ニーソ
種名を調べるのに「ニーソ カメムシ」で検索したらたちどころにヒットした。もう和名は「ニーソカメムシ」にしたほうが判りやすいんじゃ……。
ちなみに絶対領域のその先は鮮やかな黄色。
●右はエサキモンキツノカメムシ。背中のハートが鮮やか。
種名を調べるのに「ハート カメムシ」で検索したらたちまち判明。もう和名は「ハートカメムシ」で(以下略)。
ちなみにこの種は「子育てをするカメムシ」として有名だそうだ。
クズの葉の上にいるのを目撃(7月20日)。1cmあるかないかの小さな虫で、最初は「変な色のヨコバイ?」と思ったのだが、写真に撮ってみると明らかに甲虫。
とはいえ、ハムシやゾウムシ、カミキリムシにコメツキムシなど、葉の上にいそうな甲虫のどれとも体型が違う。
また「謎の虫」が増えるのか、と思ったが、配色からみて「ツマグロ~」がありがちな命名なので、「ツマグロ 甲虫 橙色」などの単語の組み合わせで画像検索したら、ツマグロヒョウモンなどに混じってズバリがひっかかった。
ツマグロツツカッコウムシ、というそうな。脚が短く鈍臭そうだが、他の小昆虫を捕食する肉食である由。そもそもカッコウムシなんて種類、初めて知ったよ……。
●先週末、川崎の実家に行った際に本棚にあった赤瀬川源平の「超芸術トマソン」を読み始めてしまい、そのまま持ち帰って一気に読み返す。「ちくま文庫 創刊2周年“満2歳” 新刊」という腰巻きがこれまた懐かしいというか何というか。
序文が「共産党宣言」のパロディだったり、掲載されている数々の(特に都内の)トマソンがほとんど、それ自体がというより街並みごと無くなっているのではと思われたり、また文体そのものもある種の「共通認識」を下敷きにしているふうに感じられたり、「ああ、昭和だなあ」と思ったりする。
……それはさておき、カバーにも使われている写真はトマソンかどうかなど関係なく怖すぎる。どんな写真かは、「超芸術トマソン 煙突」で検索すべし。
●トマソンといえば、小坪の姥子台入口の子育て地蔵脇に、右のような純粋階段があったのだけれど(2011年9月撮影)、数日前に通りかかったら、綺麗サッパリなくなっていた(左下)。撤去跡も「原爆タイプ」トマソンと言えなくもないが若干苦しい。
どうも無理矢理、車一台駐車するスペースを捻出するために撤去されてしまったらしい(ちなみに、この撮影をしている背中には高架のバイパスの柱があるので、かなり車は入れづらいはず。柱の脇、しかも車を入れる側に交通標識のポールもあったかも)。
よく見ると、契約者名に「地蔵様」と書いてある。駐車するのはお地蔵さん本人であるらしい。お地蔵さん車持ってるのかよ! しかしお地蔵さんがフィアット500(二代目)あたりに乗っていたら似合いそうだ……。
閑話休題。もともとそれほど美しさや存在感があったわけではなく、ただ「ああ、トマソンだなあ」くらいの物件だったが、改めてトマソンのはかなさを感じさせる出来事ではあった。
●週末、青木氏がワンフェスだか何かで上京してきていて、月曜日にお互い間が合えばメシでも食うか、池袋のタミヤモデラーズギャラリーにでも行くか、みたいなことをボンヤリ打ち合わせていたのだが、いざ都内に出ようとしたら、落雷の影響とかで横須賀線が止まってしまった。
電車への通電は止まったわけではないので冷房は入っていて助かったが、逗子-鎌倉間で30分以上立ち往生(動いた直後にちらりと見えたが、どうも先頭車両あたりがまたいだまま止まっていたらしく、名越の踏切は車が長蛇の列だった)。列車は鎌倉駅でもしばらく止まり、東京駅手前でも止まったりしたので、結局、逗子-東京間で2時間以上かかった。
夕方、市ヶ谷C社で打ち合わせもあったので、青木氏との邂逅はそのままウヤムヤに。
●神保町の事務所のネット環境がどうも当てにならない。メールの受信(だけ)ができなくなったり、それほど重くないはずのページが開かなかったりする。
30日火曜日、どうも調子が悪いので仕事を進める気が失せてしまい、早々に退散。池袋のタミヤ・モデラーズギャラリーに回り道する。
イタレリ35、フィアット508のタミヤ箱版が会場先行販売で出ていたが、これは個人的には「そのうちでいいや」な感じ。むしろ会場限定でCR.32を入れていたりしないかなあ、などと淡い期待を抱いていたのだが、やはりなかった。残念。
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