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宙飛

●ええと、今日は……火曜日?

●仕事が煮詰まっており、2晩徹夜したら(といっても、その途中の昼に少し寝ている)、今日の昼頃気絶しそうになった。

TFマンリーコさんがブログに

人間というのは、やらなければならないことがあるときに限って、違うことがやりたくなるもののようで…。

と書いていて、改めて、ああ、まさにそうだなあとつくづく思った。

F1031663かく言う私も、上記のように現在まさに追い詰められている最中だが、わざわざ押入れの模型を掘り返し、MPM 1:48のフォッケウルフFW58ヴァイエのキットを引っ張り出してきた。

まだMPMがバキュームフォームキットのメーカーだった頃のキットで、久々に取り出したそれを見ながら、ああ、パーツ断面を、サンドべらとかガラスに貼ったサンドペーパーとかで、無心かつ一心に削りたい、きっと心が安らぐに違いない、などと夢想する私である。いや、やりませんよ。今はやりませんけどさ。

●なお、このキットはMPMのバキュームとしては確か最末期のもので、同じく48のツポレフSB、ジーベルSi204Dと同時期に出たもの。

F1031662 かなり大きな箱なのだが、内箱もフタも薄手のダンボールの丈夫なもので、それにカラー印刷の箱絵ラベルを糊付けしてある。おそらく我が家の模型ストックのなかでもトップクラスの箱の丈夫さで、おかげで、ストックの山のほぼ一番下の役割を担うことになる(したがって今回取り出すのもちょっと苦労した)。

F1031654 バキュームの主要パーツ(すでに粗く切り出してあった)に簡易インジェクションの小物、エッチング、大判のデカールという構成。放射状に成型されたチョコレート色の簡易インジェクションパーツはこの頃までのMPMではお馴染みのもの。ペラやコクピット内パーツ、支柱類、排気管、脚関係など、一通りのものは入っているので、他からパーツの流用を考える必要はなく、キットの箱の中のものだけで完成を目指すことが出来る、はず。もっと昔のバキュームとはえらい違いだ。ただし、ナセル前面パーツは、なぜかアゴの冷却気取入れ口が塞がっているのは困りもの。しかしまた、アルグスエンジンの場合、この冷却気取り入れ口からシリンダー等がチラ見えする感じになるはずだが、エンジンパーツまでは含まれていない。

エッチングは、このキットの場合はちょっと小版で、計器盤やガンサイト(B型/爆撃機型用で、私の持っているC型では不要部品)、ゴムぞうりの裏――ではなくてフットペダルなどが入っている。

F1031649 プラパーツは厚く、大柄なキットであるにも関わらず、ほとんど内部補強は無しで行けそう。もちろん、接着面はしっかり補う必要がある。パーツ表面もバキュームとしては上品かつ繊細で、胴体や主翼の布張り表現も大げさでなく好ましい。丁寧に作ればストレートでも現行のMPM系簡易インジェクション並みの仕上がりになるはず。

もっとも、胴体はパーツが反っていて、機首と機尾を合わせると胴体中央あたりで2、3mm開く感じになりそう。おそらく強制接着でなんとかなるとは思うけれど。

なお、以前MPM製のAVIA B-534を途中まで作ったが、このキット同様非常に上品なキットだったものの、下翼のフィレット位置が左右でわずかにずれていて、下翼を付けようとしたら、そのままでは胴体中心線に対し斜めになってしまうことが判明した。このキットも、組み立てに入ってみたら多少の落し穴はあるかもしれない。

ちなみに機名のヴァイエは「とんび(トビ)」と訳されることもあるが、より正確にはチュウヒ。同じ猛禽類だが、トビと違って渡りをする鳥で、日本にも冬に来るそうだ。馴染みがないなあ。名前のチュウヒは「宙飛」と書くらしいが、名前に反し低空飛行して獲物を狙う。どうも名付けられてから途中でノスリ(野擦)と名前が入れ替わってしまったんじゃないか説があるらしい(wikipedia)。同じチュウヒの英名がハリヤー。名前が同じでも、フォッケとホーカー・シドレーではだいぶ中身が違う。低空飛行して獲物を狙う生態から言えば、ホーカー・シドレーのハリヤーのほうが似合っていそう。

……いや、だから今は作りませんて。忙しいんだから。しかも今月中にマチルダも塗らないといけないし。

F1031644●そのマチルダ周辺だが、はたと気付いてみれば、塗装待ちのミニスケールAFVがこれだけ溜まっていた。

●イタドリの茎は、翌日(月曜日)、斜めにざっくり刻んで、鷹の爪とにんにくを入れ、オリーブオイルで炒めて食べた。塩味をつけたがちょっとあっさりしすぎていて、コクを出すのにベーコンか何かを刻んで入れるべきだった、と思った。

……が、そうしたら昼に食べたベーコン入りペペロンチーノとまったく同じ味になってしまふ。

●ノビルは軽く塩を振ってジップロックに入れ、冷蔵庫に保存してあるものを食事のたびに少し出しては食べている。今日(火曜日)の夕食時は味噌を付けて食べた。なかなか。しかし、どうせ味噌で食べるなら、粗く刻んで味噌と混ぜてしまうのが美味いらしい。

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コメント

三浦半島にトンビ以外の猛禽類は確実にいますが、
いつもカメラの用意のないときに遭遇です・・・
鳩かと思ったら・・・てパターンが多いっす。
トンビより小さく、トンビよりも結構羽ばたいて飛ぶのです。

投稿: みやまえ | 2012年4月11日 (水) 01時35分

 かば◎さんがエアフィックス1/24のハリアーを作ると聞いて飛んできました!(゚∀゚)

>無心かつ一心に削りたい、きっと心が安らぐに違いない

 写経の精神に通ずるモノがあるのでせうなぁ…(_人_)

投稿: KWAT | 2012年4月11日 (水) 02時14分

>無心かつ一心に削りたい、きっと心が......

