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2016年9月

アララギ派

●25日、元帝国陸軍中尉殿(親父)の七回忌で川崎の実家に行く。といっても、別に何か法事らしいことをしたわけでもなく、兄と下の甥っ子、我が家の一同が川崎の家に集まって皆で昼飯(鶏飯)を食い、その後に墓参りに行って終わり。

F1011282 F1011277 ●川崎の実家の庭にいたカナヘビの子供。眼がくりっとしてかわいい。

●小説投稿サイト「小説家になろう!」の投稿小説を、最近よく読む。ライトノベルの登竜門のようなサイトで、玉石混交ながら、肩が凝らずに結構楽しめるものがある。何か面白い設定があると遠慮なしに類似品が出てくるらしく、同工異曲の作品が山ほどあったりして、そんな無法地帯ぶりも(野次馬的には)興味深かったりする。

書き手の平均年齢も若いので、文章の中に「ら抜き」言葉も平気で出てきたりする。それとは別だが、最近、複数の作品で目にしてちょっと気になったのが「荒げる(あらげる)」。本来は「荒らげる(あららげる)」だったのが、「あらげる」と誤読され、そこからずるずると表記からも「ら」が落ちてしまった、という変化を辿っている。

昔は私もあやふやだったものの、一応辞書等で確認して「荒らげる」が正と知って以来はそう使うようにしているが(といっても滅多に使わない言葉だが)、先ほど変換してみて知ったが、IMEも「あらげる」で普通に変換する。もう「荒げる」で市民権を得てしまったんだろうか……。

●京都学園大学のマスコットキャラクター「太秦その」と京都市交通局の「太秦萌」は従姉妹同士だそうだが、高校生の太秦萌よりも大学生の太秦そののほうが年下に見えるのはいかがなものか。

仕事上の理由であちこちの大学のサイトをしばしば覗きに行くため、「太秦その」ちゃんは登場当時から知っていて、「いやいやくらなんでも大学が公式に萌えキャラはどうなのよ?」と思ったのは確かだが、その辺は、「京都は高校生も大学生も髪をメッシュに染めるのが公式にOKですか?」とかも含めて、この際置いておく。

ちなみにキャラクターの歴史的には京都市交通局の太秦萌のほうが古いのだが、「初期型太秦萌」は名前に反して神戸新聞の「いまいち萌えない娘」ちゃんにテイストが近い。

Img_20160905_0003cut ●(T-34は完成していないのに)ちまちまウルススA型トラックもいじっていたりするのだが、大きな疑問点発生。

キットの説明書では、右図のように、足元にシフトレバーとサイドブレーキ?を取り付けるように指示されている(ちなみにレバー、ペダル類はレジンパーツ)。

F1011317 この取り付け位置をパーツ上で見ると、左写真のように床に四角く筋彫りされているのだが、これだと、右足とフットペダルの間をレバーが邪魔している格好になってしまう。もちろんペダルが全体的に中央に寄っているのかもしれないが。さすがにレバーが両足の間にあるような配置にはしないだろうしなあ。

ちなみに座席は私が新造したものなので、運転席と助手席の間の筋彫りは、この位置が正しいかどうかは判らない(一応、キットのパーツを参考にしているが、比率は適当)。

そもそもこの位置にレバーがあった場合、ドアを開けていきなり中央にレバーが立っているわけで、乗降に邪魔で仕方ないと思う。こんな配置の自動車があるのだろうか。トランスミッションは中央にあるのだから、レバーも中央寄りにあるほうが素直なんじゃなかろうか。考えてみると、ポーランド車なのに右ハンドルというのも不思議(元がイタリア車なので右ハンドルでOK?)。

なにしろ実車写真が乏しいので、結局はだいぶ想像交じりで誤魔化すしかないと思うが、なんだかんだ悩み中(ちなみに以前作ったカーゴトラック型は、素直にキットの指示通りにしてあるようだ)。

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あかでん

●しばらく前に、かつての「nifty-serve模型フォーラム」の模型仲間である赤板先行(HN)氏から(およそ10年ぶりくらいに)電話が掛かってきた。その時も、やはり昔からの模型仲間である田一田(HN)氏と2人で飲んでいて、私の名前が話に出たとかで、いきなり思い立って電話してきたらしい。

そんなこんなで「久しぶりに飲もうよ」という話になり、10日土曜日、川崎で3人で飲む。川崎駅で降りること自体がものすごく久しぶり。

それほどモデラーらしい話はしなかったものの(でんでん氏は最近はほとんど模型を作らずもっぱらイラストを描いているそうだ)いろいろ積もる話をしつつ、ホルモンやらタッカルビやらつついて焼酎を痛飲。

ところで、(後になって)あかばん氏に聞いたところによれば、この日、上記の「ホルモンやらタッカルビやら」の店を出た後に一度ブックオフに立ち寄り、さらにもう一軒、魚の店に行って飲んだということなのだが、私にはその記憶がまったくない。やべえ!

