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2013年4月

眠気

●本日の標語。

起きているだけで眠い。

●一昨日、ちびも連れてノビルを採りに行く。

ちびはしばらく前に保育園で散歩に出た際、先生に教えられてノビルを数本掘ったとかで、家に持って帰って来た。どうもそれに味をしめたらしく(といっても本人が食うわけではない)、また採りたがったので。

割合たっぷり採って帰る。夜、下拵えをしていてようやく気付いたが、もう小さく花芽が出掛けているものがだいぶある。もう今年の収穫はこれで打ち止めだな……。

玉のところは長めに茎を残して切り、軽く塩を振って保存。青い葉の部分は本日、少し沖縄そばの薬味に使い、あとは明日ネギ焼きにする予定。

●頻繁に猛烈な眠気に襲われるので、仕事がまるきり進まない。困った。

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にせものがたり

西尾維新とは何の関係もありません。

●仕事はとにかく一つずつ片付けてはいるが、そうしているうちにもどんどん後ろ倒しになっており、お池にはまってさあ大変的。そろそろどじょうが出てきてこんにちはと言われそう。

●黒歴史とは言わないまでもちょっとした過去の失敗談。

ずいぶん昔の話。“A Magyar Királyi Honvédség fegyverzete”(Zrínyi Kiadó)という本に、ハンガリー軍の国籍マークつきのヘッツァーの写真があって、これは珍しいものがあったと喜んで、それを参考に1輌でっち上げたら、その後、東欧軍の師匠、タミヤのYさんから、

「……あれ、実はイタレリのキットを使ったジオラマ写真なんですよ」

と言われて呆然とした。

“A Magyar Királyi Honvédség fegyverzete”に載っている写真は、ご丁寧にも(故意なのかどうかは判らないが)画質が落とされていて、それでますます本当臭くなっているのだが、Yさんはたまたま同じ写真の鮮明なものを見たことがあったので判ったらしい。そもそも実車/実機資料に模型写真を載せるなよ……。

●てなことをいきなり思い出したのも、mixi上で、red_foxさんとの間で「Marton X/V」なるハンガリーの試作(計画?)重戦闘機の写真が話題になったため。

Marton X/VはDB605を串型に搭載した双発機で、ツインブームで尾翼を支えており、ごく大雑把に言ってしまうと、2機分のメッサーの機首で中央胴体をでっち上げたフォッカーD.XXIIIという感じ(判ってもらえる相手が極端に少なそうな説明)。

例えばこのページの一番下にあるのがその問題の写真。

問題の写真は、古いカラーか、それとも着色かという体裁で、今にも離陸滑走を始めそうなMarton X/Vを斜め前方から捉えたもの。角度が角度だけに機体外形やディテールを見るには不足があるが、鮮明だし迫力のある写真である。最近のオークションサイト出品写真風に付箋が貼られているのが、ますますそれらしい。

……のだが、そもそもMarton X/Vってナニヨ?と調べている途中、まったく同じ角度、同じ塗装の模型作例写真に行き当たった。なんと合成写真でした、というオチ。ちなみにその上の写真も、人物が写りこんでいるのでますますそれらしいが、やはり合成。

そもそも完成したかどうかも怪しい機体が、しっかり作戦機の塗装になっている段階で疑ってかかるべき、とは思うが、もちろんそれは後知恵。

●とにかく最近は、ほとんど素人でも、パソコン上で簡単に写真の切り貼りや、画質の操作などができてしまう。「珍しい写真」に潜む落し穴の数は昔の比ではない。

その昔私が引っ掛かったヘッツァーの写真などはディオラマそのままだからアナログかつプリミティブなものだが、もっと「デジタル世代」なfakeで、陸モノで割と有名な例では、以下のようなものもある。

88mmFLAK搭載T-34、および元写真

結構広く出回っている写真で、模型の作例もところどころで見掛けるので騙された人も多いらしい。元写真は通常のT-34-85だが、前に立っている人物や向かって右の木立などは活かしている一方で、車体側面のゴチャゴチャや手前にあった75mm対戦車砲(?)は消去している。

