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横浜AFVの会2024

●3月24日日曜日、横浜AFVの会に行く。

実は地域の自治会の会合が入っていて、今年は行くことが出来ないと諦めていたのだが、朝、自治会長にラインしたら、次の日曜に延期になったとの返事。なお、今改めて去年の横浜AFVの会の記事を読んでみたら、去年も自治会の役員会と重なっていて、役員会が終わってから終わりの数時間だけ出席したのだった(自治会役員は1年度だけの仕事だが、昨年の横浜AFVの会は4月開催)。

このところ模型製作は低調だったので、当然持っていける完成作品は無し。話のタネに作りかけのクブシュの装甲ボディでも持っていこうと思ったが、ちょうど具合よく入る持ち運び用の箱がなかった。

●出す作品がないこともあって、昼食をとってからゆるゆる出かける。

現地会場で、まずはKakudouさんにお会いする。そうこうするうち、昼食に出ていたらしいケン太さん、ミカンセーキさんも戻ってきて、あれやこれやと模型話をはさみながら作品鑑賞。会えると思っていたハラT青木氏は、聞くところによると体調不良だとかで欠席(去年も欠席だった)。大丈夫かアオキ!

あとはむーさんとか野田君とか。

●相変わらず一貫性も網羅性もない、知り合いの作品+たまたまその場で気になった作品の写真集。

まずはKakudouさんのOT-34。青木氏の厳しいチェックにさらす覚悟で持ってきたらしいが、前記のように氏は病欠のために肩透かし。「3つ(?)大きなウソがあります」とか言われたのだけれど、私はよく判らなかった。一つ種明かししてもらったところでは、112工場製車輛として製作したものの、実際のこのマーキングの車輛はよく見たら112工場製ではなかったらしい。

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同じくKakudouさんの英装甲車3題。Miniartのダイムラー・ディンゴ、ブロンコのハンバー・スカウトカー、ゲッコーのダイムラー装甲車。

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昨年末の東京AFVの会の折(会終了後の飲み会)でも見せてもらった、ケン太さん製作中のフジミのミニスケールJS-2。リアパネル周りとか、細かくヒンジなどディテールアップされていて、未塗装のこの状態が美しい。が、年末からどこが進んでるの、これ(フェンダーとかいじってるよ!と言われた)。

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ミカンセーキさんは、参加に向けて急遽完成させたという、ドイツ軍のモバイルトーチカ(輸送状態)。その筋(?)では有名なRPM製のインジェクションキット。M.Nさんからのもらい物? バーリンデン製のレジンキットも持っているとかで、そちらはいずれひまわり畑の中に設置された状態で作る由。

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むーさんの日本陸軍の牽引車。ピットロードのメタルキット。今は同一アイテムがインジェクションで出ているとかで、「作るならそっちを」と言われる。いや、作らないけど。

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野田君に、「何か作ってきたのー?」と尋ねたら、「コレですよコレ」と言われたイタレリのセモベンテ。車内はほぼスクラッチだとか。砲弾ラックの形状とか、飼料不足でとにかく苦労したらしい。ちなみに今回の横浜AFVの会、人気投票の際の予断を防ぐためか、作品カードにはエントリーナンバーは書かれているものの、作者名の欄がない。

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●ほか、知り合いでない方々(たぶん)の作品。

ルノーFTはタコムの1:16。仕上げも綺麗で丁寧で、何か賞も貰っていた。作者はだいぶ若い方。しばしFT話を楽しんだ。

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こちらは圧倒的迫力の1:35ドーラ。これも賞を貰っていた。キットはABS樹脂製だとか(その後、現行キットではスチロール樹脂に代わっているらしい)。いや、何樹脂だろうと普通の人には(製作スペース的にも保管スペース的にも値段的にも労力的にも)手に負えないよね?

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ランチア1ZM装甲車。当然、カッパーステイトのキットなのだろうと思ったら、久しぶりに名前を聞くKMR製レジンキットだった。KMRはレジンキット草創期のメーカーで、とにかく「出来の悪いレジンの塊」キット揃いだった記憶がある。よく、今になって作り上げたなあと感心。

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クロアチア軍のT-55? たしかMiniartのチェコ製車体のキット? もう一つはタミヤのAMX-13。特に何がどうということもなく、実車写真では(角度的に)あまり見ない、上面の丸型ファンが可愛かったので。戦後物の作品は当然、それなりに多数あったのだが、写真はこれしか撮っていなかった。

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ベルリン戦の雰囲気のソ連203mm榴弾砲ジオラマと、中国戦線のジオラマ。ジオラマ作品もそれなりにあったが、やはりあまり撮っていなかった(ミカンセーキさんのトーチカ、列車砲ドーラも一応ジオラマだけれど)。

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イースタンのSU-152。一応、組作品の体のランカスターとタミヤ48の救急車。私のアルビオン装甲車も、48のハリケーン(の一部)あたりと組み合わせたい気はしているのだが、実際にそこまでやり遂げる気力が出せるかどうか。

