ハザードマップ
●仕事が一気に煮詰まり中。
あっちの鍋もこっちの鍋もゴトゴトシューシュー言っていて、吹きこぼれたり焦げ付いたり。どこに何を投入していいやら判らなくなっている感じ。
そんな具合で、今年もエイプリル・フールは気の利いたウソの一つも思い浮かばないうちに過ぎてしまった。騙されることもなかったのが救い(もちろん、実際には騙されているのに今に至るも気付いていない、という可能性はあるわけだが)。
●4月5日土曜日。夕方の5時過ぎ時点で、大雨・洪水・暴風警報が発令されている。警報の大安売り。その時点では雨足も風もそれほど強くなかったが、夜半にかけてどんどん強くなってきた。
●お手付き品のその後の状況。
まずはタミヤのクルップ・プロッツェ。先日書いたように、ハンガリアン・プロッツェ兵員輸送型の新情報が入手できたので、俄かに作り始めてしまったもの。ご覧のように、まだようやくシャーシを組んだ程度。
部品点数もさほど多くなく、きっちり位置決めできる一方、後輪のダブルウォッシュボーン・サスなど構造もよく判り、実物の動きも想像できるのは流石。実車シャーシ写真と比べると若干の差はあるが、どうせ組み上がれば見えないので今回は手を加えない。前輪のトーインが結構きつめだが、仮に実車よりきついとしても、フェンダーがかぶってしまえば判らなくなる。
この後、ハンガリー仕様として組むためには運転席も改造し、荷台も新設しないといけないのだが、その前に、ドイツ型として作る場合にも不足しているディテールとして、ボンネット部側板に左右2箇所ずつの小さなカマボコ形のエアスクープを追加してある。この後ボンネットの止め具も追加予定。
なお、前回「キットがだいぶ年代物のため、パーティングラインがだいぶ目立つ」と書いたが、これは、私がいじっているのが旧キット(MM104)のせいかも。最近、フィギュア追加で再販されたほう(MM317)なら、多少金型に補修が加えられているかもしれない。
同じくタミヤのティーガーII。砲塔天井のピルツは右のように動かした。位置は割といーかげん。
タミヤのキットで省略されている運転席パネルの吊り下げフック、ハッチストッパーは追加したが、ラジエーターファングリル部のフックはすっぱり忘れたことにしようか検討中。
残る必須工作は爆薬避けネット、燃料タンクのガス抜きなど数箇所。前者については、今さら高いエッチングを買う気はないが、金網を切って作るのも面倒くさそうで停滞中。
●数日前、逗子市の広報誌に、「逗子市津波ハザードマップ」と「逗子市土砂災害等ハザードマップ」の2枚の地図がついてきた。市役所サイトでも公開されている(津波ハザードマップ1、2)。
何年も前から、GISを使った空間情報提供のサービスはあちこちの自治体でなされていて、逗子市も遅ればせながらその手のことを始めたか、と思ったが、(データはどうあれ、地図自体は)よく見たら単に外注だった(中央ジオマチックス)。
ちなみに我が家は山の上なので、家にいる限りでは津波の心配はないが、その代わり、すぐ玄関先が土砂災害警戒区域及び急傾斜地崩壊危険区域に指定されている。
●新聞記事などにはっきりそうとは書かれないけれど、企業の広報活動にはある種の“お約束”のようなものがある。
その中でも比較的単純な法則に、「積極的に広めたい/広めて欲しい情報は週初めに公表し、後ろめたいネタは週末に公表する」というのがある。
いいネタに関しては、週初めに公開すれば、その後の問い合わせにも応えられる。一方、流石に発表しないでしらばっくれるわけにはいかない、でもなるべくつつかれたくないネタに関しては、週末ギリギリに発表すれば、月曜まで猶予期間と冷却期間が置けるし、善後策を練ることもできる。
そんなことを、ずいぶん昔にベテランの企業広報の方とか新聞記者とかに聞いた。
というのを、東京電力が「汚染水漏れ」を(その数日前に兆候を掴んでいながら)5日金曜日深夜に公表したニュースを見て思い出した。そういうことやってるからますます信用なくすんだよ……。
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コメント
>すぐ玄関先が土砂災害警戒区域及び急傾斜地崩壊危険区域に指定
確かに横須賀線側からの登り路は傾斜がハンパ無くきついですからなー。大地震が来た時、揺れが納まって玄関を開けたらそこは急な崖、なんてことになる可能性もないではない?((((;゚Д゚)))
投稿: KWAT | 2013年4月 7日 (日) 23時34分
>くわっちん
「ないでもない」どころか、結構、大いにある気がします。
地震だけでなく、大雨でも起こりそうです。
もっとも、我が家の前の斜面は、近々、どうやらがちがちにコンクリで固めてしまうらしいです。
毎年春に愛でていた桃の木は、去年だったか一昨年だったか、大風で根こそぎ倒されてしまったのですが、それでもまだいろいろな木が生えている斜面とコンクリ斜面のどちらがいいかといえば、木のほうが……。
倒れた桃の木も、驚異的な生命力でわずかに地面にくっついている根っこからひこばえが生えてきて、ぽつぽつと数個だけですが花を咲かせてくれました。惜しいです。
もっとも斜面の下に住んでいるひとからすれば、そんな悠長なことは言っていられない切実な問題かもしれないので、あんまり「いやだいやだ」とは言えないのですが。
投稿: かば◎ | 2013年4月 8日 (月) 00時04分
玄関先で済むんですか?
家も一緒に流れていったりせんのでしょうか……
投稿: はほ/~ | 2013年4月 9日 (火) 19時29分
>はほちん
いやもう、そん時ゃそん時だぁ。
投稿: かば◎ | 2013年4月 9日 (火) 20時27分