MG151・3連装搭載T-34 ← 元写真1元写真2

これも結構有名なもの。砲塔を外して牽引車か弾薬運搬車などで使用中の鹵獲T-34をベースに、裏焼きして武装を載せ、対空自走砲に仕立てている。これよりもっとヌエ的な20mm4連装搭載T-34が実在していたりするので、ますますそれらしく見えてしまう。

T-34突撃砲、および元写真

元写真は同一ページの下。これも裏焼きして使っているらしい。さすがにだいぶ無理のある合成なのだが、わざと絵を荒らしているために見る方が勝手に改造方法を補完してしまって、ありそうに見せてしまうという手合い。

ちなみに、こうした写真の形容として、「合成された」という意味で、「photoshopped」と言うらしい。アドビも名誉なんだか不名誉なんだか。

●一方で、こうした写真につい騙されてしまう背景としては、ネットオークションなどを通じて、未発表写真が続々と出てきており、しかも「まさかこんな車輌/機体が」というものが、実際にしばしば発見されている、ということがある(先のMarton X/Vも、そういった出自を装っていたわけだが)。

要するに、珍しいものが次々出てくるので、珍奇な合成写真が出てきても「なるほどこんなものもあったのか」と、比較的簡単に思ってしまうのである。例えば最近写真が出てきて、サイバー白箱でキットまで出た88mmFLAK搭載IV号戦車(11枚目まで)など、先のT-34改造と「それらしさ」では五十歩百歩ではないかと思う。

アフリカ戦のII号マインローラーや、III号sIG33自走砲(オープントップ・現地改造版)などもそう。

もっともそれらは、角度を変え、何枚も写真が残っていることで、ほぼ本物と判断することが可能。一方で、先の偽物のように、明らかにこれという元写真が出てくれば、偽物と断じることができる。

しかしなんというか、本当に珍しいものもたくさん出てきて面白い一方、面倒くさい時代ですな。

●さて、ところでこれは比較的最近(といっても何年も前だが)ネットで出回っていて、ミシリンでは「本物か、フェイクか?」でスレッドも立ったもの。

T-26砲塔搭載ルノーR35

さて、本物か、偽物か。1枚モノの写真は悩ましい。

●煮詰まっている仕事は歴史物。

関連して、歴史上の人物の肖像を探していたりするのだけれど、蘇我入鹿でこんなものがひっかかった。そこそこ有名なCMらしいが、普段テレビを観ないので初見。激しく脱力。しかし不覚にもウケてしまった。しかしこれって元絵があるんじゃないですかね? 検索に引っ掛からないんだけれど。

この話を一緒に仕事しているボサノヴァ歌手のE君に教えたら、代わりにアイドルユニット浅井三姉妹というのを教わった。

……何がしたいのかさっぱりわからん! っていうか、なんで三姉妹で3×3=9人もいるの?

●ちびが通っている保育園には、「**しぃ」という呼び名の先生がいるそうだ(**には普通に名前が入る)。

……STEINS;GATE? cv:花澤香菜? それともケルトの妖精系? ケットシー的な何か?

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マズルブレーキ

●仕事が進まないので自宅軟禁状態。いかん。これでは引きこもりかニートのようではないか。

ここ一週間ほどの間で出掛けたのは、一度駅前に買い物に行ったのと、息子の携帯をiPhoneに替えるのに付き合って大船に行き、ついでにBookOffに行ったくらい。ちなみにBookOffでは「よつばと!」12巻を購入。

●とある出版物に江戸時代の時刻について注釈を付ける必要があり、しばらく、N女史との間でああでもないこうでもないとピンポンを繰り返す。

前提として、

  • 時間の1単位の長さが季節・昼夜で変化してしまう不定時法である(したがって季節が明らかでなければ、時間帯にもよるが、「現在の何時ごろ」と単純に言えない)。
  • 時刻は時鐘の数で数える(時鐘の数は9の倍数の下1桁だけを使うので、これもちょっと面倒なのだがここでは触れない)。
  • さらに、十二支の動物名で時間帯を示す「十二時辰」を併用する。

