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KV maniacsメモ(砲塔編その1)

●最近KVづいているので、その勢いで、若干の情報整理など。

以前、“ハラT”青木伸也氏主宰の「T-34 maniacs」の姉妹サイトとして「KV maniacs」を運営していたのだが、プロバイダ変更だのHPサービス停止だののあおりで、結局閉鎖してしまった。

消滅を惜しんで下さる声も時折聞くものの、(データそのものはローカルに残っているのだが)今見ると明らかな誤りも多かったり、我ながら「何を根拠にこんなこと書いてるんだ?」的な記述もあったりで、流石にそのまま復活するのはためらわれる。

改めて体系的に書き直せるかというと、新資料のフォローなどきちんとしていないので、ちょっと及び腰にならざるを得ないのだが、とりあえず書けるだけ、気が向いたときに部分ごとの変遷についてメモを作っていきたいと思う。理由は、

  • 書いておかないと自分で忘れる。
  • 今回は「そう判断した証拠」をなるべく書き添えておきたい。
  • 製作中のいくつかのKVに関連して、製作上の注意点として。

など。内容は「あくまで現時点での私の理解では」ということなので、盲信はしないように。「いや、そこは違うんじゃないか」などのツッコミ歓迎。っていうか間違ってたら教えてください。お願いします。

そんなわけで最初は砲塔編(無印KV-1のみ)。

主な情報ソースは、

  • サイト「Тяжелые танки КВ-1
  • サイト「4BO GREEN
  • Jochen Vollert, "Tankograd KV-1 Soviet Heavy Tank of WWII - Early Variants"
  • Jochen Vollert, "Tankograd KV-1 Soviet Heavy Tank of WWII - Late Variants"
  • М. КОЛОМИЕЦ, "ИСТОРИЯ ТАНКА КВ (1)", Frontline Illustration
  • М. КОЛОМИЕЦ, "ИСТОРИЯ ТАНКА КВ (2)", Frontline Illustration
  • M. Kolomiets, "KW vol.3", Wydawnictwo Militaria No.320

中でも「Тяжелые танки КВ-1」の受け売り度高し。特に各仕様の生産期間に関しては、基本、同サイトからの引き写しなので、ロシア語がスラスラ読める人は、むしろここを読まずにそちらを読むことを推奨。ちなみに私はGoogleさんに助けられてつまみ食い程度。

なお、とりあえずブログ記事として書いているものの、そのうちウェブページに移動するかも(漠然とした意味でのウェブページではなく、ココログのブログサービスのメニューで、日付依存で無く別途作成できるページ)。

■試作車・増加試作車用砲塔(便宜的にタイプ1とする)

  • 砲塔前面左右はエッジが立っておらずなだらかに丸い。
  • 砲塔後面平面形はほぼ半円。
  • 砲塔前部2/3と後面の継ぎ目(前部側)に5本の接合リベット縦列。

1939年中に製作された試作車、および1940年4月~7月に製作された増加試作車が搭載。コロミェツ氏によれば試作車(U-0)1輌に加えて増加試作車14輌。

当初、試作車U-0が76.2mmと45mmの連装だったことを除き、基本は76.2mmL-11単装で完成しているはずだが、後に多くがF-32装備に改造されている。ただし、L-11装備のままでドイツ軍に鹵獲されている車輛も確認できる。

35インジェクションではトランペッターがパーツ化しているが(「Russian KV-1 Mod 1939」(No.01561))、若干形状に問題があるような話も聞く(私自身は持っていないので未チェック)。

■初期型溶接砲塔(タイプ2)

Kv1_m39
(写真:wikimedia commons)

  • 側面が中ほどで緩く曲がっているほかは、基本箱組みの角ばった溶接砲塔。
  • バッスル下は砲塔リングに沿って円形。
  • バッスル下円形の装甲の前端に縦2個ずつのリベット。
  • 前後左右の装甲板はおそらく小口を斜めに削いで継いであり、溶接ラインはエッジにある。
  • 四周の装甲厚はおそらく75mm。

