ソミュア!
●タミヤのSOMUA S35をようやく手に入れたので、手元のエレール(グンゼ版)のキットと主要パーツのいくつかを比較してみた。ちなみに箱の大きさはほぼ同じ(本家エレール版はもっと大きかった)。
まっさらの新製品が出た今、わざわざ大昔のエレールを作ろうという物好きは少なそうだし、両キットを比較することに特に意義があるとは思えない。それより何より、タミヤのキットを直接実車写真と比較しろよって感じ。
――であるのは確かなのだが、何しろ手元にグンゼ版のストックが2つ、在庫をひっくり返すと組立途中で放棄した純正エレール版も出てくるはず、という具合なので、せめて比較対照くらいはしてみようか、というだけの話。ただし、若干の(実車と比較しての)ディテール・チェック話も混じっている。
●正確な形状がつかみづらい鋳造パーツが多いフランス戦車だが、特に砲塔は難物。このキットでも、APX 1 CE砲塔の出来はキモだと思う。
これに関しては、(hideさんに倣って)タミヤのB1bisのパーツ(同系のAPX-4砲塔)も引っ張り出して並べてみた。なお、ソミュアのAPX 1 CEとB1bisのAPX-4は、どちらもAPX-1の改良型という関係だが、外形はAPX-4のほうが原型となったAPX-1に近い(はず)。
写真は左から、タミヤB1bis、タミヤ・ソミュア、エレール・ソミュア。印象が悪いと言われ続けてきたエレールのソミュアの砲塔だが、その最大要因は、本来出っ張っているべき右前部が逆に窪んでいるところにあるようだ。
タミヤのB1bisとソミュアの砲塔を見比べると、同系の砲塔とはいえずいぶん大きさが違う(どちらもある程度正しく縮小されているとしてだが)。もっとも、前半部分に大きな違いはなく、主な違いは後半の延長・拡大にある。実車の場合、真上から砲塔を捉えた写真は(少なくとも私は)見たことがないので比較が難しいが、側面からの写真でも、特に右側のバイザーのある面の形状と幅の違いは確認しやすい。
その面の幅が違うだけでなく、(平面形で)角度が違うことまでは認識していなかったが、考えてみれば仮に角度が同じだと後面ハッチの面の幅に大きな差が出来てしまう。ソミュアのハッチがB1bisに比べ極端に狭いという印象はないから、やはり砲塔後半は幅が広がっていて正しいのだろうと思う。
砲塔下部パーツの写真では、より平面形の差が判りやすいが、それだけでなく、砲塔リングの径が大きく違うことが判る(そもそも砲塔形式名のAPX 1 CEのCEは径の拡大を示す)。実物のリング径は、APX 1 CEは1130mm(1:35で32.3mm)、APX 1、4は1022mm(同29.2mm)。モデルアート別冊「スーパーディテール フォトブックVol.2 フランス重戦車シャールB1bis」には、両砲塔の比較で「下部の張り出し具合に注目、B1bisのほうが大きい」と書いてあるが、当然ながらこれはエラの張リ具合の違いではなく、その下の「首」の太さの違いによる。
いずれにせよ、ややこしい形状の砲塔なので、実物と比べてどうなのかは、なお要検討。現時点の印象で言うと、タミヤの砲塔は右前部の角がちょっと出っ張りすぎな気がするが、バリエーションもありそうなので現時点では意見保留。
バイザー部分は四角くくりぬかれていて、そこに別体のブロックをはめ込むのは実車通りだが、四周の隙間が開きすぎな感じ。
●キューポラは、タミヤのものはB1bisと基本同一のパーツ。ただ、B1bis同様、キューポラの3方向に付く吊り下げフックを綺麗サッパリ省略している。
写真はエレールの説明書と、フックパーツ(エレールのものも、ご覧のようにそう大した出来のパーツではない)。
このへん、何かかたくななまでに「このフックはパーツ化しない」と決めて掛かっているように感じてしまうのだが、もしかしたら、タミヤには「*ミリ以下のパーツ化はしない」という基準でもあるのだろうか。
●車体上部の比較。上がエレール、下がタミヤ。全体寸法はほぼぴったり同じで、古いながらエレールもなかなか頑張っていることが判る。
大きな違いは戦闘室上面左右の斜めの削ぎ落とし部分で、エレールはこの部分の幅が狭く、それが戦闘室右前面形状にも影響を与えている。砲塔下左右の円弧状の張り出しもない。
細かいディテールではさすがにタミヤの方に一日の長、というよりも一日以上の長がある。タミヤではエンジンルーム上面前方のハッチが一体成型だが、(特に右側ハッチの)独特の膨らみ加減を表現している(もっとも、表現し尽くしているかというと、ちょっと微妙なところ)。
一方、ラジエータグリルはエレールが車体と一体であるのに対し、タミヤは別部品。エレールはハッチの枠と格子が一体化してしまっているのに対し、タミヤはしっかり別体を表現している。しかし、左右の格子が線対称になってしまっているのは同じ。
