

なお、STZ-5の荷台の側面のアオリ板は、キットのように上部に隙間を設けているタイプと、(おそらく)同じ高さだが上まで隙間なしに板が貼られている(そして前部の燃料タンク部分には被らない)タイプの、少なくとも2種がある(もっとあるかも)。

荷台の底面には、ギア部のメンテナンス用のパネルがあって、キットでもここは別部品。取り外した状態で組むと、なかなか複雑に再現された機構を観察できる。

●若干、「このパーツとこのパーツがどう連続するのかよく判らん」的なところもないわけではないが、総じて良いキットで、この手の車輛が好きな方なら手に取って損はないと思う。……はよロシア、ウクライナ攻めを諦めんかね。

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ナナイロ

●「一つのことに関しての根気が持続しない」というか、「手を付けたものを最後までやり切るモチベーションを維持できない」というか、いずれにしてもモデラーとしてそれはいったいどうなんだという欠点を持っているため、我が家には、

・工作完了の手前まで来ていて止まっているネタ。(e.g. バレンタイン、SU-100、T-34-85m1943など)
・すでに工作は完了していて、あとは塗装するだけになっているネタ。(e.g. IV号戦車F型、FCM 2C、wz.29装甲車など)
・すでに塗装に入っているのに途中で何かしら面倒になって止まっているネタ。(e.g. ISU-152など)

が結構ある。

今回、横浜AFVの会に参加するにあたって、何かしら新作を出したいと思い、上記半完ネタの中から、手っ取り早く何とかなりそうなものを物色。結果、塗装途中の中華民国陸軍のヴィッカース6tを選び出した。……が、迷彩色のブラウンの塗料がどうにも見つけられず。あまり塗装しない私が使い切ったわけはないので、どこかにあるはずなんだがなあ。

そんなこんなで、結局会に間に合わせての完成は断念。ギリギリになって「そういえば、スロバキア陸軍のLT-38(38(t)戦車)のほうが、もっと完成に近かった!」と思い出したのだが、時すでに遅し。

しかしまあ、折角思い出して掘り出してみたし、横浜AFVの会で製作モチベーションも上げて貰ったし、ということで、年末に向けて新作を用意する一環として、この2つは製作を再開。復活の製作記も近々。

●葉山町長柄のパン屋、earth7716factory(アースなないろファクトリー)は、逗葉新道の川久保から森戸川源流の林道入り口方面へとだいぶ入った、えらく辺鄙な場所にある。

以前、自宅近場でプレッツェルを売っているパン屋を調べていてここに行き当たり、一度義妹に買ってきてもらったこともある。それが美味しかったので、しばらく前に自分でも(歩いて)買いに行ったのだが、その時は売り切れだった。

……ただし、店を出て少し歩いたところで、お店のおねーさんが走って追いかけてきて、「子どもたちの試食用に焼いたミニ版のサンプルがありました! せっかくなのでどうぞ」と言って、ソフトプレッツェルとハードプレッツェルのちょうど中間くらいのものを2つ、ただでくれた(下左写真)。その節はありがとうございます。

今回はそのリベンジ。

5日土曜日、前回の反省に立ち、事前に電話してプレッツェルの取り置きを頼み、昼食後に出掛ける。今回は無事に買えた。

せっかく森戸川源流域の入り口まで出掛けたので、ついでに森戸川林道を終点まで歩き、そこから、三浦アルプス南尾根ルートをまたいで上山口方面まで行くことにして、山に登る。

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南尾根に向かう、「連絡尾根」ピーク上で、買ってきたプレッツェルを一つ、おやつとして食べた(上右写真)。

ここのプレッツェルは皮の色艶、中身のもっちり感、表面にまぶした塩粒の量もほどよく、また、他の店より大きめで食べ応えもある。いつか焼きたてを食べてみたいなあ。

●三浦アルプス~二子山のハイキングコースは今までにも大分歩いているのだが、林道終点から今回歩いたルートは(途中一部を除いて)初のルート。林道終点から連絡尾根への登りは、ほとんどが胸突き・ロープ場の急登で、もうこの時点で汗だくで膝がガクガク。

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写真は1枚目が連絡尾根ピーク。2枚目が連絡尾根から南尾根への合流点。

