ウツボ
●逗子海岸の砂浜で、打ち上げられたウツボに遭遇(11日午後)。
ウツボ(ウツボ科ウツボ属の中のウツボ、Gymnothorax kidako)の分布は本州中部以南ということだから、相模湾にいて不思議はないかもしれないが、逗子で打ち上げられているのは初めて見た。
もっとも、数日前、逗子海岸にイノシシが打ち上げられたという話も聞いた(SNSを通じての話で真偽未確認)。
西湘地域からさまよってきたのか、ここ数年、鎌倉・逗子・葉山・横須賀あたりでイノシシの目撃例がちらほらあり、自治体でも注意を呼び掛けているので、存在自体は確かなのだが、それがなぜ海にダイビングすることになったのかはよく分からない。
●9月12日追記。
昨日ウツボが打ち上がっていたかと思ったら、今度はエイが漂着していた。アカエイかな?
エイは先日横須賀のヴェルニー公園で目の前を泳いでいるのを目撃したくらいなので、ウツボほど物珍しくはない。
●話は前後するが、10日ほど前から、自室窓から見える 隣家2階の外壁に、10cmを超えるかどうかという大きなナメクジがいる。「もういなくなったかな?」と思うと、1日くらい置いてまた出現したりするので、現状、このあたりを縄張りにしているらしい。
上写真は夜に撮ったので見づらいが、体形はあまりずんぐりしていないし、まだら模様も見えないので、もともと大型のヤマナメクジではなさそう。たまたま発育のよかったコウラナメクジ?
●やはりちょっと前の写真。先週初めの逗子海岸夕景。
夏の間の逗子海岸はさすがに「散歩する」場所ではないので、海辺に出たのはこの日が久しぶり。テレビだかラジオだかで、「平成最後の夏」という表現を聴いて、ああ、確かに言われてみればそうなんだなあ、と思った。
1枚目は田越川河口、渚橋越しに見る夕日。2枚目は沈んだ夕日で端が光る富士と雲。3枚目は葉山方面の夕雲。
●8日土曜日、近くのお寺で今年初の銀杏拾い。
まだ落ち始めで、樹によってはまだ実が熟し切っておらず固かった。
こちらはまた別、市内某神社境内にあるカヤの樹。びっしり実を付けているが、基本、収穫はこの実が熟して落ちて果肉が割れている状態がタイミングであるらしく、これはまだ若い?
銀杏同様、中のタネ部分を炒って食べるものらしいが、私はまだ食べたことがなく、ちょっと試してみたい対象。
●秋の雰囲気、もう一枚。色づく前の瓜模様が可愛いカラスウリ。披露山にて11日。
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コメント
ウツボは高知や和歌山では食べたりするから黒潮の暖かい海がにいる魚なのかしら。蛇行した黒潮に乗って三浦半島にたどり着いたのかな? 温暖化の影響? 駅前の魚屋 魚佐次商店に並ぶ日も近い⁈
投稿: hn-nh | 2018年9月12日 (水) 17時42分
アカエイですな
昔(30年ぐらい前)の材木座海岸なんて、
釣り上げられたアカエイが海岸線一面に
よく干からびていましたよ
銀杏の実は、土嚢袋に入れて水を張ったバケツに
4~5日浸けておけば皮が腐って中の実を取りやすくなりますよ
あと、銀杏の実は電子レンジで加熱してもok
封筒に入れて実の大半が破裂すれば食べごろだよん
ウツボは伊豆でも有名ですな
もちろん食べる風習もあって、
国道135号線沿いだと出してくれるお店も
ありましたよ
投稿: 赤板先行 | 2018年9月12日 (水) 19時09分
最近逗子海岸の海水浴にはまって、週末はほぼ通ってたんですが、
日曜・・・だったとおもう・・・には、
80センチくらいのコチ・・・メゴチかマゴチかノドクサリか詳しくないんですが、・・・死んでました。
ケチな天ぷら屋さんなら300人前くらい天ぷら作れそうなサイズだったんで、
生前に会いたかったなって思いました。
長者ヶ崎の南の石ころばっかの海岸では、カツオノエボシが波打ち際にびっしりで敷いた・・・
投稿: みやまえ | 2018年9月12日 (水) 21時19分
ナメクジは、桜の木とかにでかいのがいますけれど、
ブロック塀を夜間に横断しようとして、
時間切れで干からびちゃったのとかもよく見かけますな。
投稿: みやまえ | 2018年9月12日 (水) 21時28分
>hn-nhさん、あかばん、みやまえさん
ウツボは見てくれはアレですが、非常に美味いそうで、機会があったらぜひ食いたいと思っています。
流石に漂着モンは食えないしなあ……。
>あかばん
いや、一般家庭に土嚢袋は常備してないよ(笑)。
普通にゴム手袋をして熟した実からタネ部分をプシュっと絞り出して、バケツでジャボジャボ洗って干してます。
>みやまえさん
カツオノエボシは(私は見てないのですが)時季や風向き次第で、逗子の砂浜にも大量に流れつくことがあるらしいですよ。
なお、上記の大きなナメクジは、昨日は見なかったので「そろそろいなくなったかな」と思ったのですが、
先ほどまた出現し、今まさに、上の写真と同じ場所をのそのそ這ってます。
投稿: かば◎ | 2018年9月12日 (水) 23時07分
ウツボは旨いのか不味いのかどっちなんだろう・・・
ちなみに柴崎海岸で見ましたよ
でもノーマルなウツボかどうかは不明。
投稿: めがーぬ | 2018年9月13日 (木) 12時33分
>めがーぬ さん
ウツボは前に高知で刺身で食べたことありますが、白いクニャっとした白身で味よりも食感を楽しむものでしたね。脂ののったフグという例えもありましたね。珍味の類。あったとしても寿司屋で握ってもらいたいネタではないと思います。
