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wz.34装甲車リベンジ(2)

週末模型親父さんのところの「SUMICON2017」にエントリーした、wz.34装甲車製作記の続き(というか、ここからスタート)。

●車体に関してはなお考証・検討中。

先述のようにwz.34装甲車の寸法には2種類あり(実際にはシャーシは3種類だが、wz.34-Iはwz.34と同寸法?)、装甲ボディも2種類ある。「PIBWL Military Site」の解説ページでは、キットが表現している新型装甲ボディの車輌は、シャーシはむしろ初期型の、wz.34もしくはwz.34-Iだったのではと考察している。

「Wydawnictwo Militaria No.318」には、新型装甲ボディの車輌の4面図が出ている(その他の型も側面図だけ出ている)。各面で微妙に寸法にズレがある怪しい図なのだが、少なくとも側面図はwz.34の寸法(全長3620mm)の解釈で描かれているようだ。装甲ボディ後端とシャーシ後端の関係など、「これでいいのか?」と思う部分もあるが、そのへんの誤差を含めても、CERTI/Mirageのキットの装甲ボディはやや小さいようだ。

なお、新型装甲ボディに関しては、hnさんから、「Wydawnictwo Militaria No.318」の図面と実車の側面写真とを対照し、寸法を検討した図面画像を頂いた。本当にどうもありがとうございます。

新型ボディで作る場合は、CERTI/Mirageのキットの装甲ボディにプラバン1枚被せて、装甲形状も一部手直ししつつやや拡大するという方法もいいかなと思う。面の数も旧型に比べ少ないので、その点でもメリットがある。しかし、シャーシ後端(特に後輪スプリング保持部)の形状が旧型ボディ車輌以上に判らないのがワジワジする。

どのみちボディもある程度以上のプラバン工作が必要になるなら、35では見たことがない旧型装甲ボディにしてしまうのも(長丁場のSUMICONなら)アリかな、と思ったりする(毒を食らわば皿まで的な)。

なお、「Wydawnictwo Militaria No.318」の図面では前輪はまっすぐに地面に当たっているが、「WRZESIEŃ 1939」では若干のポジティブ・キャンバーが付いている(キットもだいぶきつめにキャンバーが付いている)。実車写真を見ると、「ややキャンバーあり」が正しいようだ。

●装甲ボディに付いては前記のように「やや小さい(全長で3~4mm?)」程度のようだが、砲塔に関してはそれどころではなく小さい。初めてCERTIのキットを作った時には、キットの砲塔パーツ底面に1.2mmプラバンを貼って嵩上げし、若干大きくすることでお茶を濁したが、今回は最初からプラバン工作する。

20170514_203259 20170516_233847

今回の工作では、先日購入した方眼プラバン(WAVEの「プラ=プレート【グレー】目盛付き 0.5mm)を使用した。確かme20さんに教えて貰ったもの。これを使うとかなり楽に精度の高いパーツを切り出せる。もちろん、本人の工作精度の問題もあるので、出来上がったものは「それなり」。

さて、この砲塔はほぼ前述の2図面に準拠した寸法で作ったのだが、出来上がったものを実車写真と並べてためつずがめつすると、どうも各面が、実車はもうちょっと縦長で角度も立っている気がしてきた(この辺は写真によっても見え方が違うので微妙)。

というわけで、工作開始直後からいきなり迷走状態だが、わずかに寸法を変えて、砲塔をもう一個製作した。

20170518_182106

左が新たに作ったほう。縦横比はこちらの方が近いような気もするのだが、今度は明らかに面が立ち過ぎ。砲塔ばかり3個も4個も作っても仕方ないので、最初に作った砲塔を採用する。ああ、回り道した。

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コメント

かば◎ さん

こんにちは、このところ製作意欲が上昇しておられるみたいで快調に2つのモデルを並行製作されていますね。見ている方は楽しいのでしっかりと完成させてください。
WZ.34は私も作りたいのですが欲張りなモデラーなため作りかけ、作っている最中がいくつもあって手が回りません。
塗装の話は早いと思いますがやはり迷彩でしょうか。
その際に是非挑戦していただきたいことがあります。
迷彩塗装でカラーモジュレーションをしてみて欲しいのです。
RSOを作ったときボックスアートの迷彩塗装を検討しましたが天井を白に近くして下をダークにするのに3色迷彩は難儀だと考えてダークイエローの単色にしました。
いつか迷彩塗装に挑戦してみようと考えています。

投稿: hiranuma | 2017年5月19日 (金) 15時25分

>hiranumaさん

有難うございます。
「2つのモデルを並行生産」と言われましたが、バレンタインはしばらくお休みです。
というか、ここに書いていないだけで、実はしばらく前からAFVクラブのボフォース40mm対空砲にも手を付けていたのですが、これからしばらくは、wz.34装甲車に集中しようと思っています。

作り掛けのまま、ついつい新しいアイテムに目移りしてしまって、結局あっちもこっちも手を付けてどれも完成せ~ん!というのが常だったのですが、一応、SUMICONという「締め切りのある製作」のおかげで、なんとか年に1,2作は完成させられるようになってきました。

もっともwz.34制作中も、興味を惹かれている製品を買ったら、お手付きくらいはしてしまうかもしれません。

カラーモジュレーションを、とのことですが、私、あの塗装法は他の方がやっているのを見る分には「面白いな~」と思うのですが、自分ではあまりやる気が起きません。
「上の方は明るめに、下の方は暗めに」くらいのことは考えたいと思うのですが、1面ごとにトーンを変えるのは、たぶん今後もやらないと思います。

投稿: かば◎ | 2017年5月19日 (金) 21時32分

かば◎さん

なるほどいつものパターンが存在しているのですね。
でも、完成してこそのプラモデルなので遅延はあっても仕上げてあげてください。
人のこと言えるかと言われそうですが、私はずっとほったらかしにしている訳ではありません(?)。
仕上げの最中のM10、継続しているケッテンクラート、作りかけのM3GRANT、仕掛かり途中のM3LEE、検討中のツェンダップR75、謎のAFVスクラッチ という具合です。
1つ1つ作ります。その他のものも作ります、、せめて年に4作くらいは。

投稿: hiranuma | 2017年5月19日 (金) 22時36分

前の記事で触れていた「PIBWL Military Site」見ました。このサイト、楽しいですね。

wz,34の図はこのサイトのものが感覚的にもピンときました。
写真は撮影地点からの視差で周囲に後退する面は小さく見えることを考慮すると
砲塔の底板形状は、やはり正八角形が正解だと思います。
写真でアングル的に砲塔前方が長くみえたりするのもその現象でしょうね。

投稿: hn | 2017年5月20日 (土) 05時49分

>hiranumaさん

今年はとりあえずすでに1つ完成していますが、72ですからね……。

wz.34は10月までに完成メドですが、あと何かできるかな。

>hnさん

正八角形の可能性高し、ですか。
とりあえず「うん、よし、これで大丈夫」と自分に言い聞かせて作業を進めます(笑)。

投稿: かば◎ | 2017年5月20日 (土) 22時09分

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