F1010993 最後に、川崎駅まで両氏に見送られたのは覚えているが、東海道線で乗り越して、気が付いたら藤沢だった(そこから先はちゃんと覚えている)。なぜか、駅前のコンビニで買って食べた「あずきバー」の写真を撮ってあった。激しく謎。

すっぱり帰るのを諦めて、駅前のネカフェで居眠りしたりマンガを読んだりして朝まで(ものすごく昔に、やはり乗り越して過ごしたことがあるネカフェで、当時の会員券がちゃんと使えた)。

●13日火曜日。家庭用のプリンターでいちいち印刷していては面倒でしょうがないので、神保町の事務所にまとめて提出用資料をプリントアウトしに行く。

事務所に出る前に秋葉原に寄り道。VOLKS、YSとハシゴ。YSでまたme20さんの作品を眺めて「やっぱりこんな風には塗れない……」と、ちょっとメゲたりする(今月、来月中にT-34を塗らないといけないし)。

F1010988 AFVキットパーツばら売りコーナーでドラゴン/サイバーのT-34のパーツがほぼ一式売られていたので(43年型・フォルモチカ由来のパーツであるらしい)いくつか購入。

エンジンルームのハッチパーツが(わずかの調整のみで)使える(おそらく最新版の)車体上部、初期型用サスアームが買えたのは嬉しい。なお、以前にレビューしたように、このバージョンの車体上部にのみ、上面のラジエーターグリル前方に筋彫りが入っている。このナナメ部分は、確かに1942年型では別体になっているようなのだが、1940年型では一体らしい(『グランドパワー』1995年6月号p84下写真)。何しろ上面であるうえ砲塔後部バッスルに隠れる部分でもあるので、どこ工場のいつ生産型なら分割線があるのか/ないのかがどうもよく判らない。

ほか、せっかくなのでSTZにワイヤーロープを載せようかと思い、0.8mm径のステンレスワイヤーを購入(写真左上)。川崎の模型店、フラグシップが卸しているもの。

あかばん、でんでんと飲んだ時に、「フラグシまだあるの?」と聞いたら「いや、とっくに無くなったよ」と言っていたのだが、引っ越しただけじゃないか! いい加減ぢゃのう(笑)。

F1010990 ●昨年は大量に実がなって楽しませてくれた近所のシイ(スダジイ)の木。今年は、春にあまり花を付けなかったのでダメかと思っていたのだが、通りすがりにふと、葉陰にそれなりに(去年ほどではないが)実を付けているのに気付いた。

殻斗(かくと=外側の殻、普通のどんぐりの帽子に相当)が割れたら収穫できる。楽しみ。

9/20追記。その後、春に大量に花を付けていた名越の山道のスダジイを見に行ったら、そちらは全然実がなっていないかった。調べてみると、スダジイは、春に咲いた花がその年に結実するのではなく、翌年秋に実になるのだそうだ。ということは、近所のシイの木は来年はほとんど実がならず、山道のシイの木は来年は期待できるということなのだろうか)

F1011144 ●近所のタブノキ(たぶん)の若木の葉に、右のようなイモムシが付いていた(視認できただけで3匹)。

逆円錐形というか、偏った紡錘形というか、特徴のある体型はアオスジアゲハの幼虫にそっくりだが、こんなダース・モールのような角付きのものは初めて見るし、そもそもアオスジアゲハの幼虫ならクスノキにいるはずだろう……。

と思ったのだが、帰宅して調べてみると、アオスジアゲハの幼虫は、終齢より前にはこんなふうに、明色の模様もなく角付きなのだそうだ。知らんかった……。ついでに言うと、タブノキもクスノキ科でアオスジアゲハの食樹だった。

それにしても、背筋運動をしているかのように体の前側を浮かせて固まっているのは、何の意味があるのだろう(アカボシゴマダラの幼虫も、以前にこんな格好をしているのを見たことがあるが)。

