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2016年11月

島バナナ

●11月後半。再び川崎駅前で赤板先行氏、田一田氏と酒を飲んだり(19日)、いきなり天気予報の予想通り(予報通りで「いきなり」というのもおかしいが)11月なのに雪が積もってたまげたり(24日)する。なんて大雑把な日々。

ちなみにあかでん両氏との飲み会では、先日のように記憶をなくすまで飲むことなく、きちんと(京急に乗って)帰った。あかばん氏は途中から居眠りしていて、置物のダルマのようになっていた(体型的にも)。

Cimg1838m ●25~26日、川崎の実家に行って一泊。いろいろ食糧を貰って帰るなかに、島バナナあり。徳之島の親戚から、叔母経由で貰ったものであるそうな。

普通にそのへんで売っている輸入物のバナナに比べて、小さくて皮が薄い。味は「あ、普通のバナナとちょっと違う」と思うくらいには濃くて甘い。もっとも、子供の頃に(父母の郷里の)奄美大島で見たり、送ってきたりした島バナナはこれよりもっと小さかった(下手をすると10センチくらいしかなかったりする)ので、これは適当に庭でできたものではなくて、ちゃんと農家の人が作ったものかもしれない(子供の頃に時々食べた島バナナも、取り立てて美味しいものだったという記憶もない)。

奄美大島(の、そのまた田舎の、父母の郷里の小さな集落)では、昔は家の庭に普通にバナナやパパイアが生えていたものだが(祖父の家にもあった)、聞くところによると、虫が湧くとか(特にパパイア?)世話が面倒だとかで、今はほとんど切られてしまったそうだ。もったいないが、田舎ってのは日本全国そんなものだ。じーちゃんばーちゃんばっかりだし。

●先日買ってきたMasterClubのボルト(正確にはワッシャー付きナット)を、S-MODEL 1:35のウルススA型トラックのホイールに植える。

Cimg1835m 元々のキットのモールドは半分がた気泡で潰れていることとも相まって、「ボルトだかリベットだか判りゃしない」状態であるため、モールドの位置に穴を開けて植え替えた。

本来なら、綺麗に等間隔に8つ並ぶよう、治具を作って穴を開けるべきなのだが、そもそもパーツ自体、外形もナットを植えるべきドーナツ型の凸部もきちんと丸くないという大らかなキットなので、治具を作っても結局相対的には位置がずれてしまうこと必定。結局、適当に目分量で作業する。案の定、微妙に不揃いになったが、そもそも全体もそんな感じなので、この程度で良しとする。我ながらいい加減。

●水没させてしまった携帯電話は、ディスプレイユニットとキーボードユニットが分離するという意味不明の機能を持つガラケーだが、とりあえず使用できている(本体に相当する)ディスプレイユニットもいつ使えなくなるか判ったものではないので、ついにスマートフォンに乗り換えることにする。

現在のキャリアはdocomo。調べてみると、契約時期の問題で、今他社に乗り換えると9500円だかの違約金を取られることが判明。まずは違約金無しのdocomoでの更新を考えて、鎌倉のショップに相談に行く。なんだか、今ガラケーからスマホに乗り換えると「はじめてスマホ割」とかでだいぶ安くなりそうなことをCMでも言ってるし。

……ところが、キャンペーンの広告では「毎月の基本使用料が半額以下!1980円から」なんて大々的に謳っていながら(もちろん、あれこれの条件が付いてその値段なんだということは判るのだが)、「お客様の場合は……このプランとこのプランを組み合わせて、『はじめてスマホ割』で**円差し引いて、毎月これくらいになりますね」と提示された金額は毎月6000円弱。誇大広告も甚だしい!

さすがにこれなら違約金を払っても他社に乗り換えたほうが安くつくので、すでにケーブルTVを利用しているJ:COMに申し込む。昨日(28日月曜日)に営業担当者が説明に来たが、前身会社時代の契約のままになっているケーブルTVに加えてネットだのなんだの、すべてひっくるめるとだいぶ割引になるとのことで(セールストークに乗せられたのもあるが)、だいぶ大事に。

説明だの契約だのに半日掛かり。さらに来週、実際の機器の交換だの設定だのでまた半日だそうな。

●明日(30日)は長野の飯田に日帰り仕事。

NAVITIMEさんに訊ねたら、「名古屋まで新幹線に乗って、バスに乗り換えろ」という、「ええええええ?」と思う検索結果が出た。流石にそんな行き方ではなく、新宿から高速バスに乗ることにして予約も取ってあるのだが、名古屋経由のほうが所要時間は1時間ほど短いらしい(その代わり交通費は倍くらい掛かる)。ちなみに新宿経由での逗子→飯田の所要時間は約5時間半。遠い……。

