« 横浜AFVの会2023 | トップページ | ポーランドのペーパークラフト »

はちみつとウィスキー

オレは筋金入りのスケールモデラーだぜ!

と言い切りたいなら、この週末はすべからく静岡に行っているべきなのかもしれないが、いつもと変わらず逗子でぐだぐだしている。

もっとも、今世紀に入ってからは、一度も静岡ホビーショーに足を運んでいないかもしれない。スケールモデラー失格か? 失格なのか?

まあ、ホビーショーで何か「おお!これは!」というネタがあったら、コメント欄等々で教えてくださいませ。

●年初に転倒・骨折した母は最初の手術はすんなり終わり、退院して老健に入所したものの、再度(無理をしようとしたようで)転倒してもう一方の脚を骨折し再手術することに。その時にコロナ罹患が発覚したり、手術後に脳梗塞を起こしたり、さらにようやく退院が決まったら帯状疱疹になって延期になったりで長引き、GW中にようやく退院となり、再び老健に戻った。

兄とドイツ人Pと3人で退院の迎えに行ったが(といっても迎えの主力は老健の送迎車だが)、こちらをちゃんと認識しているかは怪しい感じ。とりあえずリクライニング車椅子で移動するしかない状態だが、それでも、(脳梗塞の麻痺のないほうの)右手を握るとしっかり握り返すし、老健の看護師さんの名札を自分で読んで、「〇〇子さん? 何〇〇子さんなの?」と訊ねたりで、むしろ思ったよりしっかりしていた。

●その他、自治会の用事で右往左往したりしなかったり、数年ぶりに大腸の内視鏡検査をして(精神値をゴリゴリ削られる)、ついでにポリープを切除したりで、なんだかんだと1カ月以上も(また)当「かばぶ」更新をさぼってしまった。模型製作も(その後SU-100もわずかに進んではいるが)低調だが、とりあえず生存報告も兼ねて。

●4月半ば。地元逗子のfacebookのグループ内の知り合いで、地元の野山のあれこれを採って食べようという同好の士、「逗子拾い食いの会」の飲み会を3年ぶり?に挙行。

前回はキッチンもあるイベントスペースを借りて十数人?集まって大々的に開催したが、今回は比較的こっそりとゲリラ的に。参加者5人。

飲んだり話したりで忙しく、せっかく持ち寄った料理の写真を撮るのを忘れた。私は茹でたアケビの芽、ツワブキのピリ辛佃煮を持ち込んだほか、刻んだノビルの葉とお好み焼き粉を持って行って、会場のお店のキッチンを借りてノビルのチヂミ?を焼いた。

ほか、イタドリのメンマ風、ノビルの甘酢漬け?、ハルジオン味噌、地元の筍の水煮や炙りなど。「収穫時に、自分でしっかり分かっているものしか採らない」は鉄則として、その上で「もし持ち込んだもので腹を壊しても恨みっこ無し」を互いに確認したが、なんだかんだでどれも美味しかった。

市内山の根で養蜂をしているというFさんが、月別(つまりメインとなる花別)のハチミツを持ってきて味見させてもらったが、初めてハチミツの味比べというのをして、実際に「ちょっとこってり」とか「華やかな感じ」とか、味に違いがあるのが判って面白かった。

衝撃だったのが、その時教わった「ハチミツを肴にしてウィスキーを飲む」という飲み方。

Fさんはスコッチで飲んでいるとのことだが、バーボンでも大丈夫だろうということで、バーボンで試す。

これが結構衝撃的。小さなスプーンの先にほんのちょっとハチミツを付けて舐めて、その後、ストレートのバーボンをちびりと飲む。当然、バーボンの味は結構強いのに、飲んだ後もハチミツの風味が口の中に残り続けていて、それが何とも言えない。

Fさんが養蜂を始めたのも、この飲み方を教わって衝撃を受けたからだそう。皆様も(ウィスキーが好きなら)ぜひ一度お試しあれ。

●そんな「逗子の野山の食べられるもの採集」は、春の山菜が一段落して、今はキイチゴの季節。

この季節に採れる(近所の)野生キイチゴはモミジイチゴ、カジイチゴ、クサイチゴだが、市内某所で思いがけずクサイチゴが大量に採れたので、現地でつまみ食い+小倉マーガリンコッペパンにトッピングに加えて、初めてジャム作りに挑戦した。

