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春の雑記(2)

●かみさんが今使っている湿布薬は、かみさんがいうには「めんそーれ」がキツイそうだ。……沖縄成分?

20170411_150444 ●我が家のちびの最近の粘土作品。「初音ミクふうの人形」(あくまで「ふう」であって、初音ミクではない、と言い切るところに何か妙なこだわりが)。細かい……。7歳児すげぇな(なんて言っている間に誕生日が来て8歳になった)。

●4月10日、逗子駅前に買い物に行く途中、久木川でカワセミを目撃。

昔(確か20年以上前)に葉山の森戸川上流で初めて見かけ、逗子近辺でも川の上流に行けばカワセミが見られるのか!と大いに感動したのだが、その後、割と最近になって、住宅地からすぐ近くの久木大池公園でも見られるというのを知った。

しかし今回見たのはまるっきり平地の住宅街。こんなところでも見られるものなのか……。

20170410_164414 久木川は、久木の町内はほとんど暗渠になっていて、横須賀線をまたぐ辺りから開渠となる。カワセミを見つけたのは久木川が久木町内を抜けて、逗子市逗子・新宿の境界を流れるところ。最初は、深いコンクリの掘割を上から覗き込んだら、足元を一直線に猛スピードで飛びぬけていく小鳥がいて、飛んでいく先で一瞬きらりと青く光った。流石にその時は、「カワセミ? まさか?」と半信半疑だったが、もう少し下流の川面が開けた場所で再発見。岸から飛び出た小枝に止まり、そこから何度もダイブして魚を獲っていた。

肉眼では青く光る背中も、オレンジがかったお腹も確認できてちょっと感動したが、スマホでは最大に拡大しても「……川の写真だね」程度のものしか撮れなかった。写真ほぼ中央辺り、枝の先で、河岸の石垣下部のコケで色が帯状に変わっている部分に重なっているが……わっかるかなあ?。

Kawasemi 拡大してみたのが次の組写真。カワセミかどうかより、鳥かどうかさえ怪しいレベル。残念。

●4月15日土曜日、赤板先行、でんでん両氏と川崎で飲む。

川崎らしく、タッカルビなど韓国料理のメニューの多い居酒屋で料理をつつきながら焼酎を飲む。赤板は途中から椅子に座ったまま居眠りをしていた(前回飲んだ時も寝ていたような)。「社長業が忙しいから」(でんでん)らしいが、赤いシャツを着て背中を丸めて居眠りをしているとダルマのようだ。

だいぶ飲んで食って、赤板を起こして店を出てから(前回もそうだったが)3人でBOOKOFFに寄ってから帰る。

酔っぱらって東海道線に乗って帰るのはなかなか危険なのだが(大船を乗り越して西に行ってしまう)、今回は大丈夫だった。

Screenshot_20170418144605 ●ポケモンgo、ついに図鑑登録200種を突破。右は201種類目。さすがにこのへんになると野生で新しい種類を捕まえることはほとんどなくなり、もっぱらすでに持っている種類からの進化か卵からの孵化(その後さらに何種か増えて、4月22日現在、204種)。

●20日。午後になって散歩に出掛ける。久木大池から、たぶん10年近くぶりくらいに、十二所果樹園方面への「山なみルート」を歩く。

逗子市久木~池子と鎌倉市十二所の境界の尾根道で、逗子市側は米軍管理地である例の池子弾薬庫跡地(正式な名称は池子住宅地区及び海軍補助施設)なので、久木大池方面から歩くと、道の右側はずっと柵がある。有刺鉄線ではなく、単に鉄線だけで、しかもそれが切れたままのところもあるので、セキュリティ的にはそう厳重ではない。

途中からは、およそ2mほどの高さのコンクリート塀が150mくらいだろうか、尾根上に続いている場所もあるが、旧海軍が作ったものなのか、米軍管理地になってからのものなのか、よくわからない。

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●散歩の途中でアケビの芽を精力的に収穫する。

そろそろ、特に日当たりのいいところに生えているアケビには、アケビコンボウハバチの幼虫が出始めている。春も深いこの時季になると、アケビの芽の収穫はコイツとの食うか食われるかの勝負になる。もちろん、食うのも食われるのもアケビだけれど。

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アケビコンボウハバチもまだ出始めなのでちんまりしたのが「の」の字になっているだけだが、以前に見た記憶からすると最終的には結構でかくなる(4cmくらい?)。ハバチなんてそんなに巨大にはならないと思うのだが、幼虫はなんでデカイんだ……(それを言うなら、スズメガも幼虫のほうがはるかにデカイ場合が多い気がする)。

