KV-1 1941年型 初期生産車 タミヤ 1:35(その2)
●タミヤの新作、「KV-1 1941年型 初期生産車」のチェックの続き。
●履帯その他足回り関連
履帯は全履板が同一でセンターガイドがある初期標準の構成。1940年型後期の一部ではセンターガイドがない履板が混ぜ履きで使用され、1941年型の中盤からは2分割履板が混ぜ履きされるようになる。
パーツの裏面には押し出しピン跡があるが、さほど凹凸はないので、スポンジやすりで少し削る程度でなんとなかるのではないかと思う(まだ試していない)。
左写真はマスタークラブ(旧版のレジン製)との比較。ディテールは(タミヤのほうがやや硬めかな?とは思うものの)大差なし。ピッチは、この写真ではタミヤ側が上部転輪に合わせて垂れた状態になっているパーツのため、画像の右端と左端とで違いが生じているように見えるが、実際にはほとんど差はない。ただし、キットの履帯は右用・左用で共通なので、連結ピンの内側・外側は区別されていない。
カステンの可動履帯がポンコツなせいで、手軽に(安価に)使える別売履帯がないのはKV製作上の悩みの一つだが、今回のタミヤのパーツは、上側の履帯のたるみが、タミヤの上部転輪間隔に合わせてあるのが他社への流用時のネックになりそう。もっとも、トランぺッターに流用するのであれば、(上部転輪基部が別部品なので)最初から履帯のたるみに合わせて上部転輪を配置するという手もある。
今回改めて写真は撮っていないが、ブロンコ、トランぺッター、カステンの履帯の比較はこちら。
左はタミヤの転輪サスダンパー。右は比較用のトランぺッター。タミヤのダンパーは下部側面がストレートになっているのに対し、トラペのものは基部のボルトに対応して段差がある(下部が幅広になっている感じ?)。
現存車輛の細部写真をあれこれ見比べてみると、タミヤのようにストンとなっているタイプもあるようだが、トラペのような形状のもののほうが一般的。
サスペンションアーム(写真左)は、基部のキャップのボルトが6つの初期型標準の形質。41年型からは3つに減らされたタイプが使われるようになる。キットの仕様(41年型の最初期)の場合にどちらだったかは微妙なところ。40年型後期の一部では、溝は6つのまま、ボルトは3つに間引きされているものもあるようだ。
起動輪用のスクレーパー(写真右)は起動輪側の脚が別部品の2パーツ。写真は本体側。先端側外側に補強用のリブがあって、キットのパーツもやや片側(下側)に寄っているが、実車はもっと下に寄っている感じ。直しても直さなくても、ほとんど目立たない部分ではあるけれど。なお、青木氏の書き込みで知ったが、二股に分かれた脚部の間は完全に素通しではなく、補強板が入っている。
●フェンダー
トランぺッターの初期型KVは、おそらく、「フロントバヤ・イルストルツィヤ」の図面に引きずられて、フェンダー幅が広いミスがあったが、今回のタミヤのキットの幅は適正。ただし、フェンダー外側のL字材は、旧キットやトランぺッターでは小リベットのモールドがあったのに対して、今回の新キットはのっぺりしている(……というのを、邦人さんに言われて初めて気付いた。観察眼不足)。
2枚目写真は私の作りかけのトランぺッターで、幅詰め工作の結果無くなってしまったL字材部分を再生、ベロはプラペーパーで、小リベットはその裏側から針でつついて再現したもの。ただし、この工作は「幅詰め前のキットのモールドに在ったから再生しておこう」というもので、実車においてこの部分に必ず小リベットがあるのかどうかは未検証。
そもそも現存実車の場合、フェンダーは破損しやすい薄い鉄板のためレストアされていることが多く、あまり参考にはならない。一方で戦時中の写真ではリベットの有無が確認できるほどの鮮明なクローズアップにはなかなかお目にかかれない。
ただ、フェンダーもオリジナルである可能性が高そうな、アバディーンにあった鋳造砲塔の1941年型では小リベットがある。しかし一方で、「グランドパワー」1997/10号、p40ではリベットはないように見え(それほどクローズアップではないので、単に「見えていない」可能性もある)、また同号p39の写真ではフェンダー裏が写っているが、それにもリベットは確認できない。
