茶葉蛋
本来、メインとなる目的地は中華街ではなく、馬車道の県立歴史博物館だったのだが、R社に提出すべき書類についての問い合わせやらなにやらで家を出る時間がずるずると遅れ、さらに横須賀線で居眠りをして横浜を乗り越してしまい、到着したのは閉館時間の数分前という有り様。そもそも、閉館時間を30分遅く間違えていた、というのもある。
県立歴史博物館では「ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー ―2つの港町の戦後文化―」という、ダウンタウンブギウギバンドみたいな特別展が開かれていたのだが、見そびれてしまった。17日までだが、混んでいる休日に出直すのも面倒な気がする。
●現・横浜駅は、歴史的に見れば、本来の横浜の街に向かう線路と、東海道線の直通線路の分岐点に便宜上作られたもので、もともとの(開港期に形成された)横浜の街は、(最初の横浜駅である)現・桜木町駅から関内駅、石川町駅あたりになる。京浜東北線(根岸線)のこの3駅と海の間は、基本はオフィス街&官庁街だが、それでもなかなか雰囲気があってよい。
馬車道から、横浜スタジアムの裏手を通って中華街まで歩く。
●よほどのことがない限り、中華街できちんと中華料理屋に入って食事をすることはなく、私にとっての中華街は、おおよそ、「歩きながら買い食いをするところ」および「余計な食材を買うところ」である。

前回歩いた時に見つけて気になっていた「茶葉蛋」(濃いお茶で味付けされた煮卵)を食う。殻付きだが、殻にはあらかじめひびが入れられていて、そこから香辛料と塩で味付けされたお茶が染みとおって、卵はマーブル模様というか、火星表面の運河模様のようになっている。
感想――「なんだか面白い味」。
食べたとたん、今まで経験したことのない美味しさに出会って感動、というわけでもなく、要するに「何やら妙な味付のゆで卵」以外の何物でもないのだが、かといって、かの北欧銘菓・サルミアッキのように、口に含んだとたん、
「しまった、ここは地雷原だった」
という思いに捉われるようなものでもない。少なくとも次に行った時にもう一度食ってもいいかな、とは思う。1個80円。
塩炒りのひまわりの種、台湾銘菓のパイナップルケーキ(鳳梨酥)、ラー油味付のザーサイ漬、えびせん。
えびせんはかみさんの好物なのだが、今回のこれは「油が回っていて全然ダメ」とのこと。えびせんはどの店でも一袋100円なので毎度適当な店で買ってしまうのだが、やはり回転のよさそうな店を選ばねばいけなかったと反省。
ひまわりの種はどうも想定していたような味ではないなあと思いつつ食べていたが、袋裏を見たら、単なる塩味ではなく中華風に五香粉味がついていた。いや、そもそも袋表に「五香瓜子」って書いてあるし!
| 固定リンク
「かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事
- びわ(2026.06.09)
- 食い物話(2026.05.14)
- 横浜AFVの会2026(3)(2026.04.10)
- 横浜AFVの会2026(2)(2026.04.09)
- 横浜AFVの会2026(1)(2026.04.08)




コメント
横浜中華街には観光で何度か訪れてますが、アノ甘栗売りのシツコサだけはもぅ勘弁って感じ。
茶葉蛋は食べてみたいものです。
それも丸ごと食べてみて、口からちょっと出し入れしてみたり色々やってみても良いかなと思いますw
投稿: つんきち | 2012年6月17日 (日) 19時16分
>つん姐さん
甘栗売りは本当に多いですね。昔は中央の通りの関内側の入口のとこの一軒くらいしかなかったような気がするんですが。しかもそんなに飛ぶように売れるものでもないと思うんだけどなー。
近所に回ってくる竿竹売り同様に不思議です。
>>丸ごと食べてみて、口からちょっと出し入れしてみたり
ホラー映画か何かですか?(笑)
投稿: かば◎ | 2012年6月17日 (日) 20時04分
30年前、中華街に何件かあったレコード屋、つっても
ほとんど(謎の)ミュージックテープだったけど、
ビートルズのパチもんがないか行ってみたら
行ってみたすべての店で
店員がある種の確信を持ってワタクシに母国語で
話しかけてきたのには参りました。
その時は『なぜだ」と思いましたが
20年後、ソウルでも同じ反応だったので
なんかやっとナットクできました。うへっ。
投稿: donji | 2012年6月17日 (日) 21時18分
>donjiさん
うわはははははははは。
ちなみに、という話なのですが……。
集団の観光客の場合は髪型や服装に平均差が出てくるので判りやすいのですが、日本の街で中国人や韓国人が1人、2人で歩いている場合は、なかなか見分けが付きにくいと思うのです。
しかし逆に、例えばソウルの街を歩いていると、比較的簡単に日本人は見分けられます(今はどうだか判りませんが、10年くらい前まではそうだったように思います。これは私の経験上の話)。
これは思うに、韓国人の顔は比較的均質であるのに対し、日本人の顔は(もともと南北に長い島嶼であり、おそらく人種的に東アジア各地域からの吹き溜まり的であるために)非常にバリエーションがあって、「韓国人に近い顔をしている日本人」でないと、なかなか間違えられないのでは、というのが私の推論です。これは(中国の場合には地域により顔つきが違うので)「北京顔」「上海顔」などと置き換えても同様です。
逆に、たまたま似ている顔つきの地域の人たちに紛れてしまうと間違われまくるわけですが、dojiさんの場合は、いったい中国のどこ地方の顔なんでしょうね(笑)。
ちなみに私の知り合いで、純日本人なのですが、日本にいてさえ韓国語で話しかけられる人がいます(笑)。
投稿: かば◎ | 2012年6月17日 (日) 21時42分