山道でホウチャクソウも咲き始めた。てっぺんにヤブキリの幼虫が陣取っている。右は草藪で見かけた深い赤色の翅の甲虫。久しぶりのベニカミキリか!?と思ったのだが、どうもちょっと様子が違う。初めて見るアカハネムシという虫の仲間らしい(類似の種類がいくつかある)。残念ながらこのピンボケ1枚だけで逃げられてしまった。

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●21日。鎌倉の二の鳥居脇ですれ違った時に漏れ聞いた、小学校3,4年生くらいの女の子の会話。

「そういうの借りる人って、心情的にわかんない」

いきなり普通の会話に「心情的」なんて単語が入るところにまず驚いたが、そもそも何の話? まさかその歳でサラ金の話じゃないよね……。

●環境省生物多様性センター、「いきものログ」事務局から小さな包み。現在「いきものログ」ではプレゼントキャンペーン中で、その第一期で報告数がランクインしたので、感謝状とエコバッグ、クリアファイル、ふせん紙を頂いた。どうもありがとうございます。

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ちなみにトートバッグはA4が入る程度の大きさなので、買い物にはちょっとツライ感じ。図書館に本を借りに行くとき用?

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コメント

カワセミは、甘えたような鳴き声で存在がわかることが多いですが、とまっていることが多い場所も決まっているので、パターンを覚えれば見つけやすいかもです。
というか、昔はうちの近所にいなかったのに
今は海につきでた防波堤の先で夕日をぼんやり眺めてたりする個体とか普通に目にできるようになりました。
高校生のころ池子の川で生まれてはじめて飛んでいるブルーメタルを見たときは感動しましたが、
最近はイソヒヨドリ並みによく目にするようになって感慨深いです。
ちなみに、光が当たらないと、カワセミって真っ黒なトリです。

投稿: みやまえ | 2017年4月23日 (日) 00時25分

>みやまえさん

カワセミの鳴き声は、意識して聴いたことがないです。
そのうち聞けるといいなあ。

カワセミのブルーメタリックは、カラスアゲハなどと同様に構造色なので、光が当たらないと「色」にならないのですよね。

投稿: かば◎ | 2017年4月23日 (日) 10時40分

カワセミは写真趣味のオッサンに好まれる被写体の1つですが
意外と普通に見られる鳥ですよね。
ウチの近所の池(さいたま市)でも、たまに飛んできます。

そーいや学生時代、真っ赤なカワセミ・アカショウビンを
奄美大島で見た時は結構感動しました。

投稿: めがーぬ | 2017年4月23日 (日) 14時01分

逗子7丁目は仕事で通ったので、久木川のその辺りも歩いたことあります。コンクリ護岸の風情のへったくりもない場所という記憶があるので、カワセミがいるなんて驚き。下流の逗子開成の辺りなら茂みもあって飛んでいても絵になりそうですが。カワセミというと渓流の鳥というイメージだけど、汽水域も生息範囲なんですね。

都内の公園の池でカワセミが飛ぶのを一瞬見たことはありますが、スマホよりも文字の領域に棲む鳥なのだと思いました。

投稿: hn | 2017年4月23日 (日) 16時42分

>めがーぬさん

私も「カワセミは山の中の渓流でしか見られない貴重な鳥!」というイメージでいたのですが、どうもその認識は改めないといけないようですね(^^;)。

アカショウビンという鳥は名前しか知りませんでしたが、検索して写真を見てみると、シルエットはカワセミそのものですね。
奄美大島は父母の郷里なので子供のころから何度か行きましたが、これは見たことがありません(初めて行った時、家の塀をイグアナみたいな緑色のトカゲが歩いていたのには驚きましたが)。

>hnさん

おお? 比較的ご近所にお住まい?

風情もへったくれも、ということでいうと、久木川はこの写真からほんの数メートル上流になると、両岸に通路がかぶさった半暗渠みたいな形になるので、ますます風情がなくなります(^^;)。
もっとも、最初にカワセミを目撃した時は、その半暗渠みたいな中を「ばびゅーん!」という感じで飛んで行ったのですが。

まあ、もともと久木川自体、水はけの悪い土地の改良のために人工的に掘った川だそうなので、あまり風情を期待してもしょうがないのかもしれません。

投稿: かば◎ | 2017年4月25日 (火) 01時09分

>おお? 比較的ご近所にお住まい?
いえ、東京23区在住です。ましてや披露山の住人でもありません。2年前に仕事で半年あまり週一で通っただけですが、この町で暮らすのもありかなとリアルに考えたりもしました。小坪にいく途中の山の中腹から見た海と山に囲まれた逗子の町の風景は今も時々思い出します。

投稿: hn | 2017年4月26日 (水) 21時02分

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