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2016年4月

中国産茶葉100%

F1011201 F1011198 ●久木新道のセブン・イレブンが開店一周年だそうで卵と牛乳(だったかな?)の特売。かみさんが大量に卵を買ってきたので、ついでに烏龍茶のティーバッグも買って、久しぶりに茶葉蛋(烏龍茶煮卵)を作る。

作り方それ自体は単純で、一度普通に茹で卵を作り、殻にひびを入れて、濃く煮出した烏龍茶+塩+香料(五香紛を使用)で煮るだけ。

前に作ったときにちょっと味が薄めだったような覚えがあるので、今回は塩を多めに、ちょっと醤油と砂糖、料理酒も足した。

F1011381 ●25日、打ち合わせで神保町S社に行き、帰りに秋葉原に寄る。

HOBBYBOSSの39Mチャバ装甲車が出ていたので、「うわっ、高っ!」などと思いつつも(YSで税込み6050円)、流石にアイテム的に外せずついつい購入(なんてことを言いつつブロンコのズリーニィは買いそびれているのだが)。

とりあえず、ジャッキその他の車外装備の工具がちゃんと入っていること、デカールに国章が含まれていることは、同社のトルディよりも優れている点。もっとも、国章のデカールは別シートで追加されているので、やはり最初は忘れられていたのかもしれない。

タイヤはゴム製で、パーティングラインは消しづらいし接地面を削る処理もしにくいのはちょっと不満だが、プラ製で中途半端なトレッドパターンになってしまうよりはいいかもしれない。ちなみにタイヤは2セット入っていて、梱包時のミス?なんて思っていたら、実はパターン違いの選択パーツになっているのだった(説明書にも書いてあるのに、めがーぬさんに教えて貰って初めて気付いた)。

とはいえ、文句なしの出来のいいキットかというと、「あれ?」と思う部分も少々。これについては改めてレビュー記事を書きたい。

F1011204 ●秋葉原で小腹がすいたので、久しぶりにケバブを食べた。

ケバブサンド500円、ちょっと高めかもしれないが、中身はギッシリで、バーガーキングのワッパー級に食いでがある。もう一つおまけに、手も顔もベタベタになる。包み紙の底にはべっとり油が溜まるので、油断をしたらそれをこぼして服や持ち物までベタベタにしかねない。危険な食い物である。

しかし強烈に「肉食ってる!」感がする。たまに食いたくなるんだよな~。

●26日、GIS関連のイベントで、相模原の青山学院大学に行く。こちらのキャンパスに行くのは初めて。

横浜線の淵野辺駅が最寄りで、素直に東神奈川乗換で行くことになるかと思ったら、NAVITIMEさんに藤沢から小田急で回って町田で横浜線に乗り換えろという「なんだそりゃ」的なアドバイスを貰った。

いや、実際には東神奈川回りの経路が一番最初に出てきたのだが、藤沢回りも時間がさほど変わらないうえ、料金が200円以上安くなる(しかし乗換が3回または4回になる)。

結局はその通りの経路で行ったのだが、まず自宅近くのバスに乗り遅れ(これは完全に私が悪い)、その後連鎖反応的に逗子駅でも藤沢駅でも一歩違いで乗り遅れる羽目になった。いや、NAVITIME先生のせいじゃないですが。

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R-1の下調べなど(2)

週末模型親父さんのところのAFV模型ウェブコンペ、「SUMICON2016」の出品作に選んだR-1軽戦車の製作準備その2。てなことを言いつつまだ本当にコレにするか迷う気持ちもあるのだが、そろそろちゃんと決めないといかんね。

さて、私の手元には、R-1のキットは3つある。1つはATTACKの1:72。残りはフェアリー企画の1:35の新版と旧版。フェアリーの旧版はパッと出てこないので、ATTACKとフェアリー新版の簡単なレビューを以下に。

F1010887 ●ATTACKの72は、私が知る限りR-1の唯一のインジェクションキット。ミニスケールAFVキットらしい小さいキャラメル箱入りだが、なにしろ小さな車輌なうえ、足回りは一体でパーツも少なく、中身はスカスカ。

右写真では、すでに箱組の車体、前後貼り合わせの砲塔は組んでしまって、その分のランナーは捨ててしまっているのでさらに中身が少ないが、感じは判って頂けるかと。それにしても細部部品の少ないことよ。

F1010881 F1010884 足回りはロコ形式の一体成型で、起動輪・誘導輪の外側だけが別パーツ。履帯の表面ディテールがほとんどないとか、履帯が厚いベルト状だなあとか、別部品の起動輪・誘導輪外側がボッテリしているとか、外側起動輪の歯が一部しかないとか(履帯に穴がないのだから当然だが)、内側起動輪にはそもそも歯が全然ないじゃないかとかいろいろあるが、それよりも最大の問題は、

「本来履帯の中央にあるはずの転輪が、起動輪・誘導輪の内側同様の奥まった位置にある」

ということではないだろうか。根本的な解決を図るには、履帯からいったん転輪部分を切り離して位置を調整する(さらには、いっそ履帯そのものもどこからか適当なものを調達して取り換える)のがよいと思うが、35でも作る計画なので、ちょっとそこまでする気になるかどうか。

