隼号、発進(6)
●週末模型親父さんのところの模型コンペ、「SUMICON2014」へのエントリー作として作っている、ARMO JADAR-MODELの1:35、Sokół(ソクウ)1000オートバイ+サイドカーの進捗状況。
もっとも、まだ部分塗装にもたどり着いていないのに、だんだん息切れしてきたような。夏バテ?
フロントフォークあたりに比べるとシンプルな構成、に見えるのだが、実は結構厄介だった。
▼第一の問題は、基本となる「U+L字形」フレームが微妙に歪んでいて、そのままではフェンダーと合わないこと。これは沸騰したポットの湯気にあてて直したが、うまくフェンダーに合ったと思うと車輪が真っ直ぐ付かなかったり、「あちらを立てればこちらが」状態。組み終わった現時点でも、実は車軸が微妙にナナメ。お粗末。
▼成型不良で手前側の車軸受けが欠損していたので、0.5mmプラバンの切れ端を継ぎ足してそれらしく再生。
▼写真の手前側の車軸止め部品が、組んだ後で頭部分を折損、紛失したので再生。
▼後方に伸びるフェンダーステイのうち、こちら側の1本を整形作業中に折損。棒部分を伸ばしランナーで再生した。もっとも、あとから同一のパーツが1つ余計にあるのを発見。さらに言うと、この部分のステイはレジンパーツとエッチングの選択式で、エッチングのステイも残っている。何だかなあ。もっとも写真で確認できる限り、ここのステイはパイプ式のようだし、エッチングはふにゃふにゃなので使いたくはない。
▼頂部の車間表示灯(?)の基部のエッチングは曲げ加工が細かくて非常に難しく、あれやこれや難渋している間に「ぴちっ」とピンセットの先から飛ばして異次元空間へ。しょうがないので、他キットのエッチングパーツの枠の切れ端から新たに自作した。曲げ加工を容易にするためステイをまたぐ部分はエッチングでなくプラペーパーを使ったが、どうも本物も表示灯のステイとは別体の可能性がある。素材自体が硬めで折り線もついていないので、キットパーツより丈夫にできたのは怪我の功名。
こんな具合で、折ったり紛失したりで再生しなければいけなかった部分が3、4ヶ所も出てきて要らぬ苦労をした。もちろん細かくて破損・紛失しやすいのも確かだが、この場合は、わざわざ忙しい合間に工作してミスを誘発した自己責任も大きい気がする……。
とにかく問題は本体で、特に後輪とチェーン、後輪フェンダーとフェンダーステイ等の組み付けの手順をどうしたらよいのか、未だによく判らない。
最初は、後輪を取り付ける前に後輪フェンダーとフェンダーステイを取り付けてしまおうと考えていたのだが、どうもそれではうまくチェーンが通せないような気がする。
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