ホリミヤ
ここまで人が来ていて起きようとしない犬ってどうなんだ、と思う方もいるかもしれないが、だいぶ老犬で耳が遠くなっているので、まったく気付いていない可能性大(この後、靴を履こうとしてようやくビクッとして起きた)。
●後輩のM君が一家で逗子海岸に泳ぎに来るというので、駅まで迎えに行き、浜まで案内する。まあ、迷うような道でもないけれど。
逗子海岸の海水浴場は、砂浜での喫煙だの飲酒だのあれやこれや禁止になって、そのために海水浴客が以前の1/5だとか、若者は鎌倉のほうに流れて家族連ればかりだとかいう話が出ていたのだが、そんなニュースが流れたために、また少し人が戻った感じがする。
もっとも、いずれにしても私自身はもう何年も逗子の海で泳いでいない。
●迎えに行く途中、いつものキバナコスモスで。
ナミルリモンハナバチ。2匹確認。1枚目、動いている翅が妙ちきりんな写り方をしている。新体操のリボン?
アカタテハか、ヒメアカタテハのようなつもりで漫然と撮っていて、後から撮った写真を見返したらしばらくぶりのツマグロヒョウモン(メス)だった。注意力散漫。
もっとも3つのどれだったとしても、とりたてて珍しくはない。ただしツマグロヒョウモンはもともと南方系の蝶で、比較的最近、関東に定着したもの。30年前なら大発見(かも)。
●陽射しはきついが、風のある外のほうがナンボかましで、午後も散歩に出掛ける。
身近にいたとしても、普段、なかなか目にする機会が無いのがヘビだが(野良仕事でもしていれば別だろうが)、どういうわけか、散歩の途中に2度も目撃。どちらも茶色単色で、仮に真っ直ぐピンと伸ばしても30cmくらいの小型のもの。
携帯電話のカメラを構えようとオタオタしているうちに2回とも逃げられてしまった。右は2度目の遭遇の時、ようやくシッポ側半身だけ撮ったもの。種類は何だろう。ヒバカリ?
●19日火曜日。神保町の事務所に行くつもりでいたのだが、前日にC社長より、ビルの改装に伴いシンナーの臭いが充満しており数日近付かないほうがいい旨、廻状が来たのでヤメ。自宅でエクセルをつついたりする(本当を言うとexcelモドキのOpenOffice)。
ところで自宅のOpenOfficeは平気なのだが、事務所のマシンは、先日OpenOfficeのアップデートの通知が出て、そのままアップデートしたら、文字が化ける(というよりも文字が重なって表示される?)ようになってしまった。セル内の数字は大丈夫なので作業は出来るが、項目の読み取り等が不便で不快。
●前回ちょっと触れたホリミヤの更新。柳君の両親の高校時代の話だったのだが、それを読んでいて、そういえば「やなぎん母」が登場したのはどれくらい前だったろう、というのが気になる。
もっとも、すでに本編140話、オマケシリーズはそこからの続き番号で500話を超えた。じっくり読み直すのもいいかもしれないが、ぱっと「あの話はどこだっけ」は探しづらい。何か、登場人物+αのキーワードでタグ付けされていて検索できればいいのにナー、などと考えてみたりする。
もちろん作者にそんな仕組みを今から作ってくれとリクエストするのはワガママというものだが、作者自身が過去話確認用にこっそり作ってあったりしないかなあ……。
話は前後するが、「ホリミヤ」は作者・HIROによるウェブコミック、「堀さんと宮村くん」の略称。どこかの出版社のサイトではなく、自身のサイト「読解アヘン」で公開している。紙の単行本(本編10冊、およびオマケ編はダイジェストで何冊か)も出ている。
それだけでなく(確か以前にも書いたが)、「ホリミヤ」の題名でこれを別人の作画でリライトされた単行本も刊行中。出版社は同じスクウェア・エニックス。マンガが原作でマンガが出るって、それは原作者的にどうなんだ……。見ようによっては「アンタのマンガは筋はいいけれど絵がヘタだ」と宣告しているようなものなわけで、いったい、この話をスクエニの編集者がどういうふうに持って行ったのかが知りたい。
ちなみに原作で読み始めた私は原作絵が味があってよいと思う一方で、リライト版は顔立ちが整いすぎていてイヤ。もっとも、リライト版で読み始めてしまった人は、原作は「崩れすぎてダメ」と思うかも。
また、原作で初期の設定と後々の設定に若干の齟齬があるのは調整されているのかもしれない。
(8/25追記。ファンサイト、「堀さんと宮村くんwiki」に、全話データベースがあった。偉大なり! ちなみに、やなぎん母の(たぶん)初出は447話だった)
(8/26追記。それより前、やなぎんの2層髪の毛話で329話にも出ていた)
●RODEN 1:72、88搭載VOMAG自走砲の続き。前回、砲架の左側面を載せたので、今回は右側面。
左側面は表面ディテールを自分で作り変えた部分がそこそこあったが、右側面はわずかを除いてほぼキット部品。ただし、仰俯・回転ハンドルは、キットのパーツは分厚く、ゴツ過ぎたので、ヤスリでおよそ半分くらいの厚みまで削り込み、その後にエッジを丸めて、ちょっとでも繊細に見えるようにした。
仰俯軸横の扇形は角度表示、およびそこからの長い棒は照準器への連動棒。したがって、例えば砲身を水平にしていれば、“分度器”の中の指示棒は後端近く(正確には、最大俯角の3度を抜いた位置)まで行っているのでは――と考えたのだが、博物館にある実物(Flak18/36/37)を見ると、どうも微妙にずれている。
以下はちゃんとした資料に基づいているわけではないが、どうも指示針は砲と連動するものと、照準器(殻のバー)に連動するものの2重になっていて、必ずしも砲と照準器の仰俯は連動しないような。対象の距離によって、この2つの針の角度差は変化するのではと思う。そんなわけで、どういう角度ならよいのかよく判らなくなったので、結局キットのまま(これだけ書いておいて?)
