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ウミユリ

●金曜日(4日)から泊りがけで実家。荷造りだの障子張りだのする。

ついでに床下の物置に潜り、中学・高校時代に採集した化石をまた漁る。先日持ってきたいくつかの標本同様、「理科ハウス」に寄贈予定。

今回持ってきたのは、

F1011418F1011416▼ウミユリ。古生代二畳紀。大垣市、美濃赤坂金生山産。石灰岩の表面が風化し、細かなウミユリの茎(支持体)部分がびっしりと浮き出ている。

金生山では茎の太さが3~4センチもあるような巨大なウミユリの化石も算出し、実際にそんな太い茎化石の一部も採集した覚えがあるが、これはせいぜい径5mmくらいまでの細かいものが固まりになっている。

F1011424▼フズリナ(パラフズリナか?)。古生代二畳紀。たぶん栃木県佐野市葛生(当時は栃木県葛生町)産。風化して、フズリナだけが残ったもの。前回持ち帰ってきた標本と同じ時、同じ場所で採集したのだと思う。

石の入った箱の中にパラパラと落ちていた。実際にはもっとたくさん採って、瓶詰めにしておいたように思うのだが、そこからこぼれ落ちたものか?

F1011423F1011420▼アンモナイト。中生代白亜紀。これも前回持ち帰ってきた標本と同じ、北海道留萌郡、小平蘂(オビラシベ)川上流産。かなり大きなアンモナイトの、ごく一部分(それでも握りこぶしより大きい)で、表面の貝殻は失われ、縫合線が見えている。

専門家が見れば縫合線からある程度種類を絞り込めるのかもしれないが、私は「ああ、アンモナイトだなあ」くらいしかわからない。

ほかにもたくさん床下から出してきたのだが、ウミユリ石灰岩が大きくて重かったので、今回はこれだけ。

F1011412●毎年恒例、兄弟分のドイツ人Pの実家で作ったシュトレンを今年ももらってきた。発作で倒れて以来、ママは思うように体が動かないらしく、今年もママの監督総指揮のもと、パパが作ったものであるらしい。

それでも(さっそく一切れ味見してしまったが)甘すぎず、しみじみと美味しい。

「ああ、これを何切れも贅沢に食べてみたい!」と思うが、そこをぐっと我慢して、クリスマスまでちびちびと食べる予定。それにしてもこう並べると、シュトレンも化石に見えてしまう。

F1011440F1011432●我が家のある逗子市の外れから鎌倉市に入ってすぐ、名越坂の途中に小さな古い工場というか作業場があったのが、しばらく前に取り壊されて更地になっている。

建物の向こう側にあって見えなかった崖面に横穴があるのが判明したが、入り口からすぐにいくつか部屋か通路が分かれていて、やぐらなのか、防空壕なのか、あるいは物置用に掘った穴なのか、あるいは元あったやぐらを掘り進めて防空壕なり物置なりにしたのか、よくわからない。

F1018198F1018199それはそれとして、この作業場?の建物の前には、「海軍用地」と書かれた花崗岩製の標石があったのだが、更地にした際に同時に撤去されてしまったらしい。1本は建物入り口近くに立っていて、もう1本は元はどこに立っていたのか、建物前に転がされていた。右写真はかつての姿で、今年3月に撮ったもの。

名越坂は鎌倉・逗子を横断する、海軍が敷設した水道路の一部で、道沿いに「ダブル山形+海」と彫られたコンクリート製の海軍標石が点々と残っている。しかしこの場所にあった「海軍用地」の標石は材質も書式(?)も違っていて、他では見ないタイプだった。何か特別な設備か何かでも置かれていたのかもしれない。

F1011434いずれにせよ、もしもそのまま捨てられてしまったのだとしたら惜しい。

なお、建物があったときには(おそらく完全に埋まっていて)判らなかったのだが、道のすぐ脇に、別の標石があった。頭だけしか見えないので確認は出来なかったが、材質、大きさからみて、「ダブル山形+海」の標準タイプの海軍標石の可能性があるのでは、と思う。

●12月1日より、「週末模型親父」さんのところでSUMICON2015に続いて、「軽戦車コンペVol.1(K-CON)」がスタートした。

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SUMICON2015参加作、I号戦車A型改は未完成で放置してある状態だが、懲りもせずにエントリー。これの製作記も当ブログにアップしていく予定。

ちなみにやはり「組立終了・未塗装」でSUMICON2015を終了したme20さんは、そのまましっかり、FIAT3000の塗装工程を終了。実に美しく、しかもその塗装がディテールをくっきり浮き立たせていて、こんなのを見てしまうと、「ああ、ウチのタウロのFIAT3000はもう死蔵しておくしかない……」とさえ思えてしまう。

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コメント

「海軍用地」柱は欲しいような、家にあっても邪魔なような・・・でも廃棄処分はもったいないですね。どこかで生き残って欲しいです。

投稿: みやまえ | 2015年12月 8日 (火) 22時27分

拙ブログ記事をご紹介頂きありがとうございます。

余った1台分のキャタピラを簡単なリメイク品に取付けるつもりと以前言いましたが、お手付きでも良いのならば軽コンに再びFIAT3000(お手軽バージョン)で参加しようか…と一瞬思いました(笑)。

投稿: me20 | 2015年12月 8日 (火) 23時32分

>みやまえさん

そうなんですよ。
「ああ、もったいない!
更地になってしまうと知っていたら、その前にツバつけて貰ってきたらよかった!」
なんて私も思ったんですが……よく考えてみると、置き場所に困ります(笑)。
玄関の脇にいきなり「海軍用地」という石柱が転がっているのも異様ですし。

>me20さん

私も、「軽戦車コンペなら、今度はトライスターの新版のキットのほうで、中国陸軍のI号戦車を作るか~」なんて一瞬思ったんですが……。
砲塔の改造はなくても、装備品類でアレと同じことをするとなると、3ヶ月で終わらなさそうなのでやめました。

……それだけでなく、実は中国陸軍のI号戦車って、

「履帯のガイドホーンが全部穴開きの初期型!」

という、すっごく面倒くさいハードルがあるんです。
ああ、気付かなきゃよかった、と思っているくらいです。

投稿: かば◎ | 2015年12月 9日 (水) 03時49分

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