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小坪の穴

●タミヤがルノーR35を出すという噂を昨年秋にめがーぬさんから聞いて、こちらはまだ本当かどうか判らないが(ただしHobbyEasyやScalemateには、35376と製品番号まで明記されている)、今度はネタ的にはもっとびっくり、ICMからFCM36が出るそうだ。最近またじわじわと活動を再開しているPMMSのNew Kit Newsのコーナーより。……今年はフランスものAFVの当たり年になるのか?

Fcm1 かつてのNKCのレジンキットは組むだけ組んで、そのままどこに仕舞い込んだか、行方不明(右写真。すぐ身近の棚の前にキットの箱が置いてあったので、「あ、こんなところにあったじゃん」と思って開けてみたら、1:72のPZL P-24の完成品が入っていた)。R35もエレール改造のVanatorul de care R-35が未完なうえにHOBBYBOSSのキットも買ってしまっているが……。上記2キットは出たら買う! タミヤの38(t)は買っていないけれども!

●スマホでポケモンgoのスクリーンショットを撮ったら、そのショットの数枚に、googleフォトから大胆な撮影場所推定を付けられた。どこまでポケモン採りに行ってるんだオレ……。

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20200104_144252 ●逗子、小坪の漁港の南側の磯に面した、大崎の崖下には、ポコポコと人工の洞窟が口を開けている。右は、磯場への入り口付近から崖面を撮ったもの。崖面がデコボコしているので、この写真に写っているのは、おそらく、1番目、2番目、4番目の入り口。

中の様子から見ても歴史の古いものとも思えず、おそらく戦時中に掘られたものだと思うのだが、これについて、いつ、どのような目的で掘られたものかという資料には今のところお目にかかったことはない。

今まで、外から中を覗き込んだことはあったけれども入ったことはなかったのだが、この季節ならゲジゲジやフナムシが群れていることもなさそうだし、数日前、散歩のついででちょっと中を見てみた。

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1枚目:(漁港側から数えて)1番目を覗き込んで撮影。数mで突き当り、左はすぐ行き止まり。右は2番、3番の穴と連結。

2枚目:2番目入り口から中を撮影。奥は広くなっており、突き当りは壁状の仕切りを残して小部屋状に四角く掘り込んである。

3枚目:2番目奥から1番目方向を撮影。

4枚目:奥向かって右側の「小部屋」。

5枚目:3番目突き当り辺りから2番目奥を振り返って撮影。

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6枚目:4番目入り口から中を覗き込んで撮影。奥は突き当り、左右に分岐がある十字架状。左は突き当りで1~3番穴には連結していない。右は5番穴と連結。

7枚目:同じく4番穴。ちょっと中に入って、正面突き当りと左突き当りの穴を撮影。

8枚目:4番穴から5番穴への横穴途中は奥が深くなって小部屋状になっている。

9枚目:同上。奥の壁は工具で削り取った跡がはっきり残っている。

10枚目:5番穴から4番穴方向を振り返る。右手が8、9枚目の「部屋」。

11枚目:5番穴入り口から相模湾/江の島を見る。

弾薬庫にしては、披露山の小坪高角砲台にも、漁港を挟んで反対側の西小坪海面砲台にも(オマケでいえば現大崎公園にあったという対空機銃座にも)距離とか高低差でかなり“遠い”し、そもそも、穴それ自体が浅く、風雨が荒いと中まで吹き込んできそうなので、何かものを収蔵するのに適しているとは思えない。

銃眼のような拵えは全く見られないので、銃撃陣地ではありえず、監視所としてもちょっと吹き曝し過ぎるような。あるいは、ここは陣地としては手を付け始めたばかりで、さらに大崎突端方向に深く掘り進んでいく計画があったのかもしれない。

現在小部屋状になっている部分は奥の壁が綺麗に垂直に削られているので、その部分をさらに奥に掘る計画があったとは思えないが、例えば4番穴の正面突き当りなどは、その先が作られる予定があったとしても不思議ではない気がする。

F1030105 右写真は、今からもう10年近く前(2011年)、春の大潮の時に磯の上から撮った洞窟群の全景(その頃に、当かばぶにUPしたものの再掲)。

今回入ってみた1~5番穴よりもさらに岬突端方向(向かって右側)に、さらに2つの開口部があるのがわかる。そのうち機会があったら、こっちもちょっと覗いてみよう……。

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コメント

タミヤのもICMのもフランスの軽戦車は楽しみです!
そういえば、年末に出たICMのシュトーバーですが、
新金型で、しかも何故か前と同じ前輪操舵のみタイプのようです・・・

小坪の洞穴は、諸星大二郎が漫画のネタにしそうなオーラ放ってますね。

投稿: みやまえ | 2020年1月 9日 (木) 01時13分

もしかして、ICMのシュトーヴァー、旧版と新版、両方お持ちですか?
新金型になったと聞いて、いったいどこがどう変わったのか知りたいと思っていたんです。

しかし……うーん。前輪操舵だけってことは、大戦初期には使えないってことですよね。せっかくVW以前のキューベルワーゲンとして貴重と思ってたのに……(もちろん、ひっくり返さないと判らない問題だとは思うのですが、気分的に)。

投稿: かば◎ | 2020年1月 9日 (木) 02時32分

新しいシュトーバー、実は買ってないのです。
本家のHPにランナー写真があって、旧キットとは違うけど
操舵は同じだなって・・・
ランナー数のリストラなんでしょうかね・・・
http://www.icm.com.ua/news/638-news.html
たぶん、後輪の操舵のタイロッドと、
前輪と後輪の操舵リンクをでっち上げるだけで
それっぽくなるんではと思うのですが。

投稿: みやまえ | 2020年1月 9日 (木) 21時09分

PMMSの新製品コーナーの、ミニアートのとこの新製品
「1/35 PIGEONS」が破壊力ありすぎてしばらく笑ってしまいました。
真面目なのだと、ゲッコーモデルのベドフォードのトラックは楽しみです。

投稿: みやまえ | 2020年1月12日 (日) 22時36分

>みやまえさん

ミニアートの鳩は、facebookや、hn-nhさんのところでも話題になっていましたけれど、第一次大戦型のロンドンバスの「伝書バト車仕様」のための鳩だけを先に別売で出したのでは、ということです。

第一次大戦型のロンドンバスは、エアフィックスの32キットが絶版だったあいだ、ずーっと欲しいと思っていたんですが、バッチリの新キットが出てしまったら、なんだかちょっと二の足を踏んでしまっています。

モデラーって面倒くさい人種だなあ(っていうか私が?)

投稿: かば◎ | 2020年1月13日 (月) 15時44分

おお!なるほど!軍用鳩ですか!
全く気が付きませんでした・・・

塗装説明を見て、
こんなの塗れるかwww!とか突っ込んでました・・・
ランナー見ても笑っちゃうし、
羽ばたいてるのを再現しようとしてるのもなんというか、
おかしいです・・・

投稿: みやまえ | 2020年1月14日 (火) 00時10分

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