三度目の……
●午後早めに提出すべき仕事があり、(心の中で)ゼーハー言いながら努力する。
2時半頃、自慢できるほど進んだとは思えないが、とりあえず出来たところまで提出。一息つく。
●明日に向けて天気が崩れるというし、前回収穫したノビルは昨日で食い尽くしてしまったので、改めて3度目の収穫に出掛ける。……なんだか山菜採りブログみたいになっちまったな。
イタドリの芽も一斉に伸びていて、その気になれば短時間のうちにリュックサックに詰め込むくらい収穫できるのだが、何しろ下拵えがそこそこ面倒だし、いくら採ってもこれは我が家で私しか食べないし、惜しいがパスする。
見た目に反して味に癖がないので、炒め物に煮物に、何にでも使えそうな素材ではあるが、その分逆に、旬を味わっているんだなあという有り難味もちょっと薄いかも。ただし食感はとてもいい。
●目当てのノビルをせっせと掘る。生えている姿はこんな感じ。自分でもノビルを掘りに行きたい、という方はご参考に。なお、葉は細くて多少扁平だが筒状。ちぎるとネギっぽい、よい香りがするのも参考になる。つんきち姐さん、ぜひどうぞ。
ざっくりと掘って、それなりに粒の大きさのあるものをより分け、小さなものはまた来年の収穫のために(いい加減にではあるけれど)埋め戻す。そんなこんなで、本日の収穫(右)。
先日書いたように、100円ショップで買ったステンレスの小さな根掘りを使っていたのだが、ちょっと地面が固めのところだとすぐ根本で曲がってしまい、ここまで採ったところで、ついに真ん中からぽっきり折れてしまった。
コストパフォーマンス的には、2、3回の収穫で105円の出費なら別に悪くはないが、やはりいくらなんでもヤワ過ぎ。やはり錆を覚悟しても、ごくごく普通の鉄の根掘りを仕入れるべきかな……。
もっとも、来月あたりは花が咲き、その先は葉が枯れてしまう。それ以前に、きっと一面イタドリの藪になってしまうので、あと何度採れることやら。
ただし、ヤマザクラといっても、本当に種としてのヤマザクラかどうかは不明。
染井吉野あたりだと散るときは花びらごとで、花がまるごと落ちるのは鳥がついばんだ場合くらいだが、右のものは花ごと散る種類。山道のそのあたり一面に落ちていて華やか。
●我が家の玄関前、道を隔てて山の斜面にあって、毎年花を楽しませてくれた桃の木は、昨年9月の台風で根こそぎ倒されてしまった。そのまま枯れてしまったものとばかり思っていたのだが、たくましいことに倒れたままわずかに根っこは張っていたらしく、少しばかりではあるが花を付けた。
甲斐甲斐しく世話をされたわけでもないのに生き伸びて花まで付けたのは、鶴岡八幡宮の大銀杏を上回る健気さだと称えたいが、残念なことに、この斜面は崩落の危険を減じるためとかで、近く、掘り返してガチガチにコンクリで固めてしまうらしい。せっかく生き延びたのに、不憫なことである。
●夕食後、ノビルを洗って処理。3分の1ほどは細かく刻んでノビル味噌にした。炒めて味噌と味醂を加えるのではなく、単に生のままで味噌と合わせただけの簡易版。写真を撮っていると、チビ助がせっせと邪魔をしにくる。少しだけご近所にもお裾分け。
残りはいつものように軽く塩をしてジップロック。
これでまた数日は楽しめるが、これをアテに、軽くきゅっと日本酒が飲みたいなあ。
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コメント
かば◎さんこんにちは。
なかなか健康的な生活♪のようで良いのではと。。
所でモケイの話でスミマセンなんですが。。
「塗装前で色々と手を加えてるのがわかる状態」というのも
ある種、美術的でイイ感じに見えるねと今更ながら思ったりしてます♪。。
なので理想を言えばこの状態と塗装まで完全にしてしまうのと同アイテムで2種作るのが一番ですが、、まあそれをやるのは単純に普通の倍は、労力がかかるのでまずやらないでしょうが。。
それはともかく例えば小さい転輪の内側とかサス部とか、この辺も先に塗ったりしないで最後まで工作されてます??
ワタシは塗り残しが怖いので先に、しかもどうせ暗い所だから暗い色で塗ってしまえと塗ってますが、そのせいで「全体塗装前の状態」があまり綺麗でないのですね。。
しかし、全体を組んだ後で入り組んだ細部を塗ろうとするとやはり余計に大変になるのは目に見えているので。。
かば◎さんはどうされてるのかなぁ、、と思いまして。。
投稿: コウ中村 | 2012年4月14日 (土) 11時53分
>中村さん
「塗装前で色々と手を加えてるのがわかる状態」についてはまさに仰る通りで、特に私は塗装はからきし自信がないものですから、「このままで取って置きたいかも……」と思うのはしばしばです。
いや、実を言えば塗装自体、取り掛かるハードルがちょっと高いので、「そのままで取って置いてある」ヤツがたくさんあるんですけれども。
並行して、同じように手を入れたものを2つ作るのは、私も時々考えます。特に展示会への出品を考えると、塗装したものだけでなく、「手を入れた状態を見せる」ものも欲しくなってしまうんですよね。静岡の合同展でも、1年目は「未塗装・バリバリにチューンナップ」状態で展示し、2年目に完成状態で展示する、という例も時々見ますけれど。もちろん、未塗装状態を写真で隣に置いて比較してもらうのが一番まっとうな手段なのでしょうが。
ただ、「並行して2つ同じように」というのは、単純に自作部品の工作量が倍になってしまうだけでなく、「割と目分量でテキトーに工作している場合、まったく同じように2つ作れるのかどうか」という問題も出てきます。
……まあ、そんなことを思っているうち、最終的には
「いや、そんなことより、一生作りきれないくらいのストックがまだまだオマエにはあるだろう」
という心の声に負けるわけですが。
さて、塗装の件ですが、エアブラシで塗装するようになってから、割と工作はほとんど済ませてしまうようになりました。筆だと入りづらいところでも、エアブラシならそこそこ塗料が回りますし、エアブラシで陰になるようなところは、そもそもあまり見えないし、また、どうせそういう部分は、ウェザリングの際に墨入れ塗料なども回るので、そこそこ「明らかな塗り残り」はなくなるし、という感じです。
もちろん、そうはいっても、今回のマチルダのような場合、サイドスカートに隠れてしまう部分は完全に組んでしまってはどうにもなりませんし、サイドスカートの窓から見える、斜めの排土板部分は、組んでから塗ってシマシマになってしまってはみっともないので、サイドスカートは未接着で、ある程度塗ってから接着するつもりでいます。
投稿: かば◎ | 2012年4月14日 (土) 15時54分
なるほど。葉は細くて多少扁平だが筒状、と。
んで、採取したらクンカクンカして、ネギっぽい香りがしたら良いわけですなっ!
なんと、徘徊初心者にも解りやすい解説w
さすが、徘徊&採取のプロ!!伊達に今期3回も行ってませんなw
これならば、つんも間違えて水仙を引っこ抜いたりしないと思います。
ええ、水仙ゆでて食べたらエライことですからw
投稿: | 2012年4月14日 (土) 21時50分
いやいや、つん姐さん、スイセンは毒ですから!
それだきゃあ気を付けて下さい。
まあ、スイセンの葉っぱは、ノビルに比べて5倍やそこらは幅広ですから、あまり間違えようはないと思うんですけれど。あと、スイセンの球根はこげ茶の皮があるそうですし。
投稿: かば◎ | 2012年4月14日 (土) 22時43分