F1010883 F1010878 全体のスタイル、およびデカールは右のような感じ。この角度から見ると、転輪が奥まっているのがさらに気になる。全体のスタイルは……うーん。こんなもんなのかなあ。ちょっと砲塔が小さい気もするが、写真によってはこの程度にも見える。タンコマステルの図面(1:35)を72に換算して比べると、砲塔径がやや小さめ(0.5mm程度)、一方で車幅は広め。

デカールのマーキング例は、砲塔に王家の紋章が入った1941年時のものと、各所にラウンデルが入った1942年時のものの2種。ラウンデルは車体前部と右側面に大きなもの、左側面に小さなものを貼るように指示されている。実際そのような塗装図を別の場所でも見た気がするが、本当に右左でそこまでアンバランスな大きさのラウンデルを描いていたのかどうか。

実際に、左側面に小さなラウンデルが描かれている写真、右側面と前部に大きなラウンデルが描かれている写真は存在するのだが、同じ時に、同一車輌を右と左から写した写真ではない。右は装甲板を目いっぱい使って描いていて、左は小ぢんまり描いているというのはちょっと不自然のように思う。

F1010859

F1010748 ●2つめはフェアリー企画の1:35レジンキット。海外のレジンキットでも古いものは説明書がお粗末なものは多いが、同社のそれはまた格別。

フェアリー企画はレジンのガレージキットというものがようやく認知されてきたくらいの時代から活動している日本のガレージメーカーの老舗で、(少な くとも私が知る限りでは)AFVと艦船のキットを手掛けていた。現在に至るまで「フェアリー企画からしか出ていない(出ていなかった)」というマイナー車種をい くつもキット化していた一方、技術的進歩がほとんど見られない(多少は進化していたのかもしれないが、海外メーカーがどんどん進歩していったのに比べると だいぶ見劣りがした)、通販を頼んでも平気で数カ月来ないといった悪評もで結構名高かった。

確かFさんという方が個人でやっているメーカーで、通販を頼もうと電話をすると、Fさんの御母堂と思しき方が電話に出るのだが、どうも注文の品名がちゃんと通っているのかどうか不安になるような感じだった覚えがある。

もっとも、当時としても驚くほど価格が低く、また車種によっては当時捌売りされていなかったカステン製の非可動履帯がセットされており(当然ながら 車輌そのものと履帯のクォリティがかなりアンバランス)、口さがない人は「あれは履帯を買うと、オマケでレジンの塊が付いてくるんだよ」なんて言ってい たっけ。

今でもサニー辺りでは製品を見かけるので活動しているらしいのだが、最近は、AFVはミニスケールだけで1:35はもうほとんど出していないのではないかと思う(出していたら済みません)。

前置きが長くなったが、フェアリー企画のR-1には、前述のように新旧の2種がある。旧キットのほうは履帯と、確か転輪類もホワイトメタルだったように記憶しているが、鉛規制か何かでそのままの形では出せなったために、ほとんどをレジンパーツに変えた新版を出したと当時聞いたような気がする。

しかし、実際に新版を入手した時に比較して驚いたのだが、単純に旧版のパーツの素材を置き換えたのではなく、車体・砲塔などの基本パーツ自体、原型からやり直した全然別のキットになっていた。

F1010874 F1010877車体はごろんと一発抜き。中空だが床板は入っておらず、また、床板をはめ込む際に便利なように段差を作ってあったりもしない。車体後端裏側には注型時の湯口があったらしく、荒っぽくゴリゴリとヤスリで削り飛ばしてある。私がやった覚えはないので、購入時からこうだったのではないかと思う。

F1010873 タンコマステルに出ている図面と重ねてみると、(ちょっと意外なことに)基本寸法はほぼピッタリ合う(ハッチの縦横寸法などは違っているので、同一図面を元にしているのではなさそう)。

とはいえ、綺麗に平面が出ていないとか、原型工作時に荒っぽくヤスリ掛けした跡がそのままとか、細かいモールドが「細切りのプラバンを貼っただけ」的なものが多かったりとか、原型段階からの作りが何とも荒っぽい。むしろそれでいて気泡はほとんど見られないのが不思議。

F1010868 レジンに変わった足回りは右のような感じ。

履帯は6枚つづりのものと2枚つづりのものがざらっと入っている。ディテール的にはかなりプアで、ガイドホーンもケシゴムを刻んで並べたような感じ。よく見ると高さも不揃い。起動輪の歯がかみ合う穴も開いていない。もっとも、旧版のメタル製の履帯はもっととろけたようなモールドだったような気がする(うろ覚えなので間違っていたら済みません)。