Uナンバーを持つ増加試作車の最後の数輌、およびL-11搭載の生産型(いわゆる1939年型。もっとも、1939年型と言っても生産時期は1940年、しかも8月~12月)、そしてF-32搭載型(1940年型、1941年1月生産開始)の初期まで搭載。砲塔後面の機銃架は、1939年型の中途までは内部防盾の半球形外観のもの。中途から外部防盾を持つ標準型に。

主砲L-11の駐退機カバー形状は、少なくとも初期・後期の2種(他にも細かいバリエーションがあるかも)。

砲塔上面4カ所の固定式ペリスコープカバーは、基本、フランジなしの直接溶接タイプ。ただし最後期の一部はフランジ付きの可能性あり。

次の標準型溶接砲塔と非常によく似ているが、溶接ラインの位置が最も大きな識別点となる。

トランペッターの「Russia KV1 (Model 1941) "KV Small Turret" Tank"」(No.00356)にはL-11の砲身・防盾一式も入っているが、砲塔自体は下の標準型溶接砲塔で、一般的な1939年型に仕上げるには改造が必要になる。

■標準型溶接砲塔(タイプ3)

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(写真:wikimedia commons、モスクワ中央軍事博物館。ZIS-5搭載の1941年型)

  • 装甲厚75mm。
  • 基本形状は一つ前のタイプと同じだが、装甲板の組み方に大きな変更が加えられ、溶接ラインが前後とも側面に。さらに埋め込みボルトで補強しており、前面左右に6本ずつ、後面左右に5本ずつの埋め込みボルト溶接痕がある。前後の装甲板は接合部で段状に削っているので、表に出ているのがそのまま装甲板本来の厚みではない。
  • バッスル下は砲塔リングに沿って円形。
  • バッスル下円形の装甲の前端に縦2個のリベット(左右)。

F-32砲搭載の1940年型で主に使用。40年型でも生産当初のものは溶接ラインがエッジにある一つ前のタイプを使っており、このタイプは1941年6月頃の戦場写真から見かけるようになるので、5、6月頃に導入されたものか。

砲塔上面の固定式ペリスコープカバーは、コロミェツ氏によれば41年3月からフランジ付きに切り替わっているとのことなので(Wydawnictwo Militaria)、このタイプでは基本フランジ付きのはず(例外はありそう)。

後に装甲が強化された90mmタイプの砲塔が生産されるようになるが、なぜかZIS-5搭載型(いわゆる1941年型)生産当初には、各部に若干のアップデートを施したこのタイプの砲塔がしばしば見られる。生き残った1940年型を改修した再生車輛か? あるいはチェリャビンスクで余剰パーツを使って生産したものか?

ちなみに上掲のモスクワ中央軍事博物館展示車両もZIS-5装備型。ただしこの展示車両はかなりキメラ的仕様になっていて、どこまでがオリジナルの状態なのかよくわからない。同じ車両の砲塔を斜め後ろから見た状態の写真がこちら(Dishmodels)。後方ペリスコープが天井後縁より奥まっていること、側方ペリスコープ下に削り込みがないことなどが確認できる。側面前方と後面の吊り下げフックはオリジナルではない(たぶん)。

35では、トランペッターの「Russia KV1 (Model 1941) "KV Small Turret" Tank"」(No.00356)、ズベズダの「Soviet Heavy Tank KV-1」(No. 3539)などの初期型KVキットが再現しているタイプ。ちなみにズベズダのキットは箱絵は1941年型、中身は1940年型というお茶目な構成らしい(買っていない)。

■■エクラナミ(タイプ3´)

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(写真:wikimedia commons,、パロラ戦車博物館)

  • 溶接砲塔に30mm(側面)の増加装甲をスペースド・アーマー形式でボルト止め(資料によっては35mm)。
  • 後面には増加装甲は付けられておらず、埋め込みボルト痕が確認できるため、ベースが標準型の溶接砲塔であることが判る(初期型砲塔ベースのものは絶対存在しない、とは言い切れないが)。

1941年6月~8月に生産。この間はエクラナミだけ作っているのかと思ったら、増加装甲無しタイプも並行生産されていたらしい。増加装甲の装着法には若干のバリエーションがあり、砲塔本体と増加装甲の間の上面フタのあるもの/ないものがあるようだ。増加装甲の前半と後半には若干の段差があるのが普通らしい。上掲パロラの所蔵車はその段差、および視察口・ピストルポートの切り欠き部分の増加装甲と本体装甲の隙間を丁寧に埋めてあるが、これは鹵獲後の改修ではないかと思われる。