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ウルスス

F1010952 ●昨日、「飛行機のバキュームフォーム・キットを作りたいと思ったものの、メゲてしまって、取り組むのはまた次の機会に……」というグダグダな話をしたが、諦め悪く、今度はこんなものを引っ張り出してきた。

先日やはりme20さんとの間で話題に上った、ポーランドのS model製1:35、ウルススA型トラックのTK運搬型(Ursus A truck TKS Tank Transporter)。「仕事が立て込んでるという話はどうしたんだ!」というツッコミは無しの方向で……。

箱の左下にあるように、陸物キットとしては珍しいバキュームフォーム+レジンの混合キット(基本パーツがバキュームで、車輪その他バキュームに適さないものはレ ジン)。

ursus02 同社製初期の、やはり同様の構成のポルスキ・フィアット508シリーズは、挑戦しては挫折を繰り返しているのだが、ウルスス・トラックのほうは、昔、カーゴ・トラック型を完成させたので、とりあえずそこそこマトモに形になるのは立証済み。ちなみに、昔の「河馬之巣」のコンテンツをひっく り返してみたら、カーゴ・トラック型は2001年の合同展に出品していた。大昔ぢゃのう。

なお、S modelというメーカー自体は、検索するとサイトがヒットするので、今でも存続しているらしい。ただし、その後のキットは完全なレジン製に移行、さらにこのウルスス・トラック含め、初期のバキュームフォームの車輌シリーズも全レジンキットでリニューアルされているようだ。また、ARMO-JadarからもウルススA型のレジンキットは数種出ている。

●実車とメーカーについて少し。

ウルススはロシア帝国支配時代のワルシャワで1893年に設立された機械メーカーで、その後トラックの生産を開始する。しかし戦間期、世界恐慌のあおりを食らって経営不振に陥り、1930年には国有化され、国営技術工廠(PZInż=Państwowe Zakłady Inżynieryjne)の一部門となった。

wikipedia(英語版およびポーランド語版)によれば、ウルススA型トラックは、基本、イタリア製のSPA 25Cトラックのライセンス生産型。ポーランド型はオリジナルのSPA 25に若干の改設計が施されており、ペイロードも2tから2.5tに増やされているという。もっとも、同じwikipediaの解説でも、もともとのSPA 25トラックのペイロードを1.5tと書いてある部分もあって、若干あやふや。ただし、このキットのタイプで載せているTK豆戦車の重量が2.5t前後あるから、最終的にペイロードが2.5tクラスになっているのは確かなようだ。1928年から1931年までに各型合わせ884輌(民間用が509輌、軍用が375輌)生産されたらしい。

というわけで、1939年戦役当時は、ポーランド軍の軍用トラックとしてはいささか旧式で、主力は後継のポルスキ・フィアット621に代わっている。

ウルススの工場は戦後復活し、戦前型ランツ・ブルドッグのコピーを皮切りにトラクターの生産を開始。現在でもトラクターのメーカーとして活動している。会社のサイトはこちら。ちなみにウルスス(Ursus)という名はラテン語でクマの意味で、クマ属の学名でもある(me20さんのところのコメント欄で「ポーランド語でクマ」と書いてしまった。間違いでした、どうもすみません>me20さん)。

ちなみにポーランド語のクマはmiś(ミシュ)。双発爆撃機PZL P-37ウォシュの発展形の名前がミシュだった気がする。「飛行機の名前にクマはないだろう!」と思わないでもないが、他も「ウォシュ=ヘラジカ」とか「カラシュ=フナ」とか「スム=ナマズ」とかなので、要するにポーランド人の感性では違和感はないのだろう、で済ますしかない。

ウルススのロゴマークは、戦前のものは下の説明図にある、歯車の中に「U、R、S」を組み合わせたものだが、現在のものはてっぺんにクマの頭が付いている。

F1010950 ●これまでも時々引っ張り出してはいじっていたので、バキュームの部品はだいたい切り出してあり、半ば組み立ててある。というわけで、箱の中身はご覧のようにジャンクヤード状態。

基本、全体が曲面で出来ていて、表面も平滑度が高い飛行機に比べて、平面の組み合わせが多く形状も入り組んでいる陸物キットには、あまりバキュームフォームという手法は適さない。しかしこのキットの場合、キャビンは素直に各面貼り合わせの箱組だし、車輪やサスなどはレジン。フェンダーなどはバキュームの薄さがかえってメリットになる部分なので、(ソフトスキンだからという部分は大きいが)割と適材適所のキットといえる。

