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イシハラi-box溝の口本店の閉店

●いきなり題名と関係ない話だが、新進メーカーであるRYEFIELD MODELS(RFM)から、T-34-85の174工場生産型(T-34/85 Model 1944 No.174 Factory)、およびKV-1の装甲強化溶接砲塔搭載の1942年型(KV-1 Model 1942 Simplified Turret)が発売になるそうだ。

同社ウェブサイトのNEWS欄にもまだ掲載されていないが、同社のfacebookページで発表されたもの。

同社はすでにT-34の中東版魔改造車輛をリリースしているので、元の戦車版のキットもいずれ出すんだろうなあと思っていたが、こちらも(miniart同様)174工場製というちょっと変化球で来た。174工場のT-34-85はすでにAFVクラブからも出ているが、あちらは砲塔の鋳造ラインが前方で斜めに上がっている、かつてザロガ先生が「angle-jointed」と名付けていたタイプ。RFMがアナウンスしているのは、それよりも初期のタイプで、一見、183工場製と紛らわしいもの(とはいえ、両サイドの「ぺったんこ」部分はないし、前部上面の傾き具合も違う)。

仕様の穴を埋めるという点では貴重だが、「形態の独特の魅力」みたいなものには乏しいので、商売的にどうなのかちょっと心配なところ。

KV-1については、掲示されたCG画像は斜め前からの1枚だけだが、かろうじて見えるエンジンデッキは後ろまで水平、砲塔バッスル下には組継ぎの凹みが見えるので、一般的な解釈での「1942年型」(つまり最も装甲が強化された車体に、これまた装甲がもう一段強化されたバッスル下が直線の溶接砲塔)でよいようだ。つまり、イースタン・エクスプレスやトランぺッターでもキット化された、標準型KV-1では最後の頃の仕様ということになる。「ベスポシャドヌイ」号のデカールは付くかな?

個人的には、とうとうインジェクションで後期標準のKV用2分割タイプの履帯が出ることになりそうだ、というのが嬉しい。手元にあるトランぺッターの1942年型用にはフリウルを買っちゃったけど。

●川崎市高津区、溝の口の中央の通り(通りの名前自体は知らない)にある大きい文具店、「イシハラi-box溝の口本店」が閉店になると、がらんどうさんのfacebookの書き込みで知ったのは確か先月末あたり。

同店2階は沿線では貴重な、それなりの規模の模型店だった(特にたまプラーザのB's HOBBYがなくなってからはますます)。閉店のための叩き売りセールが行われているというので、(もう結構前の話になってしまうが)今月初めの8日土曜日、実家に行ったついでに寄ってきた。

もうセールが始まって結構経っていたため、1階の文具売り場も2階の模型売り場も棚はスカスカ状態で、めぼしい商品もあまり残っていなかったが、「これが最後なら何か買っておきたい」と思って、下の2キットを買ってきた(フィギュアなんて作らないのに!)。

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もともとは、まだ再開発前の武蔵溝ノ口駅前に店があり(当時は「石原商店」という名前だった)、その頃も2階が模型店で(さらにその前は書店だったように思う)、私が高校の頃だったか、大学の頃だったかは第一の行きつけの模型屋だった。

当時の専務(本当に専務だったかは知らないけれど、とにかく皆からの呼び名が「センム」だった)が売り場の責任者で、入り浸ってはだべって、時々、箱も傷んで売れ残った(当然売れ残るには理由のあるドマイナーかつ出来も余りよろしくない)輸入プラモあたりを「お店の守り神を回収してあげよう!」などと言いつつ買い叩いたりしていた覚えがある。確か未だに完成していない、ZTSの1:144のPZL 37 ウォシュもそんなふうにして買った一つだった気が。初めて完成させたバキュームフォームキット、レアプレーンのリパブリックP-43ランサーも石原で買ったような、違ったような。うーん。バキューム扱ってたかなあ……。

ちなみにそれよりさらに昔、中学生頃は、東急の溝の口駅の裏手にあったドブ板商店街の中の栗原模型店という、客が2、3人入ったらもう身動きも取れないというくらいの猫の額の模型店が行きつけだった。