また、上部にある2つのダイヤルからはケーブルが前方ハンドルの下を通って砲架前側に引き込まれているようなのだが、その正確な位置が判らず、現時点では付けていない。
なお、前回の左側面も、今回の右側面も、シートはまだ付けていない。
●隼号、発進(7.75) (どこまで連載番号が細分化されるんだ……)
まあ、オマケ回だと思っていただければ。
VOMAGの話を書くと「ソクウはどうなってるんだ」と言われるので(いやもちろん、ツッコミを頂けるうちが花なわけですが)、一応、現状報告を。
フレーム関係はひと通り工作を終え、エンジンは小エッチングパーツの取り付けが途中。そのエンジンはこんな感じ。右に付いているブーメランのような金具は大きいからいいのだが(それでも4mmくらい)、上部の気化器周辺の金具は偏執的に細かい。
写真で最下部、エンジン左側面にプラパンでちまちま作ってあるのは変速機のアーム。これもエッチングパーツだったのだが、これはエンジン組立のだいぶ初期に紛失。先述の「部品を失くした時は失くしたものよりよくなるように」の縛りに則りつつ再生したもの。
これであと数箇所、操作ロッドからの連結金具を付けてやる必要あり。それが終わったらとうとうエンジンの塗装。塗装が面倒なのでなんやかやグズグズしていたが、本当に今度こそ塗装。
ちなみにキットのエッチングシートの現状は左のような感じ。だいぶ空きが目立つようになってきた。スポーク2個は予備。
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コメント
>かば◎さん
ソクウの製作、ご苦労様です。
登山に例えるならば、いまは、何合目でしょうか?そこから、頂上は見えるでしょうか?たーさん共々頂上で待っていますので、途中下山や遭難(なんと、不吉な!)しないよう、ゆっくり登ってきてくださいね。
投稿: M.N | 2014年8月20日 (水) 20時28分
このあいだ逗子海岸まで歩いてみました。結構人多かったです。
海沿いに鎌倉に抜けようと思ったらトンネル手前で歩道終わりとか言われて、泥の山道を歩いてセレブな住宅街のある小山を超えて鎌倉の海岸へ出ましたら、女の子は鎌倉のほうが多かったです。
投稿: みやまえ | 2014年8月20日 (水) 21時28分
>M.Nさん
もし間違えて踏みつぶしちゃったら大遭難ですね(^^;
なお、現在は7合目……いや、6合目かなあ。
つまり一応は真ん中は過ぎていると思うのですが、
頂上は見えません。塗装したあとのブロックの結合がビシッと決まりそうにないのと、ブロックごとの結合だけでは済まず、塗装後にずれ込むこと決定の小パーツが結構あるためです。
五里霧中です。九里四里うまい十三里半です(意味不明)。
……でも今月中には塗装に入りたいな。
投稿: かば◎ | 2014年8月20日 (水) 21時53分
>みやまえさん
ああ、そうそう。あの道路は、もと有料道路の「湘南道路」で、特に逗子の小坪の区間は歩道もないし、道から降りる場所も(私有地への入口1カ所、どこかの駐車場裏の塀の扉1カ所以外は)ないんですよ。
(実は私も途中まで歩いたことがある)
>>セレブな住宅街のある小山
披露山ですね。泥の山道を歩いて、ってことは、いばりんぼ元都知事の家の裏を通って登ったんですね。
投稿: かば◎ | 2014年8月20日 (水) 21時59分