F1010865 F1010863 起動輪・誘導輪・転輪の出来も五十歩百歩。

前述のように履帯には穴が開いていないので(手っ取り早い方法としては)起動輪の履帯と噛み合う部分の歯を切り飛ばす必要があるが、ガイドホーンが分厚いのでそれだけでははまらず、そちらも削り合わせないといけない。転輪はリム部近くにリベット列がモールドされていて、確かに既存の図面にもたいていこれが書き込まれているのだが、実車は、このリベット列は写真では見えるか見えないかくらいのかすかなもののようだ。

F1010862 新版は鉛規制に伴って金属部品を減らしたもの(らしい)と最初に書いたが、金属部品がまったくなくなったわけではなく、2丁の機銃はメタルキャスト。そのほか、操縦手用照準、フックがエッチング。エンジンルーム吸気口(?)の樹脂メッシュと、べっこう飴のような前照灯部品。

というわけで、ちょっと21世紀にこの出来はツライものがある。もっとも、R-1の1:35キットは、私の知る限りではまだこれしかないはず。

SUMICON2016では1:35のR-1を作るつもりだが、フェアリー企画のパーツはあまり使わずに作ることになりそう。

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ハッチ大作戦

●「ハッチ大作戦」といえばジンギスカンの1979年のヒットで、「あっちは船橋であっちは浦賀さ」の空耳でも知られている。いや、私ゃ割と最近知ったけど。

あっちが船橋であっちが浦賀なんて言ってるってことは、東京湾の真ん中あたりにいるんですかね? 海ほたるとか。

●「ハッチ」つながりで。

暖かくなってハナバチの活動も活発になり、我が家の玄関先のラベンダーにも去年までと同様、盛んにミツバチがやってくる。以下、23日土曜日に我が家の前および散歩の途中で撮ったミツバチたち。

F1011192 F1011175
F1010977 F1010976
F1010965 F1010963

体色がだいぶオレンジなのでセイヨウミツバチなのではないかと思うのだが、確実なところは後翅の翅脈を見なければ判断できないし、たまたまクリアな写真が撮れたとしても、だいたい上に前翅が重なってしまっているのでよく判らない。「あっちは船橋であっちは浦賀」みたいにスッパリ行かないのがもどかしい。

ちなみにニホンミツバチの学名は Apis cerana japonica で、トウヨウミツバチ Apis cerana の亜種。セイヨウミツバチは Apis mellifera だが、一般に飼われているのはそのイタリア亜種 Apis mellifera ligustica (イタリアミツバチ)だそうだ。基本、セイヨウミツバチは野生ではなく「飼われているハチ」らしいが、このへんのどこで養蜂しているのだろう?(鎌倉の大町に一軒養蜂家さんがいるのは知っているが、そこはニホンミツバ チ専門だった気がする)

なお、写真3~5枚目は毎年見事に咲く(そして今年も見事に咲いた)大町・別願寺のフジ。

●ミツバチ以外にも大小のハナバチ盛んに活動中。“季節もん”(春~初夏限定)のコマルハナバチもよく見かけるようになってきた。

F1011186 F1011187 F1011187

1枚目は近所のナニワイバラのコマルハナバチ。

2枚目も同所。この手の小型のハナバチは種名どころか、コハナバチ科なのかヒメハナバチ科なのか(一応、そのどちらかだろうとは思うのだが)も判らない。そのなかで判るのはウツギヒメハナバチ程度だが、それも一斉に咲くウツギに、これまた一斉に来るので判るに過ぎない。

3枚目は名越切通大町側のショカツサイで撮ったもの。ミツバチっぽいがちょっと丸っこくて猫背なのが違う。ヒゲナガハナバチのメスだと思うが、これまた、シロスジヒゲナガハナバチなのか、ニッポンヒゲナガハナバチなのか区別できない。

●土曜日の散歩の目標は、FBの鎌倉ニュースグループで最近教えてもらった、大仏ハイキングコースから分岐し、市役所通りの北側尾根を梶原口まで辿れるというコース。

旧都鎌倉を囲む尾根の道は、有名無名合わせてほとんど歩いたと思っていたが、まだまだこんなコースがあるのだった。

F1011134 鎌倉駅前までは手っ取り早くバスで行ってしまおうと思ったが、緑が丘バス停まで行ってみると次のバスまでだいぶ間があり、しかもバス停に、まんだら堂やぐら群の公開がこの日からだとの張り紙があったので、予定を変更して名越切通に上がる(年に数度の公開のたびに行っているのに)。

結局、途中で虫の写真なども撮りつつ、だいぶ時間をかけて鎌倉にたどり着いた。この時点ですでにガラケーの充電が怪しくなったので、ドコモショップで充電しつつ、その間に丸七商店街のキッキリッキでピザ風に具を乗せたフォッカッチャで軽食。ガラケー預け中なので写真無し。

F1010956 鎌倉駅あたりから大仏ハイキングコースに上がるにはいくつかの選択肢があるのだが、今回は、先日地図上で知った、今まで通ったことのない長谷大谷戸奥から。案内板なども立っているきちんとした上り口だった。途中で佐助稲荷からの道と合流して大仏ハイキングコースに至る。

