« ユーティライネン(兄)とラー油入り日本蕎麦と「人生のへそ」 | トップページ | しまった! »

捲土重来のポルスキ・フィアット(2)

●2日土曜日晩、逗子海岸花火大会。近くの高台に少しだけ見に行く。

こんな季節外れに客が来るのだろうか、と思ったが、娘によれば逗子駅前は結構な人出だったらしい。

●最近の新製品メモ。

やはりAFVクラブからもSd.Kfz.263(8rad)の発売がアナウンスされた。ボフォース40mmの英初期型も、ブロンコと正面衝突。

HOBBY BOSSから装甲列車……いや、自走式だから重装甲トロッコというべきなのか、とにかく、「クラスナヤ・ズベズダ号」の72キットの発売予告が発表されている。

装甲列車/装甲トロッコ系の72キットは、これまでもUMからかなりの種類が出ているのをスルーしてきているが、KVの砲塔が乗っている「クラスナヤ・ズベズダ号」は押さえておくべきだろうか?

いずれにせよ、この系統は35で作るには大きすぎる(しかものっぺりしすぎる)場合が多く、72であれこれ揃うのは手頃かもしれない。もっとも、タトラの装甲トロッコあたりは35でも小さすぎるかも。

●作り始めた途端に失速気味になってしまっているが、ポルスキ・フィアット508/518の続き。といっても、作業自体はそれほど進展していない。

F1032019b ひとまず、ほぼ工作終了したトレーラー部。車輪と柄はキットのレジン(エポキシレジン?)製パーツ。車輪は、本体のものは1つ1パーツだが、こちらは裏表のスライス。貼り合せると厚みがどうも不均一になるうえ、ホイールディスク部の穴の位置も合わないが、そこはまあ、目をつぶろう。

足掛け部分は、エッジに足を置く以外に使えないほど妙な角度だが、説明書と、元のパーツの形状と、柄のパーツの形状に従うとこんな感じになる。とても嘘臭いのだが、残念なことに実車写真ではちらりと斜め後ろから写っている程度の写真しかない。……と思ったら、やはり「しっかり写っている」とは言えないが、前方から撮った写真があった。先の斜め後ろからの写真でも、よく見ると明らかに柄の長さが違うので、もう一度このあたりは作り直してみるつもり。

●本体についての考証いくつか。

とうやらポルスキ・フィアット508/518電話線敷設車には、初期型/後期型の2種があるらしい。違いは、

・初期型と思われるのがキットのタイプで、キャビン左右のドアがなく(キャンバスドアはある)、車体(荷台)後面下部が垂直。また、今のところ私が知っている写真は全部単色塗装。

・後期型と思われるほうはキャビンにドアがあり、荷台後面下部には丸みが付けられている。新式の3色迷彩が施されている。

・508/518シリーズでは、後輪ホイール中央部に、大きく外側に向け張り出しがあるのが標準らしいが、電話線敷設車では、後期型にはこれがあるが初期型にはない。

▼初期型写真

http://www.szymkrzysztof.republika.pl/motpol/motpol1/508-518-1.jpg

http://www.szymkrzysztof.republika.pl/motpol/motpol1/508-518-2.jpg

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63402

▼後期型写真

http://www.imcdb.org/vehicle_312830-Polski-Fiat-508-518-117-1936.html

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63400

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63406

▼その他508/518写真

http://www.kfzderwehrmacht.de/Homepage_english/Motor_Vehicles/Poland/PZInz/Polski_Fiat_508-518/polski_fiat_508-518.html

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63366

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63369

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63388

それにしても、この後輪の張り出しは何なのだろう。もしかしたら、いざという時には後輪をダブルにして不整地走行能力を上げる仕組みなのかとも想像してみたが、今のところ、そんな状態の写真は出てきていない。

●キットは前輪もクラシカルなリーフスプリングなのだが(確かに508はリーフサスなのだが)、そこで衝撃的な写真。上の「dobroni.pl」で508/518として紹介されていた写真なのだが、よく見ると、前輪サスがダブル・ウィッシュボーンになっている。

http://www.dobroni.pl/rekonstrukcja-zdjecia,63378

大いに焦ったが、改めてまたまたよく見ると、フェンダーにポケットがある予備タイヤ位置、背の高い荷台など、508/518バリエーションにこんなのあったっけ、という車輌であることが判る(もともと民間車上がりの508や518ではこんなふうにフェンダーに予備タイヤのポケットを設けているものもあるが、508/518系列では通常、不整地走行向けに予備タイヤを低い位置に取り付けている)。というわけで、今のところは508/518はダブル・ウィッシュボーンだったと言い切る材料にはならず。

|

« ユーティライネン(兄)とラー油入り日本蕎麦と「人生のへそ」 | トップページ | しまった! »

かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

ポルスキ・フィアット」カテゴリの記事

製作記・レビュー」カテゴリの記事

資料・考証」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1208697/45509192

この記事へのトラックバック一覧です: 捲土重来のポルスキ・フィアット(2):

« ユーティライネン(兄)とラー油入り日本蕎麦と「人生のへそ」 | トップページ | しまった! »