連絡尾根のピークを過ぎたあたりで、脚のあちこちが連続で攣り始めて大いに困った。ハイキングコースとしては「目抜き通り」的な南尾根ルートと違い、そこからの枝道である今回のルートはそれほどたくさんの人が歩くコースではないようで、道筋が辿りづらく迷いかけることも数度。

最終的には新沢に降りたが、最後の最後に、少しだけ藪漕ぎする羽目になった。

●途中で出会った昆虫数種。

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1枚目:「ナナイロ」繋がりで、今季初遭遇のハンミョウ。森戸川林道で2匹ほど見かけ、写真を撮ることもできた。なかなか近寄らせてくれない虫なので、綺麗に撮れると嬉しい。

2枚目:尾根筋で撮った黒いアゲハ。前翅も後翅もシュッと細長く、「オナガアゲハ?」と思ったが、オナガアゲハなら後翅内側に目立つ赤班があるはずとのこと。ジャコウアゲハのオスらしい。ジャコウアゲハなら、胴体横の目立つ赤いラインが確認できれば一発なのだが、この時は見ることができなかった。

3枚目:さすが葉山の山の中、名越あたりでは見られないほど、ぎっしりとカナブンがたかったコナラの類の樹液。カブトムシやクワガタムシもいないかなあ、と思ったが、今回は出会えなかった。まあ、こんなに暑い日中じゃ、遭遇確率は低いか……。

4枚目:そんなカナブンに混じって、今まで見たことがないコガネムシが一匹(3枚目写真の下方にも写っている)。帰宅してから調べてみたら、アカマダラハナムグリという、やや珍しい種であるらしい。面白いのは、近年判明したことなのだが、これの幼虫は猛禽類をはじめとする大型の鳥の巣の中で育つのだという。

それはそれとして、なんだか見た目がウズラマメっぽいね……。

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横浜AFVの会2025(2)

●6月29日に横浜西口・かながわ県民センターで開催された「横浜AFVの会」参加録、後半。

撮ってきた写真をとりあえず全部載せようとしたら長くなったので、前後編に分けています。前半はこちら

●前半に載せた以外の作品をランダムに。まずは単品作品の2次戦ものから。

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タミヤのI号戦車は2作品ほど? 出たばかりのオチキスも2作品ほど出ていたはず。

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連作も多く、T-60が妙にたくさん……。

●次いで戦後~現用もの。

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最後のT-80(かどうかよく知らない)はミニスケールだったはず。最後の写真、めがーぬさんによればMENGの1:72、T-72B3Mだそうだ。こうして写真に撮ると、35かも?と思えるほど。

●最後にジオラマ作品。

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6枚目のIII突は、アルデンヌ戦における潜入・攪乱のための「グライフ作戦」に用いられた、地味に有名な「何に偽装しているのかまるで分らない偽装III突」だが、まさにその偽装作業(スカート装着)を行っていて、OD色への再塗装以前、という設定。

●前回最初に書いたように、尾藤満さんが3Dプリントによるアフターパーツ・メーカー、「マウスモデラー」の製品プロモーション用にサンプル展示ブースを構えていて、同社製品をあれこれ見せて頂いた。なお、「マウスモデラー」のサイトはこちら

展示されていたパーツは、ドイツ戦車のOVMのクランプ、ボッシュライト、工具類、パンターのグリルや履帯など多種あったが、個人的にやはり気になったのがI号戦車B型用ディテールアップパーツセット。

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上はすべて、同セットをキットに装着してみたもので、1枚目がタミヤ、2枚目がTAKOM、3・4枚目がアカデミー。取り付けているディテールアップパーツセットの色がベージュとグレーの2種あるのは、サンプル版と製品版の違いで、形状等に差はない様子。

同セット、それぞれキットの取付ダボ位置が違っているので、それに合わせて、ジャッキ等は3種入っているとのこと。贅沢。

特にタミヤのキットで弱点と言えるエンジンデッキ前後のグリルが、薄くて形状のよいパーツが入っているのは嬉しい。逆に、アカデミーのキットではキットのモールド自体、そこそこ満足がいく出来なので、あえて削って交換するほどのことではないかも。しかしそれならそれで、(せっかくジャッキも3両分入っていることだし)1セット買って適材適所で複数社のキットに振り分ける、などという使い方もよさそう(←貧乏性)。