Img_20160905_0003 Img_20160905_0002 レジンパーツは基本、大きな湯口はない“もなか”タイプ。大きな欠けや気泡は入っておらず、あまり変形はないという点ではマトモだが、タイヤのトレッドパターンなどはいまいち。

説明書は、右のようにざっくりしたものだが、15~20年前のガレージキットとしてはむしろ親切な方かもしれない。

F1010955 F1010953 ●一応、シャーシの基本形はもう組んである。恐ろしいことにシャーシのメインフレームはバキュームフォームでフニャフニャなのだが、きちんとハシゴに組んで、さらに荷台で補強すると形が決まる。

むしろ、柔らかくても弾性があり、ほとんど変形を気にしなくていいぶん、レジンよりも適していると言えるかもしれない。

キャビンは前述のように箱組。説明書にも描かれているように、もともとキットは内外2枚合わせで組むようになっているのだが、そうすると壁がかなり厚くなってしまうため、内側パーツはあっさり一式省略した。じつは内側パーツを省略してもなお、シート土台パーツ(レジン)は幅が収まらず、シートともどもプラバンで自作した。

これまでも時々思い出したようにちまちま工作していたのだが、今回はボンネット周りを工作。側面のルーバーは不揃いなのだが、面倒くさいので放置の方針。とりあえず、キャビン側とラジエーターとのフィッティングを調整中。

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ぐーつればーヴるすと

●先日、川崎の実家から、兄弟分のドイツ人Pが持ってきたという缶詰をひとつ、貰って帰ってきた(母が「何の缶詰だか判らないしどうやって食べたらいいのかもわからない」と言うので)。

写真を撮り忘れたが、その缶詰は、こういうもの

ラベルには「Bio-Gutsleberwurst」と書いてある。とりあえず「Wurst」はソーセージの意味だし、ブタの絵も描いてあるので、ソーセージの缶詰だろうと判断。国産のウインナーソーセージの缶詰のように、缶の高さに合わせて切りそろえたソーセージが縦に何本も詰まっているんだろうと思ったのだが……。

日曜の夕食時、「茹でようか、それとも軽く焼こうか」などと言いながら缶を開けてみたら、パテ状態のものがぎっしり詰まっていた(もちろん料理のパテであって充填・造形材のパテではない)。

さすがにご飯のおかずにはなりそうになく、(パンの買い置きもなかったので)近くの7-11でパンを買って来て、塗りたくって食べてみる。シンプルに塩味で、こってり豚肉の旨み。改めて調べてみると、「Leberwurst」でレバーソーセージ(というよりレバーペースト)の意である由。ただし、一般的なイメージのレバーペーストと違い、ドイツのLeberwurstはレバーは風味づけ程度(10~20%)で、あとは普通の豚肉であるらしい。

なかなか美味でちょっと癖になりそう。P、また持ってこないかな。

●仕事が立て込んできたこともあって、T-34の製作はやや停滞中。

●そんな一方で、me20さんのシャロン装甲車にアテられて、むくむくと「バキュームフォーム・キットをいじりたい」熱上昇中(シャロン装甲車のキットは基本的にレジンキットなのだが、一部にバキュームフォームのパーツが入っている)。

もちろん、バキュームフォームキットといえば主流は飛行機キットで、「久々に飛行機をいじってみたい」熱も少々。

もっともレジン(無発泡ウレタン)による原型複製が一般的になり、一方では、一昔前には考えられなかったようなマイナーなアイテムも次々にインジェクション・キット化される今日、バキュームフォーム・キットというのはほぼ過去の遺物になっている。

我が家には、昔買ったバキュームフォームキットのストックがだいぶある。さすがに、「昔はこんなキットがあったんだなあ」と眺める以外に使い道のないキットも多いが、それなりに今でも通用しそうなもの(他に同スケールのまともなキットがない、現在でもそこそこ見られるレベルのディテールがある、など)もある。

過去、当「かばぶ」でも紹介したのは、

などで、このへんが「とりあえず今でもまだ存在価値がありそう」なキットということになる。

この中から、「ちょっと削ってみようかな……」なんて余計なことを考えて、USKのフォッカーT-Vを掘り出してきたのだが、チェコ製バキュームによくある欠点で、透明部品が黄変していて、なんとなく気持ちが萎えてそのまままた仕舞い込んでしまった。