>みやまえ さん
その大きさだとたぶんマゴチでしょうね。三浦半島でもよく獲れるのでしょうね。逗子駅前の魚佐次商店でもマゴチはよく売ってましたよ。ちなみに築地市場では活締めのものでキロ単価3000円前後。天ぷらで使うメゴチは魚種としてはネズミゴチという名前の魚、のようです。
投稿: hn-nh | 2018年9月13日 (木) 12時56分
えええっ、以前、適当にあっちこっちネット上をふらふらしているときにこの記事(↓)に遭遇して、「いつかウツボを食ってみたい!」とずっと思っていたんですが……。
デイリーポータル「ウツボはうまい」
http://portal.nifty.com/2010/06/16/d/
うぬぬぬぬ。結構「魚通」な、hn-nhさんに「珍味の類」と言われてしまうとは。
いやしかし、ここはやはり、一度は自分で食って確かめねば。
投稿: かば◎ | 2018年9月13日 (木) 18時49分
>hn-nhさん
マゴチは天ぷら用ではないんですね・・・子供の頃メゴチは久里浜港で釣ってましたが、
食べ方わからないんで全部友だちにあげてました
ぬめりがすごい魚でした。
>かば◎さん
ウツボは、練馬は大泉のホームセンターの魚売り場で売ってるのを見たことがあります。
あそこは、シュモクザメとかもたまに置いてあったけど、
買う人いたのかしら。
投稿: みやまえ | 2018年9月13日 (木) 21時33分
ウツボは出張の酒宴の席で珍味として供されて食べたその印象が大きかったのかもしれません。何でも食べ方次第のところはありますよね。エイだってコップ酒に片手にエイヒレかじるのか、フレンチの高級食材としてありがたく頂くのかで全く違うものになりますし。
ウツボもそれなりには美味しかったと記憶してますが、仕事の帰りに逗子駅前の魚屋で地物のマゴチを買って薄造りにしてポン酢で食べれば旨さは格別、タチウオは塩焼きにすればこれまた美味なり。それ以上のものではなかった、という意味です。(^^)
投稿: hn-nh | 2018年9月14日 (金) 06時49分
美味そうな魚で一杯やりたい気分になります。
メザシかタイくらいしか知らないですが美味いものはうまいと分かります。
早く完成させて熱燗でやりたい!
投稿: hirsnums | 2018年9月14日 (金) 20時30分
>みやまえさん
なぜにホームセンターでウツボ……(^^;
っていうかシュモクザメって、普通の人が買って食材にするようなものなんですか?
>hn-nhさん
いや、エイヒレ美味いですし(笑)。
ちなみに私はもともとはあまり「魚食い」ではなく、今でもタラとかはちょっと苦手です。
煮魚よりは焼き魚、焼き魚より生魚、という感じで、寿司は光物が好きだったりします。
ちなみに今夜の夕食のおかずの一品はきびなごの唐揚でした(きびなごは大好き)。
>hiranumaさん
明後日は孫のお食い初めなので、タイが(手に入れば)登場の予定。
投稿: かば◎ | 2018年9月14日 (金) 21時01分
きびなごは九州方面の魚では、、と
むかし大阪勤務していたときにミナミで食べたことがありますが味の記憶は?
新橋でもだとすところがあったような。
地のもの地の酒は美味いのでしょう。
泡盛の古酒をいただいたときはびっくりビンテージのウィスキーより
マイルドで美味い:美味しんぼの世界。
投稿: hiranuma | 2018年9月16日 (日) 18時54分
>なぜにホームセンターでウツボ……(^^;
ウツボもシュモクザメも値札がついてたかどうかはっきりした記憶が無いのですが、
いつも目玉商品のある所に置いてあったので、仕入れ担当の人が余興で捨て値のを仕入れてたのかもしれません。
でも、特にシュモクザメは売れ残った場合の処理とかめんどくさそうですね・・・
投稿: みやまえ | 2018年9月16日 (日) 21時02分
>hiranumaさん
私自身は、キビナゴは20年以上前、荻窪の飲み屋で食べたのが最初だったような。
基本、九州より南の温かい海の魚で、昔、父母の郷里で叔父と一緒にクリ船で沖に釣りに出て、水中メガネ……じゃなくて、水上から水中を覗くのはなんていうんでしょうね? とにかく、それで水中を覗き込んだら、キビナゴの群れが数メートルのダンゴを作って泳いでいて壮観でした。
たぶん、昔は東京近辺では出回っていない魚だったと思うのですが、我が家でも時々食卓に並ぶので、最近は割と普通に売っているようですよ。
投稿: かば◎ | 2018年9月16日 (日) 21時22分
上で九州より南、と書きましたが、改めて調べてみると、web上の「市場魚介類図鑑」には「南日本(関東、山陰以南)」とありました。
結構北の方でも獲れる魚なんですね。
投稿: かば◎ | 2018年9月16日 (日) 21時27分
>みやまえさん
>>特にシュモクザメは売れ残った場合の処理とかめんどくさそう
アンモニア臭くなるとか……。いや、それはエイの場合?
投稿: かば◎ | 2018年9月17日 (月) 11時14分
>水中メガネ……じゃなくて、水上から水中を覗くのはなんていうんでしょうね?
箱メガネだったかと。
サメもアンモニア出ちゃうんじゃないでしょうか。
飾られてた時点でもうだめだったんじゃないの?・・って気もします。
そういえば、お盆の頃、三浦海岸の北側の漁港周りでは、エイと小さいサメとハコフグのでかいのがいっぱい打ち上げられてて気味悪かったです。
投稿: みやまえ | 2018年9月17日 (月) 19時59分