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披露山のタヌキ

●当「かばぶ」で披露山といえば、もっぱら高角砲台の話なのだが、今回は別。

夕方、ちょっと散歩に出たら、山頂からちょっと下った、披露山庭園住宅入り口あたりでタヌキに遭遇した(ちなみに山頂の公園は現在閉鎖中)。

最初は「アライグマ?」と思ったりしたのだが、帰宅してネットで見分け方を検索しつつ(これがなかなか覚えられない)画像を確認して、タヌキと判明。ポイントは脚と肩が黒いこと、シッポがシマシマでないこと。

「道渡りたいんけどなあ。あっちで何か構えて立っとるヤツおるしなー。どないしょかなー。あー、向こうからも人来たし。やめとこ」

みたいな。

昨年末、逗子ヘルスケア前で遭遇したタヌキと同じ個体かも。

me20さんのオチキス製作記事のスタートに触発されて、各社の砲塔比較を改めてアップしただけでなく、ややオチキス熱上がり中。いや、バレンタインも工作終盤だし、今手は出さないけれども。

そんなこんなで、ずいぶん昔にオチキスの「ノーズ部分」のメーカーロゴについて調べた旧HP「河馬之巣」の小記事が、埋もれたままになっているのを思い出し、当「かばぶ」のウェブページ記事として復活させることにした。

とりあえず、最初はほとんど旧記事のままコピーしてアップ、保存したのだが、改めて読み返すと間違いや気になるところもあったりして、結局、「chars-francais.net」掲載の写真をもう一度ひっくり返して見た。

というわけで、今回内容にちょっと改訂を加えた記事はこちら。

フランス軍軽戦車オチキスH35~39のメーカー名ロゴについて

特に原稿中、Type 4として分類しているものについては、図も説明も書き替えた。鋳造メーカーのものと思われる三角ロゴマークについては、「chars-francais.net」にある当時の写真では詳細が判らなかったが、クビンカ所蔵の現存車輛でロゴマークの詳細が判明。

中の文字はAPO、もしかしたら最初のAは別メーカーのFAPSの中にも含まれる「aciéries(製鉄所)」の頭文字ではないかとアタリを付け、「france acieries APO」で検索したら、何となくそれらしい「Aciéries de Paris et d’Outreau」というのがヒット。さらに、このページで、探しているのと同じ三角ロゴマークが描かれた貨車の写真を見つけて、まさにこの会社だと確定させることができた。

ちなみにルノーR35では、戦闘室の横のところ(砲塔のすぐ脇)に、また別の菱形のロゴが鋳込まれているものがある(たとえばソミュール所蔵の長砲身型のほう)。

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コメント

先日、商店街を歩いていたら
ハクビシンがてくてくと横切ってビビりました。
イタチよりかなりデカくて、モフモフした感じでしたが
街中で生活できるものなのか。

投稿: めがーぬ | 2020年5月14日 (木) 12時09分

>めがーぬさん

私はしばらく前に、三浦アルプスの山道でハクビシンらしきものに遭遇したことがありますが、なにしろとっさのことだったので、実はアライグマとかタヌキとかだったかも。

ハクビシンは、wikipediaによれば、「畑作物・果樹などを食害する害獣とみなされることもある」だそうですが、めがーぬさんのご近所はその手のものあります?

もっとも「山手線の線路沿い等で、夜間に目撃されることがある」そうなので、意外に都会生活に馴染んでいるのかもしれませんが。

投稿: かば◎ | 2020年5月14日 (木) 12時48分

近所では側溝の中をアライグマが遺贈してるようです。足跡しか見たことないですが。
タヌキは昔は見かけたんですが、最近は見たことないですな。大泉学園にいた頃は見ました。
ハクビシンは、大泉学園じゃ電線の上や塀の上を伝わり歩いてるのを見かけました。
靖国神社の辺でも見かけたことがあります。追い詰めたら威嚇してきましたが、
知性のない顔で怖かったです。何食ってるんでしょうね。昆虫?

投稿: みやまえ | 2020年5月14日 (木) 23時00分

小学校の頃に読んだ本に「外来のハクビシンがみかん農家に被害を」
みたいなことを書いてあったので
ハクビシン=柑橘系が好物ってイメージなんですが
周囲は商店&住宅なので不思議です。
(柑橘系の木が生えた庭はあるようですが)

>大泉学園じゃ電線の上や塀の上を伝わり歩いてる
見てみたい~

投稿: めがーぬ | 2020年5月15日 (金) 16時00分

>みやまえさん、めがーぬさん

いやホント、何食ってるんでしょうね。
「植物食中心の雑食」とのことなので、結局のところゴミあさりとかしていそう。
……あるいはG食ってるとか。

投稿: かば◎ | 2020年5月15日 (金) 19時36分

ところでかば@様。Facebook等でタミヤのKV-1の発売予告が出ておりましたが、記事を眺めている内にトランペッターのキッツトと2コイチで1940年型にできないだろうかというよからぬ考えが浮かんできました。
 現在Ⅳ号戦車B型製作中なので妄想の世界に遊んでにる状態ですが、
私はだいじょうぶでしょうか。

投稿: はい人28号 | 2020年5月16日 (土) 21時18分

>はい人28号さん

トランぺッターのキットはよく出来たキットではあるのですが、タミヤの新しいキットはやはり「一世代新しい」だけありますね。
砲塔の非対称とか、トラペでは捉えきれていなかった特徴もきちんとフォローしていて、世のKVマニアは、今までは「基本はトラペ・ベース」だったのが「タミヤ・ベースで」と考える人も増えそうです。

実は私も、タミヤのキットが出たら、手元に余っているトラペと旧タミヤのパーツを流用してエクラナミで作ろうかな、なんて思っています。

40年型でも初期のタイプとなると、転輪もトラペから持ってくる必要が出てきますが。

投稿: かば◎ | 2020年5月17日 (日) 00時15分

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