謹賀新年2022
●本年もよろしくお願い申し上げます。
世界的に今なおコロナ禍下にあり、なかなか「明けまして」とも「おめでとうございます」とも言い難い状況であるのは確かですが、なんとか少しでも明るい方向に向かって行ってくれればと思います。……今年は東京AFVの会があるといいなあ。
●例年通り、大晦日に川崎の実家に行って、母、兄と年越し。大晦日には兄が作ってくれた蕎麦を食い、元日には兄が作ってくれた雑煮を食う。……オレ何にもしてないぢゃん。
●母もだいぶ認知症が進んできて、数分前に言ったことを忘れて同じことを繰り返すのを、こちらも同じように返したり。
「そのうち、息子の顔も忘れて『あんた誰?』って言うようになるよ」
と、自分で言っているうちはまだいいかなあ、なんて思ったりする。
●特段やることもなく、大晦日は紅白歌合戦の最初のほうだけ見る。なんというか、「無理矢理盛り上げよう感」が強すぎて痛々しい。
せっかく司会に大泉洋を据えるのなら、「どうでしょう」のぐだぐだなノリで、
「いいですかぁ? 『紅白』もねぇ、四六時中面白いわけじゃないんですよ?」とか、
「奥さーん。知ってるでしょう? 大泉洋でございます。オイ、『紅白』観ねぇか?」とか……。
あるいは、いっそのこと藤村Dにも一緒に出てもらって、
「ええええ? 『紅白』? またやるの? もういいじゃない、去年やったんだし」
「バカ野郎、お前『紅白』舐めてんじゃねえ。やるっていったらやるんだよ」
みたいな掛け合いを見せてくれるとか。それくらいしないと、もう紅白は生き返らない気がする(……むしろとどめを刺す?)。
●なんだかんだぐうたらしている間に三が日も過ぎ、通常営業に復帰(できているかどうかはさておき)。
4日は今年初砲台。といっても、ご近所の披露山。
写真1枚目から――。
一番北側の、花壇に姿を変えた第一砲台(仮称)。写している自分の影入り。hn-nhさんが腕を突っ込んで内壁の傾斜を確かめた周囲の池は、睡蓮が刈り込まれて寒々とした感じ。
展望台の土台となった真ん中の第二砲台、越しに見る富士山。実際にはここには砲は据えられなかった模様。
ほぼ原型のまま猿舎に再利用された南端の第三砲台。檻のせいか、掘り下げられているせいか、同じ径のはずなのに花壇よりこちらのほうが大きく見える。錯視の実験のよう。それを言うなら、ここの展望台2階の床は(確か前にも書いたが)、おそらく外側に傾いた外周の壁のために、常に自分がいる場所が一番高く、床が傾斜して見えてちょっとクラクラする。披露山錯視公園。
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コメント
今年もよろしくお願いします。
投稿: 尾藤 満 | 2022年1月 5日 (水) 20時29分
今年もよろしくお願いします。
投稿: hiranuma | 2022年1月 6日 (木) 13時29分
>尾藤満さん
>hiranumaさん
こちらこそ。今年もどうかよろしくお願い申し上げます。
投稿: かば◎ | 2022年1月 6日 (木) 15時26分
あけましておめでとうございます!(ギリセーフ?)
三浦半島の砲台・要塞跡の多さにびっくりしてる今日このごろです。
また機会があれば探索に行きましょうです!
かば◎さんが紅白のディレクターやったほうが面白い番組に確実になりますね!
投稿: みやまえ | 2022年1月 7日 (金) 22時03分
今年もよろしくお願いします。
披露山公園の遺構は大事にされてていいですね。このまま残ってほしいですね。
今年こそは要塞跡の山狩りに行きましょうね。
砲台が使用されてた時の写真は軍事機密の制約なのか殆ど無いのかと思ってましたが、保木間陣地(足立区:12糎高射砲装備)の写真が残ってたんですね。
https://www.yanaka.blog/entry/2021/06/24/%E8%B3%87%E6%96%99%E3%81%8C%E6%AC%B2%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82
投稿: ミカンセーキ(hn-nh) | 2022年1月11日 (火) 19時39分
>みやまえさん、hn-nhさん
行きたいですねえ、砲台探索。
ああ、あの衣笠の砲台跡を山焼きしたい(笑)。
……なんて物騒なことは出来ないので、今度はどこに行きましょうかね。
>>保木間陣地(足立区:12糎高射砲装備)の写真が残ってたんですね。
あるもんなんですねえ。
個人撮影ものなのか、それとも報道写真班的な公的写真なのか、というのも気になりますね。
披露山とか武山砲台山とかの戦時中の写真って、どこかにないかなあ。
投稿: かば◎ | 2022年1月11日 (火) 20時14分
砲台に限らず旧軍の写真は少ないですよね。なんでもかんでも機密にして日常の写真を撮るのも許されない雰囲気だったんでしょうね。現在でも文書公開が黒塗りだったりとか忖度の文化.... ドイツ軍は公私ともども記録魔だったのかと言うくらいに写真が残ってるのと対照的。
保木間の写真は、陣地で兵士が個人撮影したものだと思いますが、(掲載の「丸 1997別冊」を読むと隊長が話のわかる人間だったようで、押収保管されている敵性映画のフィルムを借り出してきて陣地内で映写会を催してたそうです。忖度無用の雰囲気があったのでしょう。
海軍高角砲の砲台はやっぱり戦後に米軍が記録したものになってしまうのかしら。
舞鶴の砲台が写ってるカラーフィルムが有名ですが、これはシールド形状を見ると艦船からの転用品でしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=VnVs88YGX50&t=111s
動画中の0.35s~ 1.40s~ 辺り
披露山にあった12.7cmはクエゼリン環礁の写真がイメージに近いのかしら。
https://de.wikipedia.org/wiki/Datei:Type_89_127mm_dual-purpose_gun.jpg
横須賀で米軍に撮影されたのは10cm砲の陣地のようです。
https://hnnh3.exblog.jp/dialog/images/viewer/?i=202005%2F10%2F40%2Fd0360340_17193110.jpg
披露山の砲台跡の写真というとインパクトがあるのはやっぱりこれですよね。
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/zushiphoto/list/item.html?code=987
投稿: ミカンセーキ(hn-nh) | 2022年1月12日 (水) 18時31分
>hn-nhさん
クェゼリン環礁なんてとこにも、ほぼ同型の高角砲陣地を構築してたんですね。
「横須賀で撮影された10cm連装」は、砲種から考えると、田浦砲台か野島浦砲台でしょうね(目録を見ても、周辺で10cm連装はこの2カ所のみ)。
披露山の写真は……いや、見たことありますけど……(笑)。
「もう何も恐くない」のポーズ?
投稿: かば◎ | 2022年1月12日 (水) 20時30分