とりあえずこれについては、個人的には、それほど目立つ場所でもなく、「あるともないとも言い切れないので、現状、このままでいいかな」というスタンス。ヌルい。
フェンダーステイに関してはすべて穴開きタイプ。片面に押し出しピン跡があるので、工具箱に隠れる場所以外は綺麗に消しておきたい。なお、この仕様では全穴あきでいいのだが、1941年型の中盤以降は時期により、位置により穴あきでないステイも使われるようになるので、改造する人は注意。
●砲塔
なにしろ「KVの溶接砲塔は非対称(左側面前方がより強く絞られている)」というのを、このキットの発売発表後にようやく知ったくらいなのでまったく偉そうなことは言えないのだが、とにかく、それが再現されているというのは目玉の一つだろうと思う。
砲塔の形式それ自体については、以前にまとめた記事を参照してほしい。同記事中では、「標準型溶接砲塔(タイプ3)」とした形式にあたる。
タミヤとしても気合の入っている部分のようで、単純な左右分割ではなく、ほぼ実物同様の面構成のパーツを貼り合わせるようになっているが、合わせは非常に良い。接合部の埋め込みボルト表現、バッスル下に側面・後面の装甲厚が出ている表現なども芸が細かい。また、全面に圧延キズの再現モールドが割と派手目に入っている(旧シリーズのKV-2を彷彿とさせる)。それ自体はいいのだが、同じく圧延鋼板で組み立てている車体は表面がスベスベなのとのギャップが気になる。
ちなみに現存の博物館車両の装甲板表面はかなりの「あばた面」になっているものが多いが、これは水没していたり地面に埋まっていたりして表面がサビサビになっていたせいなので、模型であまり表面をボコボコにするのは実感を損ねる(と、個人的には思う)。
ハメ合わせのために一部切り欠きがある状態ではあるものの、砲塔リング部のギアと、砲塔側のカバーが再現されているのはタミヤとしては珍しい処理という気がする。
砲尾は全く再現されていないので、このままで「外れてひっくり返った砲塔」のジオラマ等にはできないが、エンジンデッキ上の点検ハッチがすべて開閉選択式であることもあわせて、独ソ戦の緒戦期によく見られる「撃破・放棄されたKV」を再現したい人への配慮ではないかと思う。
●展開と改造
車体上面の砲塔リングガードの取付穴、戦闘室前面の増加装甲の取付穴は非貫通。先述のように転輪パーツはより初期のタイプへの展開を見越した枝配置。というわけで、いつになるかは判らないが、より初期の形式のKV発売を想定しているのは確かだと思う。
特に、砲塔側面、車体側面の上部転輪の間に非貫通穴が用意されており、いわゆる“エクラナミ”(旧シリーズでの名称、KV-1B)はほぼ確実。旧キットはベース車体が1941年型の中盤以降のため、ヌエ的な仕様になってしまっていたが、今回のキットの車体をベースにするなら、より正確な仕様となる。
なお、エクラナミの場合は今回のキットでセットされた「リブ付きの後期型・緩衝ゴム内蔵転輪」でも標準型転輪でも、どちらでも構わない。
車体前面の増加装甲無しも想定されていることを考えると、KV-2(標準型)の発売もありそう。大砲塔のKV-2初期型は車体ディテールがかなり違うので考えづらい。
▼一方、「タミヤの最初のKV」であった鋳造砲塔型のKV-1は1941年型の中盤以降の仕様で、今回のキットとは単に砲塔・転輪の違いだけでなく、車体自体にボルトの間引き、ハッチ形状の変更などの改修が入っているため、そのものズバリの仕様のリニューアル発売は考えづらい。
ただし、より初期の生産車(おそらく1941年内)で、今回のキットと基本同一の仕様の車体に鋳造砲塔を載せたものはあるので、(どこまでディテールのバランスをとるかという問題はあるが)旧キットの砲塔を持ってきて載せ替えるお手軽改造はありかな、と思う。
目玉の「新しい、非対称砲塔」を使わないことになっちゃうけど。
▼フライング気味に、手元に余っていたトランぺッターの増加装甲パーツを使ってエクラナミを作ってしまおうか、などとちょっと考えて、パーツを合わせてみた。