目立つのはグリルや大き目の工具類だが、個人的に「こりゃスゲー」と思うのは、前部マッドフラップの留め具。ごく小さな部品なのだが、これが意外に凝った形状・メカニズムで、エッチングパーツなどでは表現しづらい。昔、I号A型(ブレダ装備型)の製作時に図解したことがあるので、興味のある方はこのページを

私はすでに、タミヤのキットもアカデミーのキットも、(特に気になる部分は手を入れて)ほぼ組み終わってしまっているが、もしも今後「もう一両作るか~」なんてことになったら、これは確実に使いたい。

なお、「マウスモデラー」のパーツと直接関係ないが、TAKOMのI号戦車B型は初めて実物を目にした。これまでネット上で写真を見た感じ、なんとなくイマイチ感を抱いていたのだが、実際に見てみると、タミヤやアカデミーとほとんど遜色ない感じ。しかし、やはり転輪リム部のエッチングパーツ取付の際に出来てしまう隙間は厄介そう。

Img20250703172342 ●不要キットを持ち寄ってのキット交換会には、私は参加しなかったのだが、どういうわけだかそれで引き取り手のいない余りが出たとかで、最後に無料配布。「いや、無暗に在庫を増やしちゃいかんよ」などと思いつつ、どうもそのまま残ってしまいそうだった旧エッシーのマチルダIIを貰ってきてしまった。

このキットが余るなんて! すごくいいキットなのに!

このキットは、以前に「マルタの石垣迷彩」で完成させたことがある(完成時の写真はこちら。今見たら、もう10数年も前だ)。その後、この作品は素材の劣化によるものか、軟質樹脂製の履帯が途中で切れてしまったが、幸い、履帯の上半分はスカートに隠れて見えないので、切れた部分をそこに突っ込んでごまかしてある。

さらに昔、北アフリカのカウンター迷彩で1両作り(もちろん色調は古い考証)、もう1両、「マルタの石垣迷彩」で作りかけた(そしてそのまま放置してどこかに行ってしまった)ことがある。今度、またまたこれを作るとしたら、どんな仕様で作るかなあ。

●横浜AFVの会の終了後は、例によって仲間で連れ立って(まだまるっきり明るいのに)一杯飲みに行く。

なんだかんだ料理をつつきつつ模型談義。2時間で店を追い出され、その後喫茶店でコーヒーを飲んで解散。

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横浜AFVの会2025(1)

●6月29日日曜日、横浜西口のかながわ県民センターで開催された、横浜AFVの会に参加する。

2022年に「横浜AFVの会(仮)」として初開催されて以来、今のところ4回皆勤(一昨年は地域の自治会の役員会で終盤2時間くらいの参加だったが)。前回までは3月開催だったが、今年は6月。今後はこの時期になるのかな?

何かしら完全新作を持って行こうと思っていたのだが、毎度のごとく「明日やろう」を繰り返し、結局数日前になってようやく、塗りかけで放ってあったヴィッカース6t戦車(中国軍)の塗装を再スタートさせたものの、ブラウンの塗色が見つからず断念。昨年末の東京AFVの会に持って行ったロールス・ロイス装甲車の出品でお茶を濁した。

なお、前回「横浜AFVの会2024」はこちら

●今回は重なった用事などもなく、午前中から参加することができた。

東京AFVの会出品時から何の変化もないロールスロイス装甲車を展示。会場でケン太さん、ミカンセーキさん、Kakudouさん、めがーぬさん、平沼さんらと久々にお会いする。今年はどうするんだろう、と思っていた青木伸也氏は来ず。「アオキはどうした」「アオキは来ないのか」など、会場各所で非難の声あり(話を盛ってます)。

また、マウスモデラー製品のサンプル展示ブースを構えて参加されていた尾藤満さんにも初めてお会いして挨拶。マウスモデラー製品(特にI号戦車用ディテールアップパーツ)について等々、会のあいだ、あれこれとお話も伺うことができた。本当にありがとうございます。

●例によって、作品写真は友人知人の作品の他は、私自身が「ちょっと気になった」「アイテム的に好き」「なんとなく」という適当基準で撮っており、網羅性もなければ、人気作品・入賞作品の漏れも多いのでご承知置きを。

まずは、Kakudouさんの作品群。軽戦車シリーズを一揃い持って来ていて、それぞれは小さな車輛ながら、ここまで揃うと壮観。

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1枚目から順に、T-27、T-37、T-38、T-40、T-50、T-60、T-70M、T-80。

T-27はロシア製?の3Dプリントキット。T-37~T-50はホビーボス。T-60以降はミニアート――で、合ってるかな。うち、T-70はミニアート初期の製品なので砲塔が左右対称になってしまっている難点があるのだが、この作品では砲塔をアフターパーツに交換。ミニアームのヤツ?