まだ本決まりではないが翌1日には同じく長野の佐久。仕事先の人に「泊まりますか?」と言われたのだが、飯田から佐久平までも5時間前後かかるらしいし、すでに帰路のバスも予約してあるので、律儀に2往復しようと思う。やれやれ。

 

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MiniartのT-34用の履帯を買う

●ここ数カ月バタバタしていた、毎年恒例の「季節仕事」がようやく終了。15日、最後のチェック&資料受け渡し等で神保町S社へ行く。

行きに東西線の竹橋駅で降りたのだが、電車の中で本を読んでいて、眼鏡をかけたまま電車を降りて歩いていたら(おそらく目測を誤って)階段の最下段に足を引っ掛けて大コケした。階段の角に頭をぶつけて、「やばい、これはもしかしたら大出血かもしれん」と思ったほどだったが、幸い出血も打ち身もなかった(が、通行人に心配されるほどの無様なコケ方だった)。むう。ナサケナイ。

●17日。新しい仕事の打ち合わせで市ヶ谷のC社。久しぶりに行ってみたら、いつの間にかビルの同じフロアの中で反対側に引っ越していて、一瞬、エレベーターで降りる階を間違えたかと、引き返しそうになった。

打ち合わせした仕事に関しては、これから年末年始にかけて、長野県内に数回出張に行くことになる。寒いかな?

●市ヶ谷まで行ったついでに、久しぶりに四谷仙波堂に行く。

MiniartのT-34用の履帯(#35207)と、MasterClubの六角ナット1種を購入。ご主人と何だかいろいろ長話。ドイツ戦車の内部色について、エンジンコンパートメントなどの一部には耐熱塗料(というか耐熱コーティング?)の青黒い色が塗られていた可能性があるそうだ、などなど。戦車の内部はまず作らないし、それもドイツ戦車となるとますます機会はなさそうだが興味深い。

●MasterClubの六角ナットは、ワッシャー付きで対面幅が0.7mmのもの。本当はワッシャー無しのものが欲しかったのだが在庫がなかった。

Cimg1832s 気泡で潰れてしまっているURSUS A型トラックのホイール表面ナットの代替用で、実物でどのような形状のものが使われているかわからないのと、この大きさだとワッシャー無しでもワッシャー付きでもパッと見で大した差はないので適当な選択。大きさも「まあ、この辺でいいや」的ないい加減なもの。

なお、家に帰ってよく見てみたら、1本だけ、対面幅が1.5mmくらいある大きな「ワッシャー付きボルト」が1本混入していた(写真ほぼ中央)。シラスを食べていてミニタコが混じっているのを発見した気分。

そのうちどこかに使ってやりたいが、この大きさのボルトを1本だけ使う用事なんて出てくるかなあ。ミニスケールのトラックのラジエーターキャップとか?

●MiniartのT-34用の履帯は、同社SUシリーズからの別売品。#35207はたぶんインテリア付きSU-85に入っていたもので、センターガイドがないほうのリンクの縦リブが少ないタイプ。SU-122(初期型)に入っていた2分割タイプも別売されている(#35216)。T-34用の別売履帯はこれまでも各社各様、いろいろ出ているが、このタイプのインジェクション可動式は初めてではないかと思う。薄く解像度高く仕上がっていて、鋳造刻印なども入っている一方で、値段が安い(仙波堂で1600円+税)のも有り難い。

500mmワッフルタイプの履帯のバリエーションで、(SUのキットに付属していることからも判るように)SU系によく見られるので、ウラル重機械製作工場(ウラルマシ)の系列工場で作られていたのではないかと思う。

過去、マケットでクラスナエ・ソルモヴォ工場製T-34-85がキット化された時に付属していたのが確かこのタイプで、その後履帯だけで別売されたこともある(今でもアランゲルとかMSDとかで出ているかも)。ただし、マケットの履帯はリブ彫刻が均一で前後方向の別がなかったような覚えがある。

私が買ったSU-122初期型には前述のように2分割タイプ履帯が入っているので、2タイプの履帯のどちらかをSU-122に使い、残ったほうをいつか「フォルモチカ」砲塔の1942/1943年型に使いたいなあ、と思う(私の製作ペースからすると遠大すぎる計画)。

Cimg1823s ●我が家の前の坂道途中に生えている椎の木(スダジイ)は、昨年はたくさんどんぐりを付けたのに今年はさっぱり。結局、10個程度しか食べられなかった。

前にも書いたような気がするが、今年の春はほとんど花も付けなかったので、(1年越しで結実するので)来年もあまり実は付けないかもしれない。

テレビでちらりと見たが、今年は全国的にどんぐりが不作で、そのために熊害が多いそうだ。我が家の前の椎の木が不作なのも全国的なドングリ不作の波の一環なのか?