35インジェクションではトランペッターの「Russia KV-1's Ehkranami」(No.00357)、タミヤの「KV-1B」がこのタイプの砲塔。当然ながら増加装甲を装着しなければ上の標準型となる。

■短縮型・装甲強化溶接砲塔(90mm、バッスル下丸型)(タイプ4)

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(写真:wikimedia commons,、レニングラード包囲突破ジオラマ博物館)

  • 外形は標準型溶接砲塔によく似ているが、基本装甲が90mmに増厚されたタイプ(*1)。
  • バッスル下は円弧状。
  • バッスル下円形の装甲の前端にリベットはない(*2)。
  • 装甲増厚に対応し、側方ペリスコープ直下に削り込み。
  • おそらく装甲増厚による重量増のバランスを取るため、バッスルを標準型より短縮。このため後方ペリスコープは砲塔後端にある。

多くの資料で、これまで標準型溶接砲塔と区別されてこなかったタイプ(私自身も以前は混同しており、「KV maniacs」でも区別していなかった)。この砲塔はレニングラードのイジョラ工場(イジョルスキー工場)で生産され、レニングラード・キーロフ工場(LKZ)においてF-32装備型(1940年型)の1941年8月~9月生産車に搭載された、とのこと。

Kv1_model_1941_in_the_breakthrough_ 写真で標準型と明確に区別するのが難しい場合も多いが、前掲のポイントでも書いたように、ペリスコープ直下の削り込み、バッスル下円弧装甲前端のリベットの有無、上面後端のペリスコープと後縁の位置関係などが判別点になる。

右写真は上と同一車輛の真横からの写真(wikimedia commonsより)で、砲塔後部ペリスコープが後縁ギリギリにあることがわかる(標準型ではかなり奥まっている)。同一車輛のwalkaroundはこちら(Dishmodels)

なお、側方ペリスコープの削り込みの下に跳弾用にロッドを溶接してある場合が多いが、これは初期には付けらておらず、一方で、標準型砲塔のZIS-5搭載改修型などでは(削り込みはないが)跳弾リブは追加されている場合があり(上掲、モスクワ中央軍事博物館車輛参照)、識別点にはならない。

ZIS-5が搭載されたものもあるが、当初からその仕様で完成したのか、後の改修によるものかはよく分からない。ちなみにZIS-5が搭載された現存砲塔はこれ(Dishmodels)。ペリスコープ位置など細部ディテールがよくわかる。

現時点で、35インジェクションでこれを再現しているものはない、と思う。

*1 ただし、上に写真を乗せた現存の「061号車」では、側方ペリスコープ下は申し訳程度にしか削り込んでおらず、一方で当時の写真ではもっと明瞭に削り込んでいるものも確認できる。「061号車」のような仕様でも90mmに増厚されているのか、若干の疑問は残る。(5/14追記)

*2 ソミュールに現存する実車では、側方ペリスコープ下に明瞭な削り込みがあり、このタイプの砲塔であると思われるのだが、バッスル下円弧状装甲の前端はただの溶接ではなく、埋め込みボルトで補強されている。(5/14追記)

■短縮型・装甲強化溶接砲塔(90mm、バッスル下角型)(タイプ5)

  • バッスル下が直線的に処理された砲塔で、英語では「simplified turret」と表現されることが多い。
  • おそらく装甲増厚による重量増のバランスを取るため、バッスルを標準型より短縮。このため後方ペリスコープは砲塔後端にある。
  • 装甲増厚で見にくくなるのを防ぐため、側方ペリスコープ直下に削り込み。

これまで「90mmに装甲が強化された溶接砲塔」といえばこれ(だけ)、と思われてきたタイプ。バッスル下の処理に特徴があるため、側方からの写真があれば識別はたやすい。標準型砲塔ほかと同様、砲塔前面は左右6カ所ずつ、後面は5カ所ずつの埋め込みボルト溶接痕あり。