あたりはまだいいとして、

  • 十二時辰は、それぞれをさらに「上刻」「中刻」「下刻」に3分割する。
  • 十二時辰それぞれのちょうどまん中の時刻を「正刻」といい、それぞれの正刻は、時鐘ちょうどと対応する(例えば「明け六つ」は「卯の正刻」という具合)。また、つまり、時刻の「*つ半」が、時間帯の「*の刻」の境目になる。
  • とはいえ、正確な時計を持ち歩いているわけでもない当時のことなので、「だいたいこれくらいの時間」ということで、十二時辰を時刻代りにも使う。
  • なお、「丑三つ時」の「三つ」は時鐘とは関係なく、これまた十二時辰を切り分けた呼び方。

くらいになると、中身も込み入ってくるし、若干の異説もあったりして、どう説明していいか迷う。

もちろん、こんな説明は簡潔であるほどよく、N女史も私も、時鐘と十二時辰を書いた時計盤のようなものを図示して、短いキャプションを付けて解説することにしよう、と打ち合わせたのだが、「あれは言っておかないと」「ここが判りにくい」などとやっているうちにどんどんハマル。結局、納得の行くまで文章を練って、最後に図と合わせたら、当初の意図よりもだいぶ図が小さく、文章が長くなってしまった。が、N女史も私も半ば力尽きており、2人とも

「……長いですね」
「はっはっは。そうですね」

というようなことを言い合ってため息をついたのみで(心象風景)、そのまま決着とする。

「き、今日のところはこの辺で勘弁しといてやらぁ」的雰囲気。

●M10パンターのマズルブレーキの件。マズルブレーキを取り外した状態に工作をしたものの、前回書き込みへのhideさんのコメント(とそれに続くやり取り)に見るように、

「実際にはマズルブレーキがないのはM10に似せるための工作ではなく、車輌が遺棄された後に誰かが外して持って行った」

可能性が濃厚であることが判明。うわ~無駄工作~。もっともマズルブレーキのパーツは、取り付け部の盛り上がり表現のために一度取り付けてから切り飛ばしてしまったので、今さら復元は面倒。そのままで行くことにする。

F1033069なんてことを思っていたら、M10パンターのキットの箱に、もう一つ、破損していないマズルブレーキのパーツが出てきた。これでマズルブレーキを付け直せ、というマケマケ神のお告げか?などと一瞬思ったが……あれ。パンターのキットって、マズルブレーキがバージョン違いで2つ入ってるんだっけ。

と思ってパーツ図を探してみたものの見当たらず。形状、プラの色から見て、ドラゴン製品でドイツの長砲身75mm砲のものであるのは間違いないと思うのだが、我が家でそれに該当するキットはM10パンターとIII突G初期型しかない(はず)。III突を引っ張り出して確認したが、こちらもマズルブレーキはどうやら1種だけで、しかもパーツはランナーに付いたまま。激謎。

(追記。正体につき自己解決。ドラゴンのIV号戦車F型のキットに、不要部品として入っていたG型用マズルブレーキであると判明。なぜそんなものがパンターの箱に紛れ込んでいたのかは依然謎。)

●模型関連備忘録、その1。

TFマンリーコさんがタミヤとイタレリの、いわゆる“カルロ・アルマート”を並行製作中。イタレリはM14/41、タミヤはM13/40として製作する由。これに関して、イタレリとタミヤとでは、砲塔が12時の場合はほとんど同じだが、6時にするとだいぶ位置が違う――つまり、回転中心が著しくずれている、というのをふと思い出した。

砲塔を取り外してターレットリングが写っている上面写真があれば一発で確認できるのだが、なかなかそう都合よくは行かない。そこで次善の策として、カルロ・コマンドの存在に思い至る。

Carro Commando per Semoventiはセモベンテ部隊用の指揮車で、通常の戦車型をベースに砲塔を外し、開口部を塞いで大型ハッチを付けている。開口部は丸くターレットリングに沿って塞いでいるので、おおよそのターレットリング位置が判るはず。