……フォッカーT-Vになるかどうかはその時の気分次第だが、そのうち飛行機のバキューム・キットに再挑戦したい。

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ミホトケをヒモトケ

●あれよあれよともう9月。

●このところ台風が次から次にやってくる感じだが、8月30日、直撃かと思われた台風10号の進路がそれたので、かみさんとちびと3人で鎌倉に出る。

F1010899 F1010903 台風襲来の予想のため鎌倉も閑散としていて、常ならば行列で入れない、佐助の甘味処「雲母(きらら)」に行く(それでも店の前に、我々の前にまだ一組待っていた)。

宇治白玉クリームあんみつを食す。団子は大き目。茹でたてで外は冷たいのに内側はまだ暖かい。

せっかく久しぶりにこの辺りに行ったので、ついでに銭洗弁天、佐助稲荷(登り口まで)と周り、鎌倉図書館に行って本を1冊借りて、夕方、鎌倉裏駅の腸詰屋でソーセージ&ビールのセット。半ば地元民のくせに(図書館を除き)見事に観光コース的。

ちなみに鎌倉図書館で借りた本は田淵句美子「阿仏尼」(吉川弘文館・人物叢書)。阿仏尼は鎌倉時代の女流歌人で、扇ヶ谷の横須賀線線路脇の小さなやぐらの中に、その墓と伝えられる石塔がある。その近くの浄光明寺の裏山には阿仏尼の子、冷泉為相の墓とされる宝篋印塔もある。そんなこんなでちょっとは馴染みがあるものの、どんな人物なのかあまり知らないのでちょっと勉強しようと思ったため。もっとも本人が書いた「十六夜日記」はまったく読んだことがなく、いきなり評伝を読むのは裏口入学っぽい。

関東をそれた10号は東北に(観測史上初の)上陸。大きな被害を出した。お見舞い申し上げます。

Mihotoke201608 ●毎夏恒例の、鎌倉国宝館の「ミホトケをヒモトケ」展(仏像入門展)がこの週末までだと今更ながらに気付いたので、2日午後に見に出掛ける。このダジャレ系キャッチフレーズにもだいぶ慣れた。今年のポスターは仏像がフキダシ付きで喋ったりしていないので割とマジメ。

久しぶりに名越切通を大町側に降りる。ハイランド方面への分岐を過ぎて谷間を降りて行った辺りは、夏の後半にはスズメバチ(おそらくキイロスズメバチ)が地面近くに群れていることがあり、少々危険なのだが、今回は2匹程度しかいなかった。下手に刺激しないよう気を付けつつ速足で通過。

国宝館に行く前に、小町通りの鎌倉浪花家でかき氷の宇治金時を食べる。ふわふわに削った氷に、下と真ん中の2段に粒あんが入っていて、抹茶シロップも2度掛け。盛りも多くてこぼさないように食べるのがなかなか難しい。昔、まだ地下鉄も通ってない、長閑な頃の麻布十番で食べて以来の「浪花家の宇治金時」。夏の間に食べることが出来て満足。

「ミホトケをヒモトケ」展は、例によって、それほど広くない国宝館の半分が常設展示、もう半分が企画展示だが、企画展示の方も国宝館の収蔵品がそこそこ混じっている。「如来」「菩薩」「明王」など、仏様の種類ごとに分けてその特徴を解説する。いつもながら、客はせいぜい数人というところで、仏像をかぶりつきで見られるのがよい。……もっとも、この施設が収入的に大丈夫なのかはちょっと気になる。

●名越切通途中の平場ほかで撮った虫など。

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1枚目:アジアイトトンボのオス。

2枚目:お馴染みのツチイナゴの幼虫。

3枚目:クルマバッタモドキ。

4枚目:大町、名越坂踏切脇の公園のサルビア・グアラニチカに来ていたトラマルハナバチ。

F1010912 ●鎌倉・丸七商店街の中にあるメグミルクの自動販売機がいつのまにか新しくなっていた。

以前の自販機はお金を入れて、前面のガラス扉を開けて商品を取り出すタイプだった。新しくなった自販機は、お金を入れてボタンを押すと、下から受け取りラックがせり上がって来て商品を受け取り、下の取り出し口まで運ぶという、ちょっとサンダーバードっぽいテイストのもの。

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