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キイチゴ食べ放題ツアー

●前回記事と前後するが、15日土曜日、久々に桜山大山(三浦アルプス)方面に歩きに行く。目的はキイチゴ(クサイチゴ)。

クサイチゴに関しては、去年は(逗子の市街地からもそれほど遠くない)長柄桜山古墳群の二号墳の周囲で大粒で美味しいものが採れたのだが、今年は、実をつける前に草刈りで全滅してしまったらしい。まあ、実をつけていない時季は単に「トゲが痛い雑草」でしかないので、刈られるのも致し方ないとはいえ、やはりもったいない。

さて、当てにしていた場所で食えないとなるとさらに食いたくなるのは当然で、食い気をバネに出掛けた次第。昨年も三浦アルプス方面に(クサイチゴ目当てに)出掛けたのだが、一足遅かったのかほとんど食べられなかったので、今年は2週間ほど早め。

●結果。今年は出遅れることなく、「うん、今日はもう十分キイチゴを食った」と思うくらいには堪能できた。

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1枚目は割と行程の初めころに見つけた群生での収穫。割と小粒。2枚目はもうちょっと進んだところで。一番左の一粒が、結局この日最大だった。もっとも、粒の大きさで味が特に変わることはないように思う(それよりも熟し具合による)。3枚目は実際になっているところ。以前にも書いたように、「甘酸っぱいベリーはチョコレート味や小豆餡に合う」。今回は、チョコレート味のミニロールケーキ(山歩き中のおやつ用に買っていった)に載せて食べた。

心当たりの群生地は今回行った他にもあったのだが、充分に食べたので、途中から、これまで歩いたことがないコースに折れ、森戸川源流に降りた。

●逗子近辺でこの季節に食べられる野生のキイチゴは、上のクサイチゴのほかに、カジイチゴ、モミジイチゴがある。ご近所で食べられる、ということでは、むしろ後二者がメイン。季節のものはとりあえず食べておかねば、ということで、そちらもつまみ食い。

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左がカジイチゴ、右がモミジイチゴ。この両者のほうが、クサイチゴより甘みは強いと思う。写真だと右のモミジイチゴのほうが赤っぽく見えるが、これは夕方、薄暗い中で撮ったからかも。実際にはおおよそ同じくらいのオレンジ色。ただし、実は似ていても、木のほうは結構差があり、カジイチゴは葉が大きくトゲ無し。モミジイチゴは葉が小さくもっとギザギザで、枝には鋭いトゲがある。

モミジイチゴは数年前まで、我が家からさほど遠くない坂道脇の斜面に生えていたのだが、崩落予防のため一面丸坊主のコンクリートに変わってしまったため、収穫場所がガクンと減った。今年は、写真の一粒のほか、2つ3つしか食べられなかった。それでも、とりあえず今年も3種全部食べることができたので、そこそこ満足。

●さらに続けて野山の拾い食い報告。

初夏が旬のマダケの筍が顔を出し始めた。昨年初めて食べて味を占めたので、早速3本ほど収穫。昨日(26日)、収穫直後に下茹でし、今日(27日)、改めて土佐煮に。昨年も煮て食べた時には特にえぐみも感じなかったので、今回も下茹でにヌカなどは入れなかった(そもそも用意していないが)。

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右はダシとみりんと醤油で煮ているところ。このあと一度冷まして味を染み込ませ、夕食時に温めて削り節をたっぷりかけて食べた。美味。

●夏も近付いてきて、虫たちの活動も活発化。ここ1カ月ほどの身近な虫あれこれ。

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1枚目:翅が淡い色のジャコウアゲハのメス。

2枚目:身近にありふれているのに、子どものころは珍しかったからか、透き通った青が美しいからか、間近で見ると「得した」感があるアオスジアゲハ。ともに池子の森自然公園で。