Img20230512163914 Img20230512165547 Img20230512182933

1枚目は藪の中で実っているクサイチゴ。この写真だと低く見えるが、ぱっと見で似ているヘビイチゴよりもずっと株が立っているし、実も大きい(実の構造も違う)。茎には細かいトゲがあるので、藪に手を突っ込んで採集していると、結構チクチク痛い。

3枚目は最近定番の小倉マーガリンコッペパンにテンコ盛り。どうもこればかり続いているので、たまにはチョコホイップクリームとかにすればよかったかと(食べる直前になって)思った。

そして以下はジャム作り。

Img20230513151854 Img20230513153440 Img20230513155833 Img20230514101051

クサイチゴにたっぷりの砂糖をざっくり合わせる(1枚目)。ネット上でレシピを見ると、だいたい重量比で実2:砂糖1というのが普通らしいが、今回はやや砂糖少なめ。果汁がにじんで砂糖が溶け始めたら弱火でことこと。レモン果汁(ポッカレモン)を加えて、ある程度とろみが出てくるまで煮詰める(2枚目)。熱湯消毒した瓶に移して冷ます(3枚目)。100均で買った瓶、もっと小さいのでよかったなあ……。

ネット上で見ると、裏ごしして種を除いたり、煮詰める際にスパークリングワインを加えたりといった例もあったが、今回はとことんシンプルに。そもそも、種のプチプチ感があってこそのキイチゴだと思っているし。

ちなみに砂糖をたっぷり、さらにレモン果汁も加えるのは、味の調整というよりは、保存のため、および果実のペクチンと反応させてねっとり(ゲル化)させるためであるらしい。

そして今日の朝食では、いつものシリアルに加えてトーストにこのジャムをたっぷり塗って1枚。茶色のきび砂糖を使ったからなのか、果実の鮮やかな色はなくなってしまったのがちょっと惜しいが、味はとても良し。

●なお、クサイチゴ以外の(この季節の)3種に関しては、カジイチゴは例年楽しみにしている場所が結構刈り込まれてしまって、手の届く範囲ではほんのつまみ食い程度しか採れず。

Img20230514145854 Img20230514145950

モミジイチゴは、以前によく採って食べていた場所は何年か前に崩落防止でコンクリートで固められてしまい、その後再び生えてきてはいるのだが、手が届かない。残念。

Img20230513101001

|

« 横浜AFVの会2023 | トップページ | ポーランドのペーパークラフト »

かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

いきもの」カテゴリの記事

コメント

ウォルターソンズジャパンが1/32(誤記ではない)のKV-2のプラモデル(完成品ではない)を発売するとのことで,プラッツのブースにはすでに成形品を組んだものが展示されていました.出来はまぁそれほどでも……

投稿: 青木伸也 | 2023年5月14日 (日) 22時14分

訂正:プラモデルじゃなくて塗装済み完成品でした.

投稿: 青木伸也 | 2023年5月14日 (日) 22時21分

情報ありがとうです。

そもそもウォルターソンズジャパンってどこよ?と思ったんですが、「モデルキット999」のとこなんですね。

「モデルキット999」も、そもそも追及する方向性が違うんだから、と言えばそれきりですが、スケールモデルとしては21世紀のスタイルと解像度じゃないですよね……。

1:32はすでにティーガーが出ているのかな?見た覚えがないなあ。
同社のサイトの1:32シリーズの説明を見ると、一部がダイキャスト製だったりサスが可動だったりで、要するに「大きいミニカー」的な感じですね。

投稿: かば◎ | 2023年5月14日 (日) 22時23分

>>訂正:プラモデルじゃなくて塗装済み完成品でした.

同社32は、キット状態の「メタルプラウド ザ・キットシリーズ」と「メタルプラウド ザ・タンジブルシリーズ」があるそうなので、後者で、ということですね。

投稿: かば◎ | 2023年5月14日 (日) 22時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 横浜AFVの会2023 | トップページ | ポーランドのペーパークラフト »