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椎の実を食べた

●……という題名のマンガがあった気がするなあ。大島弓子だっけ。

なんてボンヤリ思ったのだが、大島弓子の作品は「銀の実をたべた?」だった。ずいぶん違う!

ちなみに私はこれを小学館文庫で読んだと思うのだが、出版されたのは1977年。今からもう40年近くも前だ。どんな話だったかまったく覚えていないが、もともと大島弓子のマンガはぽわぽわした絵柄と内容なので、はっきり覚えていづらいかもしれない。

改めて考えると、大島弓子のマンガではっきり印象が残っているのは、「綿の国星」のチビを拾ったトキオ君が受験ノイローゼ気味で「タコ糸切れたタコ」とつぶやく(のをお父さんかお母さんが真似をする)のと、トキオ君の彼女が「ひっつめみつあみ」であること、お父さんがチビでバスケットボールをすること程度。

●という話は置くとして、シイの実について。

通常のどんぐりは、通常、アク抜きをしなければ渋くて食べられないのに対して、シイの実はそのままでも食べられるという話は昔から聞いていたのだが、なかなか身近に椎の実を収穫する機会も無く、食べたこともなかった。昨年、大切岸のあたりで大きな木を見つけたのだが、秋も遅くて実が地面に落ちてだいぶ経っているようだったので、「また来年以降試そう」と思って手は出さなかった。

F1011134ところが、灯台下暗しというか、我が家のほとんどまん前の斜面に椎の木があって、どんぐりが実っているのを見つけて、ついに食べることができた。20年以上同じ場所に暮らしていて、今まで気づかなかったというのもずいぶんマヌケな話だ。

生でも食べられるが、炒ったほうが多少香ばしくなるようだ。渋みなどはまったくなく、クリなどよりちょっともちもちした感じ。食べているとほんのり甘みがあって、なかなか美味しい。

道の脇に生えているのだが根元が急斜面なので、基本、道から手を伸ばせる範囲の枝に成っているものを直接採るしかできない。結構たくさん成っているのだが、手が届かないのでそれほど大量には収穫できないのがちょっと惜しい。

ちなみに、一口にシイの木、シイの実といっても、日本産でスダジイ、ツブラジイ(コジイ)の2種があるそうで、我が家の前に生えているのはスダジイのほうらしい。

別属にマテバシイというのがあって、これは公園などによく植わっていて大きなどんぐりを付けるが、これはそれほど美味しくないようだ。

F1011130●秋の収穫編その2。山道でむかごを探して収穫してきた。

1度目は単純に軽く炒って塩を振って食べたが、2度目はちょっと手間をかけて、一度ゆでてからごま油とガーリック、塩味で炒めて仕上げた。なかなかホクホクして美味しかった(チビに半分くらい食われた)。

●鎌倉のガード下近くの焼き鳥屋「秀吉」は、店先に小さなテーブルと椅子があり、真昼間から焼き鳥で一杯引っ掛けている人などいて、前々からちょっと気になっていた。

F1013553先日、散歩途中にハツと皮を買って歩き食いをしたのだが、右写真をfacebookに載せたところ、facebookの地元のグループで知り合ったTannoさんに今度実際にお店で一杯如何と誘われて、22日木曜日、ついに決行。

夕方5時頃からは店内カウンターが開く、というのもはじめて知った。レバーの大串が生臭さもパサパサ感もなく、とろとろとして絶妙。なお、Tannoさんからサルナシとぎんなんを頂いた。Tannoさんはベテランの飛行機モデラーでもあって、模型の話とか、山歩きの話とか、楽しく飲ませていただいた。どうもありがとうございます。

サルナシはマタタビ属の植物で、同じマタタビ属のキウィをそのまま小さくしたような実を付ける(ただし表面の毛はない)。翌日食べてみたが、熟して柔らかくなった実は味もキウィそっくり。あっ、しまった。食べる前に写真を撮っておくんだった。

ちなみに、私もつい最近知ったばかりのサルナシを、我が家のチビは見たとたんに「あっ、サルナシだ」と言い当てた。保育園で図鑑で見た由。ついでに半分くらい食われた。シイの実もむかごも喜んで食べるし、なかなかチャレンジャーなヤツ。

●日付はさかのぼるが、非常に残念な話。

F1013397bF1013396大切岸のハイランド近くの尾根道脇のニホンミツバチの巣は、春以来、ずっと(勝手に親近感を抱いて)観察していたのだが、9月末から、至近距離をキイロスズメバチが偵察徘徊するようになって、ちょっと気になっていた。

写真は9月21日付、在りし日のミツバチの巣で、ボケた写真で何だが、右写真で黄色で囲ったのが、巣の入り口あたりを伺っているキイロスズメバチ。

F1013794なんだか危ないなあ、と思っていたのだが、今月半ばに行って見ると、揮発油か殺虫剤を掛けられ、巣穴にはスポンジが詰められて、明らかに人為的に駆除されていた。

単純に「ハチだから危ない」と思われて駆除されてしまったのかと思ったのだが、一帯(国史跡「名越切通」)を管理している逗子市役所に問い合わせたところ、即座に返事が来て、駆除した時点では、すでに巣穴がオオスズメバチに占拠されていたとのこと。

それ以前に私が見ていたのはキイロスズメバチなので、その先を越してオオスズメバチが襲ったのか、キイロスズメバチがまたオオスズメバチに追われたのかは判らないが、とにかく、「せっかくのミツバチの巣を駆除してしまった」ということではないようなので少し安心。

とはいえ、特に近年ミツバチの減少による草花や農作物の結実への影響が懸念されているなか、まったく残念なことには変わりない。巣が壊滅する前に、夏の間に新世代が巣立っていることと、スズメバチに襲われた際に「蜂ボール」で一矢報いていることを願ってやまない。

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コメント

ミツバチの巣、残念でしたね。潰されたことについて、ちゃんと役所に問い合わせる姿勢には頭が下がります。あ、潰されちゃった!で済ましちゃいけないですよね。

どんぐりの生食、私も今度チャレンジしてみたいです。

投稿: みやまえ | 2015年10月25日 (日) 20時18分

>みやまえさん

スダジイの実、意外に美味しくてびっくりです。

ミツバチの巣に関しては、少なくとも、「ミツバチなのに駆除されてしまった」ということでなくて少しは安心しましたが、それでも、あんまり安易に殺虫剤は使って欲しくないなあ、という感じはします。

投稿: かば◎ | 2015年10月27日 (火) 14時30分

休日にスダジイを探してきましたよ。
意外と近いところに生えてましたので、木についてたのは歩きながら生食しました。身が真っ白ですね!確かにおいしいです。拾ったのは気が向いたら炒ってみますです。

投稿: みやまえ | 2015年11月 4日 (水) 21時27分

>みやまえさん

私も、基本、炒って食べるつもりで採っているんですが、つい歩きながら生で食べてしまったりします(家を出てすぐの場所にあるので、外出のたびにいくつか採っています)。

炒っても生でもほとんど味は変わらない気がしますが、炒ったほうが中の水分で少し蒸されてもちっと柔らかめになって食べやすくなるかな?
香ばしさも少し上がるかもしれません。

我が家のチビも、「炒った方がおいしい」と言っています。

投稿: かば◎ | 2015年11月 4日 (水) 22時47分

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