実際には、この格子パネルは左右とも(というより4枚とも?)同一パーツを使っているために点対象になっている(少なくとも私が写真で確認できた限りでは)。タミヤのパーツでは、左側の格子(B6)が正しく、写真の右パーツ(B5)は格子のパターンが鏡写し。
実車の車体下部は、鋳造で左右別々に作られ、それを中央で(内部で)ボルト接合しているため、中心に分割線がある。エレールでは、この分割線は無視されている。
タミヤのパーツも単純に筋彫りが入っているだけで、それはそれでいいのだが、車輌によっては、分割線両側がわずかに盛り上がっているように見えるものもある。また、中央横方向に鋳造のパーティングラインらしきものが入っている例もある。
床面はおそらく内部の機器の取付架として凹凸がつけられていて、それが外側で模様になっている。車台まで鋳造パーツで作ってしまったソミュアならでは。鋳造多用の丸っこい外見はフランス戦車らしいところだが、車台まで鋳造なのは、量産車ではソミュアS35とオチキスH35系列くらいだと思う。エレールのキット、実は頑張ってたんだなあ……。
写真が寝惚けているので判りづらいが、タミヤは底面にもちゃんと左右の分割線がモールドされている。
車体上下の結合部表現については、さすがに新しいタミヤは綺麗に表現してある。
●足回り。起動輪と誘導輪、転輪は両社とも同サイズ。同じものを同じ縮尺でキット化している以上、当然のことかもしれないが、実はメーカーごとにバラツキが出ることも珍しくない。さすがに最近のタミヤは起動輪の歯数(履帯のピッチ)を適当に済ますことはなくなったようだ。
違いは、起動輪に関しては、エレールのパーツは表面に2カ所、アクセスパネルのようなモールドがあること。これは少なくともソミュールの実車では確認できない(4/14追記。ボーヴィントンの車輌にはあり、旧アバディーンの車輌にはないようだ。生産時期による差異ではないかと思う。なお調査の要あり)。
なお、ソミュールの実車の起動輪では、表面に鋳造管理番号と、中心からごく短くかすかな放射状のリブがあるが、これは両キットとも表現されていない(なお、鋳造管理番号は車輌により、車体やハッチ類にも入っている場合があるが、それらも両キットとも一切入っていない)。
誘導輪はボルト列の位置に若干の差があるのに加え、タミヤはボルト2本ごとに座金のモールドがあり、エレールにはそれがない(あるいは、エレールはドーナツ状に全体に座金があるというべきか)。いずれにせよ、両社とも両面同じモールドになっているが、実際には、
- ナット側(ソミュールの実車では表側)はタミヤのモールドのように、2本ごとに座金がある。
- ボルト頭側(ソミュールの実車では内側)はちょっと凝った形状で、ボルト列外側にリング状の段差があり、
- ボルト頭は正六角形ではなく一部が切り欠かれた形状で、その切り欠き部が段差に引っかかり、ボルトが回転しないようになっている。
――という仕組みになっているようだ。
重箱の隅的なことを言えば、タミヤのモールドは両面ともナットになっているという時点でちょっと変なのだけれど。
なお実車に関しては、ボルト頭をそのままの形状とした場合には段差に引っ掛かる辺が短く、「なめて」しまう危険性があると判断してボルト頭を切り欠いたのだと思うが、わざわざ切り欠いて汎用性をなくすより、誘導輪側に六角形の窪みを付けるとかのほうがよかったのではないか、とツッコミを入れたくなる。
転輪の比較は右写真のような感じ。中心軸部分の径が違い、それに対応してなのか、穴の位置にもズレがある。
穴の位置はタミヤのほうがよさそうだが、ソミュールの実車写真ではもっと穴が小さく見える。ただし、アバディーンのものはタミヤのパーツに近く見えるので、穴の大きさにバリエーションがあるか、あるいはソミュールのものは詰まっているか、という可能性もあるかも。いずれにせよ、組み上がってしまえば隠れてほとんど見えない。
●履帯は、さすがにエレール純正のものはディテールもプアな上に固くて使いづらいのだが、グンゼ版は独自にインジェクションの非可動式のものが入っている。
ただし、タミヤのものに比べると、表面もちょっとのっぺりしていて、裏面も簡単。
タミヤの履帯は、B1bisのものが縁が分厚くてゴツかったので心配だったが、こちらはそれに比べ繊細な出来。ただし贅沢を言わせて貰えば、表面リブ中央にゲート跡が穴になってしまっていること、裏面窪みに押し出しピン跡が目立つことはちょっと悩ましい。