このタイプの砲塔は、スターリン記念名称第371工場で製作され、レニングラード・キーロフ工場(LKZ)におけるF-32装備型(1940年型)の1941年8月から、疎開によりLKZでの戦車生産が終了する10月までの生産車で使われた。

現存車両写真は、たとえばこれこれ(Dishmodels)。

砲塔上面左右・後方の固定式ペリスコープカバーは、コロミェツ氏によれば41年3月にフチ無しからフチ有りに切り替わっているそうなのだが(Wydawnictwo Militaria)、このタイプの砲塔でもフチなしを装着している例がある。

また、一部車輛では砲塔前面左右にブロック状の増加装甲を溶接したものがある(以前から私がちっくりちっくり作っている仕様)。

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(写真:フィンランド軍写真アーカイブ、SA-kuva)

これは「Тяжелые танки КВ-1」によれば、特に1941年の8月から9月初めの生産分に見られるものであるらしい。

またこのタイプの砲塔でZIS-5が搭載されたものもあるが、当初からその仕様で完成したのか、後の改修によるものかはよく分からない(たとえばこれ、Dishmodels)。

以前から比較的広く知られた仕様の砲塔だが、現時点で、35インジェクションでこれを再現しているものは出ていないはず(トランペッターの「Russia KV1 (Model 1942) Simplified Turret Tank」(No.00358)は、さらに装甲が強化された1942年型用砲塔なのでこれとは違う)。

■短縮型溶接砲塔(ChTZ型、バッスル下丸型)(タイプ6)

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(写真:wikimedia commons,、41年10月にムツェンスクで撃破された車輛)

  • 標準型溶接砲塔とよく似ており、おそらく装甲厚も75mm。そのため側方ペリスコープ下の削り込みはない。
  • ただしバッスルは装甲強化型と同様に短縮されており、後方ペリスコープは砲塔後端にある。
  • バッスル下円形の装甲板前端のリベットは無い。

実は「砲塔バッスル下が丸いタイプでも、『simplified turret』同様にバッスルが短く、おそらく装甲も増厚されているタイプがあるようだ」というところまでは、私も独自に実車写真観察でたどり着いたのだが、その後の識別点の抽出で混乱して収拾がつかなくなったのは、たぶんこのタイプの砲塔が元凶だったのではないかと思う。

レニングラード・キーロフ工場の疎開完了に先立ち、チェリャビンスクで先行してKVの生産に入っていたチェリャビンスク・トラクター工場(ChTZ)における、F-32搭載型(いわゆる1940年型)の1941年8、9月生産型に、この砲塔が用いられたらしい。

後方ペリスコープが後端をはみ出すくらいの位置にあること、しかし側方ペリスコープの削り込みはないことを確認しやすいのは、例えばこの写真。サイト「Тяжелые танки КВ-1」におけるこのタイプの解説ページより。

「タイプ4が、タイプ3とタイプ5の中間的形質を持っていて、ややこしいったらない!」と思っていたら、今度はタイプ3とタイプ4のそのまた中間的形質のものが出てきたことになる。しかし、タイプ4の注釈で書いたように、それでもなおスッパリ割り切れない仕様のものもあり、実はさらにタイプが細分化される可能性はある。

現時点で、35インジェクションでこれを再現しているものはないはずだが、標準型から簡単に改造できそう。

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以下、ZIS-5搭載型の砲塔に関してはまたそのうち。

■標準型鋳造砲塔

■装甲強化型溶接砲塔(組み継ぎ)

■装甲強化型鋳造砲塔

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コメント

帰ってきたKVmaniacs!素晴らしい内容です。溶接砲塔も一筋縄ではいかない奥深さで見れば見るほどわからなくなってきます。

砲塔のハッチは、内側のリムのところで、ハッチと機銃架ごとぐるぐると向きが変わるのでしたっけ?模型で再現できたら面白そうですが。

シングルピースのセンターガイドなし履帯があることも知りませんでした。サンクトペテルブルグの現存車:短縮型装甲強化溶接砲塔(90mm、バッスル下角型)(タイプ5)もそのタイプを履いてますね。