何と言うか、釣りの「合わせ」ではないけれども、その辺の店でワイワイとプラモというエサをつつきまわしているうち、いつしかマニアの釣り針がガッツリ食い込んで抜けなくなっていたという次第。

イシハラi-box本店は、同店のブログによれば2月20日に閉店になった由。長らくお世話になりました(結婚して実家を出てからはめっきり行かなくなってしまったので、正確にはi-boxになってからはあまり行っていないのだけれど)。なお、今までの「本店」は畳むけれども、駅前のショッピングモール「NOCTY」内の店は存続するそうだ(ただし、こちらには模型売り場はないと思う)。

●facebookで地元のマンホールの蓋がちょっと話題になったのをきっかけに、個人的に「第二次マンホール・ブーム」襲来中(ちなみに第一次は2年ほど前)。

そんなわけで、改めて地元逗子市内のマンホール蓋について調べたりしているうち、「マンホールカード」なるものの存在を知った。なかなかマニアックなコレクターズ・アイテムとして、時にはメディアにも登場していたらしいのだが、寡聞にして知らなかった。

マンホールの用途にはいろいろあるが、やはり第一は下水道。マンホールカードは下水道に関する広報啓蒙活動を行う組織「下水道広報プラットフォーム(GKP)」が、その活動の一環として、全国各地の下水道の主体となる自治体ほかと共同で発行しているもの。現時点で第11弾まで、計600種類以上が発行されている。GKPによる全種検索およびリストはこちら

それ以前から発行されている「ダムカード」に倣って始められたものらしく、トレーディングカードの体裁で、表面は各自治体等の作ったご当地図柄のマンホール蓋(多くはスペシャル版であるカラーマンホール蓋)の写真、裏にはデザインの由来の説明が書かれる共通フォーマット。写真に撮られたマンホール蓋の緯度経度情報や、デザインに使われているものの種別アイコンなどが添えられているのもマニア心をくすぐる趣向。さらにコレクターズ・アイテムとしてミソなのは、一種類のマンホールカードは、それを作った地域の基本1カ所でしか配布されておらず、しかも一人一枚現地での手渡しのみ(郵送等不可)。こりゃ集めるの大変だわ。

というわけで、本気で日本全国を旅して精力的に収集するというのは(私にとっては)無理な話なのだが、調べてみると、最新の第11弾でお隣・葉山町で発行されたというのが判明。先日、散歩ついでに足を延ばして(平日の)配布場所である葉山町役場まで行って1枚貰ってきた。写真1枚目は、その時記念に町役場の前で、役場をバックに撮ったもの。

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ちなみに葉山のマンホール蓋の通常版は右のようにカラーではなく、カードになっているカラーのスペシャル版は、御用邸向かいの歩道(カードに記された緯度経度)に1つだけ存在しているらしい。この時はさらにそこまで歩く余裕はなかったので、そのうち機会を改めて見に行くつもり。それはそれとして、「はやま・おすい」って、黒田如水のバリエーションみたいな感じだな……。

その後、先日の「衣笠砲台探訪」の後にhn-nhさん、みやまえさんに付き合ってもらって横須賀市役所で1枚貰ったり、なんだかんだで数枚集まった。あとは近場で貰いに行けそうなところというと、藤沢市くらいかなあ……。ちなみに枠部の色は地方ごとに統一されており、関東地方は水色。

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コメント

 お久でありまする。イシハラの閉店は40年来通い詰めたワタシも残念でなりませぬ。今年に入って週イチくらいで溝の口に行く用事があるので、閉店セールが始まった時から何かしら買ってましたw

 確かに最近はキットについては駿河の国あたりに頼ってしまっていて(汗)、ひとりひとりのそういう購買行動が閉店に繋がったことは否めませんけど、塗料とかの消耗品は近くに買える店がないと不便ですからねい。距離的には梶ヶ谷のノースポートのほうが近いですがあすこはクルマじゃないと行きにくいですし。(^^;