ちなみにソミュアの履帯は短ピッチのものと長ピッチの標準型との2種類がある(当然、起動輪の歯数も違うはず)。P. Danjou, "TRACKSTORY"によれば、短ピッチタイプは144枚、長ピッチは104枚。短ピッチタイプは最初の50輌に使われた、とあるが、当時の写真を見ると、明解に車輌番号とリンクしていないような気も……。
タミヤの履帯は両側フランジが尖り気味で、若干、短ピッチの外見が紛れ込んでいるような印象もある。
●全体的に見て、タミヤの新しいキットはさすがによく出来ているのだけれど、主にパーツの抜きの関係に起因すると思われる細部ディテールの不足も少々。
- 砲仰俯軸は砲塔側面に貫通して固定されていて、その跡がうっすら見えているので再現すると吉。
- 砲塔後部ハッチは、下部左右の出っ張り側部に軸が貫通している。
- 車体、操縦席右側のスリット周りのディテールが省略されている。
- 操縦席前面バイザーフラップの軸部ディテール。
- 車体側面の若干のリベット(4/14追記。これはなぜか、組立説明図にははっきり書込まれている。図14、16、17)。
- 車体上下結合ボルトの「逃げ溝」の、特に車体側面ハッチに掛かる部分の形状。
- アンテナポストの雨抜き穴。
――など。
●オマケ。グンゼ版はパッケージもドイツ軍仕様だったが、独自パーツとしてメタルの改装キューポラとアンテナポストが入っていた(加えて、レジンのドイツ兵フィギュア)。
しかし、B1bisの例を考えると、タミヤは後々、このソミュアもドイツ軍仕様を別に発売する可能性は高いのではないかと思う。そもそもそれ以外にバリエーションらしいバリエーションもないし(試作の自走砲は除く)。
●デカールシートはグンゼ版は妙に贅沢。タミヤに流用したい感じだが、古いキットなのでちょっとニス部が黄変してしまっていた。
なおソミュアS35は、B1bisあたりに比べると格段に塗装・マーキングの変化に乏しいが、それでも、タミヤの指定塗装のひとつにもあるような「砲塔だけパターン違い」や、最終生産バッチのうにょうにょした2色迷彩など、多少のバリエーションはある。もちろん、ボイテ好きな人はもう少し選択肢が広くなる。
●タミヤのキットはプラパーツ+金属チェーンだが、前照灯前面のメッシュは純正エッチングを付けてくれてもよかったのでは、と思う。アフターパーツで他社から出ると、必要性の高くないパーツがテンコ盛りで高いものになりそうだし。
ちなみに私の手元には、昔々買ったON THE MARKのエレール用のエッチングがあるが、これのメッシュはちょっと目が粗め。たぶんもったいないので使うと思うけれど。
| 固定リンク
「製作記・レビュー」カテゴリの記事
- Char 2C MENG 1:35(の突発的レビュー)(2024.08.17)
- I号戦車B型 アカデミー 1:35(2)(2024.07.12)
- I号戦車B型 アカデミー 1:35(2024.07.08)
- ミニスケール2題(2024.07.04)
- シロマダラ(2024.06.24)
「SOMUA S35」カテゴリの記事
- ソミュア!(ほんのわずかの進捗)(2017.09.04)
- ソミュア!(砲塔関連で補遺その3)(2015.04.27)
- ソミュア!(深みにはまって補遺その2)(2015.04.18)
- ソミュア!(補遺)(2015.04.14)
- ソミュア!(2015.04.13)
コメント
エレールのキットが行方不明のため、比較写真は大変参考になりました。
おっしゃるとおり、タミヤは小さい部分は省略!と頑なに決めてる気配がありますね。車体側面ハッチの前の小さい突起とか、ハッチに付いてる閉める時の取っ手とヒンジ上のテコとかもあってもいいのにとか思いました。
砲とかバイザーとかハッチの回転軸が貫通してるのは先にほうとうとか組んだあとで軸を通せるので大変ありがたい実車構造だと思いました。
投稿: みやまえ | 2015年4月13日 (月) 20時31分
久々にお邪魔します。なるほど、APX-4の形状の方がAPX-1に近いのですか。無印B1の制作が遠退いたは、少し残念です。(まあ、スミコン2015も始まるようなので、この件は少し保留します。)前照灯のメッシュなどを含めたエッチングパーツは(当然省略されたフックのパーツも付いて)いずれパッションモデルあたりから低価格のものが出ると思うのでそれを待って改めてもう一輌、フランス仕様を作ってみたいですね。
投稿: M.N | 2015年4月13日 (月) 21時47分
>みやまえさん
ソミュアのハッチは、砲塔も車体も、こういう凝りかたをする必然性がどこに?と思ってしまう妙な仕組みですね(砲塔ハッチはB1bisも同じですが)。
砲塔ハッチ、そこまでしてヒンジを表に出したくないものなんでしょうか?