目標のコースは、上記合流点のやや北から、西に分岐する。ちょうど大仏ハイキングコースが斜面に差し掛かって階段になっているところ(このコースには数カ所あるが)の上下両方に分岐があって、その先で合流する(下側の道はその前にもう一カ所行先不明の分岐がある)。

笹藪の中のちょっと狭い道などもあるが、基本、倒木などもなく藪こぎも必要ない、きちんとした道だった。途中、(大仏ハイキングコース側から行って)右側に降りていく分岐があるが、これは梶原の奥の「鎌倉グリーンハイツ」方面に抜けるのではないかと思う。

F1010951 F1010950 右は途中の道端で見つけた、紫の筋の入ったラグビーボールのようなつぼみを付けたつる草(ボケた写真で失礼)。以前、同じものを名越尾根道でも見かけ、その時は種類が判らずモヤモヤしていたのだが、今回ようやく正体が判明。ハンショウヅルという花で、園芸植物で割と有名なクレマチスの日本在来野生種だそうだ。学名も Clematis japonica (日本のクレマチス)。

しばらく行くと竹林に出る。広々としていて、どちらに進めばいいのか逆にちょっと迷う。鎌倉市の管理下にあり、タケノコ採集禁止の立て札があるが、そのすぐ脇にタケノコを掘ってその場で剥いた皮が散らばっていた。竹林を抜けると、車も通れるほどのちゃんとした道に出て、その向こうから子供の声なども響いてくる。一帯はもともと野村総研の土地で、道を左に行くとグラウンドがあるらしい。右へ行くと野村総研の大きな建物がそのまま残っている。

F1010943 もともと野村総研の設立から間もなく建てられた本社ビルだったのだそうだが、2002年、同社移転の際に鎌倉市に建物ごと跡地が寄付された由。その後、中世遺物の博物館にするという計画があったもののうやむやになり、結局そのまま朽ちるに任せて今に至るという経緯らしい(比較的最近はゴミ焼却場に、という話もあったらしい)。

そんなわけで(先の竹林も含め)一帯は鎌倉市のもので、グラウンド等々公開されているのだが、建物は立入禁止。遠目には立派だが、近づくと「ザ・廃墟!」という感じ。見た目に反し、(近くにあるグラウンドが開放されていることもあって)子供の声なども響いて意外に賑やかなものの、さすがに夜には近寄りたくない雰囲気。

F1010931 F1010923 建物の脇を通り、その先から再び山道に入る。ここから先も数カ所分岐があるが、とりあえず、尾根を降りずに西へ西へを進めそうなコースを辿る。途中、ホウチャクソウの大群生などもあり。

そのまま梶原口の住宅地裏手に出る。急坂を下るとバス通りで、向かいはスーパーマーケット「グルメシティ」。特に野村総研跡地~梶原口間は道幅も広めのところが多く、起伏も少なく(最後、人の住む場所に出てからが急坂だが)、鎌倉のハイキングコースの中でもかなり歩きやすいところだと思った(一般にハイキングコースとして認知されていないが)。

●尾根道ハイキングそのものは比較的距離もあってよいのだが、むしろ梶原口に出てしまってからが、「ここからどこに行けばいいんだろう」的な。鎌倉、藤沢、大船の間といった感じの場所で、最寄りの湘南モノレールの駅(湘南深沢)までもちょっとある。

F1010909 F1010917 結局、常盤口方面に歩き、八雲神社の脇を越えて、火の見下から大仏切通に入る。八雲神社のちょっと手前、道路わきのコンクリートの法面に古井戸が埋まっていた。いわゆるトマソン。なんでこんなふうに残すかなあ、と思ったのだが、よく考えると、古井戸は不用意に塞いではいけないとか何とか聞いたことがあるので、そのためかも。

大町の別願寺のフジも見事だったが、大仏切通出口のフジもかなりのもの。

大仏切通からそのまま大仏ハイキングコースに入り、そのまま、数時間前に歩いた箇所も再び(しかも同方向に)通って、源氏山公園まで。銭洗弁天に降りる。久々に歩き過ぎるほど歩いた。

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R-1の下調べなど

週末模型親父さんのところのAFV模型ウェブコンペ、「SUMICON2016」が5月1日にスタートする。

とりあえず現時点では(←優柔不断な奴)、ルーマニア軍軽戦車R-1でエントリーすることにしていて、その下準備など。

●ルーマニア軍のR-1軽戦車は、チェコČKD社の開発した軽戦車(というより豆戦車に近い?)AH-IVの輸出型で、社内名称はAH-IV-R。M. AXWORTHYほか著、「THIRD AXIS FORTH ALLY」(ARMS & ARMOUR)によれば、ルーマニアは騎兵部隊用にこれを35輌輸入・配備している。ルーマニア国内でライセンス生産する計画もあったらしいが、これは頓挫している。

