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煙草を吸う夢

●長野に行ったり、地図の仕事で切羽詰ったりしている間に、あれよあれよと10月も最終週になってしまった。あれやこれやのうちにあれよあれよ(わけわからん)。

●ジャック・ブルース死去。追悼に、youtubeでライブの「Sunshine of your love」を聴く。ああ、クリームはよいなあ……。

赤瀬川源平氏死去。追悼にちくま文庫の「超芸術トマソン」を……いや、割と最近読み直したばかりなのでまた改めて読んだりしないけれど、当分、街歩きの際はいつも以上にトマソンに注意を払おう。

●約一ヶ月前、下唇にぷちっとニキビのようなデキモノが出来て、最初はうちのかみさん言うところの「風邪熱」、要するにヘルペスかと思っていたのだが、痛くも痒くもなく、しかし、数日して何かの弾みにちょっと切れたら、滴るほど血が出て、これが数時間止まらない。

それからも何かのたびに血が出て、その都度止まるまでティッシュで押さえているのだが、そんなことを繰り返しているうち、どんどん大きくなって、いまや小豆大くらいになってしまった。

最近は何時間も血が止まらないということはなくなったのだが、それでも頻繁に血がにじんでじくじくしているし、痛くも痒くもないといっても鬱陶しくてしょうがない。

先週金曜日、鎌倉の皮膚科に行ったら、どのみち切らないといけないし、それには総合病院に行ったほうがいいといわれて、湘南鎌倉総合病院の形成外科を紹介され、早いほうがいいというので、翌土曜日に行って来た。

さすが総合病院というべきか、あっちの窓口だ、こっちの診察室だ、こっちで検査だなどなど、ロープレのレアアイテムゲットのクエストのようにあっちこっち行かされる。結局、良性のナントカカントカ腫瘍だろうとのことで、今週土曜の切除手術が決まる。一応、日帰りで済むとのこと。

なお、湘南鎌倉総合病院には初めて行ったが、最近改築されたとかで、なんだかホテル並みの内装。さすがは徳洲会。

●10月末といえば、週末模型親父さんのところの模型コンペ、「SUMICON2014」の締切。

「隼号、発進」なんてエラそうなタイトルで書いているくせに全然発進しないじゃないか、と、数少ない読者の皆さんにも思われていそうな私のエントリー作、ARMO JADAR-MODELの1:35、Sokół(ソクウ)1000オートバイ+サイドカーも、今週中に――手術のことを考えると、できれば木曜までに仕上げないといけないわけだが……。

とにかく更新もままならかった一方で、とりあえず製作だけはちまちま進めていて、なんとか現時点、「発進」直前までは仕上げているのだ。……珍しく!

というわけで現状の写真を2葉。

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この後、艶消しスプレーを吹くことを考えて、ライトレンズ(WAVEのパーツを削った)もメーターのフィルムシートもまだ付けていない。

製作記はまた改めて、落ち着いてから。

●湘南鎌倉総合病院の問診シートにもあったのだが、飲酒・喫煙習慣の有無を聞かれると、素直に「喫煙・なし」をチェックするのはちょっとチガウような気がしてしまう。

実際のところ、東日本大震災のちょっと前からだから、かれこれもう4年吸っていないのだけれど、今もなお、意識としては「非喫煙者」ではなく、単に「禁煙中」であるという気がしている。吸いたくてイライラするとか、人が吸っているのを見るとたまらなくなる、というのは特にないし、酒を飲んでいる席で隣で吸われても大丈夫なのだが、その実、いつまで経っても「吸いたくならなくならない(変な日本語)」。

例えば夜遅く、何か一仕事終わって(あるいは模型製作の細かい、気を使う作業がひと山越えて、でもいいのだが)ふっと一息ついたとき、「ああ、ここで煙草だよなあ」と思う。

そんなわけで、「いやまあ、そうは言っても、もう4年も吸っていないんだから今さら吸わないよ」と思う自分がいる一方で、ほんのふとした弾みで、隣の人間に「1本おくれ」と言って吸ってしまいそうな、そんなことが起こり得ないわけではないような気もしている。

ただし、以前は頻繁に煙草を吸う夢を見ていて、しかも例えばジタンを吸うとちゃんとジタンの味がしたりしたのだが(なかなかお得だ)、どうも最近は見ない。……と思ったのだが、よくよく考えてみると、単にいちいちよく覚えていないだけで、数日前にも夢の中で吸っていたような。

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