どうせ後面なのだし、そこまで被弾率は高くない気がするのですが。しかも戦車長は、通常時、何のクッションもない鉄のテーブル上に座っていないといけない(R35やH35はクッション付きなのに)。痔持ちは戦車長になれませんね。
ちなみにガルパンのB1bisは、普通に裏面が上になるように開くようです。
もっとなんだかややこしいのが車体ハッチ。
私、未だにこれのロック機構の仕組みがよくわかりません。
裏面中央のハンドルを回すと、何がどうなるんでしょう。
裏面上側のテコみたいなものの役割は?
表側のハンドルアームみたいなものの役割は?
そもそも開き方も、スプリングでも付けて重みを軽減して、普通に外に開けばいいようなものの、「つの字」のアームは微妙な曲がり方をしていて、開けた時にハッチが開口部より若干下がるんですよね。しかも、下側のつの字アームの下にローラー付き。
……なんか、もうちょっと有益なとこに凝れよ、という気になります。
投稿: かば◎ | 2015年4月14日 (火) 20時31分
>M.Nさん
エレールのソミュアをいじる時に、すくなくとも前半は使えるのではと考えて、タミヤのB1bisの砲塔パーツを2つも別途仕入れてあります(;;)。
少なくとも1つは、MBの1:35、ルノーD2のAPX-1砲塔に役立てたいと思います。バイザー追加は当然として、後面ハッチ部の構造が全然違うのがなかなか面倒臭そう。外形も、APX-4よりちょっと「痩せぎす」な感じがして、上部前方の傾斜もきついような印象ですが、そのへんは「のように見える」だけなのか、「そうなっている」のかの判断が難しいですね。
投稿: かば◎ | 2015年4月14日 (火) 20時47分
砲塔のハッチは、上に座った時に外側が上のほうが凸凹がないとか、そんな理由なんじゃないでしょうか・・・
>ちなみにガルパンのB1bisは、普通に裏面が上になるように開くようです。
バネが外側にある奴がそれなのですね?こちらで砲塔の正式名を知ってググったらいくつかそのような例が出てきましたよ。
車体ハッチについては、多分、重たいので右に傾いた時に開けるのが大変とかで、重力を利用して斜面にそって落下させるというアイデアなのでしょうが、普通はおっしゃるとおりバネ使いますよね・・・
ツルハシの頭みたいなハンドルは回して前向きのカンヌキが前進して車体に引っかかってロックで、表のハンドルは引き起こすと多分裏側のハンドルをロック解除方向に回すのでしょうか。
裏面表側のテコは、上部ヒンジについた、開けた時に車体に突っ張ってロックの役目をする半月状の部品を引っ張ることで解除してハッチを閉めるときに使うのではないでしょうか。
ローラーは、手持ちのキットに実装してみましたが、これがあるだけでかなり閉めるのがスムーズになります。ないと(ただの摩擦だと)引っかかってしまって上手く動かないのが、普通に持ち上がるようになるのでびっくりです。
投稿: みやまえ | 2015年4月14日 (火) 22時16分
>ルノーD2のAPX-1砲塔に役立てたい
APX-1とAPX-4とはネットに図面らしきモノがあるので
比較した感じだと
やっぱり前半部は似ていて、後半はAPX-4が長いですね。
砲尾の後端と砲塔側面のエッジが似た位置にあり
そこから前半と後半に分けられますね。
ちなみにガゾリーヌのD2を引っ張り出して眺めてみましたが
タミヤのAPX-4を参考にしているっぽい。
投稿: めがーぬ | 2015年4月14日 (火) 23時47分
>みやまえさん
いや、B1/D2のAPX-1砲塔とか、R35やH35のAPX R砲塔とかは、ヒンジが外だったり両側だったりするので、別に内側がゴチャゴチャはしていないですし、座る面が内側だと、クッションの内張りを付けておけます(少なくともAPX R砲塔のハッチにはついているようです)。
長時間の行軍とか、クッション無しの鉄椅子はちょっと……。
車内の車長用の椅子はベルトなのでもっと疲れそうですし(ソミュアは椅子があるのか……)。
ちなみにガルバンの砲塔は、外形はAPX-4なので(ヒンジが外のヤツはAPX-1)、ガルパンのみの特別仕様車です。
>めがーぬさん
実はTRACKSTORYのB1の号に、B1とB1bisの5面図が載っているんですが……。記述の内容は現在、WW2フランス戦車ならこれ!という感じの資料にもかかわらず、図面は激しくお粗末で、まったく比較検討の役に立たないレベルです。
そのネット上の図面は、そこそこ信頼できそうですか?
