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きちさん

Cimg1440 ●我が家の老犬死去。

ヨークシャーテリアの雌で、17歳。生まれてほどなく、「なにこれ……毛玉?」みたいな状態で我が家にやってきて、昨年10月に誕生日を迎えたので、17年ちょっと、同じ屋根の下で暮らしたことになる。右は壮年くらい……いや違った、だいぶ年取ってからで、数年前の写真。

まだ小学生だった娘の命名で「レモン」という名前なのだが、「レモきちさん」と呼ばれたり、さらにそれが略されて「きちさん」になったり(元の名前が残っていない)。って呼んでたのは私だけですが。nifty時代の模型仲間なら「村山犬」で馴染みがあるかも。

その昔、ハラT青木氏が我が家に泊まりに来た時に、氏がいきなり「シュシュシュシュ……」と言いながら意味不明を動きをして威嚇したために、氏を見ると激しく吠えていたのも今となっては懐かしい(……かな?)。

大型犬に比べると小型犬のほうが比較的長生きだそうだが、それでも17歳は長命だったのではと思う。だいぶ耄碌していて、1年ちょっと前からおむつが不可欠になってしまい、ここ数日はエサも食べず、一昨日からはとうとう起き上がれなくなってしまった。

どうも昨晩のうちに息を引き取ったらしい。

●かみさんが主治医(犬の)に聞いたところ、近所の火葬場(人の)で、ペットの火葬も受け付けているとのことで、タオルケットにくるんで、ペットフードやら花やらと一緒に箱に入れて、徒歩で火葬場に。

炉に入れる入口が一回り小さいだけで、人の場合と手順も焼き場の職員の対応も基本同じなのに驚いた。きちんとかみさんと二人でお箸でお骨拾いもしたし。

Img_0078 ●雷雨の音とか(雷だけではなく激しい雨の音でもうダメ)花火大会のの音とかが苦手で漏らすほど怯えてしまったり、いくら躾けようとしても家の前を人が通りだけで吠えたり、ガリガリ壁を削るのに熱中したり、ごきぶりホイホイにかかったり、あれこれ思い出すにつけても「マヌケな犬だったなあ……」と思うのだが、それが取り柄とも表裏だったかも、とも思う。

とにかく、17年間ありがとうの意味で、ブログにも書いておくことにする。合掌。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

ちょっと涙が出ました。

投稿: みやまえ | 2018年2月 7日 (水) 21時40分

そうですか…… 合掌.

投稿: 青木伸也 | 2018年2月 7日 (水) 22時55分

ご冥福を祈ります。
時計が人間よりも早く回るみたいで、友人の犬も最近みるみる衰えていく姿を見てしまって動揺してしまいました。

投稿: hn-nh | 2018年2月 8日 (木) 05時38分

>みやまえさん、青木君、hn-nhさん

お悔みどうもありがとうございます。

そういえば、
・普通にエサのときには「待て」ができるのに、なぜか(人間の)食事のテーブルからこぼれたものは絶対的に自分のものという変な「権利意識」があり、食べ物をこぼすと脱兎のごとくやって来て食べるのを、いくら叱っても矯正できなかった。
・犬のくせに(生の)キュウリやキャベツが大好物だった。
というのも思い出しました。

「ゾウの時間、ネズミの時間」ってやつでしょうか。生きている時間そのものも「時計が早回し」ですが、特に「子犬から成犬になる時間」「衰え始めてからの時間」が早いですね。

投稿: かば◎ | 2018年2月 8日 (木) 10時28分

かば◎ さん

17歳はかなり長命でしたね。
家族が亡くなるショックは大きいのでお気持ちお察しします。
我が家の先代は11歳半の時に亡くなりました。
2代目はもうすぐ9歳ですが今のところ元気です。


投稿: hiranuma | 2018年2月10日 (土) 09時14分

>hiranumaさん

お悔みありがとうございます。
ペットは基本、人間より寿命が短いので、見送ることになるのは仕方ないですね。

私自身、あまり犬猫に入れ込むほうではないので、ペットロスと言うほどのショックはないですが、それでも一緒に暮らした時間も長いので、なんとなくじわじわと来る喪失感があります。

投稿: かば◎ | 2018年2月11日 (日) 21時51分

はるか大昔我が家にもリリさんというマルチーズの女子がおりました。我が家が引っ越しの為に犬が飼えなくなり親戚に預けることになりました。彼女は廻りの環境が変った事に気が付き、前の飼い主(我が家)を探しに旅立ったことがありました。しばらくして親戚の家に戻りましたが・・・彼女は気が強い女子で、気に食わないことがあるとすぐにキレてよく噛みつきました。機嫌の好い時は仰向けになり、腹をさすれと甘えました。自分が人間だと思っていたようで最期も私の家族と親戚に看取られながら息を引き取りました。かば@さんの記事を拝見して、はるか昔の事を思い出してしまいました。

投稿: はい人28号 | 2018年2月11日 (日) 22時21分

>はい人28号さん

ありがとうございます。
元の飼い主を探して出奔、という話は時々聞きますが、そのまま行方不明になったりせず、ちゃんと見つかって(戻って)よかったですね。
ウチのは(単純に気まぐれで)たまたま開いていた戸口から外に脱走してしまったことがあったなあ……。割とすぐに見つかりましたが。

投稿: かば◎ | 2018年2月12日 (月) 08時13分

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