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超海軍

●3月3日。ヒマなつり(特に意味はない)。

●一昨日からどうにも体調が悪い。腹が痛く、寝ると肩の関節もなんだか痛いし、頭痛もするし、時折悪寒もして、昨日(2日)熱を測ったら微熱だった。

しかもだんだん腹痛は悪化し、昨晩はとうとうほとんど眠れなかった。身体を折り曲げているほうが若干楽な気がしたので、右を向いたり左を向いたり輾転とする。夜が明けてからは寝床の中で起き上がって座禅を組む。もちろん、精神集中で乗り切ろうとしたわけでなく、その姿勢のほうが少しは楽だったからだ。

結局、朝のうちに胃腸科外科に行く。別室で血圧測定と簡単な問診を担当するおばちゃん曰く、「このあいだの検査の結果を聞きにきたんでしょう? え? 違うの?」……暢気な病院だなあ。

●ちなみに腹痛の原因にはいささかの心当たりがないわけではなく、要するに、先日の内視鏡検査での下剤ドリンクで「綺麗さっぱり洗い流して」以来、ほとんどいわゆる「お通じ」がないのである。これには医者も呆れる。

とはいっても、いい歳こいたおっさんが腹を出しているのをポンポン叩いて

「困ったお腹ですねえ」

と評するのはどうかと思うんですが>先生。

医者が困惑するのも一理あり、実は潰瘍性大腸炎の最も代表的な症状は「下痢」なのである。内視鏡検査の際に採取された病理検査でも潰瘍性大腸炎が裏付けられている由で、あれこれ検討した結果、内視鏡検査以前に貰った薬が余っているからと、新しい薬と一緒に飲んでいるのがイカン、ということになる。

そんなわけで、飲む薬を整理。目の前の腹痛への対処としては、ガスによる腹の張りを解消する薬を数回分のみ処方してもらう。ちなみに名前は

  • ガスコン
  • ガスモチン

の2種類。ちなみにガスコンとはガスコーニュの形容詞形で、最も有名なガスコン人といえばなんといってもダルタニャン氏である。なんてことは全然関係なく、もちろん例によってガスに引っ掛けたダジャレだが、「コン」や「モチン」は何だ?

●病院が終わって、そのまま金沢文庫に出掛けようと逗子駅前まで出るが、目まいが激しくなってきたので、「こりゃやべえ」と思ってそのままバスで帰宅。夕べ眠れなかった分、午後はうつらうつらしながら過ごす。

●先日のスピットファイア話で思い出したのだが、邦題「スピットファイア」という映画がある。空中でドンパチ大暴れ、雲霞のようなドイツ機をバッタバッタとなぎ倒し、というものではなく、スピットファイアの開発者であるレジナルド・ミッチェルの半生記。

保守的な上層部の反対に会いつつも、革新的なレース機S5~6系列を作り出し、その後、風雲急を告げる大陸情勢に危機感を抱き、癌に侵されながら傑作戦闘機スピットファイアを作り上げ、その試作機の飛行を見ながら息を引き取る……。というような筋。(3月4日追記。試作機の飛行を見ながら、ではなく、見届けてから、だった。英語版wikipediaから動画サイトにリンクがあって(……いいのか?)、つい見直してしまった)

この映画、最初はB氏宅で見たような気がするのだが、その時思わずコケてしまったのが、字幕のアバンギャルドさである。冒頭、緊迫する欧州情勢を説明するナレーションには、ゴッバー博士とかハーマン親父とか、なんだか妙に怪しい人物が出てくる。ナチの秘密組織に属する怪人か?……と思うがそうではなく、ゲッベルスとヘルマン・ゲーリング元帥のこと。

しかも、主人公の会話にも、何度か

「超海軍の仕事が…」「超海軍で…」

という言葉が出てくる。いや、いくらイギリスがかつて七つの海を支配した海軍国でも、超海軍は持ってないから!

もちろん、スピットファイアの基礎知識がある人ならお分かりのように、元の単語はスピットファイアの製造会社で主人公ミッチェル技師の勤め先、スーパーマリン社である。

私が見たのはもうだいぶ前なので、たぶんVHSのビデオテープのソフトだったと思う。今出ているとしたらDVDになっているだろうし、翻訳もやり直されているかも。誰かDVD観たら教えてください。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

クスリの名前ってのは競走馬の名前と並んで
もはや名前だけでひとつのジャンルですもんねー(意味不明)。

いま使ってる血圧のクスリは
「アムロジピン」つってこらもう
アムロが自爆してもピンピンしてるってくらい
すごいってことでしょうし多分........。

投稿: donji | 2012年3月 3日 (土) 23時58分

DVD持ってます・・かなり昔に投げ売りされてました・・
なぜか感動して泣いた記憶が・・・

投稿: みやまえ | 2012年3月 4日 (日) 01時24分

>donjiさん

血圧の薬ですか……。お互い、あっちゃこっちゃガタの出る歳ですなあ。

アムロが自爆してもピンピンって……(笑)
あるいは「シャアザク」みたいに、アムロ専用ジピン(ジムの後継機か?)の可能性も。

しかし「アムロ」って何なんですかね。驚いたことに「アムロジピン」ってwikipediaにも出てました。「阿室さん」が開発でもしたのかと思ったのですが、英語でAmlodipine Besilate(アムロジピン ベシル酸塩)だそうなので、阿室さんとは関係なさそうです。

>みやまえさん

いやあ、あれはやっぱり、クライマックスは(いささかあざといなと思いつつも)ホロリ…ジーン……としちゃいますよ。特に試験飛行中のスピットがミッチェルの自宅上空を飛び、長年の仲間であるパイロットとミッチェルが、お互いに合図を交わすシーン。

……ところで、DVDも字幕は「超海軍」でした?

投稿: かば◎ | 2012年3月 4日 (日) 15時54分

はい。素晴らしい台無しな字幕でした・・>DVD
ミッチェルの飛行機への情熱が台無しな字幕でも伝わって来ました。

投稿: みやまえ | 2012年3月 5日 (月) 23時43分

>みやまえさん

うわあ、未修正でしたか。うわあ……。しかしこれはもう、ある種の歴史的遺産みたいなものですね。

投稿: かば◎ | 2012年3月 7日 (水) 13時12分

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