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屋根裏のマチルダさん(4)-しっぷーどとー編

●副題は単なる景気付け。

F1031590●仕事が滞っていてキモチ的にもだんだんヤバくなってきたが、その一方でマチルダはいじり続けていて、現在こんな感じ。

主な追加工作としては、あとは砲塔左側面のラックがある程度で、工作は終盤に近付いた。

エンジンルーム上面後端には、何か装備品の取り付け具みたいなモールドがあったが、実際にはグリルドアのロック機構で、感じも少々違ったので作り直した。排気管を付けてしまってから削ったり付けたりする羽目になったので、若干工作は粗い(けれども、他もまあ、そんな感じ)。

擲弾筒とアンテナベースは、キットのパーツがちょっとお粗末だったので作り替え。ライト類の配線はしていないが、アンテナコードと擲弾筒のケーブルは付けた。なんというか、このタイプの擲弾筒は大戦前半のイギリス軍AFVのチャームポイントのような気がする。

バックミラーは装甲車などで見られるようにミラーをポールの中途にずらして付けてしまったが、マチルダでそういう構造になっていたかどうか、実はきちんと調べていない。普通に上端に付けるべきだったかも。

●サイドスカート内側の排土板は、結局キットの指示とは異なり車体側でなくサイドスカート側に付けたが、今度はどうも車体側への取り付けがうまく決まらない。

調べた結果、排土板を車体側に付けてもサイドスカート側に付けてもうまく合わないのは、その裏にあるサスペンションと干渉しているせいなのが判った。以前にこのキットを作った際にも当然ぶつかっていたはずだが、当時はそんなことは気にせず歪んだまま組み上げてしまったらしい。

F1031598そんなわけで、サスペンションの横方向のスプリング部分を斜めに削ぎ落とした(排土板を薄くするより楽)。

先述のように、このキットはタミヤの初代マチルダの縮小コピーだが、部品の合いもタミヤ譲りとは限らず、むしろミニスケール化に伴ってパーツが太くなったり厚くなったりするのを考慮していなかったりするので、合わせには注意する必要がある。

●4月1日は、「(近所に住む高校生の)甥っ子が、(初めて)彼女を連れて歩いていた」というウソ目撃情報に騙されただけで、自分では結局誰も騙さず。いかんね。

ウェブ上では(昨年は自粛が多かったと思うが)あれこれウソページが出ていたが、個人的には、沖縄情報サイト「DEEokinawa」が、各種ハブとデートするゲーム「ハブプラス」を公開、サイトで体験版も出来る仕組みになっていたのがちょいウケ。ただし回線が混んでいたせいか、エラーが出まくりで体験版が最後まで出来なかったのが残念。

世間的には、googlemapsがドラクエ風8ビットマップに変換できる、というのが受けていたようだが、ほとんど同じ8ビットマップ変換は以前にオープン・ストリート・マップ(OSM)がやっていたことで新鮮味はない、とOSMのF君がブツブツ言っていた。しかし知名度と影響力がなあ……。

ちなみにgooglemapsの「ぼうけん」(8ビットマップ変換)は、ストリートビューの人形がちゃんと勇者になっているのと、緯度0度、経度0度地点にドラゴンが居座っているのが凝っている。4月2日18時20分現在、まだ「ぼうけん」モードは有効なようなので、試したい方はお早めに。緯度0度、経度0度地点は検索窓に「0.0,0.0」と入れれば行ける。

F1031608●1日午後、逗子駅前に出て、その後鎌倉。細々と要るものや余計なものを買う。

鎌倉、大巧寺のシデコブシ。名前はなんとなく聞いたことがあるが、こんな花だったのかあ、という感じ。学名(属名:モクレン属)はマグノリア(Magnolia)。

なお、買い物内容は、

  • 根掘り。先日のノビル採りで、買ったばかりのプラ製根掘りが早速割れてしまった。どうせたまにしか使わないものなので、普通の鉄製だと錆びてボロボロにしてしまうと思ってプラ製にしたのだが、柔らかい庭土や植木鉢専用だったとみえる。今回はステンレス製。けれどやっぱり100円ショップ。
  • ぎんなん。昨秋からの売れ残り? 茨城県産。通常100円のところ、一冬越してしまったので70円までディスカウント。
  • 点取り占い。御成通りの「くろぬま」で。「くろぬま」は相変わらず昨秋の台風で半壊したまま。

●小野不由美「十二国記」シリーズが、今夏より新潮文庫から改めて刊行、しかも新作書き下ろし長編も予定されているという。

ついに!

