« シュトレン2014 | トップページ | Bronco、KV戦車用履帯セットレビュー »

東京AFVの会2014

●12月21日日曜日、下北沢の北沢タウンホールで開催された東京AFVの会に行く。東京AFVの会に出たのは何年かぶり(5年以上は行っていない気がする)。

久々に出席したのは、

  • 何年かぶりに完成品があって気をよくしていた。
  • ハラT青木氏が来るというので。
  • 週末模型親父さんのところのSUMICON2014で、個人的に最もインパクトがあった作品、ケン太さんのツュンダップの完成品が見られる。

――などの理由による。

●ARMO JADAR-MODEL製、1:35のソクウ(Sokół 1000/CWS M111)と、数年前の完成品であるバンダイ1:48、ダイムラーMk.I装甲車を持っていく。

少なくともソクウに関してはディテールの強度に関しても不安があり、AFVの会までには何かしらベースを作って、それに固定して持ち運びもしやすいようにしよう、などと考えていたのだが、結局、SUMICON締め切り時のまま。

さらに、仕事が終わらずにバタバタしていたため、当日朝まで梱包する箱がないか探す泥縄ぶり。結局、いつもは別売のリベットセットの小袋などをまとめて突っ込んである取っ手付きの百均プラケースに、ティッシュを詰めて収納。

幸い、行きも帰りも破損はせずに済んだ。

F1017430 F1017432 ●東京AFVの会は10時からだが、会場到着は11時頃。すでに腹丁先生も来ていた。前回に比べると膨張が止まったような気がしたが、本人がいい気になってもいけないので言わず。萎んだわけではなさそうだし。

お目当てのケン太さんのツュンダップもすぐに見つかり、ご本人とも無事お会いすることが出来た。ウェブ上でビシッと形状出しをした細部工作写真を見せられていると、作品がものすごく大きなものであるかのような錯覚がどんどん進行していて、見た瞬間の感想は、

「小さい!」

だった。もちろん、1:35の模型に比べれば巨大なのだけれど。

本当はエンジン周りの作り込みと質感を写真で見せたいところ、携帯電話の写真がピンボケだった。

●ほか、目に止まった作品等々。

ソクウ、ツュンダップ以外にも、オートバイの模型がちらほら。おお、これは!と思ったのは、ロシア(だっけ?)のAIM Fan Models製、ソ連のオートバイPMZ A 750の単体とサイドカー付き。

このキット、アイテムの珍しさから私も店頭で手に取ってみたことがあるのだが、スポークはエッチング・パーツが入っていたり、なかなか気合いがこもっている一方、プラパーツはそれなりに細かいものの「一昔前の東欧製」な出来で、

F1017426F1017427「あっ、ごめん、間違って声掛けちゃった~」

みたいな顔をして棚に戻した記憶がある。

しかし飾ってあったのはビシッとした出来で、あのキットがこうなるんですか?という感じ。

ケン太さんはツュンダップの他にKV-2のジオラマも持参してきていて、そのKV-2も、KV maniacsの私の製作記事を参考にして下さった由。ちなみにKV maniacs自体は閉鎖中で、記事はそれだけ独立して置いてあるもの。

F1017423 そのジオラマには、ズベズダ1:35のIMZ M-72サイドカーが登場していて、これまた、スポークを1本1本、伸ばしランナーで植え替えたというもの。私自身は、この手法は、いつか挑戦したいと思いつつ(というか、いつか挑戦しないといけないんじゃないだろうか、くらい)、未挑戦。……それにしても、なぜこんなに綺麗に揃って張れますか?

戦車の作品の中で、個人的に最もインパクトがあったのは、1:25フルスクラッチのFCM 2C。

最初、パッとテーブルを見た時に、

「でかっ! MENGの2Cって、完成するとあんなにデカイのか!」

などと寝惚けたことを考えたのだが、実際には1.5倍近く違う。

F1017418 F1017422添えてあった製作メモによれば、ペーパーモデルを基本資料にプラバンで工作しリベット打ち、製作中にMENGの1:35が出たのでこれも参考にしつつ製作。履帯は複製せず、1枚ずつ手作りしたそうな。

斜め前からの写真では、向こう側に別の人のMENG製2Cも写っている(隣にあるわけではないので大きさの比較にはならないが)。

青木氏は、関西でのイベントで組んだという、タミヤ48の新製品、38(t)E/F型のテストショット未塗装品を出品。非常に出来はよい感じ。実際、テストショットとはいえ調整は終わっているらしく、スラスラ組めたとか。