ということで、あちこち探して行き当たった現存車輌の写真がここ。できれば脚立を使うとかよじ登るとかしてもっと上面を写して欲しかったところだが、贅沢は言えない。TFマンリーコさんのところはセュリティ上の理由でコメントにURLを貼りづらいのでこちらに(ブックマークの管理が悪いので、こうして文章つきで書いておかないとすぐ判らなくなる)。

●その2。

以前から、いつか作りたいと思っているI号戦車A型modificado、ブレダ20mm搭載型だが、意外に写真があるようで、以下、ネットで見つけた場所をいくつか。

http://www.network54.com/Forum/385039/thread/1190228336/Los+panzer+I+Bredas

いくつか、すでに写真のリンク切れがあるのが惜しい。

こちらはお馴染みミシリン。

http://www.network54.com/Forum/47207/thread/1124499597/1124572015/Which+Tristar+Pz+I+is+best+for+a+Condor+Legion+tank-

スペインでの改装物なのに、戦前のドイツ軍迷彩のような、境目のくっきりした雲形迷彩が確認できるのが珍しい気がする。

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現実逃避

F1033066●仕事が切羽詰って、まるで余裕がない時に限って余計なことをする典型例。M10パンターの砲口部の工作。

M10パンターは、マズルブレーキを残しているものと、よりM10に似せるためにわざわざマズルブレーキを外しているものとが混在している。

ドラゴンのM10パンター(ERSATZ M10)は、こんな“ネタなネタ”であるにも関わらず妙に気合いの入ったキットで、仕様の選択部分も多いが、惜しいことにマズルブレーキが外れた状態のパーツは入っていない。

別売の金属砲身だと、マズルブレーキが別部品で、きちんと砲身先端のネジ切りなど表現してある製品も存在するが、それはそれで、真鍮削り出しのマズルブレーキが余ってしまったりしてもったいない(要するに貧乏性)。

そんなわけで、マズルブレーキに隠れる部分をランナーで何やらそれらしく作って継ぎ足した。例によって大戦末期のドイツ戦車の資料などあまりないので、マズルブレーキを外した砲身先端は不鮮明な写真しかなく、適当にそれらしく工作。しかしその後に現存車輌の当該部分の拡大写真が出てきて、修正する羽目になった(もっともすでに1から作り直す気力はなく、“若干”実物寄りに削り直しただけ)。

●のびるをまた収穫しに行ったら、野原一面が草刈りされて丸坊主になっていた。昨年も3月末に刈られていたので、毎春一度は刈るらしい。というわけで、ネギ部分は改めて伸びるまでお預け(もっとも、もうしばらくでのびるシーズンも終了だ)。球根部分だけ浅く塩で漬けて食べる用に少し掘って来た。

目当てののびるがそんな具合で寂しかったので、近くでイタドリを一束刈って、家に帰って下拵え。一日水に晒し、日曜夕、オリーブオイル、にんにく、唐辛子で炒め、軽く塩味をつけて食べた。なかなか良いけれど、労力に見合うほど美味いかといえば微妙。もっとたくさん採って、いろいろな料理法を試すと楽しそうだが、一人ではそんなに食えないし面白くもない。

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金ぴか戦車

●先ほどまで掛かって書いてこのブログ用の記事を書いて投稿ボタン(保存ボタン)を押したら、いきなり「接続できません」画面になってしまった。途中保存もしていなかったので、まるまる一本、記事が消滅。はうあ……。

というわけで書き直してみるが、毎度適当に書きなぐっているので、多少内容が入れ替わっているかもしれない。もちろん、それで何かしら支障があるわけでもない。

●やらなければいけない仕事が交錯。

それぞれ切羽詰っているので、あれもやらなきゃ、いやこっちをやらなきゃとあたふたして、結局ますます進まなかったりする。

なんとかひとつひとつ片付けようとしているが(実際片付けているのだが)、最大のものがほとんど手付かずで残っている。やれやれ。

●4月8日月曜日。灌仏会。甘茶でカッポレって感じ。

しかし「カッポレ」ってどういう意味? フランシス・カッポレ?(誰?)

