ビッカース6t戦車(7) 続・足回り
●前回に引き続き、ビッカース6t戦車の足回り。今度は履帯の組立。
●キットの履帯は分割連結式、いわゆる「リンク&レングス」式のインジェクション履帯。
- 起動輪・誘導輪・上部転輪に掛かる部分はリンク数2コマ(Ab12)
- 上部転輪の間は垂れ下がりが表現された6コマ(Ab7)/7コマ(Ab13)
- 起動輪下は9コマ(Aa10)
- 誘導輪下は7コマ(Aa9)
- 接地面は16コマ(Ab11)×2
……と、長短のピースを組み合わせて繋げるようになっている。
これらのピースをどのように繋げるかは説明書にしっかり図示されているのだが、最初に上部転輪に掛かる部分全体を繋げてみたところ、うまくフィットしなかったので、繋ぐ順番を少々変更した。起動輪上から誘導輪上までの繋ぐ順番は、キット指定では上段のようになっているが、試行錯誤の末、下段のようにした。
Ab7・Ab12・Ab13・Ab12・Ab7・Ab12・Ab13・Ab12・Ab13
↓
Ab7・Ab12・Ab13・Ab12・Ab13・Ab12・Ab13・Ab12・Ab7
もっとも、垂れ下がりの間に挟む2コマ(Ab12)の付け方によって履帯の描く波の間隔は若干変わってくるので、キット指定のままの繋ぎ方でも調整は可能だったかもしれない。
また、起動輪に巻き付ける部分は2コマ(Ab12)を5連にし、接地面に繋がる部分はAa10とAb11を直接繋ぐように指示されている。しかしこれでは接地面に繋がる部分に角度が付いてしまうので、起動輪に巻き付けるピースAb12を5枚から4枚に減らし、代わりにAa10とAb11の間にAb12を1枚挟んで、履帯の繋がりが滑らかになるようにした。
なお、起動輪下・誘導輪下に使う2枚はまっすぐに成型されているが、表側に向けて膨らむように指でしごいて形を付けた。
●なお、説明図では履帯の取付方向に注意するよう但し書きが付いているが、どうも説明図で示されている取付方向は逆なのではないかと思う。
少なくとも私が実車写真で確認できる範囲では、履帯は右写真の方向に装着されている。リンクの噛み合わせで言うと内側に来る方が回転方向の前(写真のように起動輪に掛かる分を前から見た場合に下)に来る。履帯内側の小穴と起動輪が噛み合う穴との相対的な位置関係にも注意。
●というわけで、左右に付け終わった履帯。
当初計画では、履帯は足回りにがっちり接着してしまい、全体をひと塊に外せるようにする、いわゆる「ロコ組」で作るつもりでいたのだが、上部転輪には接着したものの(浮き上がるとみっともないので)、その他の部分(誘導輪、起動輪、転輪)には現時点では未接着。履帯同士も起動輪部分で切れているので、要するに「上部転輪だけが履帯に付いたC字組」状態になっている。
これで特に不都合が起きなければそのまま工作を進める予定。
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コメント
かば◎ さん
かば◎さんが作る戦車はみな素敵にに見えてくるのはどうしたものかと思えます。
しっかり調査して作っているからなのか、選択しているキットが かば◎さん的だからかも。
ビッカース6t戦車の完成を楽しみに拝見します。
投稿: hiranuma | 2018年1月 9日 (火) 22時26分
CAMsのビッカース・シリーズは、若干作りにくい部分はあるものの非常によいキットですよ。
機会があればどうぞ。
投稿: かば◎ | 2018年1月10日 (水) 12時53分
ロコ組みと聞くと、ヤクトタイガーのキットを戦闘室が回転するように組むというシュールな光景が浮かんでしまいます。
投稿: みやまえ | 2018年1月10日 (水) 23時35分
>みやまえさん
あははははは。
確かロコでも初期の製品で、ティーガーIIと車体が共通でそうなってたんですよね。
投稿: かば◎ | 2018年1月11日 (木) 00時15分