しかしE/F型って、電撃戦の時期からは外れているし、東欧小国への供与はG型が主なので(E/F型も少数行っているけれど)、どうも地味な印象。

TACOM、Amusing Hobby、PANDAの3社のオブイェークト279を、1人で作り比べしている方も。……いったい何があなたをそこまでさせる? まさか六鹿さんか? と思ったが違ったようだ。

久しぶりに中村コウさんとも邂逅。カードも書かずにこっそりとACE72のトラクシオン・アヴァンを展示していたが、黒ツヤの綺麗な民生仕様、ドア開閉ギミック付き。やるなあ……。写真を撮り忘れた。

●午後は講演、入賞作品表彰など。

ケン太さんのツュンダップが懐かし部門1位、およびアーマーモデリング賞を受賞。

ついでに私のソクウも、ガレージキット部門第3位を受賞。しかし、投票対象となる昼までのガレージキット完成品の展示は、せいぜい5つくらいしかなかったような……。いや、まさか3つしかなかった、ということはないと思うけれど……。

ちなみに大賞(だったかな?)は、1:6の巨大な、ロレーヌ牽引車ベースのマーダーI。日本のMoja-Q Modelingというところから、ABS樹脂をメインとしたガレージキットが出ているらしい。これに他社製のPaK40のキットを加えてマーダーIに改造。さらに他の会社のトレーラーカーゴを牽引させていた。しかも、走るところは見なかったがラジコン搭載である由。

そんな大スケールで、よくいろいろ揃うものだと思ったが、要するにGIジョーのスケールであり、小物から車輌まで、意外にあれこれあるものらしい。

●その他、AFVの会のこぼれ話。

▼ケン太さんから「オミヤゲ」と言われて、BRONCOの1:35、「Russian 650mm OMSH Track Link Set for KV-1/KV-2 (Workable) 」を頂いた。これはなかなか微妙な製品で、ケン太さんも「買ってみたものの使い道がないので、何かのネタに」とのこと。

なんて書くと不良在庫が回ってきたふうに見えてしまうが、これはこれで興味深いものであるのは確か。

ありがとうございます>ケン太さん。KV-1sを作るとき……が、いつ来るのかは判りませんが、そのような折にぜひ役立てたいと思います。

詳しい内容紹介等々は、いずれ改めて。

▼昼食は、腹丁青木氏、ケン太氏、金子辰也氏らと、総勢7人で近くの台湾料理屋。

▼昼食後にサニーに寄る。RB ModelのPaK97/38用砲身を買う。

▼会場には、ほかにも高野さん、VKインタラさんら、SUMICON参加者が複数いらしていた由。事前に掲示板で打ち合わせなどしていなかったこともあって、ご挨拶もお話も出来ず。

▼ケン太さんに、「あとで、ツュンダップとソクウを並べて写真を撮らせて下さいよ」と言って快諾を得たにもかかわらず、撮り忘れた(そんなんばっかし)。思い出したときには、ツュンダップは、アーマーモデリング賞受賞作として撮影用にアーマーモデリング誌に貸し出されてしまった後だった。

▼JAMESの笹川さんはお出でにならず。実は我が家には、とある事情でヒゲさんこと故・小澤勝三氏のスクラッチ作品のルノーFTがあり、笹川さんにお会いできたら、JAMESで保管して貰えないか頼もうかと思っていた。

●AFVの会終了後、青木氏と四谷仙波堂に行く。

店主氏がちょうどドラゴンの新製品、ビットマンズ・ティーガーをいじっているところで、たっぷり旧製品との違い等教えてもらう。といっても、基本、私には無縁の商品であり申し訳なし。

タスカ(アスカ)のイタリア軍ジェリカンセットを買おうと思ったが惜しくも品切れ。代わりにこれはどうかと、レジン製のジェリカンセット(ブラチ? いや、ロイヤルモデル?)を薦められたが、3倍近い価格差はどうもなあ……。

KV履帯2分割混ぜ履きタイプの、マスタークラブのレジン製のものが売れ残っていないかと思ったが、残念なことにもうなかった(そもそもレジン版で2分割は出ていなかったかも)。「国本戦車塾第8号 イタリア最強戦車P40」を買おうと思ったが売り切れ。キャッスルナットの小径のものが欲しかったが、これも無し。結局、RB Modelの57mmZiS-4の砲身を買った。440円(税別)。

どうも仙波堂に行っても、結局いつもちんまいものを買うばかりのことが多く、まあ、要するに有り難味のない客である。まあ、どこへ行っても有り難がられるほど金満家でもないので仕方ないけれど。