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そしてKakudouさんのT-34 STZ 1942。邦人さんといい、Kakudouさんといい、私が悩んだり唸ったりしてなんとか捏ね上げたネタを、軽々と超えてくるから困る(笑)。

続けて友人知人の作品を。ミカンセーキさんの新作、ジオラマ作品。

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前回の横浜AFVの会には、ミカンセーキさんは同じ「一人用可搬トーチカ」の輸送状態のものを、簡易展示ベース+ドイツ兵一人で出品していたのだが、今回はトーチカとして埋設・設置されている状態。なお、前回の輸送状態のものはRPM社のインジェクションキット、今回のジオラマのトーチカはバーリンデン・プロダクツのものである由。

前回出品のRPMのものも、トーチカ内部の解説用に隣に分解状態で置かれていた。至れり尽くせり。

今回のジオラマ、周りのひまわりは、以前ミカンセーキさんがブログで記事にしていた3Dプリント製品(FUNAZOUMODELS)のものかな。「ウクライナのおばちゃん(おねーちゃん)」は、miniartの「ソ連の村人」セットかな。いずれにしても、こういう風景をさらっと纏めるセンスは私にはないので羨ましい。

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めがーぬさんの1:72のダイヤモンドTと1:35のM40。M40は昨年末の東京AFVの会にも出品していたものだが、前回未完だった後部の駐鋤の操作索を追加した由。……って、この写真には当該部分が写っていないので、前回掲示のものと変化が判らない。めがーぬさん、ごめん。

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1枚目はケン太さんのフジミ72のスターリン2型。前回、未塗装状態で出品していたもの。過去記事で4方向から、いじった部分がよくわかるように撮っているので、見比べてみると面白いはず。完成状態の今回は、ソ連戦車らしい荒っぽい手書き感を出すために、砲塔番号にペンキの垂れも加えた由。

2枚目は、未塗装状態の平沼さんのwz.29装甲車。平沼さんは基本、金属は使わず素材はほぼプラのみというポリシーで製作されている。「薄い・細い」はあまり妥協しないので、事後変形とか割れとかは気になるところ。

●その他の方々の作品の写真のうち、まずは非常に気になったものから。

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段ボールで製作された大スケールのI号戦車B型。スケールを見落としたが、1:16とか1:10とか?

「段ボールで作っている」ということを前面に持って来ていて、あえて目の細かい段ボールの断面を転輪のゴムリム表現やフェンダーの滑り止め、装甲板各部の小口(というか溶接線表現?)として活用。しかしその一方で、全体の寸法バランスや装備品類の形状や位置などの「正確さ」には手を抜いていない感じ。語彙足らずだが「すごいなコレ!」としか。

単品のスケール物として素敵だったのが下写真の作品。

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Mk.V菱形戦車の超壕能力を向上させるために車体を延長したMk.V*(マーク・ファイブ・スター)。20年以上前に発売されたInterusのキットからの改造。

私が記憶している限り、InterusはこのMk.Vのキット一つ出しただけで消滅した一発屋メーカー。キット自体は片面ずつで武装が違うヘルマプロディテ(両性具有)型という、ちょっと変わった仕様。私自身中身を見たことがないのだが、エマーのMk.IVとはまたちょっと違った方向性で結構な難物キットだったはず。

そんなキットを、普通にこれだけのレベルで組み上げることだけでも大変なはずなのに、Mk.V*に改造。前述のようにキットは両性具有型なので、スポンソンの片方は自作? 車体延長部分は、エマーのMk.IVを削ってリベットを移植したとか何とか。この作品は今回、何か賞を得ていたが、それも十分に納得。

しかも作者はまだ高校生とか……。今回は彼も含め、だいぶ若い参加者が多かった様子(前記事に投稿された青木氏のコメントへの回答を兼ねて)。

ミニスケールで目立っていたのは――。

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トレーラーに載せられたハインド。ミニスケールとはいっても、これだけボリューム(特に長さ)があって、アイテム的にも目を惹く部分が多いと存在感がある。

●長くなったのでその他作品は後編で。

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