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砂漠の十字軍(7)

週末模型親父さんのところの「デザート・コン」参加作、エアフィックス製1:76(公称)のクルセーダー(Airfix "CRUSADER TANK MkII or MkIII")製作記。

●やり残していたいくつかの細部工作を追加して、ひとまず組立終了。現時点での全体写真を撮った。

20170122_014224 20170122_014241 20170122_014258 20170122_014321 20170122_014359 20170122_014421

●前回最後の写真に比べての進捗箇所は、

20170121_192446 ▼砲塔のオデコ部分に指揮官用アンテナ、ではなくて直接照準用のツノをエッチングの切れ端で作って追加。ちゃんと穴を開けて根元を植えたので丈夫。尖っているので、不用意に握ると刺さるかも〈先端は心持ちヤスって丸めたが)。

この照準棒は1本タイプと「山」字状になった3本タイプとがあるようで、後者のほうが後期のタイプであるらしい。基部の工作が面倒だったので前者を選択。

▼エアフィルター側面下部にあるカバー(?)を追加。C字吸気口下の砂受け引き出し(?)の取っ手は小さすぎて作れる気がしなかったので現時点ではスルーの方針。

▼右後部フェンダー内側(エンジンルームの間で谷間になった部分)に何かの基部(フェンダー支持架にしてはガッチリし過ぎているような?)を追加。

●しばらくはこのままで、気になる部分が出てきたら追加工作をして塗装に入る予定。

20170123_010141 ●追記。上に書いたエアフィルターの引き出しの取っ手、結局エナメル線で作って取り付けた。

ややオーバースケールだし、形も少々歪んでいるが、まあ、ないよりはマシ?くらいの感じ。

●追記2。工作で手を付けなかったこと。外形的に気になっていることなど。

▼長過ぎる車体長に関しては、後部フェンダーを切り詰めるだけで多少は印象が良くなるため、そこだけは工作したが、ほか、基本形状に関する誤りは放置した。

ただし、エンジンデッキ前半の通気口カバーが細長過ぎるのはどうにも気になってきて、もう一度もぎ取って幅を増やそうかという誘惑にちょっと駆られる。もっとも、これが細長いのは、エンジンルームそれ自体が細長く、戦闘室が寸詰まりであることが原因。とりあえずカバーの増幅は可能だが、長さは(さすがに戦闘室の延長までする気はないので)どうしようもなく、それが再工作を思いとどまっている要因。

▼ぱっと見の印象がとても良い砲塔だが、頸部の形状はだいぶ間違っている。戦闘室上面に丸く出っ張りが設けられているために、水平方向から見るとやや砲塔が浮き上がっているのが、この部分に関しては個人的には最も気に掛かる。

しかし、前述のように戦闘室上面の前後長が寸詰まりであることなど、そもそも基本形状が誤っているせいで、もしも上面の突起を削り取ると、砲塔角が周囲に干渉しまくる。これを解決するには、上面レイアウトの大幅な改造が必要になる。……いやいや。さすがにそれはちょっと。

▼予備履帯ラックは枠だけ作ってロッドは付けていない。SUMICON掲示板で、めがーぬさんから「イタレリ35でも再現されていないんだし」というような感想を頂いて、「それならここまででもいいかな」と思ったのだが、ガルパン(映画版)のクルセーダーでロッドが描かれているのに気付き、「ガルパンにディテールで負けてる!?」と気になり始め、追加工作するか悩み中。

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