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非ヱーの世界

●windowsアップデートでお馴染みのものに「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」というのがあるが、名称の一番最初にまず「悪意」と来る印象が強く、

「悪意のあるソフトウェアの」 「削除ツール」

ではなく、なんとなく

「悪意のある」 「ソフトウェアの削除ツール」

のような気がしてしまう。悪意をもって手当たり次第にソフトを削除しまくり。むう。マイクロソフトならやりかねん。

●12日。新橋で仕事。行き先が赤レンガ通りだったので、当然ながら同通り沿いにあるタミヤ・プラモデルファクトリーに立ち寄る。

ばら売りラックに、小改修版カルロ・アルマート用の金属砲身があったので購入。同じく、BT-7用透明部品を購入。ライトレンズをURSUS A型トラックか、あるいはもうちょっと素直にZIS-5トラックか何かに使おうと思ったので。ともに400円ちょっと。金属砲身は別売砲身の水準にしては安いが(RBあたりからもっと安く出てたりしないだろうなあ)、一方で透明部品の小枝に400円超はちょっと高い気がする。

展示してある佐藤まさのり(Toku)さんの作品を見る。特に昨年の48sumiconエントリー作のクロムウェルARVがあって、緻密さに感嘆する。

F1032035●13日。神保町S社で打ち合わせ。出がけに自宅前の藪でオレンジ色の模様が綺麗なセセリチョウを見る。キマダラセセリという種類であるらしい。セセリチョウといえば焦げ茶の地味なものばかりで、ぱっと目を引く模様があるのは(少なくともこの近辺では)珍しい。

自宅近くで見たもの第二弾→。なんですかこりゃ。

「ゆるキャラ」という名称が付き、その概念が定着して以来、「この手のものは適当にゆるくていいんだよ」みたいな考え方も広まってしまったような気がするのだが、それにしても妙に中途半端だ。しかも「ひさピョン」て……。久木(ひさぎ)の「ひさ」は判るとして、なぜウサギ? なぜ水滴型? 久木大池があるから?

F1032034自宅近くで見たもの第三弾。酒井重工業の小型タイヤローラー。かわいい。

●S社での打ち合わせの後、神保町の事務所に立ち寄る。途中、コンビニでパピコ白とMOW黒ぶどう味を買っていき、後者を食す。まあまあ。

机の上にお菓子があって、P女史のラスベガス土産と、K女史の讃岐土産だそうだ。それぞれ、行き先が“らしい”というか何と言うか。

F1032028●先月すでにK女史から情報を貰っていたのだが、神保町のパン屋、アムール・ヱーパンがとうとう閉店してしまった。事務所から秋葉原まで歩く途中、もはやシャッター締め切りの店を確かめに行く。

F1032030 アムール・ヱーパンは、昭和の香りが充満しているような「街角のパン屋」で、その街角も、決して実際にそれがある都心のオフィス街ではなくて、中学校や高校の裏門を出てちょっと行った先、的雰囲気。これでもかと砂糖をまぶした餡ドーナツ、じゅわっと油が沁み出してくるカレーパン、温め直してくれる調理パンなど、菓子パン・調理パンの数々も、いかにも部活の中高生御用達的テイストだった。

在りし日のヱーパンについて、および店名の由来についてはこちら

●秋葉原で模型屋2軒。

F1032023ドラゴン(サイバー)のSd.Kfz.10/4初期型、AFVクラブのSd.Kfz.231系列などなど欲しい物はいろいろあるが、今のところは我慢。先日来、ドイツレベルのヘンシェル33D1トラック(ICMのOEM……なんだかダジャレっぽい)の前で買うた止めた音頭を踊っているのだが、今回も結局買わず。脳内で、ルーマニア軍の同車の塗色を特定しかねていることも一因。

小腹が空いたのでドネルケバブでシシュケバブ(シャシリク)を食う。以前食った時と違って、なぜかトマトのトッピングが加わっていた。

●The Bodiから、“CV3/35 Ansaldo Conversion set for Bronco Kit 2#”発売。

うわー。マジで初期型をNo.2で出しゃあがった。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

我々世代が死に絶えたあとは個人商店の記憶というノスタルジーも絶滅するんでしょうな。
不思議な気持ちです。
ドラゴンのノーマルなsd.kfz.10が欲しい・・・

投稿: みやまえ | 2012年6月14日 (木) 23時20分

>みやまえさん

ドイツ軍に関してはポーランド戦、フランス戦あたりまでが好きな私としては、1tハーフも転輪の穴の大きい初期型が好きなのです。

ノーマル牽引車型は、初期型はサイバー白箱で出ましたね。

あの転輪は、250にないものの、先行する252とか253には使われていますが、そのへんもそのうちキットで出るのでしょうか。もうドイツものは「改造して作る」余地がなくなってきちゃいましたね。

投稿: かば◎ | 2012年6月15日 (金) 00時40分

253は是非欲しいですね。「改造して作る」も楽しいのですが、キットがあるのも楽しいものです・・・
253でググったらものすごい発掘サイト(掲示板?)みつけました。
遺跡調査みたい。もうご存知でしたら申し訳ありません。

http://www.taringa.net/posts/imagenes/10154178/Armas-encontradas-de-la-2_-guerra-mundial-parte-6.html

投稿: みやまえ | 2012年6月16日 (土) 22時51分

あー、間違えました
252 欲しいですね!

投稿: みやまえ | 2012年6月16日 (土) 22時54分

>みやまえさん

みやまえさんご紹介のサイトはスペイン語ですが、写真の肩のところを見ると、元はポーランドですね。

250系?の足回りに関しては以下のページが元かな? もう少し多く写真が出ています。

http://odkrywca.pl/galerie.php?nazwa=stegna

私も、252はなんだかちょっと好きなんですよねー。
あれはブンデスアルヒフに、生きている車輌の一連の鮮明な写真がありましたよ。

投稿: かば◎ | 2012年6月16日 (土) 23時56分

見てきました。ステアリング機構とか良い角度なのに錆びてるのが惜しい!
>ブンデスアルヒフ
見てきました。中どうなってるんでしょうかね。
ぽつんと弾庫があるのと、段列の積み下ろし人夫数人分の席があるんでしょうけど。

投稿: みやまえ | 2012年6月17日 (日) 20時50分

海岸から引き上げられてるハーフトラックのシャーシは
パッと見250に似ていますが多分5tハーフの先行型BNl5辺り
かと推察されます。転輪のデザインとかで。
場所が気になったのでちょっと見てみたら、グダニスク近郊の
海岸みたい。レアな骨董品ですが、オストプロイセンに
包囲されて最後まで粘ってた連中の持ち物だった可能性大ですね。

投稿: hide | 2012年6月19日 (火) 12時49分

>hideさん

なるほど、よく見れば外側転輪が8穴だ!
こりゃ250じゃないですね。

5tか8tなんでしょうが、車格から考えればやはり5tですかね。
いずれにしても貴重ですが、こうサビサビじゃなければなあ。

投稿: かば◎ | 2012年6月19日 (火) 14時16分

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