重量4.2トン(サイト“WorldWar2.ro”だと3.5トン、wikipedia記載のデータだと3.9トンになっている)、機銃2丁装備。1丁は回転砲塔に装備したvz.37重機関銃(イギリスのベサ機銃の原型)、1丁は車体右袖部に装備したZB26軽機関銃。どちらも7.92mm×57弾なので、弾薬そのものは同じなのではと思うが、給弾形式が違う。補給とかメンテとかを考えると、同じ機銃を装備していた方がいいと思うがなあ……。まあ、素人には判らない何か大事な理由があるのかもしれない。

足回りは同じČKD社のLT vz.38(要するにPz.Kpfw.38(t))とそっくり。AH-IVと、LT vz.38の原型であるTNHの設計ほぼ並行していたようなので、同じ原設計で大小2種を作った、という感じかもしれない。ただし、いかにも「大直径転輪」という感じのLt vz.38に比べ、AH-IVのそれは、ドイツ戦車で言うとIII号/IV号程度しかない。その直径で片側4つだから、この戦車の豆さ加減が判る。

F1010895 ●写真だの図面だのに関する手持ちの資料としては、チェコ戦車の資料として手頃かつ信頼性も高いMBIの「Praga Export Tankette」を買って持っていたはずなのだが、今は発掘できない(なんて整理の悪さだ!)。

代わりに当座の比較検討資料として出してきたのが、「タンコ・マステル」誌の1998年No.2-3。手塚治虫のマンガに出てくるわんわんパトカーそっくりの、スペイン内乱時の装甲車が表紙に出ている(関係ない話だが、この装甲車はトラック改造で装甲ボディをかぶせたものなので、別角度から見るとそれほどわんわんパトカーには似ていない)。

F1010892 このなかに8ページの、第二次大戦中のルーマニア軍AFVの記事があり(といっても全部ロシア語だが)、R-1の写真5枚と1:35の図面が出ている。

あとはウェブ上でかき集めた写真が少々。なお、R-1は現存車輌はない(はず)。きっちりルーマニア軍R-1の塗装でキリキリ走り回っている現代の動画などもあるが、レプリカ車輌。それとは別に、スウェーデン向け輸出型のAH-IV(Strv m/37)が残っていて、walkaround写真などもそこそこある(たとえばこことか)。ただし、Strv m/37に関しては細部の仕様がだいぶR-1と異なっているので、あくまで参考に止めておく必要がある。

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覚賢塔

●実家で用事があり、14日に行って一泊。晩、熊本で大地震。

従姉のK姉が熊本在住なので、鹿児島の実家(叔父宅)に電話をしたらK姉本人が出た。たまたま鹿児島に来ていた由。熊本の家も皆無事だそう。とはいえ、その後も強い地震が続いているので大変だろうと思う。

16日にはさらにマグニチュードの大きな地震があり、熊本城の櫓が崩壊したとか。今晩からは天気が荒れるとも予想されており二次、三次の災害に繋がらないか心配。

F1010841 ●その実家の用事で15日に溝の口駅前に行ったのだが、駅近くの古いボウリング場が解体中だった。どでかいカニばさみが大きな鉄骨をガジガジ齧っていた。

しかし工事内容の掲示を見てみると、「建替工事」とあり、新しい建物の内容は「ボウリング場、小売店」等と書かれている。わざわざ建替えるほど、今でもボウリング場って需要があるのか? それとも川崎市高津区はボウラー人口が多いのか? 今でも律子さんがさわやかなのか?(実際にさわやかかもしれないけれど)

実家からの帰り、横浜のVOLKSでタミヤの新製品、SU-76Mと、エアフィックスの新金型ブリストル・ブレニムMk.Iを購入。そのうちレビューするかも。

F1010800 ●鎌倉祭り期間中公開されている覚賢塔を見に浄光明寺に行く。おそらく鎌倉で2番目に大きい五輪の石塔。一昨年去年も見ていて、別にそう頻繁に見に行かなくてもその間に育つわけでもなし、写真もまったく同じようにしか撮れないわけだが、まあ、折角なので。

そもそも表面がのっぺりしていて近くに比較対象もないので、写真に撮るとまるで大きさが判らない。特に右の写真は、横位置で全体を収めるためにちょっと離れて、この平場に降りるための石段の最後の1、2段あたりに上ってやや見下ろし加減に撮っているので(といっても石塔のてっぺんの方が高いが)、ますます小ぢんまりして見える。これでもてっぺんまで3メートルほどもあるのだ。

「鎌倉祭り」は17日までだが、天気が崩れそうなので「覚賢塔の公開はたぶん今日まで」と浄光明寺の拝観受付の小父さんに言われた(雨が降ると途中の山道が滑って危ないので公開中止になる)。

●久しぶりに扇ヶ谷方面に行ったので、ついでに寿福寺の墓地から源氏山に登ったりする。散歩の道々、例によってアケビの芽を摘む。行き帰り、鎌倉の街で浪花家のたい焼きを食ったり、腸詰屋のホットドッグを食ったり。まるで御上りさんのよう。

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1:浄光明寺門前。
2:浄光明寺、冷泉為相墓とされる宝篋印塔に供えられたお地蔵さんの絵入り小石。
3:寿福寺参道脇のコケ。
4:本覚寺の八重桜。