なんか今の私に一番必要なことのような........いや作るとは言ってない(笑)

投稿: donji | 2012年4月11日 (水) 21時13分

イタドリやノビル・・・道産子の私にはなじみがないのでそれぞれ蕗、ワラビ・ゼンマイと脳内変換して考えてました。
小型猛禽は飛行機の名前にぴったりですよね、あとはハイタカ、チョウゲンボウ辺り。

投稿: シロイルカ | 2012年4月11日 (水) 21時41分

>みやまえさん

うーん、なんだろう……ハヤブサ?

特に我が家のあたりはトビの勢力が強すぎるのか、カラスとトビと、あとは小さな鳥ばかりです。

夜にサギが絞め殺されそうな声を出していることはありますが。

>くわっちん

写経の精神て……写経って、無心に筆で文字を写し取っていくだけで、お経の内容は何にも見なくていいんですかね。
って、そもそもあれを文章として読める人はあまりいないか。
写経って、基本、在家の人がするもんですもんね。
ということは、マニ車を回すのと同じようなもんだな。

話がずれましたが、そのような感じでしたら、まさに写経の心です。前置きナガー(笑)。

>donjiさん

ほらほら、donjiさんのところにも、72ならバキュームの一つや二つあるでしょうに。ほらほら、ほらほら……。

>シロイルカさん

ノビルもイタドリも、北海道にも生えているそうなんですが、食材としての馴染みがないのかな……それとも生えている量がそもそも少ないのかな(ただし、イタドリは北海道東部にはないそうです)。

実際、私が初めて北海道に行ったとき、生えている草木――植生が目で見る風景の中で違うのにびっくりしました。

もっとも、北海道はノビルとイタドリ程度がなくったって、他に食べられるものがたくさんありそうですね。

ハイタカは、英名スパローホークだとゲド戦記、じゃなかった(笑)、カーチスの複葉の小型戦闘機にありますね。確か、飛行船から発着するやつ。チョウゲンボウはケストレルで、戦間期のベストセラーエンジン。次がマーリンで、こいつもチョウゲンボウの親戚。猛禽類シリーズですね。しかしいきなり次が、アタマはそうだとしても想像上の怪物(グリフォン)になっちゃうのはなんだかなあ。

英名以外でも探せば何か出てくるかもしれません。

投稿: かば◎ | 2012年4月11日 (水) 22時57分

さすがにね、徹夜は身体に厳しいお年頃(お互い様)www

ところで、本日スーパーで「ノビル」が売っているのを見ました。
ギョウジャニンニクっぽい感じで思わず手が伸びましたが、かばさんが近所で採取しているってことは、きっと、我が家の近所でも採取できるんだろーと思うて、買うんをやめましたw
だって、お隣の県なんだし。きっと静岡でも生えてるしw

投稿: つんきち | 2012年4月11日 (水) 23時35分

>つんきちさん

知人も、「昨日、澁谷の八百屋で10本くらいで400円で売っていた」とメールに書いてきました。

けれど、「こういう野で採るものは、買ってもおいしくないんじゃないか」とも書いてきました。

まあ、おいしくないことはないかもしれないけれど、やっぱり自分で採って食うのは何割か増しな気がします。

静岡ならきっとあると思います(流石に街の真ん中じゃダメだろうけれど)。河原の土手とか、休耕地とか、田畑の脇とかが狙い目だそうです(さすがに田んぼのアゼを掘り返したらお百姓さんに怒られる)。

投稿: かば◎ | 2012年4月12日 (木) 00時08分

>みやまえさん

こんなページを見つけました。
大きさから検索できるのがいいです。

http://www.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/tori/index.html

これを見ると、三浦半島にはトビ以外にも、トビより小型の猛禽類は、チョウゲンボウ、ハヤブサ、サシバ、ノスリ、ミサゴと、ずいぶんいろいろいるようです。まあ、ミサゴはちょっと特殊なので判りそうですが、あとのはどう見分けたらいいのか……。

投稿: かば◎ | 2012年4月12日 (木) 03時45分

私の知り合いの鳥屋さんは、必ず
「フィールドガイド日本の野鳥」
を持ってましたが
色々な鳥の見分け方が載っていたような・・・

投稿: めがーぬ | 2012年4月12日 (木) 12時32分

>めがーぬさん

我が家には、日本産クモのハンドブックはあるのですが(もちろん8本脚のほう)……いや、全然関係ないですね。

基本、そのへんに生えている植物とか動物とかには興味があるので、本当は余裕があれば各種図鑑類をそろえたいところです。

しかし、鳥屋さんて……鶏肉屋さんとかじゃないですよね(^^;

投稿: かば◎ | 2012年4月13日 (金) 04時24分

おお!素晴らしいページをありがとうございます。
若くし猛禽類は全部トンビと呼ぶのですが、
この間見たのは秋だったし ノスリがそっくりのようです。
別件ですが、大泉学園のドブ川でカルガモそっくりな色の猛禽類が水浴びしてたのを見たときは興奮しました。鴨だと思ったらタカだったので。しかも水浴び終えたら飛び上がってすぐそばの柵に止まったんです。カメラをだそうとしてたらチャラい兄ちゃんが気づかずに接近してきて逃げられてしまいました・・・

投稿: みやまえ | 2012年4月14日 (土) 00時19分

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