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と、あれこれ見ていて、当然、人の作品の鑑賞も楽しいには楽しいんだけれど、やはり自分でも何か作品を持っていかないとイカンなあ、と思う。……いや、毎回そう思うんだけれど。

●会終了後、ミカンセーキさん、ケン太さんと飲みに行く。ケン太さんの奥さんが気に入っているとかいう店で、日本酒を飲んで焼き鳥・焼き豚ほかを食べたり。さらに喫茶店でコーヒーを飲みつつあれこれ駄弁って解散。

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コメント

横浜AFVの会は生まれ故郷なのに一度も行ったことがありません。
優れた作品を眺めたあとに焼き鳥で模型談義はさぞ楽しかったでしょうね。
なぜか身辺が慌ただしく模型は遅々としていますが、Wz.29を少しづつ進めています。
シャーシーのリーフスプリングを作ったところです。Jミリが閉鎖したので誰にも見せららませんが思う様に形になってきたらひとり酒の肴にしてちびちびします。

投稿: hiranuma | 2024年3月25日 (月) 16時00分

ああ! facebookでwz.29をスクラッチしているとコメントを頂いたのは、hiranumaさんだったんですね!
名前が漢字かアルファベットか、というだけで、なぜか頭のなかで同じ人として繋がっていませんでした。

wz.29も、どうもウルススA型とシャーシがどこまで違っているのかが謎なんですよね。
ところで、こちらは車輪はどうするんですか?

投稿: かば◎ | 2024年3月25日 (月) 16時36分

車輪はWz.34と同じでイースタンのBA-3〜10のものを使います。
BA-3〜10はミニアートのGAZ-AAAホイルセットを使用したのであまりを使います。
図面や資料を見ると微妙にサイズが違うような気もしますが、。
ウルルスA型のシャーシーは多分大間違いではないでしょうか。
写真、断面図、三面図とかば◎さんの制作レポートのシャーシー比較写真を見ると概ねWz.29のキットの方が正解に近いのではないかと考えます。
いくつか他のキット位のタイヤ、ホイルを比べたのですが(イタレリの6輪車のホイルを取り寄せてみましたが無駄でした)。もしサイズが小さいとするならミニアートのGAZ-AAAホイルセットを使う方かいいのかもしれませんがタイヤトレッドが何か違うので気になります。正面はとにかくサイドはイースタンのタイヤパターンがいい様に思っています。
ホイルは、Wz.34のときにいっぱい作った失敗在庫があるのでイースタンのホイルを加工してサンドイッチで再現する予定です。

投稿: hiranuma | 2024年3月25日 (月) 17時16分

今回は家族サービスで、参加できず無念。
でも長男とゴジラ-1を見に行ったので良し
(ミリオタ臭の濃い映画でした)

>KMR製レジンキット
me20さんも作ってたのを思い出し、確認したらクリルーでした。

>イースタンのJS-152
SU!

投稿: めがーぬ | 2024年3月26日 (火) 12時58分

>hiranumaさん

まあ、装甲車をスクラッチする場合、車輪はどうしてもネックになりますね。
装軌車輛で流用できる履帯・転輪がないよりはまだマシですが。

wz.29では、(径の問題は置くとしても)初期の高圧タイヤはgaz系のタイヤよりももっとほっそりしている感じだし、逆に後期の低圧タイヤはもっとふっくらしているし、何かもうちょっと適合性の高い流用パーツを見つけたいところですね。

>めがーぬさん

KMRの難物キット、うちの模型棚を底からさらったら、たぶん2つくらい出て来そうな気がします。確かT-26か何か持ってた気が。ランチアもあったかも。

>>SU!

あはははは^^; 訂正しておきます。

投稿: かば◎ | 2024年3月26日 (火) 13時04分

>>かばさん

横浜AFVの会楽しかったですね~
76のJS-2は前回見せた時に、一番目立つ所が終わっているのでまあ分かり難いですよね

>ルノーFT
若者を沼に引きずり込む所を生で見て、こうやって犠牲者は増えてゆくのだなと(笑)

クロアチアのT-55(ミニアート)は、去年の東京AFVの会に出品してたやつですね。
あとイースタンのSU-152は去年の東京AFVの会でマケットのT-34を作っていた勇者の作品ですよ

>>hiranumaさん、めがーぬさん
来年は参加しましょう!

投稿: ケン太 | 2024年3月26日 (火) 20時20分

>ケン太さん

楽しかったですね。
日本酒も美味しかったし。

>>若者を沼に引きずり込む所を生で見て、こうやって犠牲者は増えてゆくのだなと(笑)

何を言ってるんですか人聞きの悪い。
私にエイブラムスを薦めるような人が(笑)。

次回のイベント(年末の東京AFVの会?)には、私も何かしら作品を持っていけるよう頑張りたいと思います。

投稿: かば◎ | 2024年3月26日 (火) 20時41分

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