Cimg1815s Cimg1806s ●散歩中の写真。

1枚目は大切岸から見下ろした逗子市街。こうしてみると、逗子ってやっぱり田舎の街だなあ、と思う。

2枚目はハイランド端の公園から見た富士山。秋から冬にかけ、夕焼けにくっきり浮かぶ姿は確かに綺麗だが、それよりちょっと早めの時刻、おぼろげな姿もちょっと日本画風で素敵。ともに11月5日。

●前記11月5日の散歩で、(鎌倉市内の)浄明寺の谷戸でトリカブトが咲いているのを見て、逗子でも咲いているかなと思ったのだが、案の定。

もっとも毎年咲いているこの斜面は、今年はちょっと草刈りされてしまったので花は少な目。

Cimg1826s Cimg1831s

猛毒だが色は美しいし形も面白い(実物はもう少し紫な気がするが、写真だとちょっと青が強くなってしまっている)。12日撮影。

●9月末に逗子マリーナ脇の小坪海岸トンネルの鎌倉側出口脇でがけ崩れがあり、全面通行止めになっていたのだが、18日夕、ようやく復旧した(なお一部規制あり)。

博多の陥没が1週間で復旧してスゴイと話題になっていたが、逗子じゃあこんなもんだわなあ。

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大村用オチキス

●絶対完成させる!と公言していたのに、10月に入って仕事が切羽詰まって来てほとんど作業を進めることができず、結局、週末模型親父さんのところのSUMICON2016はリタイアしてしまった。

むう……また口だけモデラーに逆戻りだ。

もっとも、これまではリタイアしてしまうと、その作品自体もそのまま放置してしまうのが常だったのだが、今回のT-34は東京AFVの会目指して完成させるつもり。

そんなわけで、仕事もようやく山を越えた感じなので、塗装を再開した。

若干(いまさら)手を入れた箇所などもあるのだが、それはまた今度。

●D.トランプが大統領選を制したそうだ。いいのかそれでアメリカ人。まあ、日本だって安倍だしなあ。

なお、私も制作に関わっている、宝島社から5月に出したトランプ語録&解説本は「あんまり売れてないんですよ」だそうだが、これを機会に売れ出したりするんだろうか。

●ほとんどずっと家に閉じこもって仕事をしていて、先月末からまた限定公開が始まった、まんだら堂やぐら群に2度ほど行った程度。散歩途中のアレコレに関してはまた改めて。

もっとも、このところの季節労働はようやく最後のまとめ作業的なフェイズに入ったので、資料やら何やらの受け渡しがあり、若干神保町通いが増えそう。実際、7日、8日と神保町に行った。7日は帰りに秋葉原に寄ったら、YS店内で、珍しいことに桜樹ルイ16世君に会った。

8日は仕事というよりは飲み会。新天地を求めてベトナムに引っ越して仕事をしているM志氏が年に一度の帰郷してきたため。

●先月、水没させてしまった携帯電話は、オートフォーカスが効かなくなってカメラが使えなくなった……だけで済んだかと思ったのだが、やはりそう都合よくはいかないもので、7日、外出途中で急にキーボタンが効かなくなった。その晩一時的に復旧したが、また使えなくなって、さらに7日、キーボードユニット全体が使えなくなってしまった(一度リセットしたら何とかなるのではと思ってバッテリーを外したら、それっきり電源をいれられなくなってしまった)。

早急に買い換えないといかんなあ。

以上、駆け足近況。

●web上でフランス戦車に関して調べたいと思ったら、まず訪ねるべきは「char-francais.net」だろうと思う。

そんなchar-francois.netを見ていて気になったのが、このオチキスの写真。添え書きに従えば、第14BCC所属車である由。

ブロンコのキット(#35019 FRENCH HOTCHKISS LIGH TANK H38/39)のデカールの一つに選ばれているのもこれだと思うのだが(車輌番号は入っていないが)、本来は小隊を示すトランプの4つのスーツがすべて描かれていることから中隊長車だと思われる。それはそれとして、問題は車体左肩の部分。

ちょっとトリミングしてみたのが下写真(char-francais.netより引用・加工、マル印はこちらで付けたもの)。

40486s

最初は「何か人型の模様?」とも思ったのだが、改めて見直すと、漢字で「大村用」と書いてあるようにも見える。1940年のフランス戦線に大村が!?(誰だよ)

ハッピー・タイガー」に続いて(というにはだいぶ間が開いているが)、「大村用オチキス」がブレイクか? いずれは「シャア専用ザク」と並び称される存在に?

もっとも、若干ボケているので「どう見ても『大村用』だ!」というわけではなく、例えば「大林風」と読めなくもない。……石段から転がり落ちるとルノーR35と入れ替わっちゃうとか?

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