●この日だけ、本来なら休館日である月曜に、人数限定で入館でき、ゆっくり展示を鑑賞できるという、国立西洋美術館・ラファエロ展の特別入場券を先日貰い、何があろうと必ず行こうと心に決めていたのだが、仕事が捗らずに徹夜し、ギリギリ出掛けようとしたところに問い合わせのメールが入ったりなどしてバタバタ。

結局、逗子駅までは出たものの、その時点で12時までの入場時間に間に合わないことがはっきりしたので行くのをやめる。自分の段取りの悪さが腹立たしく、どうにも悔しい。

ちっ。でも、あのラファエロは酸っぱいに違いない。

なお、2枚貰ったチケットのうち片方は前もってお向かいさんに進呈。しっかり見に行ったそうだ。半分は無駄にならずに済んだ(ちなみにかみさんは、このチケを貰う前に通常のチケで見に行っている)。

●しばし逗子駅改札で気が抜けていたが、あまりに天気がよいのでちょっとだけ気分転換に散歩することにし、ひと駅だけ電車に乗って鎌倉に行く。小町通を抜け、雪ノ下から扇ヶ谷に出て、久々に英勝寺に入る。

名物の白藤は、まだ若葉が芽吹き始めたところ。デザイナーのS氏がFACEBOOKに、都内ですでに咲いている藤の写真をUPしていたが、ずいぶん違う。

F1033051 右は境内に咲いていたスミレ。

ところで、こうして散歩途中の写真をしばしばここにも貼りつけているが、私の携帯にはマニュアルでピントを合わせる機能がなく(もしあったとしてもどこにあるのか判らない)、撮影モードも、遠距離を撮っているのに接写モードに変わったり、風景を撮っているのに人物の顔認識を始めたりする(見えてはいけないものは見えていたりするのか?)。

携帯の画面では結果はよく判らず、実際の写り具合は、帰宅してPCのディスプレイに映して初めて判る。……当然ながら、下手な鉄砲の確率である(構図がどうの以前にピンボケ)。携帯の写真ってのは、そもそもそういうもんなんですか?

ちなみにこのスミレも、この写真ではほとんど青だが、本来はもっと紫色。去年の秋に写したトリカブトも、綺麗な紫がほとんど青に写ってたんだよな……。

●鎌倉の島森書店で、「あさひなぐ」(こざき亜衣)第8巻、「もやしもん」(石川雅之)第12巻を買う。今回、長谷川さん出番少ないな……。

初めて書店に並んでいる宝島社文庫版の吉川英治「宮本武蔵」を見た。もっとも新潮文庫版が平積みなのに対して、こちらはひっそり、他の本の間に埋まっていた。

●金色の戦車といえば、昨今は「生徒会長の38(t)」なのだろうが、尾藤満氏の「Panzer Memorandum」で連載中、I号47mm対戦車自走砲の現況が、これまたすごく、車体上部が完全にキンキラキン。空恐ろしい。が、「これぞスケールモデリング!」という気もする。

もっとも私自身に関して言えば、半田付けをしないので大面積の金属部品は苦手。金ぴかは遠いな……。

●特にMIXIがひどいのだが、1つのページに絵だのなんだの多数のパーツが盛り込んであるので読み込みが遅い。

ただ遅いだけならまだいいのだが、問題は、読み込み切らないうちにうっかりブラウザ(IE)を閉じようとすると、ブラウザクラッシャー的に、次から次に新しいタブが立ち上がって、その同じページを開き始める。ブラウザクラッシャー的に、というか、ほとんどブラウザクラッシャーそのものなのだけれど。

あれこれ検索してみると、どうもMIXIユーザーではこの症状に悩まされている人がそれなりにいるらしい。検索してひっかかったのは、MIXI+IE6という組み合わせだったが、我が家の場合は現在IE8を使っている。バージョンが新しくても改善されないらしい。

というわけで、どうやらMIXIそれ自体の不具合だと思われるのだが、一向に修正される気配がない。

なお、問題発生の条件は「ページを完全に読み終わらないうちに閉じる」なので、PCの動作自体が充分に早ければ必然的にトラブルは起きづらく、まったくそんな経験はないという人もいそうだ。

