帯状疱疹
●先週、結膜炎と診断された右目がますますひどくなり、目の周りも腫れて所々にできもののようなものまで出てきたので、週明けの月曜日、再び眼科に行く。
「ヘルペス性(の結膜炎)」と言われて軟膏を処方されたものの、皮膚科でも診て貰うよう言われて医者のハシゴ。
皮膚科ではこれまた医者の前に座るやいなや「帯状疱疹ですね」と言われる。結膜炎はその一症状であるらしい。
「ちょっと高いんですが、今は帯状疱疹ならコレという決め手の薬がありますから、それを飲んで下さい」と処方される。
●というわけで、特効薬であるらしい、「ファムビル」というファムシクロビル錠剤を飲んでいるのだが、翌日以降も、むしろ腫れは進行。
眼は開けづらくなるし、頭のてっぺんから口の脇まで、顔の右側にどこぞの星座のように水疱がつぶれたかさぶたが並ぶし、頭痛はするし、右の奥歯が痛くてそちらではものが噛めなくなるし。
七転八倒するほど痛いというわけではないが、とにかく眼や顔の表面が痛いというより、その奥まで痛い感じ。できることなら首から上を取り外して、治るまでどこかに陰干ししておきたいくらいで、ほとほと参る。
……そんな感じで数日過ごし、ファムシクロビルは特効薬じゃなかったのかよ、効かないじゃないかよー、などと薬に八つ当たりしていたところ、木曜になって、ようやく少し前日よりも腫れが引き気味になった。
●木曜にもう一度来院するよう皮膚科の医者に言われていたので、午後に出掛ける。医者にも「山は越したかな」と言われたが、山は越してもまだ八合目あたりをウロウロしている感じであり、ファムシクロビル錠剤を追加で4日分、加えて鎮痛剤(ロキソプロフェン「ロキソニン」)を処方される。
……消化器のアレと合わせて、服用すべき錠剤が4種類。軟膏が2種類に、目薬が2種類。何この薬漬け。病人みたいじゃん! って病人だけどな!
●ちなみに、「じゃあ息子も結膜炎で、移したの移されたの言ってたのは何だったんだよ」と言われるかもしれないが、同時期に眼が腫れたのは偶然だったらしく、向こうはさっさと治ってしまった。裏切り者め(←?)。
●そしてこの、眼もろくに開かない数日間に、およそ半年を費やした仕事の千秋楽を迎える。
事務所には行けなくとも、自分の担当箇所は自分で済ませないと誰も穴を埋める余裕はなさそうなので、ジンジンする眼(と顔面)とガンガンする頭を抱えて、資料を漁り、エクセルシートを作り、テキストを書いて、デザイナーと打ち合わせ、最後の1ブロックを制作。水曜夜遅く、デザイナーY女史に最後の手直しをして貰って、ゴールイン。
え? コレ、本当に終わったの? この後で誰も「これじゃだめだー、やり直しだー」とか言わない?
実際には「これじゃだめだー」が来る可能性が皆無とは言わないが、とりあえず今は、寝られるだけ寝るようにしよう……。
●そんな修羅場のなかで、いったいお前は何をやってるんだ的ではあるけれど、土曜から煮ていた「茶葉蛋(烏龍茶煮卵)」二度目の挑戦の結果(火曜日昼の状態)。
前回(9月末)と同じく、K女史から頂いた烏龍茶のティーバッグを使ったお手軽版で、それに五香粉、塩、日本酒と醤油を少々入れた。
前回よりも模様がくっきり付いていて、なかなか上手く出来た。烏龍茶があまり好きではないかみさんは前回は食わなかったのだが、今回はやれやれしょうがないなという感じで1つ食ったところ、美味いと言って翌日の弁当にも一つ入れて持って行った。現金なやつ。
●さあ、眼が普通に開くようになったら模型を作ろう。
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コメント
おだいじいに
投稿: みやまえ | 2012年11月15日 (木) 23時47分
うわ・・・。お顔に帯状疱疹はキツそうですね。
せっかくのオトコマエが台無しじゃねいですか。
休養も大事やと思うんで、はよ治してくださいまし。
あ。
総裁職は辞職せんとってね~。
投稿: つんきち | 2012年11月16日 (金) 21時24分
テディベアなんか合成して遊んでないで頑張って寝ないとー。
なんて老婆心です。
痛み止めって効かないこと多いんですよねぇ。
お大事に~。
投稿: あー | 2012年11月16日 (金) 23時23分
お見舞いありがとうございます。>皆様
>つん姐さん
いやまあ、何をやっているわけでもない総裁職に辞めるも何も。
>あーさん
くくく。ベッドもできたんですよ。
投稿: かば◎ | 2012年11月17日 (土) 02時40分