投稿: KWAT | 2020年2月23日 (日) 12時55分

>くわっちん

や。お久しぶり。
うーん。ピットロード/ノースポートかあ。
梶ヶ谷駅で降りる機会は多々あれど、あそこの店って駅から結構歩くし(しかもアップダウンがあるし)、もう何年も行ったことがないです。今度行ってみようかな……。

i-boxは、「最後の機会だから何か買おう!」と思って、上の2つをなんとか選んだんですが、もう棚がスカスカでめぼしいものは残っていませんでした。

投稿: かば◎ | 2020年2月23日 (日) 15時49分

かば◎さん

明日まで新宿でマンホールフェスをやっています。

https://shinjuku.tokyu-hands.co.jp/item/cat/-2019-in.html

投稿: hiranuma | 2020年2月23日 (日) 21時29分

>hiranumaさん

うぉう。3日間だけの開催なのですね。
うーん、もっと長くやっていれば行ったのに。残念。

投稿: かば◎ | 2020年2月23日 (日) 22時46分

MIiniArtのフランス戦車兵セットは私も使うあてなく買ってます。イタリア戦車兵セットとともに何となく好きなキットですね。
ポーズが面白くてオネエ座りしてたり、ヘルメットの紐を結えてたりとか、タミヤのフィギュアにはない遊びを感じます。キットはボックスアートよりは硬いポーズですが、ちょっと動きを調整すると雰囲気でます。

投稿: hn-nh | 2020年2月24日 (月) 00時49分

>hn-nhさん

hn-nhさんはフィギュアを作るスキルがあってうらやましい……。
私はいっそ、サーフェサーにスミイレだけの仕上げで車輛に添えるという反則技を使おうかなどと考え始めています。

ただ、単純にアイテムの魅力だけで言うと、欲しい(そして買っていない)フィギュアセットは結構あるんですよね。
同じミニアートだとハンガリー戦車兵やフィンランド戦車兵、ICMのトナカイ付きフィンランド・スキー兵や、下着を干しているソ連のおねーちゃん兵達とか。

ところでこのフランス戦車兵セットの、ステッキを持って立っているケピ帽の将校、エレールのサイドカーセットに入っているものと、ほとんど格好と服装が同じです(ステッキを持っている手が逆ですが)。

投稿: かば◎ | 2020年2月24日 (月) 11時54分

>>私はいっそ、サーフェサーにスミイレだけの仕上げで車輛に添えるという反則技を使おうかななどと...

あ、それ面白いですね、フィギュアをスケールと時間の物差し的に使えるかも。
サフェーサーでグレーの上にライトグレーのサフをハイライトで吹いて、モールドにダークグレーの墨入れして..(^^)

フランス戦車兵セットのステッキ持ってるケピ帽の将校は、たぶん当時の記録写真の中にモデルとなってる人物がいるんでしょうね。ミニアートのフィギュアには「あ、この人だ!」というのが結構ありますからね。フィンランドの戦車兵セットにも、見たことあるおじさんいますし。

あー、フィンランドのトナカイも作りかけだな... ソ連ねーちゃんの下着も早く干さないと... (笑)

投稿: hn-nh | 2020年2月25日 (火) 01時00分

ご存知かと思いますが、GUMKA miniatures にてロシアのマンホールが。
https://www.gumka.jp/red-iron-models/diorama/

投稿: hiranuma | 2020年2月25日 (火) 18時19分

>GUMKA miniatures にてロシアのマンホールが

レッドアイアンモデルズのレジンキットですね(^^)
1922年型、私も持ってます。使うシーンがあるのかないのか..

投稿: hn-nh | 2020年2月26日 (水) 05時50分

>hu-nhさん

箱絵一番左の人物の写真は特に有名で、「流血の夏」p161に名前付きで出てますね。カッレ・ムオナ伍長殿だそうです。

>hiranumaさん

これは知ってます。
hn-nhさんだったかな? それともセータ☆さん?……が、ブログで紹介されていた気が。

投稿: かば◎ | 2020年2月26日 (水) 16時34分

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