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ハザードマップ

●仕事が一気に煮詰まり中。

あっちの鍋もこっちの鍋もゴトゴトシューシュー言っていて、吹きこぼれたり焦げ付いたり。どこに何を投入していいやら判らなくなっている感じ。

そんな具合で、今年もエイプリル・フールは気の利いたウソの一つも思い浮かばないうちに過ぎてしまった。騙されることもなかったのが救い(もちろん、実際には騙されているのに今に至るも気付いていない、という可能性はあるわけだが)。

●4月5日土曜日。夕方の5時過ぎ時点で、大雨・洪水・暴風警報が発令されている。警報の大安売り。その時点では雨足も風もそれほど強くなかったが、夜半にかけてどんどん強くなってきた。

●お手付き品のその後の状況。

F1033037まずはタミヤのクルップ・プロッツェ。先日書いたように、ハンガリアン・プロッツェ兵員輸送型の新情報が入手できたので、俄かに作り始めてしまったもの。ご覧のように、まだようやくシャーシを組んだ程度。

部品点数もさほど多くなく、きっちり位置決めできる一方、後輪のダブルウォッシュボーン・サスなど構造もよく判り、実物の動きも想像できるのは流石。実車シャーシ写真と比べると若干の差はあるが、どうせ組み上がれば見えないので今回は手を加えない。前輪のトーインが結構きつめだが、仮に実車よりきついとしても、フェンダーがかぶってしまえば判らなくなる。

この後、ハンガリー仕様として組むためには運転席も改造し、荷台も新設しないといけないのだが、その前に、ドイツ型として作る場合にも不足しているディテールとして、ボンネット部側板に左右2箇所ずつの小さなカマボコ形のエアスクープを追加してある。この後ボンネットの止め具も追加予定。

なお、前回「キットがだいぶ年代物のため、パーティングラインがだいぶ目立つ」と書いたが、これは、私がいじっているのが旧キット(MM104)のせいかも。最近、フィギュア追加で再販されたほう(MM317)なら、多少金型に補修が加えられているかもしれない。

F1033035 同じくタミヤのティーガーII。砲塔天井のピルツは右のように動かした。位置は割といーかげん。

タミヤのキットで省略されている運転席パネルの吊り下げフック、ハッチストッパーは追加したが、ラジエーターファングリル部のフックはすっぱり忘れたことにしようか検討中。

残る必須工作は爆薬避けネット、燃料タンクのガス抜きなど数箇所。前者については、今さら高いエッチングを買う気はないが、金網を切って作るのも面倒くさそうで停滞中。

●数日前、逗子市の広報誌に、「逗子市津波ハザードマップ」と「逗子市土砂災害等ハザードマップ」の2枚の地図がついてきた。市役所サイトでも公開されている(津波ハザードマップ)。

何年も前から、GISを使った空間情報提供のサービスはあちこちの自治体でなされていて、逗子市も遅ればせながらその手のことを始めたか、と思ったが、(データはどうあれ、地図自体は)よく見たら単に外注だった(中央ジオマチックス)。

ちなみに我が家は山の上なので、家にいる限りでは津波の心配はないが、その代わり、すぐ玄関先が土砂災害警戒区域及び急傾斜地崩壊危険区域に指定されている。

●新聞記事などにはっきりそうとは書かれないけれど、企業の広報活動にはある種の“お約束”のようなものがある。

その中でも比較的単純な法則に、「積極的に広めたい/広めて欲しい情報は週初めに公表し、後ろめたいネタは週末に公表する」というのがある。

いいネタに関しては、週初めに公開すれば、その後の問い合わせにも応えられる。一方、流石に発表しないでしらばっくれるわけにはいかない、でもなるべくつつかれたくないネタに関しては、週末ギリギリに発表すれば、月曜まで猶予期間と冷却期間が置けるし、善後策を練ることもできる。

そんなことを、ずいぶん昔にベテランの企業広報の方とか新聞記者とかに聞いた。

というのを、東京電力が「汚染水漏れ」を(その数日前に兆候を掴んでいながら)5日金曜日深夜に公表したニュースを見て思い出した。そういうことやってるからますます信用なくすんだよ……。

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