長野行き
●所用あり、11月30日、12月1日と2日連続で長野県往復。
1日目は飯田、2日目は佐久平。片や新宿から高速バスで中央道、片や東京駅から北陸新幹線。出発する方向からしてだいぶ違うところに、「長野県でけぇ」と思う。
●1日目、飯田。2年ほど前に伊那谷を転々と南下する仕事があり、その最南端が飯田市の元善光寺だったので、ほんの少し馴染みがある(その時には別に飯田市内をうろついたりはしなかったが)。12時半にJR飯田駅前で待ち合わせのために夜明けに家を出る。バスの乗車時間4時間少々。遠いよお。
仕事が終わって帰りのバスまで間があったので、NHKの人形劇で有名な川本喜八郎の人形美術館(が、市内にあるのだ)を見に行こうと思ったら水曜休館だった。げしょ。
鄙びた駅のお約束的建造物、古レール柱の跨線橋。
駅前の彫像、りんごを持つ少女。市街中心にりんご並木がある。
マンホールのフタもりんご(大中)。仕事に行った先で、りんご並木で収穫したりんごで作ったジャムを貰った。
なにを以て日本一なのかよくわからないが、妙に迫力のある店。
●2日目、佐久平。新幹線の佐久平駅前で12時待ち合わせだったが、家を8時ちょっと前に出て11時過ぎ着。前日に比べると楽々。
行きは東京駅の駅弁屋「祭」で「ひっぱりだこ飯」を買って車内で食べた。タコが柔らかく美味。いやまあ、北陸新幹線で長野に行くのに明石の弁当ってのも変ですが。
ちなみに新幹線の佐久平駅は橋上の改札を出て北側が浅間口、南側が蓼科口。北に浅間山、南に蓼科山があるからだが、それぞれまでの距離を考えると、逗子駅に「横浜口」と「江の島口」を設けるくらいのスケール感。
仕事が終わって、当たり前なら新幹線で真っ直ぐ東京まで戻るところ、在来交通機関を乗り継いで帰ってみようか、などとよからぬことを考えてみる。長野新幹線開通時に碓氷峠を越える信越本線は廃止になってしまっており、横川駅にたどり着くには軽井沢からバスに乗る必要がある。そんなわけで、小海線としなの鉄道線を乗り継いで軽井沢へ。
佐久平で小海線を待つ間に、仕事終わりの一杯。今年限定の味である由。独特の風味。アルコール度7%とちょっとキツめ。
小海線は単線ディーゼル。佐久平駅は新幹線をまたいで高架。
軽井沢にたどり着いてみたら、横川行きのバスまで1時間半も間があり、面倒になって高崎まで新幹線に乗ってしまう。横川で峠の釜めしを食おうと思ったのに!(もちろん、わざわざ横川に行かなくても軽井沢駅でも、東京駅の「祭」でも売っている)
代わりに、軽井沢駅は「駅そば発祥の地」と書いてあったのでそば(山菜そば)を食う。もっとも確証のある話ではなくて、他にも駅そば発祥の地と称する駅はいくつかあるそうだ。ちなみにここの駅そばは、峠の釜めしの「おぎのや」運営だった。
●これから2カ月くらいの間に、もう2度ほど長野に行く予定。
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コメント
これから寒くなるってぇのに寒いところへまぁ。風邪などひかぬように、体調管理に気をつけて。
投稿: はほ/~ | 2016年12月 3日 (土) 16時57分
次に行くときにはどうだかわかりませんが、とりあえず、今回は2日とも妙に暖かく、上着がデッドウェイトになりました。
現地の会社の人に聞いたら、北信は結構寒いそうですが。
投稿: かば◎ | 2016年12月 4日 (日) 15時03分