F1010753 F1010748週末模型親父さんのところの「SUMICON2016」受付スタート。

今度こそ、TACAM R-2かクブシュにしよう、などと思っていたのに、やはりまたあれこれ悩んで、結局、R-1でエントリーした。一応、フェアリー企画のレジンキットはあるのだが、「いかにもフェアリー企画」という出来なので、おそらくほとんどスクラッチになるはず。ちなみに、写真のキットは2代目で、まったく別設計のフェアリー企画製初代R-1のキットも、ストックのどこか奥底に眠っている。

なお、たまたま目に入って「そういえばこれもいつか、ある程度手を入れて作ろうと思ってたんだよなあ」と取り出して久々に箱を開けた、マケットのBT-2も次点候補でまだ少々悩み中。スタート前後に変更してしまう可能性も若干あり。

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ポルトルカ

●ここ最近、ものすごくジタバタと仕事したが(ジタバタ状態になった責任はだいぶ自分にあるが)、なんとか山は過ぎた感じ。ただし、まだその余波あり。

●4月8日は灌仏会。この日だけ、極楽寺の巨大五輪塔「忍性塔」が公開されるのだが、ジタバタのピークだったので行けなかった。

単純に大きいだけの石塔であり、別に一昨年見た時から育っているとか縮んでいるとかはないと思うが、一年に一度しか見られないとなるとちょっと行きたくなる(野次馬根性)。

なお、今週(第2日曜日~第3日曜日)は鎌倉祭りで、この期間は鎌倉のもう一つの巨大五輪塔、浄光明寺の覚賢塔が公開されている。去年の訪問はこちら

ちなみに覚賢塔は別に撮影が禁止されていないが、極楽寺の忍性塔は撮影禁止。確か撮影禁止の札がやたらにベタベタ掲げられていたような覚えがある。撮影すると石塔の魂が抜かれるとかを心配しているのではないかと想像。石塔に魂があるかどうかは別として。

F1014590 ●4月9日。仕事のピークが過ぎた隙をついて散歩。ずっと自室でPCに向かっていて、ほとんど足が萎えてしまうくらいだったため。ついでにアケビの芽をどっさり収穫した。前回は神保町N社の花見に持って行って人に勧めるのがメインで自分ではあまり口にせず、改めてガッツリ自分で食べたいと思ったため。

さほど遠出はせず、ハイランドの水道山から久木の奥に降りる踏み分け道を通って帰ってくるルートで採集したが、大量に採れてお向かいさんにも半分お裾分け。それでも2回に分けて食べるほどあった。

花見の時はわさびマヨネーズで食べたが、今回もそうしようかなとちょっと迷いつつ、やはり生卵で。うーん、美味。

●先月末、K-CONのビッカース水陸両用戦車のついでに塗り始めたモデルグループ・ドニェプル/コミンテルン・モデルズ(MODEL GROUP DNIEPER / KOMINTERN MODELS)製1:72のGAZ-AAトラックだが、「付け合わせ」のSKIFの57mm対戦車砲ZIS-2ともども、ひとまず完成。

実際にそんな色調の違いがあるのかどうかわからないが、GAZ-AAは民間仕様っぽく明るめの緑の車体色で。対戦車砲はどっぷり軍用っぽくオリーブドラブ系で。

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GAZ-AAは「ポルトルカ(полуторка)」の愛称で知られる。

愛称の由来は1.5トン積みであることで、ポルトルカとは1.5という意味だ――と解説されていることが多いのだが、実際にロシア語のweb辞書を引いても意味が出てこないし、単純に「полуторка」で検索するとダイレクトにGAZ-AAばかりヒットする。ちなみにロシア語は格変化があり、「~а」は女性主格であるらしい。複数の「полуторки」で検索したら、今度はベッドだかベッドシーツだかがヒットした。謎。

なお、文法用語の「半音」は「полутон」というそうなので、少なくとも、「полу~」とか「полут~」とかに「半分」という意味があるのは確かなようだ。

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スロヴァク・プラガ(3)

週末模型親父さんのところの「K-CON」の余波で塗装しているスロバキア軍の38(t)の進捗報告。

ちなみに「SUMICON~K-CON」掲示板は、執拗なスパム攻撃への対策でURLが変わった。これまでの記事に付けてあるリンクは無効になってしまうのでご了承を。

●現状こんな感じ。2種の茶色でウォッシングし、ウェザリングマスターを少しだけ入れたところ。地色の部分のノッペリ感は多少減じたのではないかと思う。……が、やっぱり場当たり的な塗装だなあ。

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スロヴァク・プラガ(2)

●いよいよ仕事の切羽詰まり度MAX。明日の昼までには仕上げます、って言っちゃったしな……。

F1014035 ●そんなこんなで、スロバキア陸軍のLT-38(Pz.Kpfw.38(t))は前回から特に進捗があるわけではないが、とりあえず工具の塗り分けだけはしたので写真を1枚上げておきたい。

