シュトーレン
●かつて実家に下宿していたドイツ人Pの、バイエルンのママお手製のシュトーレン。
Pが年末に実家に持ってきたものの、そのまたお裾分け。ずっしりしていて、素朴でじんわりと美味しく、コーヒーや紅茶だけでなく、日本茶にも合いそう。
Stollenはドイツ伝統の、日持ちのするクリスマスのお菓子。日本では「シュトーレン」と書くのが一般的だが、実際には「シュトレン」としたほうが本来の発音に近いらしい。wikipediaにも「シュトレン」でページが立っている。「パローラ」と「パロラ」みたいなものか(フィンランド戦車ファンにしか判らない喩え)。
甘すぎないので何切れでも食べたいくらいだが、本当にお裾分けな分量しかないし、かみさんも娘も好きなので、ケチケチとひと切れずつ食べている。
●4日。鎌倉の保健福祉事務所に、特定疾患の医療費払戻し申請に出掛ける。
右は保健福祉事務所への角にある丸ポスト。昨秋に撮った材木座のポストに比べると、割と最近塗り直したばかりなのか色鮮やか。以前も書いたように鎌倉ではこの鋳物丸ポストが依然多数現役で、一応、軽々しく撤去せずに長く使っていこうという意思を感じる。
もっともこの先どうなるかは判らないので、今のうちに中心部だけでも、丸ポストを網羅してみたいなあ、などと思ってウェブ上を漁ってみると、「鎌倉の丸ポスト探訪」的なブログに混じって、こんなサイトがあるのを見つけた。
また鎌倉の状況に関しては
に詳しい。素晴らしい!
ちなみに鋳物丸ポストは、正確には「郵便差出箱 1号(丸型)」というらしい。なお、私の住む地区内にも以前丸ポストがあったのだが、惜しいことに撤去されてしまった。
三が日明けの鎌倉は、中心部の交通規制も解除されているが、それでもまだ鶴岡八幡宮は初詣客が多数訪れている様子。八幡宮にはなるべく近付かず、扇ヶ谷の寿福寺でお賽銭を上げて初詣としたが、その後、小町通に出たらかなりの人出だった。
寿福寺は閑散としたものだったが、正月だからか、普段は入れない中門から奥の境内も開いていて、本堂を覗くこともできた。
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コメント
で、別府も結構丸ポスト多かったです。
投稿: hide | 2013年1月 7日 (月) 18時43分
以前、ケーキ屋で購入しました、シュトレン。
身に対して周りの砂糖が分厚くて甘くて甘くて。
歯がとけそうな甘さ(ってわかります?)。
自家製のシュトレンはおいしそう。
って、食べ物にだけ反応しちゃいました。
投稿: あー | 2013年1月 8日 (火) 02時43分
>hideさん
別府は2度ほど行ったことがあるのですが……。
1度目はビジネスホテルに泊まり(別府で!)、
2度目は大分に行った帰りに立ち寄って、駅前の通り沿いの外湯に入っただけの数時間の滞在。
およそ普通の「別府に行った」状態じゃないですね^^;
というわけで、有名な坊主地獄とかロシアの泥濘地獄とかも見たことがないのです。ああ。一度ゆっくり、純粋に遊びで行ってみたい(47都道府県中、4県を除いて行ったことがあるのですが、どこもそんな感じのところばかりです)。
>あーさん
甘い甘いシュトレン、という時点で、もうなんだか私の知っているシュトレンとはまったく別のもののような。
「バイエルンのママのシュトレン」は、うーん。ドライフルーツ入りずっしり感からすると、ケーキというよりは、朝食代わり、昼食代わりの何とかバーとかのほうがむしろ近いかも?
なんていうとあまり美味しそうに感じないかもしれないけれど、美味いです。
投稿: かば◎ | 2013年1月 8日 (火) 16時49分