投稿: hn-nh | 2018年5月 7日 (月) 19時40分

>hn-nhさん

ご声援ありがとうございます^^
いや、この調子で他にもあれこれ書けるのかどうか未知数ですが。

>>砲塔のハッチは、内側のリムのところで、ハッチと機銃架ごとぐるぐると向きが変わるのでしたっけ?
>>模型で再現できたら面白そうですが。

みやまえさんが回転するように製作済みです。
っていうか、そもそもズベズダのキットは回るようにできているそうですよ(構造が実車と違うそうで、みやまえさんは改造されてましたが)。

>>シングルピースのセンターガイドなし履帯があることも知りませんでした。

実は私もつい最近まで知りませんでした。
でも、とりあえず、戦争当時の実車写真でこのタイプが確認できるかどうかが最重要課題ですね。

投稿: かば◎ | 2018年5月 7日 (月) 20時24分

ぬわあああ!この記事が出るまでうちのKV作るの待ってればよかった!・・・
と思う反面、

出てからじゃ完成させられなくなってたなあ・・・
と、複雑な気持ちになりましたが、

やっぱりこういう考証記事は貴重です!ありがとうございます!
これから作るKVでは参考にさせていただきます!

投稿: みやまえ | 2018年5月 8日 (火) 21時29分

>みやまえさん

みやまえさんのKVは、別段、砲塔の仕様が変になったりしていないでしょう。

ところでズベズダのほうの作例に、角型燃料タンクが1つフェンダーに乗っていますが、これってキットにパーツが含まれているんですか?

投稿: かば◎ | 2018年5月11日 (金) 21時53分

キットのパーツです。ズベズダのは足回りとターンバックルと砲塔ハッチ以外は、可動部もほぼ説明書の指示通りに作ってます。

投稿: みやまえ | 2018年5月12日 (土) 23時15分

あ、あと、対空機銃架はキットのパーツじゃなく自作です・・・

投稿: みやまえ | 2018年5月12日 (土) 23時18分

>みやまえさん

DT機銃とP-40機銃架は、引き出しの中からモデルカステン製のホワイトメタルのものが出てきたんですが、あまり出来が良い感じじゃないです。

といっても、ここで使わなかったら一生使い道がないな……。

ズベズダの箱型燃料タンク、もしお手間で無ければ寸法を教えていただけませんか?
実はアベールのエッチングの箱型燃料タンクを持っているんですが、どうも小さすぎるような気がするんです。

投稿: かば◎ | 2018年5月13日 (日) 01時18分

固定バンドを含まない寸法は、一応ノギスで測ってみましたが、W:12.4mm、L:14mm、H:8.3mm でした。ご参考になれば幸いです。

投稿: みやまえ | 2018年5月13日 (日) 20時22分

およそ60リッターというとこでしょうか。

投稿: みやまえ | 2018年5月13日 (日) 20時24分

>みやまえさん

おおお。どうもありがとうございます。
アベールの角型燃料タンクは、それよりははるかに小さいです。
高さ:7.5mm
幅:9mm弱
長さ:12mm
って感じです。
試しにフェンダーに乗せてみると、明らかにバランスがおかしくて「あれれ?」と思いました。

投稿: かば◎ | 2018年5月13日 (日) 21時03分

プラバンの積層とかで自作できない形ではないので、やっつけてみたらいかがでしょうか>フェンダーのタンク

投稿: みやまえ | 2018年5月15日 (火) 20時38分

>みやまえさん

はい、もともとエッチングで箱を組み立てること自体がなかなか厄介で、いっそ、ベルトとキャップだけ使って箱は自作しよう……と考えて作り始めたら、

「あれれ? 大きさ違うじゃーん!」

となったのが、今回の話の始まりです(^^;

レジンパーツも出ているようですが、プラバンで作ってみようと思います。

投稿: かば◎ | 2018年5月15日 (火) 21時22分

備忘録。

「初期型溶接砲塔(タイプ2)」の砲塔横の小手すりは、F-32搭載の1941年初頭(1-2月)生産分までは、側方ペリスコープカバーの後ろ。それ以降、春に生産されたものはペリスコープカバーの前側に移動。

以後の砲塔では基本、前側にある。

投稿: かば◎ | 2021年12月29日 (水) 11時12分

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