3枚目:せっせと働くヒゲナガハナバチ(?)。ハイランドで。4枚目:いつ見ても偉そうなヨコヅナサシガメ。大崎公園。

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5枚目:たぶんマエキヒメシャク本州以南亜種。

6枚目:オレンジと黒のコントラストが目を引くヒメジュウジナガカメムシ。

7枚目:スマホを向けたら抱き合ったままコロリと死んだふりをしたハスジカツオゾウムシ。

8枚目:太ももがセクシーなホソヘリカメムシ。すべて名越切通。

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9枚目:時季的にはそろそろ見納め? コマルハナバチのオス。名越切通。

10枚目:「ややレア」ながら、あまりに地味なのでレア感が薄いクロコノマチョウ。黒くないけど。森戸川源流で。

11枚目:これからしばらく、道端のカラムシやフヨウの仲間の葉の上はコイツらの天下。ラミーカミキリ。我が家の目の前で。

12枚目:ムネクリイロボタル。「光らないホタル」なのかと思ったら、ごくごく弱く小さく発光するらしい。名越切通。

20210525_101843 ●先週金曜日、再び仕事で都内に出たので、(このご時勢だというのに)また秋葉原に寄り道。すでに1つ持っているキットだが、トランぺッターの「KV-1's Ehkranami」を購入。

ほぼちょうど1年前に買って、チェック記事を書いて、結局ほぼそのまま「お蔵入り」状態のタミヤのKVと掛け合わせるつもり。

「タミヤの新KVの転輪を手直しする方法」というのを(キット購入後しばらく)しばらくあれこれ試行してみたのだが、結局、「それほど大きく変わるわけでもないのに面倒くさい」ことが判って、まるまるトラペから流用した方が早いや、と思い直した。

今時、1:35の(しかもそれなりの大きさの戦車の)キットが2000円そこそこで買えるのはとことん貴重。その値段なら、ディテールアップパーツと考えてもお得感がある(転輪を取って後はジャンクではなく、タミヤと掛け合わせて2個1、あるいはさらに他キットもあわせて3個2、4個3とかにして、なるべく有効活用するつもりだが)。

もっともとりあえず今はソミュアMCG5が最優先なので、本気で作るのはいつになるやら。

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コメント

キイチゴのジャムとか,翻訳小説でしか見たことないけど,作ってみたいね.

投稿: 青木伸也 | 2021年5月28日 (金) 18時42分

「おや、青木センセからコメント付いとる……。トラペのKVのことで何か書いてるんだな」と思ったら、まさかのラズベリー(笑)。

キイチゴのジャム、ショートケーキとかムースとかだと、挟んであったり掛かってたり、割とある気がしますが。

投稿: かば◎ | 2021年5月28日 (金) 21時21分

KV1シリーズ、楽しみにしております。
こちらはBT戦車の次にhobbybossのT26の準備中。
合間にトラペのSU152に手をつけています。

投稿: はい人28号 | 2021年5月29日 (土) 19時43分

>はい人28号さん

ホビーボスのT-28は、私もとりあえず1つ持っています(1935年型)。
しかし、馬蹄形砲塔を積んでいるのに転輪は初期型とか(そういう組み合わせも実際にありますが、箱絵は標準型なのに!)、防盾のオフセットは表現されていないとか、結構悩ましいところがあるキットですよね。

SU-152は、いつか、余ったトラペのシャーシにイースタンのキットを掛け合わせて(不良在庫の消化)1輌作りたいな、なんて妄想してます。

投稿: かば◎ | 2021年5月31日 (月) 00時03分

なぜかイースタンSU-152用のエッチング+レジンパーツが
ロイヤルモデルから発売されたので、買ってしまいました。
マチルダの次に作ろう。

投稿: めがーぬ | 2021年5月31日 (月) 17時42分

>めがーぬさん

>>イースタンSU-152用のエッチング+レジンパーツが
>>ロイヤルモデルから発売されたので

わっ! それは惹かれる!

投稿: かば◎ | 2021年6月 2日 (水) 09時30分

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