砲塔の増加装甲に関しては、上下幅はピッタリ合う。砲塔後端の傾きはごくわずかにずれがある。これも含めて、ぴったりフィットさせるには若干の調整が必要。また、写真の右側面に比べ、(非対称が再現されているため)湾曲具合が深くなっている左側面は、微調整の必要性がより高そう。
「ほぼ合っている」だけに、むしろ微調整が面倒くさそうで、「うーん。これならおとなしくタミヤのエクラナミの発売を待っていた方がいいかな」に傾き中。なお、当然ながら主砲の交換、上部転輪の交換も必要になる。
▼KV-2に改造する場合は、車体の増加装甲、砲塔リングガード等はすべて取り付けず、砲塔の交換、転輪・上部転輪の交換が必要になる。そもそも形状の把握に難があるタミヤの旧キットの砲塔を載せるのは、「新しい酒を古い革袋に入れる」ようなものでバランスが悪く、個人的にはお勧めしない。
トランぺッターの砲塔、転輪・上部転輪をコンバートしてくるのはよいが、個人的には「そこまでするなら素直にトランぺッターに手を入れて作った方がいいじゃね?」という感じはする。
▼最初にちょっと書いたように、キット指定の塗装例にある第116旅団の「スターリンのために」は、左フェンダー雑具箱の前のワクに筒形増加燃料タンクが載っている。右フェンダー上がどうなっているかは判らないが、このタイプの燃料タンクの標準搭載位置は右フェンダーの3ワクと左フェンダーの2ワク。
燃料タンクそのものは標準化されたものなので、T-34あたりから流用可能(ただし持ち手のついた両面は緩く窪んだタイプが一般的なようだ)。フェンダー上に固定用ベルトの留め具があるだけで、タンク本体をホールドする受け具のようなものはなく、フェンダーに直置きされているらしい。
●こんくるーじょん
なんとなく海外サイトのキットレビュー風に。新キットだけにシャープさは十分、組み立て易さには(タミヤらしく)十分配慮された良いキットであるのは確かだが、ディーテール的には手放しで褒めづらい部分がいくつかある。
自分で手に入れてチェックしてみるまでは、「トランぺッターのキットも十分いいんだけれど、これからのKVキットのスタンダードはタミヤになるんだろうな」と思っていたのだが、「残念ながら」という気持ちではあるが、実際には、トランぺッターに負けているとは言わないまでも、置き換え切れていない感じ(トランぺッターの価値はまだまだ高い)。トランぺッターもあれやこれや弱点のあるキットなので、このへんでビシッと決定版的キットを出してほしかった……。
身も蓋も無い言い方をすると、もしもガッツリと手を入れてKVを作ることを考えるのであれば、このキットをベースにしつつ、転輪その他パーツをごそっと入れ替えるためにトラペのキットを1輌手に入れてもいいかな、という感じ。トラペのKVシリーズは後になって発売された一群を除いては、2000円そこそこで買えるので、ディテールアップ用のアフターパーツと考えてもそう高くはない。
「Recommended」よりは高め、「Highly recommended」のマイナス、といった感じかな?
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コメント
記事製作お疲れ様でした!
とても勉強になりました。なお誘導輪については高田さんが以下のようにコメントされています。
---------------------------------------------
昔、メリーランド州のアバディーン博物館に行ったとき、KV-1 1941年型(鋳造砲塔)を採寸しました。手書きで読みづらいと思いますが、誘導輪の直径は680mmでした。参考になりますれば
GUMKAミニチュア (@gumkaminiatures)
https://twitter.com/gumkaminiatures/status/1274632518533169153?ref_src=twsrc%5Etfw
June 21, 2020
投稿: 仙波厚夫 | 2020年6月23日 (火) 17時31分
あああ、プレビューと違い、ツィッターの埋め込みがうまくいってない...