唯一心配なのは、この新潮社による公式サイト立ち上げおよび発表が4月1日付であることだ。う、嘘じゃないよねっ!?

●明日(3日)はまたまた大嵐だそうだ。ちょうど仕事で出掛ける日にぶつかってしまった。

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コメント

次は塗装ですね。
72は大きさのイメージが湧きにくかったんですが、指との比較でよくわかりました。やっぱり小さいですね。私には絶対扱えないです(笑)。

投稿: TFマンリーコ | 2012年4月 2日 (月) 20時45分

マチルダは英語的発音だとマチューダにしか聞こえない。
タイガーはティーガーに訂正してもマチルダは訂正しないのか?
と模型業界に突っ込みたくなることがある。
でもアキレスはアキリーズだな・・・

投稿: シロイルカ | 2012年4月 2日 (月) 22時56分

魔〜
という当て字を思いついて萌えてしまいました

投稿: みやまえ | 2012年4月 4日 (水) 00時38分

個人的にはアキリーズよりアキレスがしっくりきますが
セントーをケンタウロスと呼ぶ勇気はありません。

それにしても、マチルダはツボを押さえた細部工作が素敵です!

投稿: めがーぬ | 2012年4月 4日 (水) 12時25分

>TFマンリーコさん

幅がだいたい37mmくらい、というサイズです。
1:35なら絶対にきっちり再現されていないと、という部分でも「それらしく」で済んでしまうことも多いので、やはり35よりはだいぶ楽な気がします。

もちろん、タミヤの新マチルダならぱぱぱっと、これより短期間で組み上げることもできるかもしれませんが、このキットの元になった旧マチルダをそれなりに手を入れて作れ、ということになったら、(少なくとも私なら)絶対に1ヶ月では終わりません。

>シロイルカさん

Matildaは「マチューダ」と書くべきと提起したとすると、今度はいや、「マティウダ」の方が近いだろうとか、結構紛糾しそうな気もします。

カタカナでの外国語表記、特にヨーロッパ語の表記は、「なるべく耳に聞こえる音に近い」ではなく、「発音に近い表記を目指しつつも元のスペルをある程度想起できるような」(単純な字面でなく、こういう綴りの*音はカタカナの*に置き換える、と対応させるような)という、なんというかせめぎあいのところにあるものだと思います。

例えばwaterなら「ワラ」と書いたほうがたぶん耳で聞く音には近いと思いますが、個人的にはさすがにそれはちょっと、という気がします。

これはタイガーをドイツ語準拠のティーガーにすることとは別の問題で、そのドイツ語にしても、以前、アーマーモデリング誌で、ドイツ武装親衛隊の装甲部隊指揮官、クルト・マイヤー(Kurt Meyer)を「クアト・マイヤー」と書いていて、だいぶ違和感を覚えました。

耳で聞いて「クアト・マイヤー」のほうが近いという判断なのでしょうが、それでも「a」の音と「r」の音は違うはずで、それを考えると「クルト」と書くより優れているとは言い難い気がしたからです。

しかしまあ、模型メーカーのAccurate Miniaturesの日本語表記を「アキュレイトミニチュア」にしたのは一体誰だよ~、とは思いますし、あるいは、ウクライナが独立した以上は「ハリコフ」は(大戦中のことでなければ)「ハルキウ」と書くべきだろうとか、外国語のカナ表記はややこしいこと満載なのは確かです。

>みやまえさん

またツッコミにくいコメントを(笑)。

>めがーぬさん

それはそれとして、なんで航空機エンジンは「セントーラス」で、戦車は「セントー」なんですかね。

細部工作に関しては、どうも昨年のダイムラー装甲車以来、イギリスAFVの擲弾筒に縁があります。

投稿: かば◎ | 2012年4月 5日 (木) 02時20分

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