前回、ワイヤーカッターについて「頭部:金属、柄:木質、柄の末端:黒い樹脂製のキャップ?……というような構成らしい」と書いたのだが、これに対し、“ハラT先生”こと青木伸也氏より「ベークライト製では」とコメントを頂き、さらに実物写真が出ているSTEINERさんのページを紹介してもらった。

STEINERさんのところは私自身もしばしば見に行っているので、このページもおそらく見ているはずなのだが、すっかり失念していた。

なお(これまた前回記事コメント欄の繰り返しになるが)、ドイツ戦車の車載工具の3Dモデリングのページがあり、ここではワイヤーカッターと、その他長物工具の柄の色が違えてあった。ワイヤーカッターはベークライト、その他は木製、ということらしい。

というわけで、なんとなくそんなふうに塗装。

なお、ワイヤーカッターの柄の先は、STEINERさんのページの解説では柄の末端の暗色部分もベークライトということになっているが、色が違うということは何かしら特性が違うはずで、硬質ゴムに近いものなのかも。もちろん、模型製作に際しては、何色であるかがわかればよいわけなので、素直に黒っぽく塗る。

ちなみに、タミヤの車載工具セットの塗装説明では各工具の塗装指示はどうなっているのだろうとちょっと気になった、パーツ自体は見つかったがインストが行方不明だった。毎度のことながらストック品の管理が悪過ぎる。

ジャッキ台も何となく木製っぽく見えるように塗ったが、考えてみれば、木質部は無塗装で、金属ベルト部分だけ綺麗に車体色で塗り分けるなんてことはありそうになく、もっと「車体色が剥がれてるんです」的表現にすべきと思う(これからどこまで手を入れるか判らないが)。

左フェンダーの「チェコ装備」であるバールとハンマーも塗ったが、留め具であるベルトは(ジャッキのベルト同様)まだ塗り分けていない。……ベルト、何色だろう。

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スロヴァク・プラガ

「週末模型親父」さんのところの軽戦車コンペ(K-CON)も終わったばかり。しかも仕事もかなり切羽詰まってヤヴァイ状態になっているのだが、何となく引き続き模型製作中。というより塗装中。

一頃、まるっきり完成品のない年月を重ねていたのだが、ここ最近、SUMICONのお陰で、時折は「とりあえず完成」と言える作品が上がるようになった。それでも、結局は組み上げるだけで塗装前に息切れし、未塗装で放置したりして、完成はおおよそ年一作くらいのペースなのだが、今年は奇跡の複数完成か?(地味な奇跡だなあ)

F1014029 ●というわけで、トライスターのPz.Kpfw.38(t)、E/F型。

最近、数回取り上げているので繰り返しになるが、以前、マウルティアのついでにベース塗装までは済ませてあったもの。ビッカース水陸両用戦車のついでで若干の細部塗装とデカール貼りを行い(「ついで」ばっかり)、そのままなんとなくいじっている。

国籍マークで判るようにスロバキア陸軍所属車。スロバキア陸軍のLT-38/Pz.Kpfw.38(t)の仕様等々については、以前の記事、

スロバキア陸軍LT-38メモ
スロバキア陸軍LT-38メモ(2)

を参照していただきたい。

●もっとも、進捗と言ってもそう大したことをしているわけではなく、

(1).「グラウの上にいい加減にゲルプを再塗装した結果、下地がちょこちょこ顔を出している」風の塗装を目標にチッピング表現(タミヤアクリルとタミヤエナメル)。ちなみにV-3131号車は実車写真が残っているが、クローズアップの鮮明な写真があるわけではなく、剥がれ表現はほぼフィクション。最近はやりの「剥がし」手法などはせず(できず)、昔ながらの「剥がれを重ね塗りで表現」を行っている。

コントラストが強すぎると何なので、パンツァーグラウというよりはだいぶ明るめのグレーを使用。剥がれの周囲はタンで退色表現。まだゲルプの基本塗装部分はノッペリしていて、剥がれ部分は何となく浮いて見えるが、このあとスミ入れやウォッシングで落ち着いたらいいなあ、くらいの感じ。

(2).工具と予備履帯をタミヤエナメルで。予備履帯は再塗装前から取り付けられていて、車体と一緒にゲルプで塗られてしまった、という状態に仕上げたいなあ、とボンヤリ思っていたのだが、私のような「塗装未熟者」がそれをやると、「単に塗り忘れた」ふうにしか見えない可能性が大だったので、結局ちょっと錆の浮いた鉄色ふうで塗り分けた。根性無し。

なお、V-3131号車の実車写真では車体下部前面の予備履帯は失われているが、どうも全体塗装が履帯で「マスキング」されていたような形跡が確認できる。

(3).工具のうち、ジャッキは全体を鉄色にすることなく、本来車体色のものが剥げたり汚れたり、という感じに。ワイヤーカッターはどこがどういう材質なのかちょっと迷ったが、頭部:金属、柄:木質、柄の末端:黒い樹脂製のキャップ?……というような構成らしい。今さらドイツ戦車の工具の色が、なんて言っているところがにわかモデラーっぽい。……だってドイツ戦車なんてあんまり作らないんだもん(追記:コメントで、青木伸也氏より、ワイヤーカッターの柄は絶縁体のベークライトでは、という指摘あり)。

ちなみに、フェンダー上の工具類のうち、右前のワイヤーカッターとオノがドイツ仕様の追加品で、残りはチェコ仕様(のはず)。細部塗装の続きに関しては、砲塔上面左前方のペリスコープ根元のカバーを何色にすべきかちょっと悩み中。ゴムまたはゴム引き布の解釈で、黒っぽく塗っておくか?