申し訳ありませぬ。
投稿: 仙波厚夫 | 2020年6月23日 (火) 17時32分
>仙波さん
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
URLは見やすいようにちょっとこちらで編集しておきました。
680mmだと1:35で19.43mm。
私が写真から検証したサイズ(というか転輪とのサイズバランス)ともほぼ合います。
「いやいや、2種類あったんだよ!」ということでない限りは、トラペのほうが近いですね。
投稿: かば◎ | 2020年6月23日 (火) 20時30分
タミヤのキットは車体ハッチとか全部別パーツなのはいいですね。
物入れもハッチが別ってのも素敵です。バイザーはアームとか自作しないと開けれないけど・・・
この戦車の丸いハッチって、ロックを解くと勝手にバネで開くようですね。機関室のハッチから戦闘室に入ったりはできなかったのでしょうか。
ハッチといえば、手元にイースタンエクスプレスのキットがあるんですが・・・
このキットは車体ハッチが全部開いてないのにハッチパーツが全部別で付いてるってのが楽しいです・・・どうしろってんだよ・・・orz
あとイースタンのは対空機銃が付いてるのは偉いと思いました。
投稿: みやまえ | 2020年6月23日 (火) 23時01分
1/35スケールの図面に実車写真を重ねてみても、転輪直径との比率から誘導輪は680mmが標準的なものと考えてよさそうですね。
https://imgur.com/qBhSMgz
あとは小型タイプがあるのかどうかでしょうか..
フェンダー端部のL型補強材の固定方法ですが、当時の写真でKV-2のフェンダーを上方から撮ったのが参考になるかしら。
Wydawnictwo Militaria 163 KW vol.I p50:
http://p.calameoassets.com/120517151917-0277af711d52f9ef2c426afd951666d8/p50.jpg
固定にリベットを使ってなさそうにも見えますが、解像度の限界...
レストア車両なのでなんとも言えないけど、フェンダー端部はL型補強材を破線状に溶接。
http://legion-afv.narod.ru/USSR/Heavy_USSR/KV-2_Moskow/KV-2_Moskow_046.JPG
パロラのKV-1:フェンダー端部を丸めるなど当時からフェンランド軍の改修が入ってるので、どこまでがオリジナルか定かではないですが、これも破線状に溶接。
http://www.andreaslarka.net/ps271001/27100108.jpg
投稿: hn-nh | 2020年6月24日 (水) 06時54分
タミヤの旧KVキットをいくつか保有しています。
KV-2の砲塔も2つ。
誘導輪の径は逆にオーバーサイズで20.2mmもあります。
モデルカステンのキャタピラも揃っており、どうしよう??
トラぺとタミヤ新作を買わないとKV-1も2も作れないのは難儀です。
転輪の加工程度ならなんとかできそうですが誘導輪、、
誘導輪を作ってみようか!?(無理)。
投稿: hiranuma | 2020年6月24日 (水) 19時34分
>みやまえさん
>>ロックを解くと勝手にバネで開くようですね。
おおっと!