投稿: かば◎ | 2015年4月15日 (水) 01時17分
すんません、確認したら
APX-1とAPX-4
ではなく
APX-1とAPX-1CE
でした。
APX-1とAPX-4は、平面サイズは似たようなもの?
(APX-1のほうが前部の高さ方向の絞り込みがキツいようですが)
APX-1の図面は
http://www.pangea-systems.com/wwiiws/public/systems/episcopes/Your_Episcopes_and_You.html
ここ等にありますけど
APX-1CEの図面が見つかりません・・・
どちらも四面図(断面図)があったのですが。
投稿: めがーぬ | 2015年4月16日 (木) 00時47分
>めがーぬさん
やはり、めがーぬさんも、APX-1の前半は傾斜がきついように見えますか。
この場合、砲塔前部形状に合わせてある防盾も、当然わずかに形が違うことになります。
それから、APX-4やAPX 1 CE(なぜかCEはハイフンがないらしい)の場合は、後面ハッチ側で、砲塔下面に段差というか、でっぱりがあります。
APX-1の場合はヒンジが外側にありますし、この出っ張りもないのではないかと思われるのですが、それを確認できる写真が見つかりません。
とにかく悩ましいポイントが次々に出てきます。困ったもんだ。
投稿: かば◎ | 2015年4月17日 (金) 13時44分
>APX-1の前半は傾斜がきつい
再度画像とにらめっこしましたけど
APX-4 や APX-1CEと比較して
APX-1は砲塔前部上面の折れ線が1つ少ないようですね。
APX-4 や APX-1CEは、折れ線より後方は傾斜が緩く
前方はAPX-1より傾斜がキツく
砲塔前面の上下幅は似たようなもの・・・
という感じ?
>APX-1の場合はヒンジが外側にありますし、この出っ張りもない
「ヨークタウン」を後方から撮影したコレ↓がもう少し鮮明なら・・・
http://www.chars-francais.net/2015/index.php/classement-individuel/chars-d2?task=view&id=538
TRACKSTORYの写真も、↑より少し大きいくらいです。
投稿: めがーぬ | 2015年4月19日 (日) 23時15分
>めがーぬさん
>>APX-1は砲塔前部上面の折れ線が1つ少ない
そうそう。私もそうではないかと思っています。
下面の出っ張りに関しては、TRACKSTORYの2083号車の写真(P12)で、「うーん、これは、無いんじゃないかなあ」と思っているのです。
投稿: かば◎ | 2015年4月19日 (日) 23時38分
はじめまして オークションで落札購入した1/35エレール(Heller)製のソミュアのキャタピラがポロポロ何処からも切れるくらい古いキットだったらしくキャタピラが使えなくなりました 安くキャタピラを買える方法などがありますでしょうか?
投稿: Pzl | 2019年6月 9日 (日) 11時16分
解決しましたm(_ _)m
投稿: Pzl | 2019年6月10日 (月) 00時38分
>Pzlさん
すでに解決されたようなので蛇足なのですが、高い別売パーツを買うとか、無理して古いエレール製の(あまり出来が良くない)ポリ製履帯を手に入れるより、タミヤのパーツ請求で同社組立式を入手するのが確実かつ比較的安価で、大幅ディテールアップに繋がるのではと思います。
投稿: かば◎ | 2019年6月10日 (月) 13時41分