●青木氏と酒を飲みにいく(兼・夕食)。

青木氏は前日から東京に来ていて、前日もモデラー仲間と飲みに行き、居酒屋でたっぷり揚げ物を食った由。というわけで、今日は揚げ物以外――魚がよいという。

四谷の飲み屋街もちょっと歩いてみたが、結局、私の行き慣れた九段下の「おかってや」に行く。以前に青木氏とも行ったことがあり、氏の評価もよかった店。

魚を食いつつ、くぴくぴ酒を飲みつつ、いつものように盛大に馬鹿話(と若干の考証話)をする。腹丁青木先生が朗々とパルナスのCMを歌うのを聴きながら酒を飲むのも、まあ、乙なものであると書いておこう。いや、パルナスを歌っていたのは店を出てからだったかな? 酔っ払ってたんで、よく判らないや。

ちなみに揚げ物は避けたいと言っていたにも関わらず、ふぐの唐揚をお代わりした。美味かったけれど。

酔い覚ましを兼ね、俎橋から秋葉原まで歩く。秋葉原で青木氏と別れ帰宅。

●何の弾みでか、青木氏と「リチャード獅子心王は、なぜ獅子心なのか」という話題になり、そこからの流れで、「ジョン失地王とかと並んで、迂闊王なんていそうですな」「いそうだねえ」などと益体もない話をする。

2日ほどして青木氏がツイッターでつぶやいていたが、氏は、T-34の研究をしつつイングランドを統治し、後世の歴史家に「T-34王」と称されたいそうだ。

むしろ「揚げ物王」と呼ばれるのではないか、とres。

|

« シュトレン2014 | トップページ | Bronco、KV戦車用履帯セットレビュー »

かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

製作記・レビュー」カテゴリの記事

コメント

ううむ、楽しそうですね。
私ゃモデラー仲間と飲みに行くという経験は一切なしにここまで来たので(笑)。25の2Cは入賞常連のリベットさんの作品みたいですね。

ちなみにたった今在庫検索した限りでは
そのまま秋葉原のと○のあなまで行けば戦車塾のP40本買えてましたよ。イタレリのキットの製作にはほぼ関係ないけど読み物としては面白い一冊です。

投稿: hide | 2014年12月24日 (水) 23時13分

かば◎様こんばんは。お邪魔させていただきます。高野です。
ホームのこちらでも名前を出していただき大変恐縮です^^;
東京AFVの会ですが、私は10年位前から出席できる時は出席させていただいています。ただ、一人寂しい時間が多いので、ホント、住友さんのところで事前にアピールしておけばよかったと思いました。表彰式、な〜んとなくかば◎様の印象は覚えていますが。。。失礼ながら私よりもご年配な印象があるのですが(当方今年43です)。。。外れていましたらスミマセン^^;
またかば◎様のブログにもお邪魔させていただきますね。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 高野 | 2014年12月25日 (木) 00時38分

あー!
めっちゃ楽しそう、行きたかったな・・・

>KV-1sを作るとき
私も、EECのSU-152のためにミニアームのレジン製 軽量型履帯を
ストックしてあるんですが、そろそろ作らないと。

投稿: めがーぬ | 2014年12月25日 (木) 12時48分

何か機会がありましたら、皆様ともぜひ。

>hideさん

確かに、作品カードの名前の欄に、カッコ付きでそのように。
そのHNから察するに、リベット物を追求してらっしゃるのですね。

P40に関しては、私もイタレリのキットは「買おうかどうしようか」の段階で右往左往しているのですが、この本は読んで面白そうだし、値段も手ごろだし、という理由で欲しいと思っています。
都内なら神保町界隈でも手に入りそうなので、それほど焦ってはいません(なんて言っているうちに、同人誌ってなくなるんですよねー)。

>高野さん

こちらこそ失礼しました。
また機会がありましたら、その時にはぜひ。
えー。歳は結構上です(笑)。

>めがーぬさん

>>EECのSU-152のためにミニアームのレジン製 軽量型履帯

おお、いいですな!
そういえば、このあいだ、EEC製のインジェクション、軽量型履帯別売セットという、とてもアヤシイものを見ましたよ。

投稿: かば◎ | 2014年12月25日 (木) 15時11分

大変遅くなりましたが、AFVの会ではお付合い頂きありがとうございました
月並みですが、大変楽しかったです
お互い気になっていたバイク(AIM Fan Models製)の現物も見れましたし

やはり展示会の後は飲みですよね・・・(遠い目)
喜びもつかの間の玄関開けたら、二分で料理担当で、なんだか余韻もへったくれもありませんでした

私はその後、熱を出しクリスマスは寝込んでおり、回復してきた頃合いを見張ってか!?明日から年末の大掃除に借り出されるという状態です

投稿: ケン太 | 2014年12月26日 (金) 21時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1208697/58356569

この記事へのトラックバック一覧です: 東京AFVの会2014:

« シュトレン2014 | トップページ | Bronco、KV戦車用履帯セットレビュー »