それは知りませんでした。
エンジン点検ハッチは、何かしら内側に付いていたんでしょうか。何も無しであれを持ち上げるのは、なかなか大変そうです。
対空機銃架は、確か、昔モデルカステンで出ていたホワイトメタル製のやつを、後生大事に死蔵していた気がします。あれはどこにしまってあるかなあ……。
投稿: かば◎ | 2020年6月24日 (水) 21時24分
>hn-nhさん
うーん。これはやっぱり、誘導輪はトラペから流用ですかね。
ちょっと前にトラペのKVシリーズが再販されたときに、エクラナミあたりを1輌買っておけばよかった……。
フェンダーに関しては、上の記事に書いた、「グランドパワー」1997/10、p39のエクラナミのフェンダー裏写真も、破線溶接のように見えます。
ちなみに、p40に乗っている写真はこれです。
https://waralbum.ru/wp-content/comment-image/58191.jpg?fbclid=IwAR1ky05ZEbh30vXm9h7QhJqVPG1pSsXmZvz2qpK4FQxkBiQloh06hOwGsBA
現存車輛で確実にオリジナル状態というと、川底から引き上げたばかりの40年型後期型で、今のところこれが一番クローズアップかな、と思える写真がこれです。
http://cfile238.uf.daum.net/image/2243484D57C6E1A505EA01
う~ん。もっとそのものズバリ、寄って撮ってる写真はないものか……。
投稿: かば◎ | 2020年6月24日 (水) 21時33分
>hiranumaさん
うちにもタミヤの旧キットシリーズはあります。
トランぺッターが出る前は、自作の転輪を使って少なくとも1つは作ろうと思っていたんですが、流石に今は……。
投稿: かば◎ | 2020年6月24日 (水) 21時40分
エンジン点検ハッチは何もなさそうですね。
あのワイヤーを力任せに引っ張ったんじゃないでしょうか。
持つとこさえあれば体重でなんとかなりそうです。
はずみで滑って転んだりして怪我することもありそうですが。
投稿: みやまえ | 2020年6月25日 (木) 22時47分
フェンダー上面が写ってる写真をつらつらと集めました。https://imgur.com/bMYIXjD
有名な写真ですが、写真一番手前にフェンダーのエッジのL型部材が写ってます。リベットの影は見えないですね。
その他、PEKO本から
https://imgur.com/rVfBNsx
https://imgur.com/2Vt7Cu7
https://imgur.com/rrB61G7
https://imgur.com/ZzoFk7C
https://imgur.com/IQtYaRR
投稿: hn-nh | 2020年6月26日 (金) 22時24分
そういえば、イースタンのキットって誘導輪が二組付いてるんですよね。
今日引っ張り出して眺めてて気が付きました。
タミヤに使っても大丈夫なのかな?
投稿: みやまえ | 2020年6月30日 (火) 20時52分
>みやまえさん
>>そういえば、イースタンのキットって誘導輪が二組付いてるんですよね。
ええっ? そうなんですか?
それは確認してみなければ。そもそもその「二組」ってどう違うんでしょう。
もしかしたら、イースタンですでに「大小二種類」が用意されていたら、私の考察、結構マヌケですね。
投稿: かば◎ | 2020年7月 2日 (木) 14時59分
>hn-nhさん
うーん。これを見ると、やはりフェンダー端のL字材にリベットがあったかどうか、結構微妙ですね。
これが判っていれば、トラペのキットのフェンダー幅詰めももっと楽できたのに……。
投稿: かば◎ | 2020年7月 2日 (木) 15時01分
発掘した箱なしのイースタンの「mod 1941 late」と「KV-85」には、
それぞれ同じ転輪ランナーが4枚入ってまして、
ランナーには穴の大きさのちがう転輪3つづつ6個と
起動輪誘導輪がそれぞれ一つづつついてて、
起動輪と誘導輪は同じものが二組、一台作ると一組づつ余るようになってます。
車体ハッチが一個づつついてるんで、車体ハッチ4個共通ランナーで取る設計なのかな・・・
投稿: みやまえ | 2020年7月 2日 (木) 23時22分
あ〜〜〜すいません!!
よく考えたら一台分しか入ってませんでした〜!
大恥です・・・はずかしい!
申し訳ないです!
苦手だけどシリコン使おうかな・・・
投稿: みやまえ | 2020年7月 3日 (金) 00時45分
>みやまえさん
ストック棚の奥底からイースタンのKVを掘りだそうとしているところでしたが……。
あー。要するに、4枚の同じ枝に、誘導輪・起動輪の片側分の片側(要するに4分の1)が入っているということだったんですね。
しかしそうなると、誘導輪の外側と内側とで、穴の形状が微妙に違う(内側の穴はおにぎり型の頂点が丸い)のは再現されていないということになりますね。
投稿: かば◎ | 2020年7月 3日 (金) 10時06分