●並行して、ミニスケールのGAZ-AA、GAZ-67、57mmZiS-2も塗っている。すごい。まじめなモデラーみたいだ。

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花見

F1014007 F1014011 ●花見の名所で花見をするなんてこととは、とんと縁のない生活を送っていたと思ったのに、なぜかここ3年連続で都心で花見をしている。

3月31日、仕事先の神保町の事務所の花見に呼ばれて出掛ける。昨年同様、千鳥ヶ淵の英国大使館前で飲み始め、靖国神社にハシゴ。

改めて調べてみると昨年も同日に花見をしているのだが、昨年の靖国神社は花吹雪状態だったのに比べると、今年はまだ花のピークをようやく迎えつつある、くらいの状態だった。

事務所に場所を移して飲み続け、最終的には神保町のラーメン屋で〆て帰る。持病の内臓疾患のため暴飲暴食は厳に戒められているのだが、明らかに飲み過ぎ・食い過ぎで、その後胸焼けに苦しむ。アホぢゃ。

F1013990b ●花見の肴に、前日に収穫した逗子のノビルとアケビの芽を持って行く。

ノビルはそばつゆと醤油の一夜漬け。アケビの芽はさっと茹でて、わさびマヨネーズを作って持って行った。アケビの芽はほぼ全員初めてだったのではと思う。両方とも意外なほど好評で食べ尽された。

そういえば一昨年の花見にはイタドリの炒め物を持って行ったのだが、今年はまだイタドリはほとんど伸びていない。

F1013998 ●その前日のノビル/アケビ採りの途中で、今年初めてのマルハナバチの写真を撮った。といっても、山道で行き倒れになっていたもの。体が大振りなので、コマルハナバチの女王かもしれない。死因不明。

マルハナバチは先月から、すでに林の中で巣作り準備中らしき、低空飛行する姿を2、3度目撃しているのだが、写真は撮れなかった。せっかく初めて撮れたのが遺骸というのもちょっと寂しい。

なお、「マルハナバチ国勢調査」は、今年度も続行だそうだ。

F1014017 F1014014 ●話が行ったり来たりだが、花見に出掛けるために鎌倉まで歩く途中、ちょっと回り道して本興寺の枝垂桜を見た。まだ咲き始めというところ。

ほぼ中心あたりの幹が切られてしまったで全体の姿はいささか寂しいが、花そのものは美しい。

木の手前に止めた軽トラで植木屋の小父さんが弁当を食べていて、「幹2本が枯れちゃったんだよ、残念だ」と聞く。数年前、潮風にかなり痛めつけられたことがあったが、そのあたりも理由らしい。

駅近くの本覚寺の枝垂桜はもうすっかり盛りが過ぎていた。本覚寺の枝垂はソメイヨシノより早めらしい。

●4月1日。騙しも騙されもせず。いや、もしかしたら誰かに地味な嘘をつかれて、それに気づいていないだけかもしれないが。

仕事のため夕方渋谷に出る。センター街を歩くなんて5万年ぶりくらいだぜー。突き当りにマクドナルドがあるのは変わらないが、途中の店はほとんど見覚えがない。東急ハンズ近くの喫茶店で、O先生、N女史、T社のMさんと打ち合わせ。

その後、T社のM氏と井の頭線駅近くで焼き鳥を食いつつ飲む。2日続けて酒を飲むなんて激しく久しぶり。前日の暴飲暴食を反省し控えめ。しかし焼き鳥は美味かった。

「週末模型親父」さんのところの軽戦車コンペ(K-CON)は3月31日締め切り。駆け込み完成報告も多数あり、完成品は30以上。完成品ギャラリーはこちら

●数日のいきもの写真。暖かくなって昆虫もうごうごする季節。

F1014000 F1014005 F1014025 F1014023

1枚目:どちらが正式和名なのかよくわからないが、バイモ、もしくはアミガサユリ。
2枚目:小坪、ハゲ山のヤマザクラ。花が大振り。
3枚目:大町の路上で見かけたイタドリハムシ。ハムシとしてはかなり大型。模様がくっきりツヤツヤしていて、見つけるとなんだかほんのり嬉しい。
4枚目:大町の路傍の草。これがニリンソウなのだと思っていたのだが、池子で見たニリンソウとは花の形も大きさも色もちょっと違う(追記:正体判明。アメリカフウロという帰化植物だった)。

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